儀式の生贄になった少女の話

黒歴史制作者

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終わりの始まり

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「貴女は?」
この時、問いかけた彼女は問いかけていて話を聞く余裕はなかった。何故なら、今まで人が簡単に目の前で死に絶えていた。そして、彼女自身も説明出来ない位に冒涜的な行為が行われていたからだ。その状況を改善させた女性は言う。
「後で説明します。今は貴女が助かることという事実だけでいいですよ」
そんな説明を聞いているなか彼女の意識は失われていった。

目を覚ますと、何処か見たことない場所で蒲団の上で寝ていた。疑問に思ったが今まで何があったか思い出して来ると飛び起きる。いや、飛び起きようとしたというのが正確だろう。
「っ。何が・・・」
直観は体力の回復が終わってないことによる立ち眩みであると告げている。しばらくすると部屋の襖が開かれる。開けたのはあのとき助けてくれた女性だった。
「おや?起きましたか。体調は大丈夫ですか?」
そう言い、部屋に入ってくる。
「大丈夫です。あの貴女は何で助けてくれたんですか?」
「友達から、面白そうな能力持ちがいるといわれ場所だけ言われたんですよ。そういうときは大概状況が差し迫っている、というのがいつもでしてね。そしてその場所までいったら、なんかよくわからない生物がいて貴女だけは生きているじゃないですか。一人でも助けておきたかったんですよ」
「結局、何故助けたんですか?」
「人の命を助けるのに理由は必要と思ってないですよ。私は」
彼女はその時の女性の眼を忘れられていない。あの酷く冷たい眼差しは。

そこで女性は本題を思い出す。
「ああ、そういえばここに来たのは事情説明もありますが他にもあるんですよ」
「?。何ですか?」
「それはですね」
ここで、女性は一呼吸間を開ける。そして告げる。
「貴女、私の所で暮らしません?」
「え?」
いきなりのことで固まってしまう彼女。それも当然という風に納得しつつさらに言う。
「というのも、あのような状況であった中正気を保っていたというのが一つ。それに助けたのは私ですからね。ここまでして放置なんてしませんよ。ああもちろん、帰りたい家があるならそこに送ります。」
最後の言葉を聞き、彼女は反射的に答える。
「帰りたい家はないです。その提案受けさせて下さい」
そのセリフを聞いた女性は満足そうに微笑んだ。
「わかりました。」
そこで女性はあることを思い出す。
「そういえば自己紹介をしてませんでしたね。私は天井色葩(あめい いろは)と言います」
そう言い女性改めて天井は頭を下げる。それにつられて彼女も頭を下げながら言う。
「私は空木御鵺(うつぎ みや)です」

そこで、私は目を覚ます。
(あ、夢か。久しぶりに見たな。あの時の夢。冷静に見ると、最後の方は詐欺師の手口に近いような気がする)
そんな下らないことを考えながら起き上がる。学校の制服に着替えながら今日の予定を思い出していく。
(え~と。今日は高校の入学式だから。あれ?今、6時だからゆっくりし過ぎていると間に合わないかもしれないな。少し急がなきゃ)
「御鵺?起きてます?そろそろ起きないと予定時刻に間に合わなくなるんじゃないですか?」
リビングから聞こえてくる声に返事をし、準備をしてからリビングへ向かう。そこでは色葩さんが座っていてその前には朝食が並んでいた。

入学式に参加して毎回思うことだが、校長の話とは何で長いのか。聞いていて眠くなってくる。校長先生って無能力者な筈なんだけど。
「次は、生徒会長の話です」
生徒会長ね。どんな見た目なのかな。私の知っている人だと驚きなんだけれどさすがにないでしょう。
「新入生の皆さん。入学、おめでとうございます。私は生徒会長の桜木九十九です」
この人ってこの学校の人だったんだ。あの有名な資産家の、性別どっちだったかな。この人、何でか情報少ないんだよな。メディアについての警戒が強いのか。それとも親が気にしているのか。後者はないか。

なんで入学早々事件が起きているのか。
「何故お前がいる」
「それは、」
中学の時の因縁かな。というかあるとしたら其くらいしかない。
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