9 / 14
恋人編
初めてのキス ①
付き合うことになって1ヶ月がたった。
______________
「お邪魔しまーーーす」
『ガチャ』
陽彩は緊張気味にドアを開けた。
初めて彼の家にお邪魔するんだ。緊張で正常じゃいられない。
「あはは。何それ。遠慮しないで入りなよ?」
玄関を開けると薄いアロマが漂う暖かい空気が迎えてくれた。
玄関の一角には小さな靴箱がありそこに二人の靴を隣同士に並べた。
並んでいる靴が何だかくすぐったいような気がした。
部屋に入ると見覚えのある香りが漂ってきた。
それは彼特有の香りで心地よい安心感が胸を包み込んだ。
『昴君の匂い・・・・』
リビングの電気が少しだけ灯り落ち着いた雰囲気が広がっている。
洗練されたモノトーンの調和が広がっている。真っ白なカーテンが微かな光を取り込みながら部屋全体を柔らかな雰囲気で包み込んでいる。
シンプルでモダンなデザインの家具が配置され大きな窓から差し込む光が質の高い木製の床やシックな家具に優雅な影を投影している。
『シンプルなものが好きなんだな・・・。昴君っぽいな。』
ワークスペースも確保されシンプルなデスクと快適な椅子が用意されている。
ノートパソコンや書類が整然と配置され集中して仕事に取り組むことができるスペースが広がっていた。
「ここで持ち帰った仕事とかしたりしてるんだぁ?いいなー。使い勝手良さそうー!」
電源の入ってないノートパソコンのキーボードをカチャカチャしてみる。
「こらこら。勝手にいじるんじゃない。」
「えー?なんでぇ?何かエッチなのとか出てきちゃう?w」
「あるわけないだろ」
昴はパソコンにいたずらしている陽彩の手を取った。
「・・・・・・」
指先がしっとりと触れ合う。
部屋の中には穏やかな灯りが灯り、二人の鼓動が微かに揺れ動く。
「・・・・っあ!何か飲むもの欲しいなぁ~」
陽彩はその手をすり抜けるようにキッチンへ行こうとした。
それを逃さない昴。とっさに手を引き寄せ自分の胸に抱き寄せた。
大きな胸に抱きしめられると心地よい温もりが広がりまるでそこが居場所のように感じられた。
陽彩は彼の胸の中で深く息を吸い込む。心臓の鼓動が耳に響き二つの心が一つになる瞬間だった。
「怖い?」
「怖くは・・・・ない」
昴の手が陽彩の頬にそっと触れ優しく撫でた。
「好きだよ。がっつかないって約束したけど好きな子が自分の部屋に遊びに来たと思ったら・・・ごめん。無理だった」
陽彩は昴の髪をやさしく撫でる。彼の背中にそっとを手をまわした。
昴は怖がらせないように唇にゆっくりと近づいていった。そして・・・その唇が触れ合う瞬間、甘いキスが始まった。
唇が触れ合うと同時に陽彩を優しく引き寄せ深く愛おしそうに唇を重ねた。
「・・んっ・・・・」
陽彩から小さく甘い声が漏れた。その瞬間まわした両手に『ギュッ』と力が入った。
ずっと聞いてみたかった恋人の甘くて、甘くて、自分を求めながらこぼれ落ちる切ない声。
愛おしそうに優しく何回も何回も唇と唇を重ね合わせた。
キスの中で感じる温かさ。
『気持ちいい・・・
キスってこんなに気持ちいいものだったのか』
唇が触れ合うその瞬間、昴は陽彩の柔らかさと温かさを感じ心の奥底で甘い刺激が広って一気に興奮状態に陥った。
陽彩もまた、昴の唇に触れられることで体の奥底が燃え上がるような感覚が襲ってくるのを必死に抑えていた。
『う・・・んっ。やばい。抑えがきかない・・・もっと。もっと深いキスをしても嫌がられないだろうか・・・・』
昴は陽彩の様子と反応を伺っていた・・・・。
______________
「お邪魔しまーーーす」
『ガチャ』
陽彩は緊張気味にドアを開けた。
初めて彼の家にお邪魔するんだ。緊張で正常じゃいられない。
「あはは。何それ。遠慮しないで入りなよ?」
玄関を開けると薄いアロマが漂う暖かい空気が迎えてくれた。
玄関の一角には小さな靴箱がありそこに二人の靴を隣同士に並べた。
並んでいる靴が何だかくすぐったいような気がした。
部屋に入ると見覚えのある香りが漂ってきた。
それは彼特有の香りで心地よい安心感が胸を包み込んだ。
『昴君の匂い・・・・』
リビングの電気が少しだけ灯り落ち着いた雰囲気が広がっている。
洗練されたモノトーンの調和が広がっている。真っ白なカーテンが微かな光を取り込みながら部屋全体を柔らかな雰囲気で包み込んでいる。
シンプルでモダンなデザインの家具が配置され大きな窓から差し込む光が質の高い木製の床やシックな家具に優雅な影を投影している。
『シンプルなものが好きなんだな・・・。昴君っぽいな。』
ワークスペースも確保されシンプルなデスクと快適な椅子が用意されている。
ノートパソコンや書類が整然と配置され集中して仕事に取り組むことができるスペースが広がっていた。
「ここで持ち帰った仕事とかしたりしてるんだぁ?いいなー。使い勝手良さそうー!」
電源の入ってないノートパソコンのキーボードをカチャカチャしてみる。
「こらこら。勝手にいじるんじゃない。」
「えー?なんでぇ?何かエッチなのとか出てきちゃう?w」
「あるわけないだろ」
昴はパソコンにいたずらしている陽彩の手を取った。
「・・・・・・」
指先がしっとりと触れ合う。
部屋の中には穏やかな灯りが灯り、二人の鼓動が微かに揺れ動く。
「・・・・っあ!何か飲むもの欲しいなぁ~」
陽彩はその手をすり抜けるようにキッチンへ行こうとした。
それを逃さない昴。とっさに手を引き寄せ自分の胸に抱き寄せた。
大きな胸に抱きしめられると心地よい温もりが広がりまるでそこが居場所のように感じられた。
陽彩は彼の胸の中で深く息を吸い込む。心臓の鼓動が耳に響き二つの心が一つになる瞬間だった。
「怖い?」
「怖くは・・・・ない」
昴の手が陽彩の頬にそっと触れ優しく撫でた。
「好きだよ。がっつかないって約束したけど好きな子が自分の部屋に遊びに来たと思ったら・・・ごめん。無理だった」
陽彩は昴の髪をやさしく撫でる。彼の背中にそっとを手をまわした。
昴は怖がらせないように唇にゆっくりと近づいていった。そして・・・その唇が触れ合う瞬間、甘いキスが始まった。
唇が触れ合うと同時に陽彩を優しく引き寄せ深く愛おしそうに唇を重ねた。
「・・んっ・・・・」
陽彩から小さく甘い声が漏れた。その瞬間まわした両手に『ギュッ』と力が入った。
ずっと聞いてみたかった恋人の甘くて、甘くて、自分を求めながらこぼれ落ちる切ない声。
愛おしそうに優しく何回も何回も唇と唇を重ね合わせた。
キスの中で感じる温かさ。
『気持ちいい・・・
キスってこんなに気持ちいいものだったのか』
唇が触れ合うその瞬間、昴は陽彩の柔らかさと温かさを感じ心の奥底で甘い刺激が広って一気に興奮状態に陥った。
陽彩もまた、昴の唇に触れられることで体の奥底が燃え上がるような感覚が襲ってくるのを必死に抑えていた。
『う・・・んっ。やばい。抑えがきかない・・・もっと。もっと深いキスをしても嫌がられないだろうか・・・・』
昴は陽彩の様子と反応を伺っていた・・・・。
あなたにおすすめの小説
魔性の男
久野字
BL
俺はとにかくモテる。学生の頃から、社会人になった今でも、異性問わずにモテてしまう。
最近、さえない同性の先輩に好意を持たれている。いつものことだろう。いい人だから、傷つけたくはないな。
そう、思っていた。
俺は夜、社長の猫になる
衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。
ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。
言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。
タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。
けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。
愛を感じないのに絶対に別れたくないイケメン俳優VS釣り合わないので絶対に別れたい平凡な俺
スノウマン(ユッキー)
BL
平凡顔・ヒモ・家事能力無しの黒は、恋人であるイケメン俳優の九条迅と別れたがっている。それは周りから釣り合ってないと言われたり、お前の事を愛してない人間なんて止めておけと忠告されたからだ。だが何度黒が別れようとしても、迅は首を縦に振らない。
迅の弟である疾風は、兄は黒の事を特別扱いしてると言うが――。黒は果たして迅と別れることが出来るのか!?
とあるΩ達の試練
如月圭
BL
吉住クレハは私立成城学園に通う中学三年生の男のオメガだった。同じ学園に通う男のオメガの月城真とは、転校して初めてできた同じオメガの友達だった。そんな真には、番のアルファが居て、クレハはうらやましいと思う。しかし、ベータの女子にとある事で目をつけられてしまい……。
この話はフィクションです。更新は、不定期です。
イケメン上司とボク
夏目碧央
BL
麗しいイケメン係長、金子仁にゾッコンな成海準一は、二人で飲みに行った帰りに「俺たち付き合わない?」と言われて有頂天に。しかし、仁には酒を飲むと出る悪癖があった……。
準一、仁それぞれの視点で恋心を描く、楽しくて心温まるラブストーリー。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。