197 / 549
第六章 ぼくは君を許さない。
・
しおりを挟む
「ただいま。廉くんと百々ちゃんは?」
「寝ちゃったよ。廉くんはもう3時間前には一度起きた後歯磨きして夢の中。百々ちゃんは1時間前に上がって寝ちゃった。」
「で、ボスと二人でしっぽり?文くんは?」
「そう。文は廉くんと百々ちゃんにプレゼント持ってきたけど、廉くんの刺激に今はなりかねないからって一杯飲んで割と早めに帰っちゃった。」
「そう・・・。ケーキとかご飯食べた?」
「いや。みんなで食べるって結局食べなかったし、廉くんはお疲れでほぼ寝てたからね。」
「そう。明日の朝ごはんおにぎりたくさん作ってあげなくちゃ。廉ちゃんは食べなかった翌日はご飯好むから。」
「ボスは懐いたかい?」
「こいつ・・・。廉くんにべったりなんだよ。俺と百々ちゃんがのかそうとしたら唸るし。廉くんの首元で寝るから、廉くん汗かいちゃって。俺の部屋で寝かせてたんだけど、さっき起きた時に自分の部屋で寝るって帰って行ったよ。」
「廉ちゃんに懐いてるの」
そう言って百合がボスの頭を撫でると目を細めてまるで笑顔のような表情をした。
「俺と百々ちゃんの敵だよ。」
「にしては下に連れて降りて一緒に飲んでたじゃないか。」
直人が笑いながら言う。
「二階に上がらせたらコイツ、廉くんの睡眠妨害になりかねないから。親父、責任もって寝室で一緒に寝てね。あと二階禁止!!」
『わん!!!』
「お前、絶対日本語わかってるよな?」
そう言ってボスの顎を掬うと口を閉じて真顔になるボス。
「確かに、子犬にしては人間の言葉をよく理解しているかもしれないわね。」
「廉くんは自分から触ろうとしないけど、こいつが廉くんに引っ付くんだよ。」
「本格的に天敵になっちゃったわね、ボス。」
結局この夜は2人が寝てしまったので、パーティーは今日の夜からに持ち越しになった。
直人は廉の部屋に百合と上がる。
「百々ちゃんはすっかり廉ちゃんの部屋で寝るのが当たり前になったわね。」
「そうだね。まあ今日は僕たちもここで寝るけど。」
「ボスはどうするのかしら。」
「翔が1階に置いてきそうだな。」
直人が廉のおでこの髪の毛を横に分けると、廉が眉間にしわを寄せた。
「ごめんごめん、寝てていいんだよ。」
子供を寝かし付ける様に胸元をトントンするとまた穏やかな顔で眠りについていた。
直人たちが寝ようとしたころ、翔がボスを連れて上がってきた。
なぜかハーネスがついている。
そしてハーネスの紐をドアノブに引っ掛けると、ボスのためにクッションを持ってきて自分は直人の横の布団に入った。
「徹底的に廉くんからは遠ざけるね。」
「睡眠妨害するからね。でも今日は家族になった日だから特別にここで寝ることを許可する。」
「翔君ったらやきもちやきね。」
百合に笑われ、ボスにジッと見つめられたが無視して目を瞑る翔だった。
「寝ちゃったよ。廉くんはもう3時間前には一度起きた後歯磨きして夢の中。百々ちゃんは1時間前に上がって寝ちゃった。」
「で、ボスと二人でしっぽり?文くんは?」
「そう。文は廉くんと百々ちゃんにプレゼント持ってきたけど、廉くんの刺激に今はなりかねないからって一杯飲んで割と早めに帰っちゃった。」
「そう・・・。ケーキとかご飯食べた?」
「いや。みんなで食べるって結局食べなかったし、廉くんはお疲れでほぼ寝てたからね。」
「そう。明日の朝ごはんおにぎりたくさん作ってあげなくちゃ。廉ちゃんは食べなかった翌日はご飯好むから。」
「ボスは懐いたかい?」
「こいつ・・・。廉くんにべったりなんだよ。俺と百々ちゃんがのかそうとしたら唸るし。廉くんの首元で寝るから、廉くん汗かいちゃって。俺の部屋で寝かせてたんだけど、さっき起きた時に自分の部屋で寝るって帰って行ったよ。」
「廉ちゃんに懐いてるの」
そう言って百合がボスの頭を撫でると目を細めてまるで笑顔のような表情をした。
「俺と百々ちゃんの敵だよ。」
「にしては下に連れて降りて一緒に飲んでたじゃないか。」
直人が笑いながら言う。
「二階に上がらせたらコイツ、廉くんの睡眠妨害になりかねないから。親父、責任もって寝室で一緒に寝てね。あと二階禁止!!」
『わん!!!』
「お前、絶対日本語わかってるよな?」
そう言ってボスの顎を掬うと口を閉じて真顔になるボス。
「確かに、子犬にしては人間の言葉をよく理解しているかもしれないわね。」
「廉くんは自分から触ろうとしないけど、こいつが廉くんに引っ付くんだよ。」
「本格的に天敵になっちゃったわね、ボス。」
結局この夜は2人が寝てしまったので、パーティーは今日の夜からに持ち越しになった。
直人は廉の部屋に百合と上がる。
「百々ちゃんはすっかり廉ちゃんの部屋で寝るのが当たり前になったわね。」
「そうだね。まあ今日は僕たちもここで寝るけど。」
「ボスはどうするのかしら。」
「翔が1階に置いてきそうだな。」
直人が廉のおでこの髪の毛を横に分けると、廉が眉間にしわを寄せた。
「ごめんごめん、寝てていいんだよ。」
子供を寝かし付ける様に胸元をトントンするとまた穏やかな顔で眠りについていた。
直人たちが寝ようとしたころ、翔がボスを連れて上がってきた。
なぜかハーネスがついている。
そしてハーネスの紐をドアノブに引っ掛けると、ボスのためにクッションを持ってきて自分は直人の横の布団に入った。
「徹底的に廉くんからは遠ざけるね。」
「睡眠妨害するからね。でも今日は家族になった日だから特別にここで寝ることを許可する。」
「翔君ったらやきもちやきね。」
百合に笑われ、ボスにジッと見つめられたが無視して目を瞑る翔だった。
11
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】
星森 永羽
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる