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〜1〜聖光教暗躍編
[3] 初めての戦闘
しおりを挟む「アアアアアァーー」
道に出た途端、いきなりそんな声が響いた。まるで、悠介を狙っているかのように.........
「な....なんだよ.....これ」
やっとの事で森を抜けて道らしい道に出たかと思ったら変な声が響いてきた反射で、空を見上げるとそこには こちらに向かって来る鳥のような者 、しかし地球の鳥はあそこまで凶悪かつ凶暴そうではなかったはずだ、明らかにさっきの熊よりもでかい 頭には角が1本その角を守るかの如く、2本の角が渦巻いている 全体的に黄色 所々に赤い線が走っている 翼は普通だがそこから覗く鋭い鉤爪 鳥と言うよりはプテラノドンだ、そんな化け物が3体いる
「と...とにかく鑑定だ」
そう言いつつ鑑定眼を発動する
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サンダーバード
脅威度B
状態:普通
固有スキル
*落雷*
高密度の雷を落とす事が出来る、しかしそれ以外に操る事が出来ない
*飛翔*
身体中に魔力を纏わせてこのスキル使用すると飛行する事が出来る。
動物はスキル無しで飛行できるが魔物はスキル無しでは飛行できない
*纏 -雷-*
雷を纏える
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「脅威度B.....だと.. ふざけるな、また俺は死ぬのか」
呟いた瞬間 目の前が真っ白になったと同時に轟音が響いた
ドゴォォォォォォォォォン
悠介は光に包まれながら意識を無くしていった。
そこからは思い出したくもない光景が永遠と続いていった。 降って来る雷を全て受け、サンダーバードに身体を食い千切られ、押しつぶされ、角で身体を貫かれ、触れた瞬間 感電死、勿論反撃もしたが戦闘経験皆無の俺と 野生の化け物じゃ勝ち目はない だから俺は待った自分の脅威度がサンダーバードの脅威度を超えて尚且つ、スキル取得の瞬間を.......
""死の力 による肉体再生を行います""
""肉体再生を完了しました""
""死の力によりLv10上がります""
""死の力 による肉体再生を行います""
""肉体再生を完了しました""
""死の力によりLv10上がります""
""死の力 による肉体再生を行います""
""肉体再生を完了しました""
""死の力によりLv10上がります""
""死の力による肉体..............
今この時ほど [死の力]によるデメリットに感謝した事はなかった。自身の死に対して疎くなったお陰でかなり精神面で楽になり攻撃を受け続ける途中で、ステータス確認を行える。
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ユウスケ
脅威度A [Lv60]
状態:通常
エクストラスキル
・死の力
ユニークスキル
・能力取得
・鑑定眼
・地理把握
・飛翔 NEW
・自身透過 NEW
意識した時自分自身のみ透過出来る 透過 なので透明ではないが、ありとあらゆる物理 魔法をすり抜ける しかし息を止めている時のみに限る そして発動中は自分の攻撃もすり抜ける
ノーマルスキル
・インパクト
・能力把握
・筋力強化 NEW
自身の筋力を1.5倍にする
・速度倍加 NEW
自身の速度を倍にまで上げる
耐性スキル
・魔法耐性 火 NEW
火属性魔法の耐性を上げる
・魔法耐性 水 NEW
水属性魔法の耐性を上げる
・魔法耐性 雷 NEW
雷属性魔法の耐性を上げる
称号
[転移者][ 死の概念を覆す者][多能力保持者][感情欠落者]
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(よし、やっとここまできた 丁度いいスキルも手に入れたし そろそろ反撃と行きますか今は大分精神的にも体力的にも落ち着いている、大丈夫だ 俺はやれる)
「殺ってやるよ!! 化け物ども!!」
さっきまで冷め切っていた心が炎が如く奮い立たされていく、[死の力]による感情徴収があるがそれよりもさらに 大きい炎が心を満たしていく 楽しいと不覚にもそう思ってしまった 。本当なら怖くて仕方がないはずなのに 倒れている体を立たせ 角を突き出しながら向かって来る1体の、サンダーバードに俺は、攻撃を[自身透過]を使い透過し、そのあと去り際のサンダーバードを殴り[インパクト]で破裂させた。
パァーーン
「アァ!!」「アァ!!」
今の 悠介は雷耐性を得ている為、先程に比べたらまだ我慢できる範囲だった。そのため[インパクト]発動条件の対象に触れても平気だったのである。
「飛翔!! 自身透過!!」
悠介は、残り2体のサンダーバードに向かい
[飛翔] [自身透過] を使い急接近する、サンダーバード達も、[落雷]を使い応戦するが透過中の 悠介に当たるはずもなく、いつのまにか 目の前まだ接近されていた。
「インパクト!」
パァーーン
「アァア!?」
また1体を屠ったところで、勝てないと判断したのか最後1体のサンダーバードが逃げて行く
「逃すかクソ鳥がぁ!!インパクト!!」
パァーーン
最後の1体のサンダーバードに勝った瞬間だった
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