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ご飯と言うから、てっきり何か食べに行くのかと思っていたら着いた所は建物内の小さな食堂みたいな所だった。
周りを見渡せば結構人が居る。
皆思い思いに食事を楽しんでいた。
人混みから辺りを見渡していると、それに気付いた双子が手を振って
「おーい!ボタンこっち!」
ボタンは私の手を引っ張り席に着くと横に座ると皆は既に食べ始めていた。
そして目前には空のお皿とスプーンが置かれテーブルの上には見た事の無い料理がズラッと並んでる。
どうしたものか確かに好き嫌いはないけど……。
するとボタンがニコッと
「おねいちゃんとたべるの」
何かのスープとパンらしき物を私の前に置いた。
それを一口食べると。
「あ、美味しい」
薄味で優しい味がした。
病み上がりだったせいもあり体にしみた。ボタンは嬉しそうに
「うん、ごはんおいしいね」
「うん、ありがとうね」
食べている最中座長とスオウも来て更に料理の数が増えさながら大家族の食事のようだ。
その光景に圧倒されているとサクヤさんがこっちを振り向き
「青、調子よさそうならお風呂に入って来なさい」
そう言えば少し…イヤ臭うかもいつからお風呂に入って無いんだっけ…考えるのも怖い髪もベタ付くし…ヤバイなこれは、そう色々ヤバい……ん?あれ?後ろで結われていた髪を触ると物凄い違和感?
熱で倒れて居た時に邪魔にならない様に多分サクヤさんが結ってくれていたんだろう三つ編みが長い気がする?
確か私の髪は肩に付くぐらいしか無かった筈なのに今触ると明らかに背中の中辺りまでぐらい迄ある。
ビックリして三つ編みを手に取ると
髪色が青色!
今までは日に当たると紺色ぐらいだったのに今は完全な青色だ。
どうゆう事?
慌ててサクヤさんに詰め寄り
「あの鏡貸して下さい!」
サクヤさんはビックリした様子だったが、持っていた小さな手鏡を渡してくれた。
手鏡を凝視すると
「なんで?目の色まで変わってる…」
青色とまではいかないが紺色だこんな事なんてあるんだろうか?
「一体どうしたの?何をそんなにビックリしているの?」
「髪と目の色が変わってて……。」
呆然としてそれだけしか言えなかった。
座長が神妙な顔で
「もしかすると高熱を出したせいで先祖返りでもしたのかね?」
そんな事があるんだろうか?でもそうか私は元々こっちの人間そう云う事もあるかもしれない。
まだピンと来ないけど…。
現にここに居る人達の髪色は薄い濃いはあるけど一様に髪色が違う
座長、スオウさんサクヤさんビワボタンは皆緑色をしている
そして双子達は薄い橙色
ライアスとサラサは金髪だった。
その中で私の青色はとても異質に感じた。
「あの、こっちでもこうゆう青色の髪の人が居るんですか?」
それに座長は少し考えて
「そう言えば青色は見た事が無いね」
「確かに色んな所で公演してるがこんな青色は無いな」
……本当に私はこっちの人間なのか?
心の隅で疑念が生まれた。
本当はここでも無い何処かなんじゃ
「青?」
その言葉にハッとして
「いえ……お風呂入ってきます」
こんな事考えても仕方ない。
サクヤから着替やらタオルを持たされお風呂に道案内はボタンがしてくれた。
お風呂はなんと大浴場だった。
この建物は旅館か何かなんだろうか中に入ると出てきたばかりのサラサと鉢合わせをしてしまった。
「あ!」
そう言えばさっき食堂で見かけなかったなと思っていると
サラサは私を見ると敵意剥き出しで睨んでいた。
「私!あんたなんて認めないから!」
言うだけ言って出て行った。
はぁとため息を付くとボタンが手を引っ張り
「大丈夫?」
「ん、大丈夫だよ。お風呂入ろ?」
ボタンは頷き久しぶりのお風呂を堪能した。
お風呂から出ると今度はライアスと会った。
「大分顔色良くなったみたいだね?」
その言葉を無視して横を通り抜けようとするとライアスの横にはサラサが居た。
サラサは私の態度に憤慨したように
「何なのその態度!ライアス!もう行きましょ!せっかく話かけてあげたのに無視する女なんて!最悪!」
ライアスは何か言いたそうにしていたがサラサに腕を掴まれ仕方無く
「じゃ、ボタン青おやすみ」
と行ってしまった。
それからボタンを部屋まで送るとサクヤさんに
「明日から仕事の事を色々教えるわね今日はゆっくり休んでね」
「おやすみなさいおねいちゃん」
サクヤさんとボタンに頷き元居た部屋に戻ると一気に疲れが出た。
流石に昨日の今日でそんなに体力が戻る訳もなくベッドに倒れ込み目を閉じると雨の音がした。
まだ降ってる………明日は晴れていると良いな。
周りを見渡せば結構人が居る。
皆思い思いに食事を楽しんでいた。
人混みから辺りを見渡していると、それに気付いた双子が手を振って
「おーい!ボタンこっち!」
ボタンは私の手を引っ張り席に着くと横に座ると皆は既に食べ始めていた。
そして目前には空のお皿とスプーンが置かれテーブルの上には見た事の無い料理がズラッと並んでる。
どうしたものか確かに好き嫌いはないけど……。
するとボタンがニコッと
「おねいちゃんとたべるの」
何かのスープとパンらしき物を私の前に置いた。
それを一口食べると。
「あ、美味しい」
薄味で優しい味がした。
病み上がりだったせいもあり体にしみた。ボタンは嬉しそうに
「うん、ごはんおいしいね」
「うん、ありがとうね」
食べている最中座長とスオウも来て更に料理の数が増えさながら大家族の食事のようだ。
その光景に圧倒されているとサクヤさんがこっちを振り向き
「青、調子よさそうならお風呂に入って来なさい」
そう言えば少し…イヤ臭うかもいつからお風呂に入って無いんだっけ…考えるのも怖い髪もベタ付くし…ヤバイなこれは、そう色々ヤバい……ん?あれ?後ろで結われていた髪を触ると物凄い違和感?
熱で倒れて居た時に邪魔にならない様に多分サクヤさんが結ってくれていたんだろう三つ編みが長い気がする?
確か私の髪は肩に付くぐらいしか無かった筈なのに今触ると明らかに背中の中辺りまでぐらい迄ある。
ビックリして三つ編みを手に取ると
髪色が青色!
今までは日に当たると紺色ぐらいだったのに今は完全な青色だ。
どうゆう事?
慌ててサクヤさんに詰め寄り
「あの鏡貸して下さい!」
サクヤさんはビックリした様子だったが、持っていた小さな手鏡を渡してくれた。
手鏡を凝視すると
「なんで?目の色まで変わってる…」
青色とまではいかないが紺色だこんな事なんてあるんだろうか?
「一体どうしたの?何をそんなにビックリしているの?」
「髪と目の色が変わってて……。」
呆然としてそれだけしか言えなかった。
座長が神妙な顔で
「もしかすると高熱を出したせいで先祖返りでもしたのかね?」
そんな事があるんだろうか?でもそうか私は元々こっちの人間そう云う事もあるかもしれない。
まだピンと来ないけど…。
現にここに居る人達の髪色は薄い濃いはあるけど一様に髪色が違う
座長、スオウさんサクヤさんビワボタンは皆緑色をしている
そして双子達は薄い橙色
ライアスとサラサは金髪だった。
その中で私の青色はとても異質に感じた。
「あの、こっちでもこうゆう青色の髪の人が居るんですか?」
それに座長は少し考えて
「そう言えば青色は見た事が無いね」
「確かに色んな所で公演してるがこんな青色は無いな」
……本当に私はこっちの人間なのか?
心の隅で疑念が生まれた。
本当はここでも無い何処かなんじゃ
「青?」
その言葉にハッとして
「いえ……お風呂入ってきます」
こんな事考えても仕方ない。
サクヤから着替やらタオルを持たされお風呂に道案内はボタンがしてくれた。
お風呂はなんと大浴場だった。
この建物は旅館か何かなんだろうか中に入ると出てきたばかりのサラサと鉢合わせをしてしまった。
「あ!」
そう言えばさっき食堂で見かけなかったなと思っていると
サラサは私を見ると敵意剥き出しで睨んでいた。
「私!あんたなんて認めないから!」
言うだけ言って出て行った。
はぁとため息を付くとボタンが手を引っ張り
「大丈夫?」
「ん、大丈夫だよ。お風呂入ろ?」
ボタンは頷き久しぶりのお風呂を堪能した。
お風呂から出ると今度はライアスと会った。
「大分顔色良くなったみたいだね?」
その言葉を無視して横を通り抜けようとするとライアスの横にはサラサが居た。
サラサは私の態度に憤慨したように
「何なのその態度!ライアス!もう行きましょ!せっかく話かけてあげたのに無視する女なんて!最悪!」
ライアスは何か言いたそうにしていたがサラサに腕を掴まれ仕方無く
「じゃ、ボタン青おやすみ」
と行ってしまった。
それからボタンを部屋まで送るとサクヤさんに
「明日から仕事の事を色々教えるわね今日はゆっくり休んでね」
「おやすみなさいおねいちゃん」
サクヤさんとボタンに頷き元居た部屋に戻ると一気に疲れが出た。
流石に昨日の今日でそんなに体力が戻る訳もなくベッドに倒れ込み目を閉じると雨の音がした。
まだ降ってる………明日は晴れていると良いな。
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