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爪痕10
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「あっ…あっつ…」
亮は自慰行為とは比べ物にならない快感に溺れ、優璃の首にしがみつく。
快感は一度ではなく何度も押し寄せ、亮の身体を波打っている。
亮の下肢はひくついて相手を離そうとしない。すると、優璃の精液が亮の後ろからとくとくと溢れ出て、淫らに零れる。
(……!)
(……高瀬……あったかい…)
二人の精液が体温を持ったままで、互いを汚している。
湿気を帯びた優璃の肌と自分の身体はまだ繋がっているのだ、と想像すると亮は優璃が急に恋しくなった。
「亮……こんなに出ちゃったの?」
優璃は甘い声で訊ねた。
亮は羞恥心が込み上げる。
「高瀬…ごめっ…俺……こんな…汚なくしてっ…」
「…フフ……あやまんの……ウケる……」
優璃は手中の亮の髪を何度も撫で、細い身体を抱き締めた。触れている亮の肌の柔らかさを改めて堪能し、ため息をつく。
一つになっているこの時間がものすごく愛しい。それ故厄介だな、と優璃は思った。時間がたてば身体が麻薬のように亮を欲するのは絶対で、そうなると亮を確実に自分のモノにしておかなければいけない。
(……亮…このまま…)
「高瀬……?」
「……なあに……?」
「や……なんでもない……」
「……フフ……おやすみ……」
「ちょっ……」
お互いに意識の朦朧とする中でも優璃は肌を離そうとしなかった。
(かわいいな……もう……絶対に逃がさないよ…)
優璃は亮の額に口付けし、そのまま目を閉じた。この心情を遊び以外の恋だと改めて自覚しつつ、暫くの休息を取ることにした。
亮は自慰行為とは比べ物にならない快感に溺れ、優璃の首にしがみつく。
快感は一度ではなく何度も押し寄せ、亮の身体を波打っている。
亮の下肢はひくついて相手を離そうとしない。すると、優璃の精液が亮の後ろからとくとくと溢れ出て、淫らに零れる。
(……!)
(……高瀬……あったかい…)
二人の精液が体温を持ったままで、互いを汚している。
湿気を帯びた優璃の肌と自分の身体はまだ繋がっているのだ、と想像すると亮は優璃が急に恋しくなった。
「亮……こんなに出ちゃったの?」
優璃は甘い声で訊ねた。
亮は羞恥心が込み上げる。
「高瀬…ごめっ…俺……こんな…汚なくしてっ…」
「…フフ……あやまんの……ウケる……」
優璃は手中の亮の髪を何度も撫で、細い身体を抱き締めた。触れている亮の肌の柔らかさを改めて堪能し、ため息をつく。
一つになっているこの時間がものすごく愛しい。それ故厄介だな、と優璃は思った。時間がたてば身体が麻薬のように亮を欲するのは絶対で、そうなると亮を確実に自分のモノにしておかなければいけない。
(……亮…このまま…)
「高瀬……?」
「……なあに……?」
「や……なんでもない……」
「……フフ……おやすみ……」
「ちょっ……」
お互いに意識の朦朧とする中でも優璃は肌を離そうとしなかった。
(かわいいな……もう……絶対に逃がさないよ…)
優璃は亮の額に口付けし、そのまま目を閉じた。この心情を遊び以外の恋だと改めて自覚しつつ、暫くの休息を取ることにした。
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