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【リーンハルト:9歳】
第227話 不意打ち
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いつもお読みいただきありがとうございます。
次の投稿は本日午後の予定です。
よろしくお願いいたします。
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「お祖父様、展覧会の規模が大きくなっていくのですがどうしたらいいのでしょうか」
両ギルドに説明が終わり、家族そろって居間で休憩中だ。
「公平さから言えば商業ギルド長の言っていることは正しいが、規模を考えると参加者全員を展覧会に出店させられないかもしれないな」とお祖父様は右手を顎に当てて考えながらいう。
参加者がどれくらいになるかだよな。
「参加者が多ければ予選会だな」
「ジェラ兄様、さりげなくいわれていますが準備はどうするので」
「5町と領都、エミニーラで予選会を行おこない両ギルドに仕切ってもらえばいい。参加申込書があるし、予選会はお前と新人たちも参加すればいい」
参加者が多ければですね。
新作発表だから集まらない可能性もあるし予選会にはならないと思う。
「説明会はどうしましょうか」
「村長向けはジェラとハルトでいい。あと商売人や領民向けは商業ギルドに任せるか」
話が大きくなる一方だ。
なぜこうなるのだろうか。
年が明けて5つの町で村長向けの説明会をする。
村単位での参加を最初は考えていたけれど、団体、個人、自由に変更した、参加者が多ければ予選会がおこなわれ、展覧会は領都とエミニーラで続けてすることなどを付け加えた。
反応はそれぞれ、真剣に聞いている村長もあれば、興味なさげに聞いている村長もいる。
たしかに反応をみれば仲がいい村、悪い村あってもおかしくない。
やる気のある村民の邪魔だけはしないでほしいなと思う。
商業ギルドの展覧会の責任者は最初に会ったギルド長以外の2人が中心になって動くらしく、私がおこなった説明会に参加したあと、各町の人向けに2回開催。
私に不足があれば対応してほしいと最初は参加したが大丈夫とだったのであとはお任せした。
父上たちにいわれた展覧会のノルマは達成したが、新人は3月にならないと来ないのでしばらくは私が窓口対応になるから、忙しい日々が続きそうだ。
あと急ピッチで仕上げた屋敷の敷地に造った教会が完成した。
20人ほどで満員になる小さな教会である。
普通の教会とは違うのは、あとでガラス絵を中央に飾るため、中央に大きな窓があることだ。
今日は教会から新教会を祝ってもらうために司教たちが来ることになっている。
父上たちも王都から戻って来ていて、家族でお出迎えだ。
戻ってきた父上たちに展覧会の規模がさらに拡大していることを話すと、父上はこめかみに手をやって上下に擦っていた。
頭が痛いのか?
「ハルト、お前が新人たちと責任もってしなさい」と言っただけだった。
引き続き展覧会にかかわらないといけないらしいが、新人2人に動いてもらうから私は楽になるだろう。
司教たちが来たようだと声がかかり完成した新教会へ向かう。
先に祈りを捧げてもらい、そのあと父上たちと談話して帰るみたいだ。
私は新教会で会うだけで終わる予定だ。
極力関わりたくないからな。
新教会の前で待っていると馬車が止まった。
獣人の魔力鑑定の時に領都の教会で会った優しそうなおじいちゃん司教様が最初に出てきた。
獣人たちの鑑定式の時におじいちゃん司祭だと思ったら司教様だとあとで教えられてびっくりしたのだ。
ウエストランドの教会のトップだからだ。
そのおじいちゃん司教様が真っ先に降りてきたので驚いた。
次に降りてきたのは父上と同じくらい、いや、年下かもしれない白金髪より白色寄りの髪に金色の目の細身の人だけれど、はかなげな感じではない美形だった。
もしルーカスが人化したらこんな感じになるのではないかと一瞬思ってしまったけれど。
「なぜ大司教様が」と父上がつぶやく。
王都の教会のトップじゃないか。なぜ小さな教会の落成式にくるのだ。
不意打ちは勘弁してほしい・・・・。
次の投稿は本日午後の予定です。
よろしくお願いいたします。
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「お祖父様、展覧会の規模が大きくなっていくのですがどうしたらいいのでしょうか」
両ギルドに説明が終わり、家族そろって居間で休憩中だ。
「公平さから言えば商業ギルド長の言っていることは正しいが、規模を考えると参加者全員を展覧会に出店させられないかもしれないな」とお祖父様は右手を顎に当てて考えながらいう。
参加者がどれくらいになるかだよな。
「参加者が多ければ予選会だな」
「ジェラ兄様、さりげなくいわれていますが準備はどうするので」
「5町と領都、エミニーラで予選会を行おこない両ギルドに仕切ってもらえばいい。参加申込書があるし、予選会はお前と新人たちも参加すればいい」
参加者が多ければですね。
新作発表だから集まらない可能性もあるし予選会にはならないと思う。
「説明会はどうしましょうか」
「村長向けはジェラとハルトでいい。あと商売人や領民向けは商業ギルドに任せるか」
話が大きくなる一方だ。
なぜこうなるのだろうか。
年が明けて5つの町で村長向けの説明会をする。
村単位での参加を最初は考えていたけれど、団体、個人、自由に変更した、参加者が多ければ予選会がおこなわれ、展覧会は領都とエミニーラで続けてすることなどを付け加えた。
反応はそれぞれ、真剣に聞いている村長もあれば、興味なさげに聞いている村長もいる。
たしかに反応をみれば仲がいい村、悪い村あってもおかしくない。
やる気のある村民の邪魔だけはしないでほしいなと思う。
商業ギルドの展覧会の責任者は最初に会ったギルド長以外の2人が中心になって動くらしく、私がおこなった説明会に参加したあと、各町の人向けに2回開催。
私に不足があれば対応してほしいと最初は参加したが大丈夫とだったのであとはお任せした。
父上たちにいわれた展覧会のノルマは達成したが、新人は3月にならないと来ないのでしばらくは私が窓口対応になるから、忙しい日々が続きそうだ。
あと急ピッチで仕上げた屋敷の敷地に造った教会が完成した。
20人ほどで満員になる小さな教会である。
普通の教会とは違うのは、あとでガラス絵を中央に飾るため、中央に大きな窓があることだ。
今日は教会から新教会を祝ってもらうために司教たちが来ることになっている。
父上たちも王都から戻って来ていて、家族でお出迎えだ。
戻ってきた父上たちに展覧会の規模がさらに拡大していることを話すと、父上はこめかみに手をやって上下に擦っていた。
頭が痛いのか?
「ハルト、お前が新人たちと責任もってしなさい」と言っただけだった。
引き続き展覧会にかかわらないといけないらしいが、新人2人に動いてもらうから私は楽になるだろう。
司教たちが来たようだと声がかかり完成した新教会へ向かう。
先に祈りを捧げてもらい、そのあと父上たちと談話して帰るみたいだ。
私は新教会で会うだけで終わる予定だ。
極力関わりたくないからな。
新教会の前で待っていると馬車が止まった。
獣人の魔力鑑定の時に領都の教会で会った優しそうなおじいちゃん司教様が最初に出てきた。
獣人たちの鑑定式の時におじいちゃん司祭だと思ったら司教様だとあとで教えられてびっくりしたのだ。
ウエストランドの教会のトップだからだ。
そのおじいちゃん司教様が真っ先に降りてきたので驚いた。
次に降りてきたのは父上と同じくらい、いや、年下かもしれない白金髪より白色寄りの髪に金色の目の細身の人だけれど、はかなげな感じではない美形だった。
もしルーカスが人化したらこんな感じになるのではないかと一瞬思ってしまったけれど。
「なぜ大司教様が」と父上がつぶやく。
王都の教会のトップじゃないか。なぜ小さな教会の落成式にくるのだ。
不意打ちは勘弁してほしい・・・・。
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