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四男編
愛しい人 ✤✤✤
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少し言葉責め注意
***
マイクロビキニを着て鏡の前に立ったジュリナリーゼは愕然としていた。
「こ、こんなの…… ほとんど裸だわ……」
ビキニトップは、やはりジュリナリーゼの予想通り乳首と乳輪がなんとか隠れている程度で、ムッチリとしたおっぱいの肉感や輪郭を惜しげもなく晒していて卑猥である。ちょっとズレただけでバストトップをモロ出ししそうだった。
股間の方はさらに大変なことになっていて、細すぎる布が覆っているのは性器のスジ目のみであり、恥丘などの一部は見えてしまっている。
お尻の方なんて布すらなく、ただヒモが臀部の割れ目を伝っているだけだった……
本当にこんな水着がお店で普通に販売されているのか、こんなものを来て外に出たら公然猥褻罪で捕まるのではないかとジュリナリーゼは思った。
海に行くのでヘアのお手入れはしていたつもりだったが、卑猥水着が局所の全部を隠しきれていないため、ジュリナリーゼの髪色と同じ、銀色の恥毛がはみ出ているのが見えてしまい、とてつもなく恥ずかしい。
「隠さないで! リィの全部が俺の理想そのままなんだ!」
いっそ全裸の方がまだ恥ずかしくないかもしれないと思いながら局部を手のひらで覆うと、叫んだセシルに背後から突撃されて床に押し倒された――――と思ったら、瞬きをする間に魔法で寝台の上に移動させられていた。
「あっ! いやっ!」
気付いた時にはジュリナリーゼは太ももを押さえ込まれて両脚を広げられていた。股間のすぐ近くにセシルの顔があって、天使めいていたセシルの表情が情欲を孕んだものに代わり、清らかだった蒼碧の瞳に雄の気配が宿った。
「や、やめて…… 見ないで……」
「どうして? リィはこんなに綺麗なんだから恥ずかしがることないよ。どんな格好をしても、何があっても、リィは俺だけの特別なリィだよ」
「ああっ! あんっ!」
言いながら、水着の下に隠れていたジュリナリーゼの陰核をセシルが指先でなぞった。それだけで快感が走り抜け、穴から愛液が出てきてしまって、水着にシミを作っていく。
「セシル! 駄目! 駄目ぇ!」
「駄目じゃないでしょ? ほら、どうしてほしいの? 言わなきゃわかんないよね?」
絶妙な手付きで陰核を刺激されてしまい。カクカクッと腰が揺れ始めてしまう。それでも恥ずかしがるジュリナリーゼが黙り込むものだから、セシルは水着を上下に強く引っ張り、割れ目に食い込ませるようにしながらジュリナリーゼの勃起したクリトリスを激しく擦り立てた。
「いやあっ! やめてっ! イっちゃう! イっちゃうっ!」
「そっかー、やめてほしんだ。ならしょうがないよね」
もう少しで達せそうな所で手を離されてしまい、それが苦しくてジュリナリーゼはボロボロと涙を流した。
「や、やだぁっ! やめないでっ!」
「じゃあおねだり、ちゃんとできるよね?」
ジュリナリーゼは言われるがままコクコクと頷くと、愛液で股間に張り付いている水着を指で脇に寄せた。
ジュリナリーゼは現れた割れ目を自分の指でクパリと開くと、浮かせた腰を何度も振って、セシルが欲しいのだと示すように引く付く膣内を見せつけた。
「セシルのおちんちんを挿れてください」
「リィーーーっ!!」
途端にそれまで余裕ぶっていたセシルの表情が完全に変わった。
セシルはジュリナリーゼの愛称を絶叫すると、光速で取り出した自身の陰茎をジュリナリーゼの膣内へと埋め込み、着衣のまま猛烈な勢いで腰を振りたくり始めた。
「リィだけを愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる!」
「私も好き! 大好きっ!」
激しい揺さぶりからジュリナリーゼの乳房がぷるんぷるんと揺れ、ビキニがズレて両方の布からピンと勃った乳首が露わになった。
セシルはジュリナリーゼと繫がりながらその先端に吸い付くと、痛気持ちいいくらいの強さで噛んだ。
「あっ! あっ! イクっ! イクっ! セシル! セシル! セシルぅぅっ……!」
ジュリナリーゼは自分よりも小柄なセシルの身体を抱きしめ、愛しい人の名前を叫びながら絶頂した。
***
マイクロビキニを着て鏡の前に立ったジュリナリーゼは愕然としていた。
「こ、こんなの…… ほとんど裸だわ……」
ビキニトップは、やはりジュリナリーゼの予想通り乳首と乳輪がなんとか隠れている程度で、ムッチリとしたおっぱいの肉感や輪郭を惜しげもなく晒していて卑猥である。ちょっとズレただけでバストトップをモロ出ししそうだった。
股間の方はさらに大変なことになっていて、細すぎる布が覆っているのは性器のスジ目のみであり、恥丘などの一部は見えてしまっている。
お尻の方なんて布すらなく、ただヒモが臀部の割れ目を伝っているだけだった……
本当にこんな水着がお店で普通に販売されているのか、こんなものを来て外に出たら公然猥褻罪で捕まるのではないかとジュリナリーゼは思った。
海に行くのでヘアのお手入れはしていたつもりだったが、卑猥水着が局所の全部を隠しきれていないため、ジュリナリーゼの髪色と同じ、銀色の恥毛がはみ出ているのが見えてしまい、とてつもなく恥ずかしい。
「隠さないで! リィの全部が俺の理想そのままなんだ!」
いっそ全裸の方がまだ恥ずかしくないかもしれないと思いながら局部を手のひらで覆うと、叫んだセシルに背後から突撃されて床に押し倒された――――と思ったら、瞬きをする間に魔法で寝台の上に移動させられていた。
「あっ! いやっ!」
気付いた時にはジュリナリーゼは太ももを押さえ込まれて両脚を広げられていた。股間のすぐ近くにセシルの顔があって、天使めいていたセシルの表情が情欲を孕んだものに代わり、清らかだった蒼碧の瞳に雄の気配が宿った。
「や、やめて…… 見ないで……」
「どうして? リィはこんなに綺麗なんだから恥ずかしがることないよ。どんな格好をしても、何があっても、リィは俺だけの特別なリィだよ」
「ああっ! あんっ!」
言いながら、水着の下に隠れていたジュリナリーゼの陰核をセシルが指先でなぞった。それだけで快感が走り抜け、穴から愛液が出てきてしまって、水着にシミを作っていく。
「セシル! 駄目! 駄目ぇ!」
「駄目じゃないでしょ? ほら、どうしてほしいの? 言わなきゃわかんないよね?」
絶妙な手付きで陰核を刺激されてしまい。カクカクッと腰が揺れ始めてしまう。それでも恥ずかしがるジュリナリーゼが黙り込むものだから、セシルは水着を上下に強く引っ張り、割れ目に食い込ませるようにしながらジュリナリーゼの勃起したクリトリスを激しく擦り立てた。
「いやあっ! やめてっ! イっちゃう! イっちゃうっ!」
「そっかー、やめてほしんだ。ならしょうがないよね」
もう少しで達せそうな所で手を離されてしまい、それが苦しくてジュリナリーゼはボロボロと涙を流した。
「や、やだぁっ! やめないでっ!」
「じゃあおねだり、ちゃんとできるよね?」
ジュリナリーゼは言われるがままコクコクと頷くと、愛液で股間に張り付いている水着を指で脇に寄せた。
ジュリナリーゼは現れた割れ目を自分の指でクパリと開くと、浮かせた腰を何度も振って、セシルが欲しいのだと示すように引く付く膣内を見せつけた。
「セシルのおちんちんを挿れてください」
「リィーーーっ!!」
途端にそれまで余裕ぶっていたセシルの表情が完全に変わった。
セシルはジュリナリーゼの愛称を絶叫すると、光速で取り出した自身の陰茎をジュリナリーゼの膣内へと埋め込み、着衣のまま猛烈な勢いで腰を振りたくり始めた。
「リィだけを愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる! 愛してる!」
「私も好き! 大好きっ!」
激しい揺さぶりからジュリナリーゼの乳房がぷるんぷるんと揺れ、ビキニがズレて両方の布からピンと勃った乳首が露わになった。
セシルはジュリナリーゼと繫がりながらその先端に吸い付くと、痛気持ちいいくらいの強さで噛んだ。
「あっ! あっ! イクっ! イクっ! セシル! セシル! セシルぅぅっ……!」
ジュリナリーゼは自分よりも小柄なセシルの身体を抱きしめ、愛しい人の名前を叫びながら絶頂した。
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