スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと

文字の大きさ
93 / 105
連載

侵攻

「一度にぶつけてくると思っていたが、いやに少ないな」

 フェイト家長男、総大将のフェイト=グランツは、デポン山のふもとに陣取った敵軍を見て、目を細めた。
 持久戦狙いだろうか。
 それにしては数が足りないうえ、わざわざ低地に陣取ることの意味が分からない。
 開けた場所を選択したからには、得意の騎馬隊が出張ってくるものだと思っていたが、馬の数は少ない。
 長槍を持った歩兵で隊列を組み、防衛戦に近い構えだ。

「持久戦狙いですかね?」

 フェイト家次男、フェイト=ボーダが薄い青の瞳を曲げる。

「低地で持久戦などと聞いたことがない」
「射程でも不利ですからね」

 ボーダの言葉に、グランツは悩ましそうに首をひねる。
 同じ弓を射るにしても、高台側と低地側では飛距離に差が出る。
 帝国軍はすべてにおいて優れているが、特に秀でているのは接近戦だ。なぜ長所を活かそうとしないのか。

「こっちが寡兵であることを知っているにも関わらず、兵を固めて待機させる……デポン山に伏せた別動隊に気づいたか?」
「別動隊とは言っても、はなからあのポイントは注意しているでしょう。山道を通る際に横っ腹を突かれる位置ですから。宣戦布告を行う帝国が対策をしていないとは考えにくいですね」
「ボーダの言う通りだとは思うが……狙いが見えないのが不気味だな」
「はい。父上から、帝国へ攻め込むことは禁止されていますから、我々は目の前の敵をせん滅すれば勝ちですが……」

 グランツが自軍を見回し、腕組みをして考え込む。
 ここまで来れば、敵の通れるルートは限られる。裏から襲われる心配はないだろう。周囲は入念に探索済みだ。

「ふむ……無理に動く必要はないか。勝利条件が整うまでは、守りに徹する。ボーダ、お前は別動隊に合流しろ。敵が山道を進み始めたら、遠慮はいらない。挟撃する形で動け。本隊を少し前に出してしばらく様子を見る」
「わかりました」

 ボーダが灰色の鎧を鳴らして馬を進める。数人の部下たちとともに、西のデポン山の秘密ルートを使って登るのだ。

「嫌な戦争だな」

 生暖かい風が吹いた。獣の臭いが混じっていて、鼻の奥がうずく。

「英雄の右腕殿は、この状況をどう考える?」

 馬の上から、左下に視線を向けた。
 十歳程度にしか見えない白髪の少女が、戦場に場違いな装いで佇んでいる。
 金色の瞳で帝国を眺めて言う。

「私にはどうでもいいことだから、考えたこともないわ」
「……それは失礼した。確かに、モンスターを相手にする冒険者に、軍戦術の話を聞いても詮無いな」

 グランツは瞳を眇めて正面を向いた。
 世間話をするように、言葉を続ける。

「しかし、強い敵と対峙する時は、軍でも冒険者でも準備が必要だ。この状況で、何を準備すべきだろうか?」
「何もしないわ」
「何も?」

 グランツが片眉を上げた。
 少女の金色の双眸が楽しそうに曲がって向いた。

「ええ。歯向かう敵を殺す。目の前の邪魔者を潰す。ただ、それだけよ。そんな簡単なことに、準備など必要ないでしょう?」


 ***


 太陽が南の空に到達した。
 帝国軍に動きはない。
 戦力差がある状況で、何もしかけてこないという不可思議な時間が続いた。
 ボーダの別動隊は、デポン山の高台に布陣している。
 逆の高台には、ボーダの側近が陣を構えている。こちらは最初から隠れていない。
 東西の自軍。山道を抜けて開けた場所にグランツの本隊。
 動きの遅い長距離魔法隊も配置し終えた。
 一方的に宣戦布告した帝国軍が、ここまで王国軍に時間を与えたことに首を傾げるしかなかった。
 防衛戦は時間を与えるほど、守備側が有利になる。

「一体、何を考えている」

 馬上で帝国の動きを待つグランツは、隣で笑い声を聞いて振り向いた。

「アミー殿、どうかしたか?」
「そういうことなのね」

 アミーは独り言のようにつぶやき、続けて一言口にした。

「来るわ」

 突如、左右の山の頂が崩れた。
 いや――大きな悲鳴が上がった。
 見る間に山頂が慌ただしくなり、魔法が飛び交い始めた。獣の遠吠えがあちこちであがり、うねるような怒声が響き渡る。
 唖然とするグランツの元に、伝令が駆けてきた。

「報告します! デポン山に召喚モンスターと思しき新種の獣が多数現れました。ボーダ様、及び副将が応戦に入ります」
「バカなっ、山は念入りに調べたはずだ」
「詳細は不明ですが、土中に潜んでいたもよう」

 土の中に狼が隠れ潜むなどあり得ない。
 グランツが苦々し気に舌打ちした。
 まんまと釣りだされたのだ。
 頂上から下を攻撃するために、ボーダには射程に長けた兵を与えているが、接近戦は不得手だ。
 敵は場所も戦術も読んでいた。
 消極的に構え、攻撃させることが目的ではなかった。

「撤退できそうか?」
「敵は一匹で小隊に匹敵するようです。さらに、獣の機動力は並々ならぬものです」

 冷静に報告する伝令の顔が青白い。
 話が真実なら、完全に山頂に閉じ込められたということだ。ボーダの顔が脳裏に浮かぶ。
 本体から援軍を出すか。
 グランツは歯を食いしばる。
 だめだ。左右が崩れれば帝国軍は本体を動かす。地理条件を活かした進路を阻む場所を手薄にするわけにはいかない。後詰の兵を前に出すしかないか。

「安心しなさい」

 決断しかけたグランツの隣で、楽しそうな声が聞こえた。

「このために、私がいるのよ」

 アミーはそう言って、短く呪文を唱えた。
 目の前に、何かが現れた。
 暗く黒い渦だ。
 サナトが使うと噂で聞いたゲートだろうか。

「大量の下級悪魔を引っ張りだしてくるなんて、帝国はよほど条件がいいのね」

 意味の分からない言葉とともに、少女は渦巻く穴に進み入った。


 ***


 デポン山に大量の獣が現れた頃、ティンバー学園の訓練場が望む山でも同様の事件が起きていた。
 こちらは土中に潜んでいたわけではない。
 学園の訓練場を睥睨する帝国軍の背後から、凄まじい速度で山を駆け下りてきたのだ。
 茶色や黄土色の岩肌を黒々とした毛並みの狼が群れで駆けてくる様子は圧巻だった。

「メラン家が守っているとはいえ、これは抜けてくるねえ。やだねー」

 群青色の髪を刈り上げ、縦に顔が長い男が、猫背の姿勢で遠くを見やる。
 ティンバー学園中等部のまとめ役、シルキスだ。

「呆けたことを抜かすな。今までの帝国が消極的過ぎたんじゃ」

 ねじくれた黒い杖を持つ禿頭の男が、異様な鉤鼻を鳴らして睨みつける。理事の一人、『魔蟲のダンドロン』だ。
 二人は学園の屋上で、じっと戦況が動くのを待っていた。

「でもさ、このままにらみ合いで終わればって、爺さんも思ってたでしょ?」
「そんなことはありえん。お前さんは帝国を知らなさすぎる」
「アルシュナが抜けて痛いところに、これだもん。嫌にもなるよ」
「あいつの話はもうするな。同じ理事として見抜けんかったわしらにも責任がある」
「だよねー、全部仕事任せてたもんね。色々溜まってたのかな」

 シルキスが手でひさしを作って目を細める。

「それにしても、あの狼ちゃんたち強そう。接近戦が売りのメラン家が、突破されそうだね」
「……シルキス、アルシュナが死んでからの、わしらの評判を知っとるか?」
「まあ、いい話は聞かないね」
「昨日侵入したヴィクターも見つけられておらんのだ。ここで壁となる学園を抜けて中心部への侵攻を許せば、評判はさらに地に落ちる」
「おっ、爺さん、意外とそんなの気にするんだ。そんなの結果論なんだし、そうなったら甘んじて受け入れましょうよ」

 ダンドロンがじろりと睨む。

「初等部の子供たちにいつまでも不安な想いをさせるわけにはいかん。学園のために体を張れる人間がいることを示してやらんと」
「理事のかがみだね」
「ここで挽回すれば、すべて丸く収まる。学園への風当たりも弱くなる」

 シルキスが軽く肩をすくめてほほ笑む。

「それで、名誉ある理事に戻るってか。わかってるって。要は真面目に戦えってことでしょ? 爺さんは心配性だからねえー」
「こっちの戦力は限られておる。抜けてきた狼はわしらで確実に処理するぞ」

 そう言ったダンドロンが、杖の先を眼下に向けた。
 訓練場には、学園の護衛の兵に加え、見知った生徒たちの顔があった。

「次代の王女も、付き人もおる。カルナリアが側にいるとはいえ、判断を誤るなよ」
「言われなくとも」

 シルキスが呪文を唱え始めた。
 両手の拳が炎に包まれる。さらに両足の周囲に風が巻いた。

「いくら俺でも、この状況で、手を抜くはずないでしょ」

 そう言って、学園の屋上からひらりと飛び降りた。
感想 65

あなたにおすすめの小説

異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~

WING
ファンタジー
 1~8巻好評発売中です!  ※2022年7月12日に本編は完結しました。  ◇ ◇ ◇  ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。  ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。  晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。  しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。  胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。  そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──  ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?  前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~

夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。 しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。 とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。 エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。 スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。 *小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。