When you know love(愛を知るため)

花森 雲空

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恵美を許さない

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玄関を開けると、酔っ払った緑が倒れ込んできた。

「大丈夫?水持ってくるから、ソファーに寝転んで」

冷蔵庫こら水を出し、緑に飲ませた。

「私ね、瑞樹も吹野先輩いなくなって寂しかっの。そしたらね、吹野先輩が、すごい派手な女の人と歩いているとこ、見てしまったの」

嫌な予感がするんだけど。

「恵美様、恵美様って話してたのよ!合コンも最悪だったし、やけ酒してきたの!」

緑に水を飲ませ、横にさせた。

布団をかけ、大丈夫だよと、根拠もないことを言った。

「波長があうんでしょうに。緑も私も23歳。これからよ。心配しないで。私がいるから」

グレイが寄り添い、緑と添い寝をしてくれた。

私は肩を鳴らし、

「サンタさんから、プレゼントあげないとね」

くったくたにしては面白くない。

徐々に傷つけるSでもない。

ネットで友人になった、あらゆらる人達にお願いをして、【恵美のプレゼント計画】たてた。

夢中になりすぎて、4時がこようとしていた。

「私も少しは寝ようかな!驚くだろなあ、恵美」

子供を捨てる親のために、罰を与えることにした。


朝方

「緑、おはよう!スムージーなら飲めそう?」

おはようと、頭が痛む様だった。

緑に、ブランケットをかけ温めた。

「私も子猫欲しくなったなあ!」

そうだなあ。

「最後まで看取れる覚悟があるなら、ペットショップに行こうか?」

二人は服を選び、楽しんだ。

携帯は、恵美と着信が重なっていく。

電源を切り、グレイにはお留守番をしてもらうことにした。

私の車でペットショップに向かった。

「カップル多いよね!」

私は緑の柔らかな髪を触った。

「親友同士でも構わないでしょ?」

二人は、猫や犬を見た。

水面下では、恵美の断末魔が聞こえてきそうだった。

「私は犬を飼おうかな!シーズーのこの子にする!」

説明を受ける緑を見て、私は駐車場に出た。

携帯の電源をいれた。

【恵美】と、電話がかかってきた。

「あんたがやったの!?借金とりは来るし、カードもとめられた!自己破産する前に払えってうるさいのよ!なんであんたが私の住所知ってるわけ!?」

私はぼそりと呟いた。

「今はね、情報社会よ。それに、私だって証拠は?精々、身の汚れを落とすのね」

電話を切り、店内に戻った。

「緑、説明は聞けた?」

もう子犬は胸に抱かれていた。

「必要な物を買い揃えようか?」

そして二人は、クリスマスを楽しんだ。

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