30 / 76
『花倉の乱(勃発)編』 天文四年(一五三五年)
第30話 承芳和尚を探せ
承芳和尚に会いに行ってみようは良いのだが、問題は今どこにいるのかわからないという事であった。
堤城の父上も手紙に行方知れずと書いていた事から、恐らくは近しい者しか今は行方を知らないという事なのだと思う。
近しい人物と言っても残念ながら駿河衆で五郎八郎が面識があるのは葛山中務少輔くらい。だが葛山城は富士山の向こう側、二俣からでは遠すぎる。
そんな五郎八郎の脳裏に一人の人物が思い浮かんだ。
『岡部左京進』
初めての評定の時、五郎八郎を蹴り飛ばした朝比奈丹波守を叱り飛ばした人物である。
毎年のように年賀の際に挨拶に伺っていて、向こうも自分を知ってくれている……はずである。あの人物なら何かしら知っているかもしれない。
確か居城は志太郡の朝日山城。東から来ると安部川を越え宇津ノ谷峠を越えた先、西から行くと大井川を超え宇津山が見えるとその麓だと言っていた。
五郎八郎は小姓の弥三を伴って馬を飛ばし朝日山城へと向かった。
門番に言って左京進に面会を求めたのだが、嫡男の美濃守の元に通される事になった。この時点で五郎八郎は何かもの凄い違和感を感じていた。
「父への用向きはわかっております。今川館の惨劇の件でしょう? 父は今接客中でして、暫しそれがしが暇つぶしでもと思いまして」
美濃守は五郎八郎と同じくらいの年齢の人物である。
美濃守の応対の態度は同年代の城主と顔馴染みになっておきたいという風に捉える事もできなくはない。だが明らかにそわそわした感じであり、何かを誤魔化そうとしているようにも感じる。
「美濃殿は、此度の一連の暴挙について、どうお感じになられました?」
五郎八郎が同年代の雑談のように話を返してくれた事で多少はほっとしたらしい。それがばっちり顔に出てしまっている。
岡部家は武働きに定評のある家である。この感じだと腹芸は苦手としているのであろう。
「許されざる暴挙ですな。どのような理由があろうと主殺しは論外ですよ。父上もかなりご立腹でして」
なるほど、左京進は完全に承芳和尚に付いたのか。美濃守の発言で五郎八郎は確信した。
という事は、今左京進が会っている人物は恐らくは承芳和尚側の重鎮の誰かという事になるだろう。
「それがしもそうは思うのですが、承芳和尚に後を継がれたら、それはそれで我ら遠江衆は肩身の狭い事になりそうなんですよね。そこが悩み所でしてね」
五郎八郎から少し込み入った事情を聞く事ができ、美濃守はなるほどなあと何度も頷いている。より情報を引き出す為の餌なのだが、この感じ、美濃守は気づいてはいないであろう。
「此度の発端を考えれば、反動で承芳和尚が強硬な態度を取るかもという危惧はわかります。ですが、ご存知無いかもしれませんが、承芳和尚は寿桂尼様と共に亡きお館様を諫めてらしたそうですよ?」
美濃守が左京進からどこまで聞いているかはわからないが、少なくともこの感じからして承芳和尚は遠江衆の排除を公言しているわけではないように感じる。
ならば、何故あのような手紙の内容だったのだろう?
「だとしたら、今となっては詮無い事ですが、もう少し強く諫めていただけていたら、かような事には……」
五郎八郎の指摘に美濃守は、苦しいような悲しいような、そんな顔をした。何か言い返したいのだが、ぐうの音も出ないといったところだろうか。
「ですが、それは恵探和尚にも同じ事が言えるのでは? 当家には駿河衆をよろしく引き立てるなどと申していますが、あの方の母は福島殿の従妹。およそ本心で言っているようには……」
つまりそれは、福島上総介が駿河守に付いた事が確定したという事。駿河守としては上総介は母の従兄である。一番頼りとできる将であろうから当然と言えば当然だろう。
だが問題はそこではない。やはり駿河守は駿河衆にも同様の甘言を行っているという点である。
つまり二枚舌外交。勝ったら揉める事になると諫める者が近くにいなかったのだろうか?
五郎八郎がさらに何かを言おうとしたところで戸が開いた。どうやら左京進の接客が終わったらしい。
美濃守が先導し左京進の部屋へと向かった。
「父上、珍しい方が父上を訪ねてまいりましたぞ」
五郎八郎が部屋の中を覗くと、左京進以外にもう一人男性が座っていた。だが五郎八郎としては予想通りという感じでもあった。
黒き袈裟を身にまとい、金糸で刺繍の施された茶の掛絡をかけている。頭には同じく茶の角頭巾。承芳和尚の兄弟子、雪斎禅師である。
ここに雪斎禅師がいるという事は、すなわち隣室には……
単に情報を聞き出すつもりが、まさかこんな事になろうとは……
「今日はどのような用向きかな? まあ、駿府があのような状況ゆえ、何となく察しは付くが」
左京進は雪斎禅師の事には全く触れず、いきなり五郎八郎に来城の理由を尋ねた。こういう真っ直ぐなところは息子そっくりである。
「当然その件にございます。我が城は山奥、おまけに若輩者ゆえ、中々情報が入ってきませんで。もしかして左京殿なら何かしらご存知なのではと、藁をもつかむ気持ちでやってまいりました」
困り顔を作って左京進にたずねてみた。横で表情一つ変えず顎髭を撫でている雪斎禅師にはバレバレなのだろうが、左京進はそうかそうかと言って嬉しそうに微笑んだ。
「それは難儀な事であるな。では堤の兵庫殿にもあまり情報は入っておらぬというところか。それがしで知っている事であれば極力話してやろうとは思うが、して、どのような事が知りたいのかな?」
恐らくだが、左京進もあわよくば二俣城を自勢力に加えたいと思っているはずである。であれば多少の込み入った質問程度であれば答えてくれるであろう。
「それがしは、その……承芳和尚という方をあまり存じ上げません。新年の挨拶に伺った程度で、ろくに話もした事がございませんで。どのような方かという事を伺いたくて」
左京進は思わずちらりと隣の部屋に視線を移した。本当にわかりやすい人である。
何かを言おうとしたのだが、自分よりも雪斎禅師に聞いた方が良いだろうと言って、雪斎禅師に丸投げしてしまった。
雪斎禅師も、さすがにそれには苦笑いである。
「子供の頃から聡明な御方でな、さらに心優しい御方だ。だが芯は強く、文学や和歌にも精通しておる。あまり表裏が無いのが玉に瑕じゃな」
雪斎禅師の人物評を聞き、食えない坊主だと五郎八郎は感じた。玉に瑕だと欠点を言っているようで、その実、陰湿では無いと褒めているだけである。
「その……それがしとしては、遠江衆をどう扱おうとしているかというところが一番気になるところなのですが。もし亡きお館様のように遠江衆を排除するという事であれば、この機です、駿河守に従う事にするのですが」
雪斎禅師は顎髭をさすって暫く無言で考え込んだ。
何度かじっと五郎八郎を見つめ、ふむと息を漏らし、また考え込むという仕草を繰り返す。
「逆に問う。五郎八郎殿であれば遠江衆をどう扱う? 遠江衆に少しでも甘い顔をすれば駿河衆が離反しかねない。駿河は足元だ。そこでの反乱は致命的な事になりかねないのだ」
つまり雪斎禅師も亡きお館様の方針で行こうと思っていたという事であろう。だから遠江衆には義の心があるならこちらに付けと見下すような内容の手紙を出したのだ。
「それがしであれば、遠江衆を対等に扱ったというだけでへそを曲げるような輩は冷遇します。そのような者は他家からの誘惑で簡単に転ぶような輩です。そんな輩を重用したらいざという時に計算が狂う事になります」
左京進はなるほどと納得したが、雪斎禅師は若いなあと呟き笑顔を見せた。
「そなたの考えもそれはそれで一つの答えだとは思う。だがな、国衆の多くは利によって動くものだ。あちらを立てればこちらが立たぬ。だがそうした者たちを納得させられる手段がある。それが蔑む存在を作る事なのだよ」
納得いかぬ。
五郎八郎は押し黙って雪斎禅師を失望した顔で見ている。
そんな五郎八郎の態度を雪斎禅師は意地悪く笑う。
「いささか拙僧の案は品が無かったな。どうもいかんなあ。そなたのような智に明るい者を見ると、どうしても論戦を挑みたくなってしまう。僧の性のようなものだ。許してくれ」
堤城の父上も手紙に行方知れずと書いていた事から、恐らくは近しい者しか今は行方を知らないという事なのだと思う。
近しい人物と言っても残念ながら駿河衆で五郎八郎が面識があるのは葛山中務少輔くらい。だが葛山城は富士山の向こう側、二俣からでは遠すぎる。
そんな五郎八郎の脳裏に一人の人物が思い浮かんだ。
『岡部左京進』
初めての評定の時、五郎八郎を蹴り飛ばした朝比奈丹波守を叱り飛ばした人物である。
毎年のように年賀の際に挨拶に伺っていて、向こうも自分を知ってくれている……はずである。あの人物なら何かしら知っているかもしれない。
確か居城は志太郡の朝日山城。東から来ると安部川を越え宇津ノ谷峠を越えた先、西から行くと大井川を超え宇津山が見えるとその麓だと言っていた。
五郎八郎は小姓の弥三を伴って馬を飛ばし朝日山城へと向かった。
門番に言って左京進に面会を求めたのだが、嫡男の美濃守の元に通される事になった。この時点で五郎八郎は何かもの凄い違和感を感じていた。
「父への用向きはわかっております。今川館の惨劇の件でしょう? 父は今接客中でして、暫しそれがしが暇つぶしでもと思いまして」
美濃守は五郎八郎と同じくらいの年齢の人物である。
美濃守の応対の態度は同年代の城主と顔馴染みになっておきたいという風に捉える事もできなくはない。だが明らかにそわそわした感じであり、何かを誤魔化そうとしているようにも感じる。
「美濃殿は、此度の一連の暴挙について、どうお感じになられました?」
五郎八郎が同年代の雑談のように話を返してくれた事で多少はほっとしたらしい。それがばっちり顔に出てしまっている。
岡部家は武働きに定評のある家である。この感じだと腹芸は苦手としているのであろう。
「許されざる暴挙ですな。どのような理由があろうと主殺しは論外ですよ。父上もかなりご立腹でして」
なるほど、左京進は完全に承芳和尚に付いたのか。美濃守の発言で五郎八郎は確信した。
という事は、今左京進が会っている人物は恐らくは承芳和尚側の重鎮の誰かという事になるだろう。
「それがしもそうは思うのですが、承芳和尚に後を継がれたら、それはそれで我ら遠江衆は肩身の狭い事になりそうなんですよね。そこが悩み所でしてね」
五郎八郎から少し込み入った事情を聞く事ができ、美濃守はなるほどなあと何度も頷いている。より情報を引き出す為の餌なのだが、この感じ、美濃守は気づいてはいないであろう。
「此度の発端を考えれば、反動で承芳和尚が強硬な態度を取るかもという危惧はわかります。ですが、ご存知無いかもしれませんが、承芳和尚は寿桂尼様と共に亡きお館様を諫めてらしたそうですよ?」
美濃守が左京進からどこまで聞いているかはわからないが、少なくともこの感じからして承芳和尚は遠江衆の排除を公言しているわけではないように感じる。
ならば、何故あのような手紙の内容だったのだろう?
「だとしたら、今となっては詮無い事ですが、もう少し強く諫めていただけていたら、かような事には……」
五郎八郎の指摘に美濃守は、苦しいような悲しいような、そんな顔をした。何か言い返したいのだが、ぐうの音も出ないといったところだろうか。
「ですが、それは恵探和尚にも同じ事が言えるのでは? 当家には駿河衆をよろしく引き立てるなどと申していますが、あの方の母は福島殿の従妹。およそ本心で言っているようには……」
つまりそれは、福島上総介が駿河守に付いた事が確定したという事。駿河守としては上総介は母の従兄である。一番頼りとできる将であろうから当然と言えば当然だろう。
だが問題はそこではない。やはり駿河守は駿河衆にも同様の甘言を行っているという点である。
つまり二枚舌外交。勝ったら揉める事になると諫める者が近くにいなかったのだろうか?
五郎八郎がさらに何かを言おうとしたところで戸が開いた。どうやら左京進の接客が終わったらしい。
美濃守が先導し左京進の部屋へと向かった。
「父上、珍しい方が父上を訪ねてまいりましたぞ」
五郎八郎が部屋の中を覗くと、左京進以外にもう一人男性が座っていた。だが五郎八郎としては予想通りという感じでもあった。
黒き袈裟を身にまとい、金糸で刺繍の施された茶の掛絡をかけている。頭には同じく茶の角頭巾。承芳和尚の兄弟子、雪斎禅師である。
ここに雪斎禅師がいるという事は、すなわち隣室には……
単に情報を聞き出すつもりが、まさかこんな事になろうとは……
「今日はどのような用向きかな? まあ、駿府があのような状況ゆえ、何となく察しは付くが」
左京進は雪斎禅師の事には全く触れず、いきなり五郎八郎に来城の理由を尋ねた。こういう真っ直ぐなところは息子そっくりである。
「当然その件にございます。我が城は山奥、おまけに若輩者ゆえ、中々情報が入ってきませんで。もしかして左京殿なら何かしらご存知なのではと、藁をもつかむ気持ちでやってまいりました」
困り顔を作って左京進にたずねてみた。横で表情一つ変えず顎髭を撫でている雪斎禅師にはバレバレなのだろうが、左京進はそうかそうかと言って嬉しそうに微笑んだ。
「それは難儀な事であるな。では堤の兵庫殿にもあまり情報は入っておらぬというところか。それがしで知っている事であれば極力話してやろうとは思うが、して、どのような事が知りたいのかな?」
恐らくだが、左京進もあわよくば二俣城を自勢力に加えたいと思っているはずである。であれば多少の込み入った質問程度であれば答えてくれるであろう。
「それがしは、その……承芳和尚という方をあまり存じ上げません。新年の挨拶に伺った程度で、ろくに話もした事がございませんで。どのような方かという事を伺いたくて」
左京進は思わずちらりと隣の部屋に視線を移した。本当にわかりやすい人である。
何かを言おうとしたのだが、自分よりも雪斎禅師に聞いた方が良いだろうと言って、雪斎禅師に丸投げしてしまった。
雪斎禅師も、さすがにそれには苦笑いである。
「子供の頃から聡明な御方でな、さらに心優しい御方だ。だが芯は強く、文学や和歌にも精通しておる。あまり表裏が無いのが玉に瑕じゃな」
雪斎禅師の人物評を聞き、食えない坊主だと五郎八郎は感じた。玉に瑕だと欠点を言っているようで、その実、陰湿では無いと褒めているだけである。
「その……それがしとしては、遠江衆をどう扱おうとしているかというところが一番気になるところなのですが。もし亡きお館様のように遠江衆を排除するという事であれば、この機です、駿河守に従う事にするのですが」
雪斎禅師は顎髭をさすって暫く無言で考え込んだ。
何度かじっと五郎八郎を見つめ、ふむと息を漏らし、また考え込むという仕草を繰り返す。
「逆に問う。五郎八郎殿であれば遠江衆をどう扱う? 遠江衆に少しでも甘い顔をすれば駿河衆が離反しかねない。駿河は足元だ。そこでの反乱は致命的な事になりかねないのだ」
つまり雪斎禅師も亡きお館様の方針で行こうと思っていたという事であろう。だから遠江衆には義の心があるならこちらに付けと見下すような内容の手紙を出したのだ。
「それがしであれば、遠江衆を対等に扱ったというだけでへそを曲げるような輩は冷遇します。そのような者は他家からの誘惑で簡単に転ぶような輩です。そんな輩を重用したらいざという時に計算が狂う事になります」
左京進はなるほどと納得したが、雪斎禅師は若いなあと呟き笑顔を見せた。
「そなたの考えもそれはそれで一つの答えだとは思う。だがな、国衆の多くは利によって動くものだ。あちらを立てればこちらが立たぬ。だがそうした者たちを納得させられる手段がある。それが蔑む存在を作る事なのだよ」
納得いかぬ。
五郎八郎は押し黙って雪斎禅師を失望した顔で見ている。
そんな五郎八郎の態度を雪斎禅師は意地悪く笑う。
「いささか拙僧の案は品が無かったな。どうもいかんなあ。そなたのような智に明るい者を見ると、どうしても論戦を挑みたくなってしまう。僧の性のようなものだ。許してくれ」
あなたにおすすめの小説
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
ある日、僕は全知全能になった。
暁月ライト
ファンタジー
ある日、平凡な男子高校生である宇尾根 治は全知全能になった。 何の前触れもなく突然にその力を手に入れた主人公が、表向きには平凡な高校生として過ごしつつ、裏では色んな世界を自由気ままに旅したりして遊ぶ話。
名もなき民の戦国時代
のらしろ
ファンタジー
徹夜で作った卒論を持って大学に向かう途中で、定番の異世界転生。
異世界特急便のトラックにはねられて戦国時代に飛ばされた。
しかも、よくある有名人の代わりや、戦国武将とは全く縁もゆかりもない庶民、しかも子供の姿で桑名傍の浜に打ち上げられる。
幸いなことに通りかかった修行僧の玄奘様に助けられて異世界生活が始まる。
でも、庶民、それも孤児の身分からの出発で、大学生までの生活で培った現代知識だけを持ってどこまで戦国の世でやっていけるか。
とにかく、主人公の孫空は生き残ることだけ考えて、周りを巻き込み無双していくお話です。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
[完]異世界銭湯
三園 七詩
ファンタジー
下町で昔ながらの薪で沸かす銭湯を経営する一家が住んでいた。
しかし近くにスーパー銭湯が出来てから客足が激減…このままでは店を畳むしかない、そう思っていた。
暗い気持ちで目覚め、いつもの習慣のように準備をしようと外に出ると…そこは見慣れた下町ではなく見たことも無い場所に銭湯は建っていた…
WIN5で六億円馬券当てちゃった俺がいろいろ巻き込まれた結果現代社会で無双する!
TB
ファンタジー
小栗東〈おぐりあずま〉 二十九歳 趣味競馬 派遣社員。
その日、負け組な感じの人生を歩んできた俺に神が舞い降りた。
競馬のWIN5を的中させその配当は的中者一名だけの六億円だったのだ。
俺は仕事を辞め、豪華客船での世界一周旅行に旅立った。
その航海中に太平洋上で嵐に巻き込まれ豪華客船は沈没してしまう。
意識を失った俺がつぎに気付いたのは穏やかな海上。
相変わらずの豪華客船の中だった。
しかし、そこは地球では無かった。
魔法の存在する世界、そしてギャンブルが支配をする世界だった。
船の乗客二千名、クルー二百名とともにこの異世界の大陸国家カージノで様々な出来事はあったが、無事に地球に戻る事が出来た。
ただし……人口一億人を超えるカージノ大陸と地球には生存しない魔獣たちも一緒に太平洋のど真ん中へ……
果たして、地球と東の運命はどうなるの?
ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!