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「申し訳ありませんが他の方を当たって下さい。」
最後の頼みの綱であった人にも断られもう後がない。
どうしたら…
僕が直接岩崎に手を下さないといけないんだろうか…
いや本当は分かってる僕がやらないといけないのは…
でも、岩崎とは友達だった…
殺すなんて事したくは無いけど
殺らなければ、こっちが殺られてしまう…
何で、こんな事になってしまったんだろう…
なんでなんて本当は分かってる…分かってるけど…
あの女のせいで!
夢子は僕に振られた腹いせに僕を殺そうとして結果自分が死んだ。
それだけだったら自業自得だ。
でも夢子は分かっていて、わざとそれを岩崎に見せて自分の復讐を岩崎にさせようとしている最悪な女
岩崎も好きな夢子の死を僕のせいだと、僕の言葉は岩崎に届かなかった…
只夢子の仇を取る事しか頭にない。
ひたすら夢子に良いように使われている馬鹿な男だ。
「どうしょう…もう頼める人が居ない!」
イライラとして頭を掻きむしり思わず声に出てしまっていた。
すると山中教授が手を組ながら
「まだ居るじゃないですか」
そう言われて
「何言ってるんですか?もう頼める人はいませんよ…教授」
「いますよ?ナンバー2さんが残って居るじゃないですか?」
僕は胡乱な顔で教授を見て
「それこそ無いでしょう?教授だって言ってたじゃないですか…ナンバー2は今まで誰も殺して無いって!そんな人が、他からの殺人依頼で人を殺すなんてしますか?僕だったら他人の為になんか殺人はしません!」
持っていたスマホをバックの中に仕舞おうとすると教授は
「でも、一度だけでも試してみては如何でしょうか?もしかすると、もしかするかもしれませんよ?」
「はぁ…教授が其処まで言うのなら…分かりました。」
僕は、内心ゲンナリとしながらも駄目元でメールを送って見る事にした。
それから、しばらくして返信が返ってきた。
その内容に一瞬目を疑った。
「分かりました。殺す人物の情報を送ってください」
そう返ってきた。
「は?え?」
僕は最初意味が分からず何回もメールを読み返した。
そんな僕のパニックに教授が
「どうかしましたか?月村君?」
その言葉にハッとし
「え!あの…殺す人物の情報が欲しいって…」
「え?情報って良かったじゃないですか」
教授の嬉しそうな声に僕は
「いや…でもナンバー2の人って確か人殺した事ないって言ってたのに、何で僕なんかの依頼を受けるのか…」
意味が分からなかった。
頼んでおいて今さらだが困惑気味に山中教授に言うと教授も頷き
「確かに…でも受けてくれたんですし、あまり気にしなくても良いのでは?」
そうなんだろうかと僕は
「一応理由とか聞いても良いんでしょうか?」
教授はうーんと悩み
「聞くだけ聞いてみては?」
僕はメールに
「何故僕の依頼を受けて頂けたのでしょうか?」
送って見た。
でもナンバー2からの返信は
「顔写真と名前を下さい。」
とだけしか書かれず僕はそれ以上の詮索は出来ず岩崎の情報をナンバー2に送った。
すると直ぐに
「ありがとうございます。一週間のうちに決行します。」
業務連絡のような返信が来て終わった。
すると教授は
「これで岩崎君の方は大丈夫そうで良かったですね」
山中教授にそう言われ僕は我に返り
「あ、はい!これで多分大丈夫だと思います。あの山中教授には色々相談に乗って貰ってありがとうございました。」
立ち上がり頭を下げるとと山中教授は、ニッコリと
「イヤイヤ、そんな事気にしなくても大丈夫ですよ、君は私の生徒なんだし気にしないで下さい」
と優しく返された僕は教授に感謝を言うと教授は壁の時計を見て
「おや、もうこんな時間ですか…さて、そろそろ月村君も帰りなさい」
そう言われ窓の外を見ると日が沈みかけていた。
僕は教授に改めて御礼を良い部屋を後にした。
「うーん!」
僕は伸びをした。
色々疲れたが今日は良く眠れそうだ。
これで肩の荷が降りた気分だった。
これで平穏な日々がまた戻ってくると僕は思っていた…
一人窓から差し込む夕日を見ながら
「…さて、これで…どうなるのでしょうね月村君?」
最後の頼みの綱であった人にも断られもう後がない。
どうしたら…
僕が直接岩崎に手を下さないといけないんだろうか…
いや本当は分かってる僕がやらないといけないのは…
でも、岩崎とは友達だった…
殺すなんて事したくは無いけど
殺らなければ、こっちが殺られてしまう…
何で、こんな事になってしまったんだろう…
なんでなんて本当は分かってる…分かってるけど…
あの女のせいで!
夢子は僕に振られた腹いせに僕を殺そうとして結果自分が死んだ。
それだけだったら自業自得だ。
でも夢子は分かっていて、わざとそれを岩崎に見せて自分の復讐を岩崎にさせようとしている最悪な女
岩崎も好きな夢子の死を僕のせいだと、僕の言葉は岩崎に届かなかった…
只夢子の仇を取る事しか頭にない。
ひたすら夢子に良いように使われている馬鹿な男だ。
「どうしょう…もう頼める人が居ない!」
イライラとして頭を掻きむしり思わず声に出てしまっていた。
すると山中教授が手を組ながら
「まだ居るじゃないですか」
そう言われて
「何言ってるんですか?もう頼める人はいませんよ…教授」
「いますよ?ナンバー2さんが残って居るじゃないですか?」
僕は胡乱な顔で教授を見て
「それこそ無いでしょう?教授だって言ってたじゃないですか…ナンバー2は今まで誰も殺して無いって!そんな人が、他からの殺人依頼で人を殺すなんてしますか?僕だったら他人の為になんか殺人はしません!」
持っていたスマホをバックの中に仕舞おうとすると教授は
「でも、一度だけでも試してみては如何でしょうか?もしかすると、もしかするかもしれませんよ?」
「はぁ…教授が其処まで言うのなら…分かりました。」
僕は、内心ゲンナリとしながらも駄目元でメールを送って見る事にした。
それから、しばらくして返信が返ってきた。
その内容に一瞬目を疑った。
「分かりました。殺す人物の情報を送ってください」
そう返ってきた。
「は?え?」
僕は最初意味が分からず何回もメールを読み返した。
そんな僕のパニックに教授が
「どうかしましたか?月村君?」
その言葉にハッとし
「え!あの…殺す人物の情報が欲しいって…」
「え?情報って良かったじゃないですか」
教授の嬉しそうな声に僕は
「いや…でもナンバー2の人って確か人殺した事ないって言ってたのに、何で僕なんかの依頼を受けるのか…」
意味が分からなかった。
頼んでおいて今さらだが困惑気味に山中教授に言うと教授も頷き
「確かに…でも受けてくれたんですし、あまり気にしなくても良いのでは?」
そうなんだろうかと僕は
「一応理由とか聞いても良いんでしょうか?」
教授はうーんと悩み
「聞くだけ聞いてみては?」
僕はメールに
「何故僕の依頼を受けて頂けたのでしょうか?」
送って見た。
でもナンバー2からの返信は
「顔写真と名前を下さい。」
とだけしか書かれず僕はそれ以上の詮索は出来ず岩崎の情報をナンバー2に送った。
すると直ぐに
「ありがとうございます。一週間のうちに決行します。」
業務連絡のような返信が来て終わった。
すると教授は
「これで岩崎君の方は大丈夫そうで良かったですね」
山中教授にそう言われ僕は我に返り
「あ、はい!これで多分大丈夫だと思います。あの山中教授には色々相談に乗って貰ってありがとうございました。」
立ち上がり頭を下げるとと山中教授は、ニッコリと
「イヤイヤ、そんな事気にしなくても大丈夫ですよ、君は私の生徒なんだし気にしないで下さい」
と優しく返された僕は教授に感謝を言うと教授は壁の時計を見て
「おや、もうこんな時間ですか…さて、そろそろ月村君も帰りなさい」
そう言われ窓の外を見ると日が沈みかけていた。
僕は教授に改めて御礼を良い部屋を後にした。
「うーん!」
僕は伸びをした。
色々疲れたが今日は良く眠れそうだ。
これで肩の荷が降りた気分だった。
これで平穏な日々がまた戻ってくると僕は思っていた…
一人窓から差し込む夕日を見ながら
「…さて、これで…どうなるのでしょうね月村君?」
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