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夢子に嵌められた。
あの日逃げて数日が経った。
唯一持って逃げたスマホには何十件もの電話やメールが来ていたが怖くて見れ無かったのだが流石にこれ以上の無視出来ない…恐る恐るスマホを見ると
「ずっと休んでるけど調子悪いのか?」
「大丈夫なのか?」
…心配してくれた友達からだった。
内心ホッとしたのも束の間
「何処にいる」
と岩崎のメールを発見し直ぐに消してしまった。
「……」
こんな事しても意味が無い事は承知しているが今はただ何も考えたく無かった。
友達の方にはメールで謝ると直ぐにメールが返ってきた。
そこには
「何だよ心配させんなよ!いきなり来なくなるから皆心配したんだぞ?」
「ごめん、ちょっと実家に帰らないと行けなくて」
「まぁ、それだったら仕方無いか、だったらせめて岩崎にはちゃんと伝えといた方がいいぞ?」
僕はメールを打つ手を止めて震えながら
「岩崎が何か言ってた?」
打つと
「ああ、何か回りの奴らに、お前の行方を聞き回ってたぞ?やたら連絡してみてくれって心配してたぞ?んで場所が分かったら直ぐに教えて欲しいって言ってたけどお前何かしたのか?」
僕はゾッとしメールを閉じた。
そしてホテルのカーテンから外の様子を伺って誰も居ない事に安心して
「…はぁ」
その場に座り込んだ。
僕はあの日から家には帰らずホテル暮らしをしている。
何度か岩崎に誤解を解こうと思ったが出来なかった。
いくら夢子に嵌められたといっても僕の言葉を岩崎は信じてはくれないだろうし
岩崎はきっと「生涯年収」の事をもう知ってしまっているだろうし…。
そうなると岩崎の出方なんて火を見るより明らかだ。
絶対に僕を殺しに来るだろう…
いくら僕が夢子は自殺したと言っても…
信じないだろう夢子は最初から、この旅行で僕に殺されようと考えていたに違いない
そして岩崎も巻き込んで自分が僕に殺される事で復讐しょうと考えたんだろう
そしてそれは成功した
最悪だこんな事になるなんて…
ただ夢子が死んだ時僕はホッとした。
僕のやっている事を知っている人間が居なくなったと思ったのに今度は岩崎に知られてしまった。
心の中の僕が囁く
「知られちゃったんだろ?岩崎も殺しちゃえよ?」
そうだ…岩崎を殺せばお金も手に入るし、知っている人間が居なくなる…そう考えてハッとした。
今何を考えた?
いつの間にこんな考えをするよになってしまった?
殺す事に慣れて来ている自分が恐ろしかった…。
…岩崎に会いたくないが、そうも言ってられない大学の事も有るし、どうしたら良いのか分からない…
色々考えなければいけないのに何も考えられない…
部屋の中でじっとしていると気が狂いそうになり、ちょっと外の空気でも吸おうと外に出た。
帽子を深く被り目立たない服で外に出た。
何故か無性に航に会いたかった。
電車を乗り継ぎ施設のインターホンを押すと中から女性の声で
「どちらさまでしょうか?」
聞き覚えのある声に
「あの、月村航の兄の圭です。」
しばらくの沈黙に
「今日お見えになる予定でしたか?」
そうだった!
施設に行く日は前持って予約して下さいと言われていたのにすっかり忘れていた。
「あの、すみません予約するの忘れてて…航にどうしても会いたくて…もしダメでしたら帰ります。」
航に会いたい一心で連絡を忘れるなんて…今日はきっと無理だろうと諦めていると
「…今日園長居ませんがいいですか?」
「……はい?え!いいんですか!」
「はい、大丈夫ですよ今門を開けますので。少々お待ち下さい」
言い終わると同時に門が開いた。
僕は門をくぐり建物を見ると玄関から人が出て来たようだった。
遠くて良く見えないが、シルエット男性らしかった。
男性は玄関の前に停めてあった車の横に立つと中から出てきた運転士がドアを開け、男は車に乗り込んだ。
すると車は動き出し歩いて居た僕の横を車がすれ違った。
僕はなんとなく車の方を見ると運転士の男と目が合い運転士が僕に会釈した。
僕も運転士に会釈して、ふと後部座席を見ると外からは見えない作りのようで全然見えなかったが、僕は何故か後ろの男と目があったような気がしたが気のせいだろう、
でもここに来て施設に来た人間を初めて見た…
ここに何度も来ているのに施設に来た人を見た事無いから僕は内心この施設に人が居ないじゃ無いだろうかと怪しんでいたが、ちゃんと居るんだと
そんな事を考えながら歩いていると玄関から夏月さんが出て来て僕に会釈し
「どうぞ…こちらに」
僕は
「あの、急に来てすいません、航に会ったら直ぐに帰りますので…」
夏月さんは僕を見ても黙って、ただ僕を誘導するように前を歩いた。
僕は、どうしたんだろうと思ったが予約も無しで来てしまった手前もしかして怒っているのかもしれない…
それ以上何も言えなくて黙って夏月さんの後ろを歩いた。
そして航の部屋のドアの前で止まり僕に
「お帰りの際には必ず声を描けて下さい、私は応接室にいるので…」
僕は頷き
「分かりました。」
言うと夏月さんは頭を下げて行ってしまった僕は夏月さんの後ろ姿を見送り、そして航の部屋のドアをノックし
「航?来たよ?」
いつも居る筈の場所に航が居ない
一体何処に?と部屋を見渡しても何処にも居なかった。
もしかして寝室かとベッドを見に行ったがそこにも居ない、もしかして部屋には居ないのか?と考えて、ふと思い出した。
そう言えばもう一つ部屋がある事を…
居るとしたら其処にしか考えられない…僕は書斎のドアの前に立ち
「航?ここにいるのか?」
ノックしてドアを開けると急に風が吹いた。
どうやら書斎の窓が開いているらしかった。
なんで窓が開いているのだろうと思ったが換気の為に開けたのかもしれない部屋の中を見て何故か違和感があった。
何だろうと思っていたが違和感は直ぐに分かった…
前来た時はこち向きのに置いてあった椅子が向こうを向いている、まるで誰かが窓に向かって座っているかのような…
一歩進むと椅子がギーと鳴った。
やっぱり誰が椅子に座ってる…?
ギーギーとわざと音を鳴らすように遊んでいるように思えた。
僕はホッとしながら
「ここで遊んで居たのか航?」
椅子に近付くと、椅子の音が止まり
「…生涯年収は上手く活用されているようですね?」
その声で僕は動けなくなった。
航じゃない?
声を加工しているようで男なのか女か分からない。
僕は唾を呑み込み
「何でその事を知ってるんだ?」
聞くと
「何でって、これを作ったのは私だからですよ」
「一体これは何なんだ!何故僕が選ばれた?」
「何故って君はお金に困っていたから、それに、これのお陰で君はお金に困る事も無くなったはずだよ?違うの?」
その言葉に僕は詰まってしまった。
確かにそうだ…でも
「人が死ぬんだぞ」
極力感情を圧し殺しながら言うと、そいつは笑いながら
「アハハ、君面白い事を言うね人を殺す権利を有しているのは君達だ。殺すも殺さないも君達が決める事のはず、それに殺された人間は君達からすると殺しても問題が無いと判断したのだろう?だから君は人を殺した。」
そうだ…最初はクズだったからこんなに心を痛めなかったが次のメンバーだった店長は奥さんの為に人を殺していた。
そして夢子は家族の為だった。
僕も航の為…だったのに途中からおかしくなっている。
「…知っている人を殺すのはやっぱり心が痛みますか?」
僕は前に居るそいつを見つめ…何で知ってるんだ?
まるで見てきたかのようだ
僕は咄嗟に店長の言葉を思い出した。
依頼したのは女と言っていたが…こいつなのか?
「もしかて…お前が店長に依頼したのか?」
僕の言葉に
「だったら?」
その言葉にカッとし顔を見てやろうと椅子に手を掛けた瞬間ドアをノックされた。
僕は咄嗟に振り返ると夏月さんがビックリした顔で
「あの何か大きな声がしたので来て見たんですが…何かありましたか?」
夏月さんを見て、そうだった航が居ないんだったと思い出し僕は夏月さんに
「航が部屋に居ないんです!それに知らない奴が部屋の中に!」
そう言うと夏月さんは不思議そうな顔で
「え?航君ちゃんとお部屋に居ましたけど?それにここはセキュリティがしっかりしてるので人が入り込む事は無いはずですが?」
夏月さんは後ろの部屋を振り向きながら言った。
「え!」
僕は慌てて部屋に戻り部屋を見渡すとー航は窓のカーテンの中で丸くなるように眠って居た。
どうやらいつもの場所に居なかったせいで勘違いしてしまったようだった。
僕はホッとし寝てる航を抱き上げて
「すいません…僕の勘違いだったみたいです」
「航君たまに変な所で寝ている事あるんで勘違いしちゃうのは仕方無いですよ、じゃ私は下に居るので…」
と部屋から出て行った。
僕はそのまま航を寝室に行きベッドに寝かせた。
スヤスヤと眠る航をしばら見て静かに音を立てないようにドアを閉めた。
そして僕はもう一度書斎を見に行ったが椅子には誰も座って居なかった。
ただ椅子だけがこちらを向いていた。
あれは一体誰だったのか…そもそも人が本当に居たんだろうか?居たとしても此処は2階だ
一体何処に行ってしまったのか?
訳が分からずにいると急に風が吹いた。
僕は咄嗟に外に居るかもしれないと窓の外を見るが、それらしい人影は見えなかった。
僕は諦めて開いていた窓を閉めて椅子に座りため息をついた。
「もう、なんだよ………」
僕はここ最近色々あって疲れていた。
少し眠ろうと目を瞑った。
あの日逃げて数日が経った。
唯一持って逃げたスマホには何十件もの電話やメールが来ていたが怖くて見れ無かったのだが流石にこれ以上の無視出来ない…恐る恐るスマホを見ると
「ずっと休んでるけど調子悪いのか?」
「大丈夫なのか?」
…心配してくれた友達からだった。
内心ホッとしたのも束の間
「何処にいる」
と岩崎のメールを発見し直ぐに消してしまった。
「……」
こんな事しても意味が無い事は承知しているが今はただ何も考えたく無かった。
友達の方にはメールで謝ると直ぐにメールが返ってきた。
そこには
「何だよ心配させんなよ!いきなり来なくなるから皆心配したんだぞ?」
「ごめん、ちょっと実家に帰らないと行けなくて」
「まぁ、それだったら仕方無いか、だったらせめて岩崎にはちゃんと伝えといた方がいいぞ?」
僕はメールを打つ手を止めて震えながら
「岩崎が何か言ってた?」
打つと
「ああ、何か回りの奴らに、お前の行方を聞き回ってたぞ?やたら連絡してみてくれって心配してたぞ?んで場所が分かったら直ぐに教えて欲しいって言ってたけどお前何かしたのか?」
僕はゾッとしメールを閉じた。
そしてホテルのカーテンから外の様子を伺って誰も居ない事に安心して
「…はぁ」
その場に座り込んだ。
僕はあの日から家には帰らずホテル暮らしをしている。
何度か岩崎に誤解を解こうと思ったが出来なかった。
いくら夢子に嵌められたといっても僕の言葉を岩崎は信じてはくれないだろうし
岩崎はきっと「生涯年収」の事をもう知ってしまっているだろうし…。
そうなると岩崎の出方なんて火を見るより明らかだ。
絶対に僕を殺しに来るだろう…
いくら僕が夢子は自殺したと言っても…
信じないだろう夢子は最初から、この旅行で僕に殺されようと考えていたに違いない
そして岩崎も巻き込んで自分が僕に殺される事で復讐しょうと考えたんだろう
そしてそれは成功した
最悪だこんな事になるなんて…
ただ夢子が死んだ時僕はホッとした。
僕のやっている事を知っている人間が居なくなったと思ったのに今度は岩崎に知られてしまった。
心の中の僕が囁く
「知られちゃったんだろ?岩崎も殺しちゃえよ?」
そうだ…岩崎を殺せばお金も手に入るし、知っている人間が居なくなる…そう考えてハッとした。
今何を考えた?
いつの間にこんな考えをするよになってしまった?
殺す事に慣れて来ている自分が恐ろしかった…。
…岩崎に会いたくないが、そうも言ってられない大学の事も有るし、どうしたら良いのか分からない…
色々考えなければいけないのに何も考えられない…
部屋の中でじっとしていると気が狂いそうになり、ちょっと外の空気でも吸おうと外に出た。
帽子を深く被り目立たない服で外に出た。
何故か無性に航に会いたかった。
電車を乗り継ぎ施設のインターホンを押すと中から女性の声で
「どちらさまでしょうか?」
聞き覚えのある声に
「あの、月村航の兄の圭です。」
しばらくの沈黙に
「今日お見えになる予定でしたか?」
そうだった!
施設に行く日は前持って予約して下さいと言われていたのにすっかり忘れていた。
「あの、すみません予約するの忘れてて…航にどうしても会いたくて…もしダメでしたら帰ります。」
航に会いたい一心で連絡を忘れるなんて…今日はきっと無理だろうと諦めていると
「…今日園長居ませんがいいですか?」
「……はい?え!いいんですか!」
「はい、大丈夫ですよ今門を開けますので。少々お待ち下さい」
言い終わると同時に門が開いた。
僕は門をくぐり建物を見ると玄関から人が出て来たようだった。
遠くて良く見えないが、シルエット男性らしかった。
男性は玄関の前に停めてあった車の横に立つと中から出てきた運転士がドアを開け、男は車に乗り込んだ。
すると車は動き出し歩いて居た僕の横を車がすれ違った。
僕はなんとなく車の方を見ると運転士の男と目が合い運転士が僕に会釈した。
僕も運転士に会釈して、ふと後部座席を見ると外からは見えない作りのようで全然見えなかったが、僕は何故か後ろの男と目があったような気がしたが気のせいだろう、
でもここに来て施設に来た人間を初めて見た…
ここに何度も来ているのに施設に来た人を見た事無いから僕は内心この施設に人が居ないじゃ無いだろうかと怪しんでいたが、ちゃんと居るんだと
そんな事を考えながら歩いていると玄関から夏月さんが出て来て僕に会釈し
「どうぞ…こちらに」
僕は
「あの、急に来てすいません、航に会ったら直ぐに帰りますので…」
夏月さんは僕を見ても黙って、ただ僕を誘導するように前を歩いた。
僕は、どうしたんだろうと思ったが予約も無しで来てしまった手前もしかして怒っているのかもしれない…
それ以上何も言えなくて黙って夏月さんの後ろを歩いた。
そして航の部屋のドアの前で止まり僕に
「お帰りの際には必ず声を描けて下さい、私は応接室にいるので…」
僕は頷き
「分かりました。」
言うと夏月さんは頭を下げて行ってしまった僕は夏月さんの後ろ姿を見送り、そして航の部屋のドアをノックし
「航?来たよ?」
いつも居る筈の場所に航が居ない
一体何処に?と部屋を見渡しても何処にも居なかった。
もしかして寝室かとベッドを見に行ったがそこにも居ない、もしかして部屋には居ないのか?と考えて、ふと思い出した。
そう言えばもう一つ部屋がある事を…
居るとしたら其処にしか考えられない…僕は書斎のドアの前に立ち
「航?ここにいるのか?」
ノックしてドアを開けると急に風が吹いた。
どうやら書斎の窓が開いているらしかった。
なんで窓が開いているのだろうと思ったが換気の為に開けたのかもしれない部屋の中を見て何故か違和感があった。
何だろうと思っていたが違和感は直ぐに分かった…
前来た時はこち向きのに置いてあった椅子が向こうを向いている、まるで誰かが窓に向かって座っているかのような…
一歩進むと椅子がギーと鳴った。
やっぱり誰が椅子に座ってる…?
ギーギーとわざと音を鳴らすように遊んでいるように思えた。
僕はホッとしながら
「ここで遊んで居たのか航?」
椅子に近付くと、椅子の音が止まり
「…生涯年収は上手く活用されているようですね?」
その声で僕は動けなくなった。
航じゃない?
声を加工しているようで男なのか女か分からない。
僕は唾を呑み込み
「何でその事を知ってるんだ?」
聞くと
「何でって、これを作ったのは私だからですよ」
「一体これは何なんだ!何故僕が選ばれた?」
「何故って君はお金に困っていたから、それに、これのお陰で君はお金に困る事も無くなったはずだよ?違うの?」
その言葉に僕は詰まってしまった。
確かにそうだ…でも
「人が死ぬんだぞ」
極力感情を圧し殺しながら言うと、そいつは笑いながら
「アハハ、君面白い事を言うね人を殺す権利を有しているのは君達だ。殺すも殺さないも君達が決める事のはず、それに殺された人間は君達からすると殺しても問題が無いと判断したのだろう?だから君は人を殺した。」
そうだ…最初はクズだったからこんなに心を痛めなかったが次のメンバーだった店長は奥さんの為に人を殺していた。
そして夢子は家族の為だった。
僕も航の為…だったのに途中からおかしくなっている。
「…知っている人を殺すのはやっぱり心が痛みますか?」
僕は前に居るそいつを見つめ…何で知ってるんだ?
まるで見てきたかのようだ
僕は咄嗟に店長の言葉を思い出した。
依頼したのは女と言っていたが…こいつなのか?
「もしかて…お前が店長に依頼したのか?」
僕の言葉に
「だったら?」
その言葉にカッとし顔を見てやろうと椅子に手を掛けた瞬間ドアをノックされた。
僕は咄嗟に振り返ると夏月さんがビックリした顔で
「あの何か大きな声がしたので来て見たんですが…何かありましたか?」
夏月さんを見て、そうだった航が居ないんだったと思い出し僕は夏月さんに
「航が部屋に居ないんです!それに知らない奴が部屋の中に!」
そう言うと夏月さんは不思議そうな顔で
「え?航君ちゃんとお部屋に居ましたけど?それにここはセキュリティがしっかりしてるので人が入り込む事は無いはずですが?」
夏月さんは後ろの部屋を振り向きながら言った。
「え!」
僕は慌てて部屋に戻り部屋を見渡すとー航は窓のカーテンの中で丸くなるように眠って居た。
どうやらいつもの場所に居なかったせいで勘違いしてしまったようだった。
僕はホッとし寝てる航を抱き上げて
「すいません…僕の勘違いだったみたいです」
「航君たまに変な所で寝ている事あるんで勘違いしちゃうのは仕方無いですよ、じゃ私は下に居るので…」
と部屋から出て行った。
僕はそのまま航を寝室に行きベッドに寝かせた。
スヤスヤと眠る航をしばら見て静かに音を立てないようにドアを閉めた。
そして僕はもう一度書斎を見に行ったが椅子には誰も座って居なかった。
ただ椅子だけがこちらを向いていた。
あれは一体誰だったのか…そもそも人が本当に居たんだろうか?居たとしても此処は2階だ
一体何処に行ってしまったのか?
訳が分からずにいると急に風が吹いた。
僕は咄嗟に外に居るかもしれないと窓の外を見るが、それらしい人影は見えなかった。
僕は諦めて開いていた窓を閉めて椅子に座りため息をついた。
「もう、なんだよ………」
僕はここ最近色々あって疲れていた。
少し眠ろうと目を瞑った。
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