異世界に落っこちたおっさんは今日も魔人に迫られています!R18版

水野酒魚。

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*第四十三.五話 大好きでございますよ

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決闘けつとう裁判』を数日後にひかえた夜半に、アルダーが「腹が減った」と言って泰樹たいきの部屋をたずねてきた。挨拶のように、キスを交わして部屋にアルダーを招き入れる。

「……ん……んう、ん……」
「ん、はあ……すまんな、タイキ」
「……ん。いいよ。あ、でも、シャルは? アイツ、アンタの奴隷になったんだろ?」
「……こんなコトを……頼めるほど、あいつのことをまだ知らない、から」

 アルダーは眼を伏せて、うっすらと赤面する。唇は飢えているのに、照れたように言うアルダーを泰樹は『かわいいなあ』などと思う。
 それを本人に言うと、何だか怒りそうなので泰樹は黙っておいた。

「ほら、ベッド行こうぜ。腹減ってるなら、たくさん食べていーよ」

 くすと笑って、泰樹がベッドを指さした。いつぞや初めて『体液』を与えてから、幾度かアルダーとは夜を共にしている。
 示し合わせたわけでは無いのだろうが、シーモスとアルダーが同じ日に部屋にたずねてくることは無かった。二人が連日たずねてくることも無い。流石に毎日であると、泰樹の身が持たない。

「今日はアンタが来るかなーって思ったからさ。準備してある。も、好きにして、良いぜ……?」

 アルダーの耳元に、熱っぽく泰樹はささやきかけた。アルダーの肩が、驚いたようにわずかに強ばる。

「……お前、な。俺が言えた義理じゃ無いが、もう少しはつつしみってモノをだな……っ」
「そー言うのいいからいいから。ほら、たくさんシよーぜ?」

 そんな事を言って、アルダーも大概たいがいだと、泰樹は思う。シーモスのようにねちっこくは無いが、アルダーはなかなか萎えてくれないのだ。

「……俺、もう我慢できない。アンタの太くておっきくて……スゲー好きぃ……っ」

 とろりと半ばとろけた瞳で、泰樹はアルダーを見つめる。アルダーの首筋に腕を回して引き寄せると、耳朶みみたぶに噛みついた。

「んっ……あ、やめろ……っ」
「はあっ……あふぅ、耳、気持ち、いいか……?」

 耳殻じかくを舐められて、アルダーがびくりと震える。泰樹はその反応を見て満足げに微笑むと、今度は首筋に舌をわせた。

「……っ、うぁ……ああ、もう! 分かったから!」

 あおられたのか、アルダーが泰樹をベッドに押し倒した。荒々しく上衣を脱ぎ捨て、泰樹の上に覆い被さってくる。その表情は、どこか切羽詰まっていた。

「なんだよ、余裕ねーみてーだ」
「うるさい……」

 泰樹が笑うと、すねたようにアルダーが唇を重ねてきた。すぐに舌が絡まり合い、唾液を交換するような濃厚な口づけに変わる。

「ん……んう……ぷはぁ、あ、もっとぉ……っ」
「解ってる」

 唇が離れ、互いの吐息がかかる距離で見つめ合う。泰樹の求めに応じて、アルダーが再び唇を重ねる。

「はっ……んんぅ……ふ、んちゅ……あんぅ……ふぁっ!?」

 唇を重ねたまま、アルダーの手が泰樹の胸に触れる。布越しにすでに硬くとがり始めている乳首をつままれて、泰樹が甘い声をあげた。
 こんな場所で、感じるなんて。この世界に落ちてくるまで、知らなかった。

「ひうっ! ……んっ、んぁーっ!!」

 敏感な部分をこりっといじられて、泰樹が身体を震わせる。同時に、アルダーの右手が泰樹の下半身に触れた。ズボンの前をくつろげられ、すでに先走りがにじんでいる陽根の先端をくるりと撫でられる。泰樹の腰が大きく跳ね上がった。

「はあっ!! ……そこ、いいぃ……あうぅっ!」

 アルダーの愛撫を感じながら、泰樹がアルダーの股間に手を伸ばす。そこは張り詰めていて、今にも爆発しそうだった。

「すご……ガチガチだ……すげぇ嬉しい」
「タイキ……」
「……なあ、これ欲しいよぉ……早くくれよ……腹の奥までいっぱい突いて……」

 甘えるようにささやかれて、アルダーがごくりと喉を鳴らす。みだらな誘いの言葉が、アルダーの理性を溶かしていく。

「はやくぅ……お願いだからあ……っ」
「……ああ」

 アルダーの返事を待たず、泰樹は自ら身に着ているモノを脱ぎ、足を開いて秘所を見せつけた。ヒクつく穴が、物欲しげに口を開けているのが見える。
 アルダーの指が試すように二本、一気に挿入された。そのまま抽挿ちゆうそうされ、腸壁をこすられる。

「あ、ああっ、それ、いいっ……! ナカ、いいよお……っ」

 体内をかき混ぜられ、押し広げられる快感に泰樹が身もだえする。すっかり解れている門から指が抜けて行く瞬間に、物欲しげな穴がきゅうと収縮した。

「……タイキ、良いか?」
「うん。来てぇ……腹ん中、いっぱいにしてぇ……っ」

 泰樹が甘く誘った、その瞬間。
 不意に、コンコンと扉をノックする音が聞こえた。

「……タイキ様。起きていらっしゃいますか?」

 その声は、ぬめらかで柔らかい。シーモスの声だった。

「……!?」

 アルダーは慌てて泰樹から身を離そうとするが、泰樹がそれを許さなかった。アルダーの肩をつかむと、ぐいと引き寄せて耳元でささやく。

「いいから。俺にまかせろって」
「……おい、何を」
「いいから、いいから」
 有無を言わさず、泰樹は扉に向かって答えを返す。
「ああ、起きてるよー」
「……!?」

 アルダーの瞳が、驚愕きようがくに見開かれる。泰樹が何をしようとしているのか、理解の範疇はんちゆうを超えていた。

「失礼いたしますね」

 部屋の中に入ってきたシーモスは、一瞬だけベッドの上にいるアルダーと泰樹の姿を見ると、軽く目を伏せて謝罪した。

「おや? アルダー様もいらしたのですね。申し訳ありません。お邪魔でしたら、私は退室いたしますが?」
「いや全然。むしろ丁度良かった。なあ?」

 泰樹がわざとらしくアルダーに微笑みかける。だがアルダーは泰樹の意図が分からず、ただ困惑していた。

「……タイキ。お前、どういうつもりだ?」
「どうもこうもない。言ったろ? 任せろって」

 そう言うと、泰樹はベッドから下りた。シーモスに歩み寄り、その腕をとる。

「ほら、こっち来てくれよ」
「はい?」
「いいから」

 そう言って、泰樹は強引にシーモスの腕を引いてベッドへと連れて行った。そして、ぽかんとしているアルダーの前に立たせる。

「タイキ様……これは一体?」
「まあまあ、そんなことよりさ。せっかくだし、三人でヤろうぜ」

 泰樹の言葉に、アルダーの表情が凍り付く。一方、泰樹はにっこりと笑うと、背後からシーモスを抱き寄せてささやきかけた。

「な、いいだろ? アルダーのは大っきくて太くてイイし、シーモスのは固くて好きだ……だから、二人とも、ちょーだい?」
「……わたくしも? タイキ様……はい、かしこまりました」

 少しの間考えるような仕草を見せていたシーモスが、やがて仕方ないとでもいうようにうなずく。

「やった! ほら、アルダーも、いいだろ?」
「ちょ……待て、二人とも! 俺は……」
「……俺がこんな風になったのはさ、半分以上は二人のせいなんだからさー。責任、とってくれよ?」

 そんな事を言いながら、泰樹はシーモスと唇を重ねた。すぐに舌が絡み合い、深い口づけに変わる。

「……んっ……ふぅ……」

 泰樹の腰に、シーモスの脚が絡まる。互いの身体を密着させ、二人は貪るようにキスを続けた。

「タイキ……」

 呆然としているアルダーの前で、泰樹がシーモスの服を脱がせる。下着の中から出てきたものは、すでに硬く張り詰めていた。

「すげぇガチガチ。溜まってたんだな」
「……ええ。もう我慢できません」

 うっとりとシーモスがささやいた。

「アルダー、上と下と、どっちがいい? 『食欲』と『性欲』なら、どっちを先に満たしたい?」
「……!」

 アルダーが息を飲む。

「選べないってんなら、俺が決めてやるよ。……じゃあ、まずは俺を満足させてくれよ。それから『食欲』。それでどうだ?」
「……解った」

 アルダーはあきらめたようにため息をつくと、着ているモノの全てを脱ぎ捨て始めた。要求通り、先に泰樹を抱くことに決めたアルダーは素っ裸になると泰樹を手招いた。



「んっ……あっ……そこぉ」

 四つんいになった泰樹の後孔を、アルダーが太い指でかき回す。腸壁を押し広げるようにして出し入れされるたび、泰樹の口から甘い声が上がった。

「ここか?」
「ひ、あっ! ……うん、そう、ソコ……もっと強く……っ」

 アルダーが、指を三本に増やす。そのまま激しく抽挿を繰り返すと、泰樹は歓喜の声を上げた。

「あ、ああ、いいよお。アルダーの指ぃ、太くて長いから、奥まで届く……っ」
「……あおるな。加減できなくなるだろう」
「いいよ、遠慮しなくてぇ。俺が欲しいだけ。早く中にぶちこんでくれよぉ」

 泰樹が淫蕩いんとうに笑った瞬間、アルダーは指を引き抜く。それを追うように、泰樹の腰が揺れた。すぐに、アルダーの剛直が一気に押し込まれて、泰樹はびくりと背筋を反らせた。

「あああああ――っ!!」

 熱い杭を打ちこまれ、泰樹が悲鳴を上げる。しかし、すぐにその顔には喜悦の色が浮かんだ。

「すご……アルダーのデカすぎだって……腹の中、いっぱいになってるよぉ……っ」
「動くぞ」

 アルダーが、ゆっくりと動き始める。最初は緩慢だったその動作も、徐々に激しさを増していく。

「あうっ、すごい……アルダーの、ゴリゴリって中コスれて……あ、あ、あ! イイっ」

 泰樹が、前にいるシーモスにしがみつく。シーモスはそんな泰樹の頭を優しく撫でると、首筋や胸にキスを落とした。

「タイキ様、せっかくです。私の、しゃぶってくださいませんか?」
「うん。いいぜ……?」

 目の前に差し出された陽物に、泰樹は躊躇ためらいなく舌を這わせた。先端を口に含み、吸い上げる。同時に、後ろからも突き上げられ、泰樹はシーモスのモノから口を離してあえいだ。

「あはぁ、んっ! いいよお、アルダー、も、もっと……動いてぇ」
「タイキ様、もっとこちらにも集中して下さいませ」

 シーモスが、泰樹の頭を押さえつける。喉の奥深くにまで突っ込まれ、泰樹の目尻に涙がにじむ。だが、泰樹は貪欲どんよくにシーモスのものを舐め続けた。

「いいですよ、タイキ様」
「んぐぅ、ううう」

 泰樹の口の中で、シーモスのモノが膨らみを増す。限界が近いのを悟った泰樹は、さらに激しく奉仕した。

「タイキ様、出ます」
「ん……!」

 シーモスが泰樹の中に精を放つ。それとほぼ同時に、アルダーも泰樹の最奥に大量の白濁を叩きつけた。

「あぁ、あっ……んっ……ぷぁ、……あぁ」

 泰樹が、嬉々として身体を震わせる。その様子を見て、アルダーはわずかに眉を寄せたが何も言わなかった。

「は、ぁ……次は『食欲』、だろ?」

 泰樹が妖艶に微笑むと、アルダーは無言のまま泰樹の前に回って、彼のモノを口で愛撫し始めた。

「んふぅ……ふっ……」
「タイキ様、今度は私の番でございますね……」

 シーモスが泰樹の背後に回り、後孔に指を差し入れる。先ほどアルダーによって貫かれたそこは、難無く二本目の指を受け入れた。吐き出されたばかりの白濁が、とろと後孔からあふれ出す。

「あ、あっ、そこぉ!」

 シーモスが、前立腺を刺激する。アルダーに口で責められながら、泰樹はその快楽を享受きようじゆしていた。

「あ、あ、あ、いく……イクッ!」
「まだ早いだろう?」

 アルダーが泰樹の根元を締め付ける。その痛みすら快感となり、泰樹は悲鳴を上げた。

「ひあ……あ、あ、痛い……それ嫌だ……っ」
「嘘つけ。本当は気持ち良いくせに」

 泰樹の耳元でアルダーが低くささやいた。同時に、泰樹の後孔が激しくかき回される。

「はっ、だめえ……両方、なんてっ……無理ぃ」
「ふふふ。ですが、ここは喜んでいらっしゃいますよ?」

 シーモスの指が引き抜かれ、代わりに泰樹の秘所に熱いくさびが打ちこまれた。

「あ、あ、シーモスの、入ってくるぅ……っ」
「ああ、タイキ様の中、甘くただれて……最高です」

 ずぶずぶと埋め込まれたそれが、激しく抜き差しされる。その度に泰樹は甘い声を上げ続けた。

「ああっ、あ、あっ……やあ、もう許し、ひぅ……っ」
「ダメですよ、タイキ様。まだまだこれからではないですか」

 シーモスの指先が、後から泰樹の胸の突起に触れる。そのまままんだり押し潰したりしながら刺激を与えると、泰樹はビクビクとのけ反った。

「ひゃっ、乳首、やめろよぉ……っ」
「こっちも、忘れるなよ」

 アルダーが、泰樹のモノの先端を強く吸う。その瞬間、泰樹の脳裏に火花が散った。

「あああぁぁ――っ!!」

 悲鳴のような絶叫と共に、泰樹が絶頂を迎える。勢いよく吹き出した白い液体が、アルダーの顔を汚した。

「あ、ごめん……アルダー」
「構わん」

 顔についた白濁を舌先で拭いながら、アルダーが笑う。そして、再び泰樹の肉棒を口に含んだ。

「やめっ! アルダー、今イッてるからぁっ」

 敏感になっているところを容赦なく攻め立てられ、泰樹は髪を乱してもだえた。

「いやだぁ、また出るぅ!」
「存分に出せ」
「ああっ、あ、あっ、あ、あ……!」

 泰樹が二度目の射精をすると同時に、シーモスもまた泰樹の中に欲望を注ぎ込んだ。

「はぁ、あ……」

 がくっと力を失って崩れ落ちる泰樹の身体を、アルダーが抱き留める。

「大丈夫か?」
「平気……」

 泰樹はそう言ってアルダーに微笑むと、甘えるようにアルダーの首に腕を巻き付けた。

「疲れたか?」
「うん……ちょっとな……」

 泰樹が小さくうなずく。だが、すぐに悪戯っぽい笑みを浮かべると、「でも」と言った。

「全然足りない」
「タイキ様……」

 シーモスが、とがめるように目を細める。アルダーは小さくため息をつくと、泰樹の額に軽くキスをした。

「仕方のない奴だ」
「……俺、アンタたちのこと、好きだよ」

 唐突にそんなことを言い出す泰樹に、二人は一瞬言葉を失った。

「……何だ、急に」
「別に。ただ、そう思っただけ」

 泰樹はそう言うと、照れくさそうな笑顔を見せた。

「私も、タイキ様のこと、大好きでございますよ」

 シーモスも微笑む。泰樹は嬉しそうに笑って、二人の唇に順に口づけた。

「俺、今、しあわせだ。だから……」

 もっと、たくさん、欲しい。
 それは、睦言むつごとというよりも懇願こんがんに近い響きを持って。アルダーとシーモスが、泰樹をきつく抱きしめる。

「承知いたしました」
「お前が望むなら、いくらでも」

 二人が泰樹の身体をベッドに押し倒す。泰樹は、期待に満ちた眼差しで二人を見上げた。
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