精神同居の幼馴染

氷室ゆうり

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精神同居の幼馴染

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「うーん。これが紗理奈の身体か。いや、別に悪いなんて思ってないよ?これはこれでいい体だし、胸もそこそこの大きさだし、体つきもエロいんだけど…俺の好みとはちょっと違うんだよなあ。どうせなるなら理沙になりたかったなあ。」
一人の女が放課後の教室で服を脱いで困った顔をしている。
憑依薬があったにもかかわらず、どうにも相手を間違えてしまったらしい。
そして、誤算はもう一つあった。
「アアンッ、私っ、こんなにいやらしい体なのおっ、アンッ、気持ちいいっむねっ、ちくびもっきもちいようっ、ふぁああんっ」
ただの独り言でもなかなかに、自分の声に興奮できたことである。


憑依には大きく分けて二種類ある。
完全な憑依と、不完全な憑依だ。
今回男が立ち入ったのは後者の方。
彼は一見物静かにしているようだが、それでも困った顔を浮かべているのには理由がある。
彼の内心では、もう一人の心が必死に文句をあげていたのだ。


(出て行って!私の体を触るなっ!やめてっ!服を脱がないでっ、ひゃあっ、さわらないでよっ!)
「そんなこと言われても…絶頂しないと戻れないんだから勘弁してくれよ。紗理奈。幼馴染だろう?」
(うっさい!ひゃああんっ、やめてっ、むねっ、触られてっ…イやぁぁ…)
「彼氏にも触られたくないのに…ってか?いいじゃん。気持ちいいだろ?彼氏だっていないんだし。」
(ああっ、だめだめえっ、さわらないでっ、ふぁああんっ)
「ああっ、きもちいいなっこのからだっ、ああん、おんなのからだってすげえなっ、あんっここっ、クリトリスっ中と同時にいじって…んあああああああっ!」
(やめてよっ、ああんっ、なんでっ、そんなところそんなに乱暴に触ったらダメに決まってるじゃないっ、ああんっだめえっ、はあっ、はあんっ)
「分かんねえよっ、アアンッ、ダメっ、手が止まらないっ、誰か止めてくれえっ、ああんっ!」
(ちょっと待ってよっ、こんな姿誰かに見られたらわたしが社会的に死ぬからっ、ひゃあっ)
未知の快楽にとらわれて手が止まらない男と、快楽を強制的に与えられる女。
一般に精神同居と評される憑依は、憑依する側される側が同時に快楽を得るという意味では、単純憑依のそれを凌駕していたともいえる。
「あーんっ、なんだこれっ、ああんっなにこれっ、なにかくるっ、おかしくなるっ、だめだあっ、だめだめっ、ああっ」
(イクっ、絶頂よっ、だめっ!いまはっ、はああんっ!ああっ、ああっ、てをとめてえっ)
「ダメえっ止まらないっ、おかしいっふぁあっ、何これっイクの?おれっ、イッチャうのっ、やだあっ、ふぁあああっ」

そして、


「ああっ、イクっ、イッチャうぅぅっ!あああああああああっ!」
(だめえっ、ふぁあああああああんっ!)



同じ体を共有する二人は、そのまま同時に絶頂をむかえた。

彼らがその後どうなったかは分からないが、女が男をひっぱたいたのは間違いない。
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