スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと

文字の大きさ
88 / 105
連載

世界 2

しおりを挟む
 エスカトンが無言で両手を鳴らした。

「大きく外れてはいない。ただ、侵略者というのは違う。我々は理由があって世界を転々としていた時期があったのだ。たまたま、たどり着いたのがここであって、別に侵略しようという意図は持っていない」
「同じだよ。悪魔との戦いの舞台を無関係の世界に設定した時点で、そこに生きる者にとっては地獄と変わらない。桁外れの強者に暴れ回られれば、為す術が無いのだからな」

 サナトが目を眇めて非難する。
 だが、エスカトンは気にする風もなく続けた。

「我々とて、仇敵の悪魔が同じ世界に移動してくるなど予想外だった」
「天使が先だと?」
「天界を作り終えた時に、ちょうど小さな魔界ができあがっていた。自分たちの世界だけで手いっぱいだった我々は気づくのが遅れたのだ。根付く前なら全力で排除していた」
「それで?」
「魔界は事実を知って、すぐに我々と矛を交えた」

 サナトが大きなため息を吐いた。

「それが、わずかな文献に残る『神々の戦い』ってやつか。途方もない力を世界で振るわれた人間にとってはいい迷惑だな」
「我々とて力の喪失という代償を払った」
「喪失?」サナトが片眉を上げる。
「この世界は我々のような外からの異物を排除する機構を持つのだ。初めての経験だった。世界で力を使えば使う程、天使と悪魔の双方が弱っていく。互いにいがみあい、互いに弱体化していたために終盤まで気づかなかったが、大戦を終えた時には両者が疲弊しきっていた」
「なるほど……」

 エスカトンが思い出すように目を閉じ、ゆっくりと開いた。

「気づいた我々は怨恨に目をつぶり、一時の休戦を約束した。だが、そんなものは長く続かない」
「当然だな」
「ある時、力が回復しきった悪魔たちは、実験の結果、人間との契約――『楔』があれば世界で満足に動けることに気づいた。同時に、人間や動物を尖兵にできないものかとも考えた。魔人もアイデアの一つだ。そして、我々の世界にあった『スキル』という仕組みを浸透させ始めたのだ」

 空間に沈黙が広がる。
 と、赤紫色のゲートから小型のロボットが吐き出された。サナトがそちらに視線を向けて<ファイヤーランス>で打ち抜いて消滅させる。
 そして、何事もなかったようにエスカトンに顔を向けて、耳を傾ける。

「だが、動物はスキルを扱えなかった。人間は扱えたものの、兵として使うには脆弱すぎた。この時点で悪魔たちの方針転換が決まる。魔人以外は使えずとも力を吸い取るか、『楔』にすれば良いという消耗品扱いに変えた。それを目的に作った仕組みが――」
「源泉か?」
「その通りだ。本来、悪魔の力を借りずとも使える技に無理やり源泉を設定し、スキルを都合の良いように歪めた。続いて、『ステータス』を定め、使い捨ての魔物を大量に放ち、アイテムを落とす世界に変革した。人間を誘い、危地に追い込み、争いに駆り立てたのだ」
「アペイロンの言っていた『基準』というのは?」
「『ステータス』を定めるためには、何かを基準にしなければ他の値が定まらない。我々の世界では、その役割を『世界で最も強い生物』に課すのだ。その『基準』とされたのが、かの竜だ」
「……アペイロンがお前たちを嫌う理由に納得がいった。勝手に押し付けられたってことか……」

 サナトが悲し気に瞼を伏せた。そんな身勝手に何百年も付き合わされれば怒りに身を焦がすに決まっている。
 険のある瞳が、エスカトンを射抜く。

「MPを必要とするスキルと、必要としないスキルの違いは何だ?」
「現在のスキルは簡単に分別すれば三つある。一つ目は、天使が作った人間に配慮して作ったスキル、二つ目は悪魔が作った搾取用のスキル、そして、互いが干渉しあったスキルだ。MPの有無は、作った側に左右される」
「悪魔スキルはMPが必要、天使スキルはMPがいらない、と。最後の一つは?」
「天使が作ったスキルを悪魔が浸食しつつあるスキルだ。貴様が持つスキルの中で言うと、<浄化>がそれに当たる。それには、MPを要しない清掃能力を上げる効果と、MPを使って清浄する魔法の両方が含まれているはずだ」

 エスカトンの瞳が金色に輝く。
 ステータスを覗かれているのだろう。サナトも自分で再確認する。

「ほとんど、MPを使うスキルだな」
「それが、現在の天使の立場だ。我々は完全にスキルの浸透という点で後手に回っている。スキルを買って後天的に付与する仕組みなど考えもしなかった……今では、力を得て生まれた悪魔のうち、どれほどが世界に顕現しているかすら定かではない状況だ」
「<神格法>というのがあるが、広めなかったのか? あれはMPを消費しないうえ、いくらでも使い道がありそうだが。天使のスキルだろ?」
「広めなかったのではなく、使い手が増えなかったのだ。人間が見えない周囲のエネルギーを操るのは至難の業だったようだ。分かりやすい魔法の方に惹かれた人間が多すぎた」
「……そうか。だいたいは納得した。だが、今の話をどう証明する?」
「信じてもらうしかない」

 エスカトンが瞳に力を込める。
 サナトが表情を引き締めた。そして、肩の力を抜いて、ふっと緩める。

「信じよう」
「本当か?」

 エスカトンが驚いたように目を丸くする。
 ルーティアも、ばっとサナトの方に向いた。

「信じるさ」

 肩をすくめたサナトが同じことを言って、微笑む。

「まだ、話していないことがあるんだろ? まずい話のはずだ。そんな時に嘘でごまかすとは思えない」
「なぜ、そう思う?」
「死んだときに出会った印象と違いすぎるからさ。前はもっと冷静で、もっと飄々として、威厳に溢れていた。今のあんたは、明らかに焦っている。いくら俺から尋ねたとは言っても色々としゃべりすぎだ」

 エスカトンがルーティアにちらりと瞳を向け、重たい吐息と共に答える。

「……率直に言って、非常にまずい状況だ」
「聞かせてくれ。あんたにはアドバイスの借りがあるからな」
「『特異点』という言葉を知っているか」
「知らないな」
「世界が異物を排除する機構を備えていると話したが、一時的に停止させる手段が一つある。世界によっては、龍脈やパワースポットとも呼ばれるが、この世界にはそれがある。完全に押さえれば、我々が一時的に無制限に力を振るえる場所――それが特異点だ」
「なぜ、そんなことが分かる?」
「『特異点』を押さえると、押さえた側……まあ悪魔だが、人間と契約できる可能性が跳ね上がるからだ。事実、二つの『特異点』を持つ帝国内が押さえられた。そのせいで大量の悪魔の反応が生まれている」
「押さえるとは具体的にどうやるんだ?」
「悪魔がその場で全エネルギーを放出し絶命して溶ける。生贄みたいなものだ。時間が絶てば特異点は元に戻るが、しばらくは悪魔が動きやすい一帯に変わる」

 サナトは腕組みをして、「なるほど」と考え込む。
 エスカトンが、一息置いて続けた。

「その『特異点』のすべてが悪魔に押さえられかけている」
「もし押さえられたら?」
「世界が魔界側に傾き、最終的に呑み込まれる。そうなれば天界にもゲートを開けて乗り込んでくるだろう」
「天使側で防げないのか?」
「無論、できる限りは対処するが、まず悪魔に対し天使は数が少ない。しかも源泉のおかげで、やつらの力は急激に増している……最近、第一級天使がとある悪魔とぶつかったが、二人がかりでも厳しいとの報告を受けたところだ。そして、ここに来て『赤鋼の獣』の騒動だ。世界の排除機構で長い時間は活動できないようだが、獣は人間の魔力に目をつけ始めた。さらってエネルギー源にとでも考えているのだろう。こちらは<神格眼>に映らないために、探索にも手こずっている状況だ。おかげで、捜索のために降りてきている第一級天使が力を削がれつつある」
「八方ふさがりってことか。残りの『特異点』はどこにある?」
「ディーランド王国の城の地下だ」
「なに? そこ一か所だけなのか?」

 サナトが眉を吊り上げて訊いた。

「そうだ。私がレイナに教えた。絶対に守り抜かなければならない場所だと信じているはずだ」
「……なぜ、ここまで気づかなかった」
「『特異点』には互いに手を出さないというルールが数百年守られていたのだ。それが、わずか半年の間に押さえられた。今となっては、赤鋼のゲートすら、悪魔の罠だったのかもしれない……」

 サナトは内心で舌打ちしたい気持ちだった。
 王国が大きな岐路に立つ。それはノトエアの未来日記の最後で語られているが、その内容が不明瞭だった。
 誰かが攻めてくるが、その理由がまったく書かれていないのだ。
 王国は商業の中継地として有望だが、領土が非常に狭い。しかも隣接する他国が多く、守るには不向きだ。
 いくつか存在するダンジョンが産出する魔石を当てにして攻めこむにしても、不確定のリスクが大きすぎる。
 だが、エスカトンの話で合点がいった。裏に悪魔と天使の争いが絡んでいるのであれば、人間の損得で考えていては、絶対に気づけないはずだ。

「レイナが窮地に陥る理由はそれか……『特異点』の話は早々に確認しないとな」

 苦々し気につぶやいて、視線を上げた。
 エスカトンの濃い茶色の瞳が憂いていた。

「別に、あんたの為だけにやるんじゃない。俺にも……この国に死なせたくないやつらがいるから、やるんだ」

 サナトは瞳に力を込め、はっきりと口にした。
しおりを挟む
感想 65

あなたにおすすめの小説

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~

WING
ファンタジー
 1~8巻好評発売中です!  ※2022年7月12日に本編は完結しました。  ◇ ◇ ◇  ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。  ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。  晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。  しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。  胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。  そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──  ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?  前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜

あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」 貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。 しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった! 失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する! 辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。 これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

スキル【僕だけの農場】はチートでした~辺境領地を世界で一番住みやすい国にします~

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
旧題:スキル【僕だけの農場】はチートでした なのでお父様の領地を改造していきます!! 僕は異世界転生してしまう 大好きな農場ゲームで、やっと大好きな女の子と結婚まで行ったら過労で死んでしまった 仕事とゲームで過労になってしまったようだ とても可哀そうだと神様が僕だけの農場というスキル、チートを授けてくれた 転生先は貴族と恵まれていると思ったら砂漠と海の領地で作物も育たないダメな領地だった 住民はとてもいい人達で両親もいい人、僕はこの領地をチートの力で一番にしてみせる ◇ HOTランキング一位獲得! 皆さま本当にありがとうございます! 無事に書籍化となり絶賛発売中です よかったら手に取っていただけると嬉しいです これからも日々勉強していきたいと思います ◇ 僕だけの農場二巻発売ということで少しだけウィンたちが前へと進むこととなりました 毎日投稿とはいきませんが少しずつ進んでいきます

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。