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Scene02 七鮎川円花と俺の部屋
第12話
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「不憫だからな、速やかに楽にしてあげたい」
俺はそのままゾンビーの頭もバットで叩きまくった。
頭がグチャリと音を立てて潰れる。
頭蓋骨が丸い形を留めなくなるまで叩きまくる。
頭がグチャグチャになるとゾンビは反応が無くなった。
「反応が無くなったようだな。
円花、どうやら頭を潰せばゾンビも倒せるようだ」
「そうなんだ……
あはあはは」
円花はまた目の焦点が遠くなってる。
うーん、気の弱い娘だ。
普段人前ではキツイお嬢様。
俺と居る時だけは気の弱いすぐブルブルしちゃう娘。
ツンブルか。
まあそんなところがカワイクもあるけれど。
さて家の中のゾンビは片付いた。
俺は壊された玄関の扉から外に出てみる。
あちゃー。
マズイ感じ。
俺の家の近くは住宅街。
時間を確認する余裕はしばらく無かった。
そろそろ19時くらいだろうか。
人通りは少ないが、異変は明らかだった。
辺りは血の海。
いたるところに死体が転がっている。
自動車が隣の家に突っ込んでいる。
隣の家は玄関が崩れ落ち燃えている。
燃えている家の中にはうごめく人影。
ゾンビであろう。
じゃなかったら燃え盛る家の中、悲鳴も上げずに動けるはずが無い。
向かいにもトラックが突っ込んでる。
これは塀を半壊させてる。
宅急便配達のトラック。
家に上がってきた配達員が乗っていたのだろうか。
トラックの運転席に誰か乗っている。
多分、まともな人間だと思う。
何故なら悲鳴を上げてるからだ。
運転席にゾンビどもが手を伸ばし、引きずり下ろそうとしてる。
「ギャー、チクショウチクショウ。
触るな、このヤロウ」
運転席にいた男は複数のゾンビに引き下ろされた。
ゾンビ達に囲まれ男が見えなくなる。
グチュッ。
ガビュッ。
グギリ。
グチュッ。
見えなくても音で男がどんな目に遭ってるかだいたい分かる。
俺についてきた円花は俺の背中にしがみついてガタガタと震えている。
俺と円花は俺の部屋で夜明かしする事にした。
このゾンビのいない処へ一刻も早く行きたかったがそんな心当たりはない。
なにより表は夜で暗くなってる。
暗い時間帯に出歩きたくはない。
ホラー映画だって夜に外を出歩く人間から死ぬと相場は決まってる。
一階の戸締りをして朝まで二階に立てこもる事にした。
配達員ゾンビと家政婦の成れの果てを玄関から放り出す。
手伝ってくれと言ったけど円花はゾンビに触るのは嫌がった。
全部俺一人でやる羽目になったのだ。
玄関の扉は打ち壊されていたのでリビングのテーブルで無理やり塞ぐ。
後ろからソファーやら椅子やら積み上げる。
心許無いが、明日の朝まで保てば良いのだ。
俺はそのままゾンビーの頭もバットで叩きまくった。
頭がグチャリと音を立てて潰れる。
頭蓋骨が丸い形を留めなくなるまで叩きまくる。
頭がグチャグチャになるとゾンビは反応が無くなった。
「反応が無くなったようだな。
円花、どうやら頭を潰せばゾンビも倒せるようだ」
「そうなんだ……
あはあはは」
円花はまた目の焦点が遠くなってる。
うーん、気の弱い娘だ。
普段人前ではキツイお嬢様。
俺と居る時だけは気の弱いすぐブルブルしちゃう娘。
ツンブルか。
まあそんなところがカワイクもあるけれど。
さて家の中のゾンビは片付いた。
俺は壊された玄関の扉から外に出てみる。
あちゃー。
マズイ感じ。
俺の家の近くは住宅街。
時間を確認する余裕はしばらく無かった。
そろそろ19時くらいだろうか。
人通りは少ないが、異変は明らかだった。
辺りは血の海。
いたるところに死体が転がっている。
自動車が隣の家に突っ込んでいる。
隣の家は玄関が崩れ落ち燃えている。
燃えている家の中にはうごめく人影。
ゾンビであろう。
じゃなかったら燃え盛る家の中、悲鳴も上げずに動けるはずが無い。
向かいにもトラックが突っ込んでる。
これは塀を半壊させてる。
宅急便配達のトラック。
家に上がってきた配達員が乗っていたのだろうか。
トラックの運転席に誰か乗っている。
多分、まともな人間だと思う。
何故なら悲鳴を上げてるからだ。
運転席にゾンビどもが手を伸ばし、引きずり下ろそうとしてる。
「ギャー、チクショウチクショウ。
触るな、このヤロウ」
運転席にいた男は複数のゾンビに引き下ろされた。
ゾンビ達に囲まれ男が見えなくなる。
グチュッ。
ガビュッ。
グギリ。
グチュッ。
見えなくても音で男がどんな目に遭ってるかだいたい分かる。
俺についてきた円花は俺の背中にしがみついてガタガタと震えている。
俺と円花は俺の部屋で夜明かしする事にした。
このゾンビのいない処へ一刻も早く行きたかったがそんな心当たりはない。
なにより表は夜で暗くなってる。
暗い時間帯に出歩きたくはない。
ホラー映画だって夜に外を出歩く人間から死ぬと相場は決まってる。
一階の戸締りをして朝まで二階に立てこもる事にした。
配達員ゾンビと家政婦の成れの果てを玄関から放り出す。
手伝ってくれと言ったけど円花はゾンビに触るのは嫌がった。
全部俺一人でやる羽目になったのだ。
玄関の扉は打ち壊されていたのでリビングのテーブルで無理やり塞ぐ。
後ろからソファーやら椅子やら積み上げる。
心許無いが、明日の朝まで保てば良いのだ。
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