実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…

小桃

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第六章 国造り編

第15話 攻略と育成の両立

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 竜門Dragon Gateからファミリアへ戻ってから、ファミリア商会の従業員達も集まって、ダンジョン攻略を行った報告をしたの。

「初日の感想としては物足りないかな?10階層まで進んだけど雑魚ばかりだったから、もっと下の階層へ進まないと楽しめないね」

 私の言葉を聞いて、王立学園へ通っているテレサが驚きながら質問してきた。

「あの~、竜門Dragon Gateの10階層ってCランクのハンター以上が推奨なのですが……ハルカ様のランクはそれ以上なのですか?」

 私はその辺りの事は詳しくなかったので、元トーレス町の冒険者協会長を勤めていたエリカが、私の変わりに答えてくれた。

「あたい達は昇級試験を受けてないから、下から2番目のDランクのままだよ。実際の実力ならあたいとアニーはSランク以上で、ハルカとパーネに至ってはSSランク以上だよ」

 エリカの言葉を聞いたテレサは驚く。

「SランクとSSランクって……」
「信じられないだろうけど、ハルカとパーネは単独でドレイクを倒せるんだよ」
飛竜フライドレイクなら楽勝だね」
「他のドレイクは知りませんが、飛竜フライドレイクなら問題ないですね」

 ファミリアの従業員達は、信じられないといった顔をしていて、アネロが手を上げてから私へお願いをしてきた。

「私の〚看破〛でステータスを見抜いてもよろしいでしょうか?」
「良いけど、〚偽装〛をしてるから見抜けないと思うよ?ALL100で偽装してるからね」
「ありがとうございます〚看破〛!」

「えっ……全員がALL100、見抜けないなんて」
「ハルカ様が偽装を施されたアイテムを身に着けてるのです、看破できる訳がありません」

 アネロが〚看破〛出来なかった事に驚いていたけど、トラパーネは当然だと言い放った後に、私は集まってもらった本題に入る。

「私達のステータスは置いといて、ここから本題に入るよ。みんなを鍛えたいと思うんだけど、無理強いをするつもりはなくて希望者だけね。一応は私達がサポートするから安心してね」
「「はい!ダンジョンへ行きたいです」」

 そう言うと、ファミリアの子供達は真っ先に手を上げた。少し遅れて従業員達も全員が顔を見合わせてから手を上げる。

「「我々もお願いします」」
「じゃあ、これからはダンジョンの攻略と育成を進めていくね。竜門《Dragon Gate》の5階層で試してから適性を見ていくね」
「「はい」」

 ファミリアに暮らす全員が、自分の身を守れる程度の強さになってもらいたいので、育成する事を提案したけど賛成してくれて良かったよ。最低限の力を身に着けてくれれば、他国からの侵攻があっても私達は迎撃に集中出来るからね。これからはダンジョンを活用して、攻略と育成の両立を目指して頑張っていかないとね!
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