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第一章
小さな町 闘場町 3
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**********
ーーーーーーーカランカラン♪
???「んじゃまた、よろしくお願いします。」
店主「へい、ありがとうございます。お気をつけて」
その頃、人気のない路地裏にある
小さな薬屋に二人の若者が訪れていた。
そこの薬屋は古くからあるが外観が古く、
薬屋の看板も出ていない店で
地元の人間ですら知らない隠れた薬屋である。
そこで用事を済ませた二人が店から出てきた。
???「さて…ちょっと時間あるな…」
???「久々にこっち来たからどっか寄りてーなぁ。」
と、そんな二人の耳に何やらおかしな放送が
側にある学校から聞こえてきたーーーー。
放送「《全校生徒に緊急お知らせ致しますーー!!校内に不審者が侵入しています!!生徒、先生方は教室に鍵をかけて外に出ないようにしてください!!繰り返しますーー!》」
男性教師と思われる者が
緊張した声色で校内放送をしている。
普通の学校では聞き慣れないような内容だ。
その放送を聞いていた二人の若者は
その場に足を止めた。
???「え、何だ?この放送」
???「………ちょっと、様子見に行くか」
一人の若者がゆっくりと
学校の方へ歩いていくーー。
そしてもう一人も慌ててその者についていくのであったーーー。
**********
エリア「……逃げたのかな?やけに静かになったけど…」
荒々しく叩かれていた扉は放送後、
とても落ち着いている。
不審者の男はもうそこにはいないのかーー。
ドガァァァアァァアンッ!!!!
カラン…!カラン…!カラカラカラ………
『「ーーーーーーっ!!」』
扉が突如すごい勢いで開き、ドアノブが吹っ飛んだ。
そこにあの金髪の男…と、もう一人ーー。
頭にバンダナを巻いた男が出てきた。
金髪の男は私達を睨みつけ
徐々にこちらに近づいてくる。
(ーーーーえ…一人じゃない…二人も…?)
一人かと思っていたが
どうやら仲間がいたらしい。
金髪の男をよく見るとその手にはナイフというよりドスを持っていたーー。
金髪男「テメェエーーらぁあ……許さねぇえ……ぶっっ殺してやるっっっっ!!!!」
唾を吐きちらしながらそう私達を怒鳴り散らし
その勢いで斬りかかろうと飛び出してきた。
ーーまさかここに侵入されるとは思ってなかったっ!ここから逃げるには男達の後、壊れた扉の方へ行かなくてはならないーー。
相手がドスを持っているなら接近戦は不利だっ…。エリアを連れて走ってあっち側に行けるとは到底思えないっ…
私はとっさにここまで持ってきていたホウキを手に取り、勢い良く地面に叩きつけた。
ホウキの留具が壊れ、ブラシ部分が外れて棒だけになったホウキを自分の胸に構えるーー。
私の後ろには絶対に死なせたくない大切な親友がいるーーー。
(ーーここは、私がやるしかないーーーっ!!)
私は持っていた恐怖心を捨て、
男達と戦う事を決意したーーーーー。
金髪男「はっ!ガキがぁ!!やろーってのかぁあ?ああ!!?ナメてんじゃねぇええええーー!!!!!」
ブチ切れてる金髪男が斬りかかろうと大きくドスを振り上げたーーー
(ここで躊躇してしまえばこっちがやられるーーっ!)
『ーーーーーっ…!!』
ドッ!!!!!!
金髪男「ぐっ……がぁあっ……!!」
金髪男の腹目掛け
ホウキを思い切り突き立てる。
ホウキの先が男の腹に深くメリ込み
勢いよく走ってきたおかげで
男の両足は地から離れこちらに放り出され
一瞬宙に浮く形になったーー
バンダナ男「ーー!!!」
よろ…よろ…と腹を抱えてふらつく金髪男は
そのまま地面に倒れてしまった。
自分でもとんでもない事をしたと頭では分かっているがこうでもしないと私達が助かる道は閉ざされてしまうし…事実、相手は二人もいるのだからーー。
金髪男は恐らく痛みでなかなか動けない、もしくは気を失っているだろうーー。
バンダナ男「フフフ…クハハハ……テメェっやるなぁ……ハハ…どこまで俺らナメられてんだよ……カカカッ」
片手で目元を抑えながら
苦笑しているバンダナ男は
指の隙間から鋭い視線を私に向けている。
バンダナ男「フフフ……はぁぁーーーー……マジで殴り殺すわぁ……」
ダッッッ!!!!!!!!!
『!!!』
早いーー!!来るーーーっ!!!
すかさずホウキを構え直したが
金髪男とは違いかなり左右に揺れながら
走ってくるバンダナ男のどこを狙えばいいか
分からないでいると
ガシッッ!と、ホウキを掴まれてしまったっ…!
バンダナ男「オラァァアァアアア!!」
力強くホウキを引っ張られ私の体がグンッ!と引き寄せられるーー!
エリア「ーーリンダ!!」
その瞬間、私の目に拳が見えた。
あっ…殴られると捉えた頭とは違い反射的に体がその拳をギリギリのところで躱し、ホウキから手を離して後ろへ距離をとったーー
危なかった…
エリアの声が聞こえてなかったら反応に遅れていたかもしれない……
バンダナ男は勢いをつけすぎたせいか
空振った反動で体制を崩しそのまま転んでしまった。
ーーー今の内に逃げっーー!!
と、後ろの方にいるエリアの方へ駆寄ろうとするとーーー
エリア「キャアァ…」
さっき倒したはずの金髪男がエリアにドスを突き付け人質のように捕えていた。
エリア「あぁ…リンダぁ…」
『くーーっ…エリア…』
カラン…… ザッ… ザッ…
『ーーーー!!!』
バギィ!!!
そちらに気を取られていた隙に
私のすぐ側にはもうバンダナ男がいて
思い切り顔を殴られた私は地に崩れ落ちたーー
『ぐっ……ん……』
顔が痛い……左目が開けれない…
バンダナ男「これで終わりだ。ーーー死ね。」
バンダナ男は隠し持っていたナイフを振り上げたーーー。
ーーーーーーーカランカラン♪
???「んじゃまた、よろしくお願いします。」
店主「へい、ありがとうございます。お気をつけて」
その頃、人気のない路地裏にある
小さな薬屋に二人の若者が訪れていた。
そこの薬屋は古くからあるが外観が古く、
薬屋の看板も出ていない店で
地元の人間ですら知らない隠れた薬屋である。
そこで用事を済ませた二人が店から出てきた。
???「さて…ちょっと時間あるな…」
???「久々にこっち来たからどっか寄りてーなぁ。」
と、そんな二人の耳に何やらおかしな放送が
側にある学校から聞こえてきたーーーー。
放送「《全校生徒に緊急お知らせ致しますーー!!校内に不審者が侵入しています!!生徒、先生方は教室に鍵をかけて外に出ないようにしてください!!繰り返しますーー!》」
男性教師と思われる者が
緊張した声色で校内放送をしている。
普通の学校では聞き慣れないような内容だ。
その放送を聞いていた二人の若者は
その場に足を止めた。
???「え、何だ?この放送」
???「………ちょっと、様子見に行くか」
一人の若者がゆっくりと
学校の方へ歩いていくーー。
そしてもう一人も慌ててその者についていくのであったーーー。
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エリア「……逃げたのかな?やけに静かになったけど…」
荒々しく叩かれていた扉は放送後、
とても落ち着いている。
不審者の男はもうそこにはいないのかーー。
ドガァァァアァァアンッ!!!!
カラン…!カラン…!カラカラカラ………
『「ーーーーーーっ!!」』
扉が突如すごい勢いで開き、ドアノブが吹っ飛んだ。
そこにあの金髪の男…と、もう一人ーー。
頭にバンダナを巻いた男が出てきた。
金髪の男は私達を睨みつけ
徐々にこちらに近づいてくる。
(ーーーーえ…一人じゃない…二人も…?)
一人かと思っていたが
どうやら仲間がいたらしい。
金髪の男をよく見るとその手にはナイフというよりドスを持っていたーー。
金髪男「テメェエーーらぁあ……許さねぇえ……ぶっっ殺してやるっっっっ!!!!」
唾を吐きちらしながらそう私達を怒鳴り散らし
その勢いで斬りかかろうと飛び出してきた。
ーーまさかここに侵入されるとは思ってなかったっ!ここから逃げるには男達の後、壊れた扉の方へ行かなくてはならないーー。
相手がドスを持っているなら接近戦は不利だっ…。エリアを連れて走ってあっち側に行けるとは到底思えないっ…
私はとっさにここまで持ってきていたホウキを手に取り、勢い良く地面に叩きつけた。
ホウキの留具が壊れ、ブラシ部分が外れて棒だけになったホウキを自分の胸に構えるーー。
私の後ろには絶対に死なせたくない大切な親友がいるーーー。
(ーーここは、私がやるしかないーーーっ!!)
私は持っていた恐怖心を捨て、
男達と戦う事を決意したーーーーー。
金髪男「はっ!ガキがぁ!!やろーってのかぁあ?ああ!!?ナメてんじゃねぇええええーー!!!!!」
ブチ切れてる金髪男が斬りかかろうと大きくドスを振り上げたーーー
(ここで躊躇してしまえばこっちがやられるーーっ!)
『ーーーーーっ…!!』
ドッ!!!!!!
金髪男「ぐっ……がぁあっ……!!」
金髪男の腹目掛け
ホウキを思い切り突き立てる。
ホウキの先が男の腹に深くメリ込み
勢いよく走ってきたおかげで
男の両足は地から離れこちらに放り出され
一瞬宙に浮く形になったーー
バンダナ男「ーー!!!」
よろ…よろ…と腹を抱えてふらつく金髪男は
そのまま地面に倒れてしまった。
自分でもとんでもない事をしたと頭では分かっているがこうでもしないと私達が助かる道は閉ざされてしまうし…事実、相手は二人もいるのだからーー。
金髪男は恐らく痛みでなかなか動けない、もしくは気を失っているだろうーー。
バンダナ男「フフフ…クハハハ……テメェっやるなぁ……ハハ…どこまで俺らナメられてんだよ……カカカッ」
片手で目元を抑えながら
苦笑しているバンダナ男は
指の隙間から鋭い視線を私に向けている。
バンダナ男「フフフ……はぁぁーーーー……マジで殴り殺すわぁ……」
ダッッッ!!!!!!!!!
『!!!』
早いーー!!来るーーーっ!!!
すかさずホウキを構え直したが
金髪男とは違いかなり左右に揺れながら
走ってくるバンダナ男のどこを狙えばいいか
分からないでいると
ガシッッ!と、ホウキを掴まれてしまったっ…!
バンダナ男「オラァァアァアアア!!」
力強くホウキを引っ張られ私の体がグンッ!と引き寄せられるーー!
エリア「ーーリンダ!!」
その瞬間、私の目に拳が見えた。
あっ…殴られると捉えた頭とは違い反射的に体がその拳をギリギリのところで躱し、ホウキから手を離して後ろへ距離をとったーー
危なかった…
エリアの声が聞こえてなかったら反応に遅れていたかもしれない……
バンダナ男は勢いをつけすぎたせいか
空振った反動で体制を崩しそのまま転んでしまった。
ーーー今の内に逃げっーー!!
と、後ろの方にいるエリアの方へ駆寄ろうとするとーーー
エリア「キャアァ…」
さっき倒したはずの金髪男がエリアにドスを突き付け人質のように捕えていた。
エリア「あぁ…リンダぁ…」
『くーーっ…エリア…』
カラン…… ザッ… ザッ…
『ーーーー!!!』
バギィ!!!
そちらに気を取られていた隙に
私のすぐ側にはもうバンダナ男がいて
思い切り顔を殴られた私は地に崩れ落ちたーー
『ぐっ……ん……』
顔が痛い……左目が開けれない…
バンダナ男「これで終わりだ。ーーー死ね。」
バンダナ男は隠し持っていたナイフを振り上げたーーー。
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