風のように流れる詩集

蒼井托都(あおいたくと)

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願い星、そっと。

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たとえ空の果てに君がいても
私には何の障害もない
きっとこの羽根広げ
どこまでも君のいる場所へ
待ってて

君は最後に私の名を叫んだ
意識の片隅で私はその声を聞いた

それからいくつもの君の涙越え
また降り立った場所

遠く霞んでく視界
それでも私は君の声を掴んだ
そして私も君の名を叫んだ
その声は君に届くことはなく 消えた

私は再び君の前へ降り立った
私は君のすべて 何も覚えてはいない

目を閉じてしまう前に そっと願った
また君の傍へ 近くへ

失ったものの大きさと引き替えに 私は君の前に
ただ傍にいるだけでこの心 満たされる
君がいるのなら

遠く響く君の声
道しるべ 一筋の光 掴んで手にしたい
きっとこの羽根広げ
願い星 胸に光らせ
早く
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