猫耳ts少女

氷室ゆうり

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猫耳ts少女

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「にゃああっ!?や、やめるにゃっ!?お、おれはっ、ふにゃああっ!?」
「ほら、ちゃんと女の子の言葉使いなさいって。」
「姉さんっ!いい加減元に戻してくれ…にゃあっ!?ふにゃああっ、にゃあっ!」
「ダメよ。今月分のレポート、ギリギリなんだから。」
大学生のハルはふと、大学院生の姉に呼び出された。
日ごろから天才科学者ともてはやされていた姉だが、その本質は、人を人とも思わないマッドサイエンティストだ。
分かってはいた。呼び出されてもろくなことにならないと。
それでも、身内の恥は身内で何とかしないと、向かってみてはこれである。
性転換の実験と、ネコとの融合。
どちらも現代科学の領域を一気に飛び越えかねないそれだが、それをいとも簡単に成功させてしまったあたり、本物の天才なのだろう。
まあ、
「人体実験に弟をつかうにゃっ!…ああっ、ふにゃあっ!?」
「…ふむ、乳首の数は二つどまりかぁ。あーあ。猫耳と尻尾が生えただけの女の子が今は限界みたいね。ま、これはこれで需要あるけど。えいっ」
「にゃあああんっ!しっぽつかむにゃあっ!?ああんっ、にゃあっ!?」
「女の子の乳首も、ネコの尻尾も、どちらも性感帯だからねーおマンコとかも、せっかくだし味わっちゃえば?えいっ、えいっ」
「や、やああんっ、にゃああんっ!や、やめにゃっ、はにゃあっ!」
「おっぱいも、大きくなってよかったねー」
「にゃあああんっ!いじるにゃああっ!にゃああっ!ふにゃああっ!」
「さすがにチンコは用意できないけど、アダルトグッズでおマンコにも入れてあげるからねー」
「!?いや、むりにゃって!そ、そんなのはいるわけにゃいっ!…ふにぃぃっ!?」
「ふふん、しっかり楽しませてあげるからねー」
「にゃあああんっ!やめるにゃあっ!へんにゃあっ、もとにっ、もとにもどすにゃあああっ!にゃああああんっ!にゃあああっ!」
「うんうん、やっぱり男の子の精神が女の子の身体と猫の本能に耐えられるかっていうと、厳しいところもあるんだろうね。ま、それをやってみてこその、実験だもんね!さあさあ!頑張っていこう!」
「いっひゃうにゃああっ、にゃあああっ」
その言葉を肯定ととらえたらしい姉は、また意味不明なデータを取り始めるのだった。
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