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ブルマ
4・飛鳥と潤の場合
しおりを挟む『アスカはブルマは見たことある?』
久々に会った同僚とのお茶会の後で、身重の潤は出張で仕事中の夫・飛鳥へそんなメッセージを送信した。
それはすぐに既読になり、
『もちろん見たことはあるけど、小学校は途中から青い短パンに変わったよ。低学年くらいまでは女の子はブルマだった気がするね』
と返信が来る。
『そっか。北海道全体かは分からないんだけど、私のところは体操服って無かったんだ。中学校は指定のジャージがあったけど』
『そうなの?異文化だね』
これは道民あるあるらしいが、北海道の一部の小学校では「体操服」という物自体が存在せず、各自運動用のジャージなどをそれぞれに用意するそうだ。
『ね、でも穿いたら寒そうだね』
『寒いし、生傷が絶えないだろうね』
『生理中とかどうするんだろ?』
『休むのかも』
『誰が考案したんだろうね、お尻丸出しみたいなものじゃない』
北国故に肌の極端な露出をしてこなかった潤は、「ブルマ」を体操着に選定した人に対して文字でも分かりやすく不快感を表す。
出張先のホテルでまったり過ごしていた飛鳥は
『そうだねぇ』
と返信して、
「ふー……姉さんのを穿いたこともあるし、穿いてるオジサンを相手にしたこともあるけど…黙っとこ♡」
と、ひとりほくそ笑んだ。
・
「…って。ミツキちゃんのとこは彼氏6こ上でしょ?現役世代じゃない?」
旅行の土産を持って来た同僚・美月は恋人との年齢差を今一度脳内で確認して、
「んー、聞いてみるわ」
と何の疑念も抱かずに了承する。
つづく
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