嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第1章 はじめまして。家族になった日

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「翔、どうやってここがわかった?」
「あー、なんか車降りたらすぐに看護婦長さんが待ってた」
「翔くん、あの忙しい鬼婦長を出待ちさせるなんてすごいわね!」
「ママ、婦長さんって怖いの?」
「うーん、怖くは...昔はあったかな」
「まあ、頼り甲斐はあるけどね」
「翔くんがくる予知をして行動していたなんて、あの人やっぱりすごいわ」
「廉ちゃん、ようやく安心して寝たね。」
「で、俺詳しく知らないんだけど。廉くんが痴漢にあったってどうゆうこと?」
「そのままの意味だよ、痴漢にあったの。近くに非番の他県の刑事がいて助けてくれたよ。」
「最近は男も痴漢対象か。」
「廉ちゃん、意外といいお尻してるからね」
「廉ちゃんの小尻触るなんて許せない!」
「翔、怖い顔しまわないとまた廉くんに嫌われるぞ?」
「わかってるよ。」
「にしては怖いぞ。」
「ん。」
「いや、その顔は廉ちゃんじゃなくとも怯えるよ」
無理やり笑う顔を怖いと言われた翔は頭を抱えながら
「俺、犯人みたらぶっ飛ばしそう」
「物騒な。」
「あ、廉ちゃん腕曲げちゃいそう!」
「大丈夫、曲げても針が入ってるわけじゃないから」
「そうなんだ。」
「百々ちゃん、廉くんの治療でたくさん学べるね」
「うん。」
「百合さん、廉くんと百々ちゃんの送迎全部俺がしたらダメですか?俺今日みたいなことあると耐えれないんすよ。大事な弟と妹守りたいんで。」
「そうね~。直人さんいいかしらお願いしても。」
「翔がやりたいって言ったら誰も止められないよ。」
「じゃあ、お願いしてもいいかしら。」
「はい!」
「百々ダイエット兼ねて歩きたい。」
「百々ちゃんが歩いて行きたい日は俺も歩くよ。」
「じゃあ、いっか。廉ちゃんバイトなくなったし、大学くらいだね送り迎え。」
「一応俺の店のモデル予定だけどね!」
「あの話まだ生きてたんだ!」
「当たり前だよ。でも、廉くん少し痩せちゃったから、たくさん食べて2キロくらい体重増やしてもらいたいな。」
「廉ちゃん食べるの興味ないからね」
「見ればわかるような。」
「でも、これだけ育ってるから。」
「まあね、身長も173センチあるし十分。」
「お、点滴も終わったし、翔、廉くんと百々ちゃん早速連れて帰ってくれるかい?」
「もちろん!」
「廉ちゃん起こす?」
「いいよ、抱っこで行くから。」
「おんぶじゃなくて?」
「車乗せる時大変じゃん。抱っこ一択。首に手回してくれる?」
「あらあら」
「廉くんが知ったら怒っちゃうね」
「廉ちゃん、お面頭につけてあげる!」
「翔、廉くん起きたら混乱するから百々ちゃんにしばらく任せるんだぞ!」
「わかってる。」
「車にレッツゴー!!」
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