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恋人編
初めてのキス ①
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付き合うことになって1ヶ月がたった。
______________
「お邪魔しまーーーす」
『ガチャ』
陽彩は緊張気味にドアを開けた。
初めて彼の家にお邪魔するんだ。緊張で正常じゃいられない。
「あはは。何それ。遠慮しないで入りなよ?」
玄関を開けると薄いアロマが漂う暖かい空気が迎えてくれた。
玄関の一角には小さな靴箱がありそこに二人の靴を隣同士に並べた。
並んでいる靴が何だかくすぐったいような気がした。
部屋に入ると見覚えのある香りが漂ってきた。
それは彼特有の香りで心地よい安心感が胸を包み込んだ。
『昴君の匂い・・・・』
リビングの電気が少しだけ灯り落ち着いた雰囲気が広がっている。
洗練されたモノトーンの調和が広がっている。真っ白なカーテンが微かな光を取り込みながら部屋全体を柔らかな雰囲気で包み込んでいる。
シンプルでモダンなデザインの家具が配置され大きな窓から差し込む光が質の高い木製の床やシックな家具に優雅な影を投影している。
『シンプルなものが好きなんだな・・・。昴君っぽいな。』
ワークスペースも確保されシンプルなデスクと快適な椅子が用意されている。
ノートパソコンや書類が整然と配置され集中して仕事に取り組むことができるスペースが広がっていた。
「ここで持ち帰った仕事とかしたりしてるんだぁ?いいなー。使い勝手良さそうー!」
電源の入ってないノートパソコンのキーボードをカチャカチャしてみる。
「こらこら。勝手にいじるんじゃない。」
「えー?なんでぇ?何かエッチなのとか出てきちゃう?w」
「あるわけないだろ」
昴はパソコンにいたずらしている陽彩の手を取った。
「・・・・・・」
指先がしっとりと触れ合う。
部屋の中には穏やかな灯りが灯り、二人の鼓動が微かに揺れ動く。
「・・・・っあ!何か飲むもの欲しいなぁ~」
陽彩はその手をすり抜けるようにキッチンへ行こうとした。
それを逃さない昴。とっさに手を引き寄せ自分の胸に抱き寄せた。
大きな胸に抱きしめられると心地よい温もりが広がりまるでそこが居場所のように感じられた。
陽彩は彼の胸の中で深く息を吸い込む。心臓の鼓動が耳に響き二つの心が一つになる瞬間だった。
「怖い?」
「怖くは・・・・ない」
昴の手が陽彩の頬にそっと触れ優しく撫でた。
「好きだよ。がっつかないって約束したけど好きな子が自分の部屋に遊びに来たと思ったら・・・ごめん。無理だった」
陽彩は昴の髪をやさしく撫でる。彼の背中にそっとを手をまわした。
昴は怖がらせないように唇にゆっくりと近づいていった。そして・・・その唇が触れ合う瞬間、甘いキスが始まった。
唇が触れ合うと同時に陽彩を優しく引き寄せ深く愛おしそうに唇を重ねた。
「・・んっ・・・・」
陽彩から小さく甘い声が漏れた。その瞬間まわした両手に『ギュッ』と力が入った。
ずっと聞いてみたかった恋人の甘くて、甘くて、自分を求めながらこぼれ落ちる切ない声。
愛おしそうに優しく何回も何回も唇と唇を重ね合わせた。
キスの中で感じる温かさ。
『気持ちいい・・・
キスってこんなに気持ちいいものだったのか』
唇が触れ合うその瞬間、昴は陽彩の柔らかさと温かさを感じ心の奥底で甘い刺激が広って一気に興奮状態に陥った。
陽彩もまた、昴の唇に触れられることで体の奥底が燃え上がるような感覚が襲ってくるのを必死に抑えていた。
『う・・・んっ。やばい。抑えがきかない・・・もっと。もっと深いキスをしても嫌がられないだろうか・・・・』
昴は陽彩の様子と反応を伺っていた・・・・。
______________
「お邪魔しまーーーす」
『ガチャ』
陽彩は緊張気味にドアを開けた。
初めて彼の家にお邪魔するんだ。緊張で正常じゃいられない。
「あはは。何それ。遠慮しないで入りなよ?」
玄関を開けると薄いアロマが漂う暖かい空気が迎えてくれた。
玄関の一角には小さな靴箱がありそこに二人の靴を隣同士に並べた。
並んでいる靴が何だかくすぐったいような気がした。
部屋に入ると見覚えのある香りが漂ってきた。
それは彼特有の香りで心地よい安心感が胸を包み込んだ。
『昴君の匂い・・・・』
リビングの電気が少しだけ灯り落ち着いた雰囲気が広がっている。
洗練されたモノトーンの調和が広がっている。真っ白なカーテンが微かな光を取り込みながら部屋全体を柔らかな雰囲気で包み込んでいる。
シンプルでモダンなデザインの家具が配置され大きな窓から差し込む光が質の高い木製の床やシックな家具に優雅な影を投影している。
『シンプルなものが好きなんだな・・・。昴君っぽいな。』
ワークスペースも確保されシンプルなデスクと快適な椅子が用意されている。
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「ここで持ち帰った仕事とかしたりしてるんだぁ?いいなー。使い勝手良さそうー!」
電源の入ってないノートパソコンのキーボードをカチャカチャしてみる。
「こらこら。勝手にいじるんじゃない。」
「えー?なんでぇ?何かエッチなのとか出てきちゃう?w」
「あるわけないだろ」
昴はパソコンにいたずらしている陽彩の手を取った。
「・・・・・・」
指先がしっとりと触れ合う。
部屋の中には穏やかな灯りが灯り、二人の鼓動が微かに揺れ動く。
「・・・・っあ!何か飲むもの欲しいなぁ~」
陽彩はその手をすり抜けるようにキッチンへ行こうとした。
それを逃さない昴。とっさに手を引き寄せ自分の胸に抱き寄せた。
大きな胸に抱きしめられると心地よい温もりが広がりまるでそこが居場所のように感じられた。
陽彩は彼の胸の中で深く息を吸い込む。心臓の鼓動が耳に響き二つの心が一つになる瞬間だった。
「怖い?」
「怖くは・・・・ない」
昴の手が陽彩の頬にそっと触れ優しく撫でた。
「好きだよ。がっつかないって約束したけど好きな子が自分の部屋に遊びに来たと思ったら・・・ごめん。無理だった」
陽彩は昴の髪をやさしく撫でる。彼の背中にそっとを手をまわした。
昴は怖がらせないように唇にゆっくりと近づいていった。そして・・・その唇が触れ合う瞬間、甘いキスが始まった。
唇が触れ合うと同時に陽彩を優しく引き寄せ深く愛おしそうに唇を重ねた。
「・・んっ・・・・」
陽彩から小さく甘い声が漏れた。その瞬間まわした両手に『ギュッ』と力が入った。
ずっと聞いてみたかった恋人の甘くて、甘くて、自分を求めながらこぼれ落ちる切ない声。
愛おしそうに優しく何回も何回も唇と唇を重ね合わせた。
キスの中で感じる温かさ。
『気持ちいい・・・
キスってこんなに気持ちいいものだったのか』
唇が触れ合うその瞬間、昴は陽彩の柔らかさと温かさを感じ心の奥底で甘い刺激が広って一気に興奮状態に陥った。
陽彩もまた、昴の唇に触れられることで体の奥底が燃え上がるような感覚が襲ってくるのを必死に抑えていた。
『う・・・んっ。やばい。抑えがきかない・・・もっと。もっと深いキスをしても嫌がられないだろうか・・・・』
昴は陽彩の様子と反応を伺っていた・・・・。
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