願いを叶える魔法の傷薬~俺の異世界転生に必要なスキルを72時間しか遊べない体験版ゲームで取に行くところです~

ゼルダのりょーご

文字の大きさ
14 / 70

014

しおりを挟む

 
 突然すぎることの連続で少々戸惑っている俺だが。

 死を告知する女神が現れて、俺は自分が死んでいたことを知った。
 じわじわと実感が湧いて来たのか。

 いや違う。

 最初は生活の中での出来事と感じていた。
 それが死の宣告へと変わり、無理やりな自覚に至ったのだ。
 怖いくらいの自覚にな。

 これから異世界に向けて、転生を受けるのだが、その前に修行があるようだ。

 死んでしまったけど、俺は14歳の中学二年だ。
 どっかの地球の日本人。
 昭和の時代に生まれ、死んだ。

 名は、抜汐バツシオ グン。クラス内でのあだ名はショーグンだった。
 それだけはとても気に入っていた。


 まだ、はっきりと覚えているが、それも次第に消えていくのかな。


 ショーグンで生きてきた俺は、江戸時代に興味を持っていた。
 いま女神が、俺に行きたい時代はないのかと訊ねている。

 女神が付いて来て、強くなるための簡単なゲームをしに行く舞台なら、即答で江戸時代がいいと答えた所だった。




 ◇



『江戸時代とな。──して、どれぐらい過去になるのだ?』


 江戸時代を知らないようだ、この女神。
 う~ん。どれぐらい過去の話だったかな。
 行きたいのは、中期かな。時代劇を見てただけの知識しかねぇよ。

 それで、思わず口が開いてしまって。


「俺が知るかよそんなもん!」

『なんだ、知らぬのか。それは前途多難だな』


 え、以外と怒らないんだな、そこ。
 というか、2人とも知らないんじゃ行けなさそうだな。


「女神さんも知らないんじゃ、行くことは叶いませんよね」

『お前は、そうとう頭がわるいのだな。気の毒になる』


 はあ? 

 俺は、頭にカチンと来るものがあった。
 いま、ちょっぴり薄笑みを浮かべてみせたぞ、こいつ。


「だって、いつなのか分からないと行けないんでしょ? 


 とても作り笑顔で答える気分ではなく、女神とも呼ばなかった。
『空耳でも聞いたのか? それとも木の精霊が囁いたか?』


 さっき自分が聞いたんじゃないか、俺に。
 なのになんで、そこまで言われにゃならんのだ。
 頭が悪いのはお互い様だろ。江戸時代を知らないくせに。

 だけど、こうして女神もキレて来ないのだから、その理由を聞いて見るか。


「江戸時代しらないんでしょ。んで、時代もわかんないんでしょ。俺も良く知らんからお手上げじゃないのって思っただけですが」

『まあ知らぬから聞いたが、頭の悪さのことだな。私はお前の知識の話はしていない。行きたい場所なら知っておるかもと思っただけだ。知らぬならそれで構わぬ。まずお前は死んだから確実に未来を知れぬな? となれば、過去の話をしておるのだということになる。そこに行きたいのはお前で、私ではない。江戸時代の詳細は知らぬが、それならば調べれば良いだけのことだ。ここまでは大丈夫か?』


 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

大和型戦艦、異世界に転移する。

焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。 ※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

鬼の兵法伝承者、異世界に転世せしむる

書仙凡人
ファンタジー
俺の名は桜木小次郎。 鬼一法眼を祖とする鬼一兵法の令和の伝承者。 だがある時、なぜか突然死してしまったのだ。 その時、自称神様の変なペンギンが現れて、ファンタジー世界の転生を持ちかけられた。 俺はヤケになって転生受け入れたら、とんでもない素性の奴にログインする事になったのである。 ログイン先は滅亡した国の王子で、従者に毒盛られて殺されたばかり。 なにこれ? クーリングオフねぇのかよ!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...