スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと

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連載

決まった未来

(おかしい……)

 ヘーゲモニアは足を引きずり、三匹の召喚モンスターの中心に戻る。
 太ももに刺さったショートボウが、動きを制限する。

「ミノタウロスっ!」
 
 怒鳴り声を聞いて、太い腕が戦斧を振るう。
 ヘーゲモニアに跳びかかった大型の黒い狼が、柄に当たって吹き飛ぶ。
 ――何匹いるのだ?
 こめかみに冷たい汗が流れる。
 広い主郭で戦い始めて数十分。永遠に等しい緊張感の中、ヘーゲモニアはぐるりと周囲を盗み見る。
 同じサイズ、同じ見た目の狼たち。
 群れなら親玉を殺せば霧散するが、敵の少年が召喚するモンスターではそんな淡い期待は意味がない。
 性別の判断がつきにくい子供の声が鳴り響く。

「――あらゆる努力をし、心が健全な状態にあるかを吟味せよ。心を守ることが、人生のすべてに影響するからだ――」

 この言葉を何度聞いたことか。
 月明かりの下、少年の真横に影が生まれた。黒く丸い穴だ。
 闇に負けない黒い顔が突き出た。尖った耳、濡れた牙、赤い口内。四足の胴体が飛び出し、すぐさま威嚇を始める。
 ヘーゲモニアは奥歯を噛みしめる。
 絶対に逃がさないつもりだ。この年齢で何という戦闘力だ。
 小型で召喚の早いモンスターを大量に出現させ、周囲を囲みつつ、じわじわ攻める。
 集団ではない、個人を襲うための戦法。
 この土城を上がってくるまでに感じた、いくつもの獣の気配は気のせいではなかった。

「――あらゆる努力をし、心が健全な状態にあるかを吟味せよ。心を守ることが、人生のすべてに影響するからだ――」

 まただ。狼が増えた。
 ミノタウロスが消し飛ばした二匹の狼が、これで復活した。
 数が減らない。
 ヘーゲモニアは背後を窺う。攻撃してこないが、退路を塞ぐように列をなして吠える狼たちが、なけなしの集中力を削いでいく。
 太ももに刺さる矢に触れた。
 冷たい矢だ。無理やり引き抜けば、中に矢じりが残るかもしれない。
 短期決戦なら一時的に動けるように抜いても良いが、敵は確実な物量押しという持久戦を挑んでいる。
 ショートボウという飛距離を稼げない矢を、遥か遠距離から射てる兵の脅威はもとより、少年自身の力量も不明だ。

「くっ!」

 隙をついて、狼が三方から跳びかかった。ヘーゲモニアが思念で召喚モンスターたちに撃退の命を下す。
 ミノタウロスが、正面を。リザードマンが、左を。そして、ホブゴブリンが右を。
 単独で憲兵を複数相手にできるモンスターたちは、各々の得意武器を振るう。
 しかし、それぞれが二匹同時に襲いかかられ、動きの遅いモンスターが手傷を負い始める。

「ミノタウロス、リザードマンの援護を!」

 鱗に覆われた右足にかみついた狼の首に、ミノタウロスの戦斧が落ちる。骨を断ち切るような音が響き、狼が光と消えた。
 と、同時に、ホブゴブリンが苦し気な声をあげた。左腕の肘から先が、狼の口の中に消えている。
 ヘーゲモニアが足の痛みに耐えて剣を振るった。狼の首が飛び、光が舞った。

(一匹、一匹は強くない。しかし、確実に弱らされている……アルシュナがここまで念入りに私を始末することを考えていたとは……)

 再び、少年が言葉を紡いだ。
 無尽蔵と思えるほどのMPは、わずかなインターバルで狼を召喚する。
 二匹殺して、一匹が新たに現れた。すぐに次も現れるだろう。終わりの見えないイタチごっこに、焦りが大きくなる。
 ヘーゲモニアはミノタウロスの背後に隠れ、小声で呪文を紡ぐ。と、一気にショートボウを引き抜いた。
 耐えるだけではジリ貧だ。

「風よ、流麗にして無なるものよ、鋭牙をもって敵を穿て」

 言い終わりを待ちわびるように影からまろび出た。
 少年の視線が素早く捕捉して流れた。術者の動きを一切見逃さない、並外れた動体視力。よほど鍛えられた少年だろう。
 だが――それで良い。
 古典的な手にかかった。
 敵は決して近づこうとしない。裏返せば、ヘーゲモニアが接近戦にも強いということを知っているからだ。
 ミノタウロスの真横から、突如、細く研ぎ澄ました風の槍が飛んだ。少年の視野を間隙するように、音を立てて向かう。
 太ももに刺さっていたショートボウが風を纏っている。フェイト家のお家芸である、魔法を武器に纏わせる技術を使ったのだ。

(これで、まずは一撃)

 ヘーゲモニアは、同時に、長い『召喚の言葉』を口ずさみはじめた。
 速度重視ではない、破壊力に長けたモンスターを呼ぶ。手元で最強の飛竜は、おおよそ自分の半分のMPと長いインターバルを必要とするが、呼び出せれば狼は物の数ではない。
 爪を振るい、尾で撫でるだけで、場を切り抜けられるだろう。

「なにっ!?」

 少年に向けて放った風の矢が――跳び上がった狼に刺さった。
 貫通し、散り散りにしたと思ったのも束の間、二匹目、三匹目が交差するように飛び出し、主を守った。
 少年の怜悧な視線は、ヘーゲモニアからぴくりとも動かない。身を捨てるのが当然だと言わんばかりの小さな絶対者は、危険を省みることなく、にやっと口元を歪める。
 続いて少年の口が高速で動き始めた。

(ここで、本人の魔法かっ!)

 『召喚の言葉』を中断して、慌てて後ろに飛び退いた。召喚中は、体の抵抗力が落ちる。呼び出し前に攻撃を受けて死んだ召喚士は数多い。
 ヘーゲモニアは弓兵を警戒し、モンスターを盾にして数少ない射線から身を隠す。アイテムボックスから防御用の大きな盾を取りだし、底を地面に突き刺した。
 そして、詠唱を妨害しようと、素早くナイフを投擲する。
 だが、またも狼が邪魔をする。己の犠牲を厭わない召喚モンスターほど厄介なものはない。

「青二才の魔法など、イース家の盾が受け止めてみせよう」

 軽口をたたいたヘーゲモニアの顔色は、白く変わっていた。
 太ももの血が止まらない。抜いてから無茶な動きもした。ショートボウは本当に嫌な箇所を射抜いていた。

(だからこそ、わからない……なぜ森に弓兵を潜めているのに二発目を撃たせない? まさか一人ではないだろう。私の退路を塞ぐために配置した狼も、なぜ一気にけしかけない? それこそ一番嫌う展開だ)

 戦闘開始から抱いていた疑問が大きくなった。
 敵はヘーゲモニアを殺すつもりだ。しかし、様子見と勘違いさせるようなぬるい攻撃の数々は一体何だろう。
 森の中に潜む弓兵の動きは常に警戒しているが、開始早々に放たれた一発以降、次がない。少年にいたぶる趣味があるのか。
 そう疑い始めた時だ。
 耳に、空間を震わす音が届いた。刃のごとき研ぎ澄まされたものではない。
 雑多で、重い音だ。
 数多の経験を積んだヘーゲモニアは、はっと頭上を見上げた。なぜそうしたのかは分からない。しかし、当主としての勘と、不可解な攻撃に抱いていた疑問が、最大級の警鐘を鳴らした。

「上かっ! 覆いかぶされ!」

 闇の中に、何かが渦巻いていた。大きく広い。
 それは巨大な丸い風の塊だった。

(逃げられん、防御しかない!)

 血を垂れ流す太ももが役に立たないと悟ったヘーゲモニアは、素早く地面に伏せた。
 その上に、ミノタウロスの筋肉の板が、ずしりと乗った。さらに、リザードマンとホブゴブリンが続く。
 体がどこかで傷んでいたのだろう。重量に耐え兼ねた肺から空気が漏れ、胸に激痛が走った。
 そして――
 嵐が来た。
 轟々と押しつぶす風だ。肉を切り刻む不快な音。地面に体が強く押し付けられる。
 体が軽くなった。
 一番上のホブゴブリンが消滅したのだ。
 耳を馬鹿にするかの切断音が近づいた。がりがりと固い物を抉っている。
 また軽くなった。
 強健な鎧を持つリザードマンが、死んだ。
 ミノタウロスがヘーゲモニアを覆いこんだ。肉の塊が、最後の力とばかりに抵抗する。
 主を守らんと、魔法に抵抗しようと、イース家のシンボルは戦った。
 だが、また軽くなった。
 抵抗力の高いモンスターが、力尽きた。

(……あの年齢で、この規模の魔法を。信じられん)

 ヘーゲモニアの頑丈なローブが切り刻まれた。背中を風の刃が撫ぜた。
 すべてを蹂躙せんとする風の塊は、三体のモンスターを消し去っても休むつもりはないらしい。自分の魔法より遥かに強力だ。
 すぐに訪れる敗戦と死を悟った。
 すると、脳裏に、セナードの姿が浮かんだ。よくもこんなときに、と自嘲しつつ、頬が緩んだ。
 学園の初等部に入ったばかりの姿だった。
 魔法ができない子供だった。思えば、なぜあの時にもっと厳しく教えておかなかったのだろう。
 イース家が総力をあげて教えれば、敵の少年のように強力な魔法が使えたかもしれないのに。

 ――息子の将来を閉ざしたのは私だ。

 そして、その罪を償おうと結論を急いだ自分は、敵を甘く見た。
 一方で、アルシュナのことを信じたかった。
 息子の出来に嘆く自分の話をいつも最後まで聞いてくれた男に期待したかった。セナードの教師を務めてもらえないかと、淡い期待を抱いていた。
 イース家を乗っ取るなどという愚かな妄想を、高笑いして否定して欲しかった。
 賭けの証として、復活の輝石も置いてきた。

「言い訳だな。たとえ復活しても……敵は強い」

 ヘーゲモニアは苦笑いする。
 敵は、殺そうと思えば、いつでも殺せたのだ。伏せた弓兵でも、桁違いの魔法でも、狼でも。
 友人を信じ、ここに呼び出された時点で、手は残されていなかった。
 わざわざ危地に進み出た彼は、アルシュナの瞳にどう映っているのだろうか。

「だがな……名家の当主として、お前の駒くらいは」

 ヘーゲモニアの瞳に光が戻った。
 今にも風に押しつぶされんとする態勢で、吠えた。

「ウィングホーク!」

 上空から、小型の鳥が急降下する。気づかれないように召喚したモンスターだ。異様に尖った黄色いくちばしが、少年の頭蓋に向けて、一直線に落下した。
 しかし――
 少年は予測していたかの動きで一歩下がって避けた。
 すれ違いざま、目にも止まらぬ動きで腰の短剣を抜き、一刀を振るう。
 神閃と呼ぶにふさわしい剣速。
 ヘーゲモニアは、光の粉と変わった召喚モンスターの姿に、言葉を失うしかなかった。
 背を切り裂き始めた痛みを忘れるほどの衝撃だった。
 少年は、魔法に加えて剣も並外れていたのだ。

「これは参った。有り余る才能か。セナードに教えてやってほしいものだ」

 ヘーゲモニアは目をつむった。
 抗いがたい風圧が、とうとう背に襲い掛かった。
 そして――

「あなたが死ぬには早すぎる」

 訪れる死が、その言葉で止まった。
 ヘーゲモニアの体を、金色の壁が覆っていた。風圧の重さが消えた。
 ゆっくりと視線を起こした。
 灰色のローブに身を包んだ黒髪の男が、黒い渦を背にして立っていた。

「犯人は現場に戻ってくる、か」

 ヒイラギ=サナトが、眉を寄せてつぶやいた。
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