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カノジョを成長させてみると?

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年齢を変化させる装置というものが、ネットオークションに出た時は、どう考えても詐欺だと思った。
まあ、ほかの誰もが同じことを考えていたようで、思った以上に安い値段で手に入れることができたのは、喜ぶべきことなのだろうか。
おれ、宮原純(みやはらじゅん)、17歳は、さっそく彼女に使ってみたいと思った。




「さて、やってみるか」
「あの、やっぱり、あたしっ、怖い…」
俺だって、別に自分で試してみたいわけじゃあない。もう2年も付き合ってる彼女に試してみたいと思ったのだ。
俺の彼女、吉岡摩耶(よしおかまや)、18歳。1歳年上の彼女である。とはいえ最近はマンネリ気味だし、少しばかりこういう刺激も大切だと思うのだ。

「わ、わたし、どうなるの…?」
うーん、そうだなあ。あまりやる気はないみたいだけど。最初はやっぱり、うーん、
「摩耶さん、子供化したいですか?それとも熟女化がいいですか?」
「わ、私は…」
そして、摩耶さんの出した答えは…


「わ、若くはなりたいけど…これ以上年の差が出るのは…」
「いいじゃん、やってみようよ。」
摩耶さんはどうやら加齢に対して恐怖を持っていたらしい。なら、あえてそっちに行ってみよう。
半ば強引に装置を起動し、摩耶の年齢を引き上げてみた。
「あっ、こらっ、い、いやっ」
ふむ、摩耶さんは19,20になるにつれまだすこしだけせがのびるようだ。23,24になるにつれ、色っぽさがどんどん増していき、胸もおしりもどんどん大きくなっていく。
「やあっみないでっ」
摩耶さんはそう恥ずかしそうにしているけど、かわいい。凄く興奮する。
「せっかくだし30歳くらいまではあげてみましょうか。」
「やだっ、おばさんじゃないっ、いやああっ」
まあ、少し怖いけど、多分摩耶さんなら可愛いと思う。
だって、自分の彼女がどうなっていくか、見てみたいだろう?

「ふんふん、26歳くらいになるとおなか周りが怪しくなりますね。でも、それはそれで抱き心地がいいので俺は全然大丈夫です。」
「やああんっ、もうやめよ?ね?」
「いえいえ、将来を楽しみにしつつ、熟女の摩耶さんまでしっかり味わいますよ?」
オトナモードの摩耶さんから悲鳴が上がった。

「お、おばさんになったら…見捨てられるの?私?」
「大丈夫、多分摩耶さんならいい熟女になるよ。」
俺はいまいち熟女の良さは分からないけど、摩耶さんのことは素直に好きだし、たぶん行けるんじゃないかな。
そういうわけで28歳だけど、うん、おなか周りは、だんだんぽっちゃりしてくるんだなぁ。さらに胸が大きくなり、おしりも大きくなって目立つ。
「純君、わたし、ちゃんとダイエットしてきれいな30歳になるからね!?こんなだらしない体にならないからねっ!?」
摩耶さんの焦り顔がガチだ。俺としては全然許容範囲だし、恥ずかしそうな摩耶さんの顔が見れてグッジョブ以外の何物でもない。そうはいってもやはり女というものは見た目を大事にするらしく、これはさすがに生まれ持った違いなのだろう。
だが、最後まで行かなくてはならない。30歳の摩耶さんの登場だ。
「んっ、やめてぇっ・・・!ああっ!」


「見ないでっ…みないでえっ」
…ふむ。
全体的にややぽっちゃりしている。もちろん、今と比べての話なので、俺は何も気にしないが、あちらこちらに脂肪がつき始めているのが分かる。
でも、なぜだろう、その分エロさが際立っている。胸に関してはもっと大きくなったようで、正直触ってみたい。
もう少しだけ加齢させてみようかと思ったが、
「お願いっ!やめてえっ!今のアタシだと、ほんとにおばさんになっちゃうからっ!時間をちょうだいっ!絶対きれいに年を重ねていくからっ!今はやめてっ!」
そう涙目で懇願されては仕方がない。女磨きに精を出すのは良いことだし、俺は大人しく機械を置き、現在の摩耶さんの体をじっくりと堪能することにした。

「じ、じろじろみないでっ」
そう恥ずかしそうに顔を隠す摩耶さん。どこを隠していいのか分からずおろおろしているが、正直そのしぐさがたまらない。
「それにしても摩耶さん、ほんとに胸大きくなるんですね。おしりもこんなに大きくなっちゃって。」
「やんっ!も、もまないでよぉ」
「無理ですって、こんなにいやらしいから出されちゃったら、誰だって興奮しますって!」
ホント、今からの成長が楽しみになるような美女である。下手に劣化していくアイドルなんかより全然上のレベルにあると言える。
「別に頑張んなくたっていいですよ。俺、今の摩耶さんも全然いけます。」
というか、男子高校生には刺激が強すぎた。
「ほ、ほんと…?きゃあっ」
気づいた時にはベットに摩耶さんを押し倒していたくらいには、刺激が強すぎた。
その豊満な肉体を恥じるようにもじもじする摩耶さん。わるいけど、それ、逆効果だから。
「摩耶さんっ!」
俺は夢中で摩耶さんの豊満な体をむさぼった。

「やぁっ、純君ッ!ああっ、やんっ!」
「ほんと、すごい胸ですね。」
「見ないでっ!垂れてきててっ!んあっ!もまないでっ!純君ッ!」
「垂れてないし、摩耶さんのかわいい顔、好きです。」
食べごろとは、こういうことを言うのだろう。
やはり胸から目が離せない。俺は軽くくわえてみることにした。
「ひああっ、純君ッ!おっぱい吸わないでっ!だめっ!ああっ!」
「…いつか絶対、母乳が出るようにします。」
「そ、それって…ひゃあああっ!純君ッ、ああんっ!アンッ!」
大人の色気を醸し出す摩耶さんを、俺は夢中でまさぐり続ける。

「ほら、俺の、もうこんなになってるんです。入れますよ。」
「やんっ、純君…きてっ。」
ずぶぶぶぶっ!
「アアアアアッ!純君ッ!来てるっ、きてるよぉっ!」
何だろう、いつもより愛液があふれて気持ちがいい。
そのままパンパンと腰を動かし続ける。
「ほらっ!摩耶さんの熟女マンコにだしいれしてますよっ!」
「やんっ!言わないでっ!アアッ、アンッ、アアアアアッ!」
「摩耶さん、すごい、エロい顔してるっ!」
胸を触れば恥ずかしそうに、下をつけば一切の余裕なくいやらしい表情を俺に向けてくれる。
「ほ、ほんとに、こんな私でも…いいの?」
いまさら何を言うかと思えば、
「何をいまさら、大好きですっ!」
「あんっ!あんっ!やんっ!ああっ!純君ッ!来てっ!すきぃぃっ!」
「やあアアッ、乳首つまんじゃやぁっ!」
「かわいいっ!摩耶さんっ、摩耶さんっ!」
これをかわいいと言わずとしてなんというのか。
年を重ねても、摩耶さんは摩耶さんだ。色っぽい。
何度もチュッ、チュッ、と口づけをしながら、俺たちは互いを求めあう。
「ああっ!じゅんくんっ!私っ、もうっ!だめっ!」
「摩耶さんっ、摩耶さんっ!俺もっ!」
年を重ねても、お互いを思いやれば何の問題もない。相手に好かれる努力を怠らなければ、きっと相手も答えてくれる。
直感にも近い答えを見つけ、胸を揉みつつ、腰もラストスパートだ。
「出すよっ!摩耶さんっ!」
「ふぁああっ!だめっ!純君すきぃっ!んアアアアアッ!イクっ!大きくなった胸つかまれてっ!乳首いじられながらアッ!熟女になっても愛されてっ!熟女マンコに出されちゃうぅっ!純君ッ!アアアアアァンッ!」

「はあっ、はあっ、出しました…」
「純君ッ、好きっ…はあっ」







「ええと、どうやって戻るんだっけ?」
「嘘でしょ!?」
「うわっ、冗談ですから落ち着いてください。じっとしててね。それっ。」
見る見るうちに年齢が下がっていき、元の年に戻る。
「も、戻った。けど…」
「ん?どうしました?」
特に違和感もなさそうだし、まるっきりいつもの摩耶さんだ。
「あのまま年を取っていくと、絶対おばさんみたいになっちゃう。ダイエットしないと。」
「えーかわいかったけどなー」
なんにせよ、向上心を持つのはいいことだ。
どのような未来になったとしても、俺はこの先この人と歩んでいくのだろう。
そう思うと、悪い気はしなかった。

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