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Scene07 猫屋敷三毛寝子と俺の屋上
第42話
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俺がモニターのある部屋に戻ると、そこに円花はいなかった。
猫屋敷三毛寝子、ネコが言う。
「お嬢様が勝手に出て行ったと言うのか」
「何が有ったんだ」
「何も無いんだけどね。円花ちゃんがさ、しつこく僕と草薙先輩はどんな仲なのか尋ねるものだからね」
高天原宇宙、ウツはそんな風に答える。
その話を聞いて、円花は部屋を走って出て行ったらしい。
「円花は出て行ったのか。
逆はどうしたんだ」
「逆ちゃんも円花ちゃんに付いてったよ」
五古河逆、さからうは七鮎川円花の護衛を頼まれたと言っていた。
護衛として当然の行動。
「そうか、ならば屍人に関しては安心だな。
五古河が付いていれば襲われてもやり返す。
問題はお嬢様の精神状態だな。
宇宙お嬢様、失礼ですが円花様にどの様な話をされたのか。
教えていただけますか」
ネコ耳メイドがウツに訊く。
「うん、大した話じゃないよ。真悟くんは仲の良い女性が複数いるって話さ。担任教師とは継続的に逢ってるけれど、彼女は週一しか付き合ってくれない。怪しまれるからね。真悟くんとしては他にもう一人か二人は必要。そんな女性が卒業したり、逢わない様になると真悟くんは僕の所に来る。僕をティッシュの様に使ってくれる。体液を拭き取って捨てる、そんな風に扱ってくれるのさ。そして又仲の良い女性が出来ると僕を使わなくなる。
ここ最近二カ月ばかり、僕をチリ紙扱いしていない。その間を埋めたのは円花ちゃんじゃないのかな。ってそんな話さ」
ネコが俺をキツイ目で睨む。
「草薙、キサマどこまでケダモノなんだ。
円花お嬢様は純粋な方だ。そんな話を聞かされたら気分を害されるに決まってる」
「追うぞ、草薙キサマも来い。
ちょうどいい。
先ほどの話を実行しろ。
このタイミングで言えばお嬢様をキサマを見限るだろう」
「本当にそれだけか?」
俺はウツに尋ねる。
「あっ、草薙先輩には分かっちゃったかな。さすが僕のやる事はお見通しなんだね。僕らってお互いを分かりあってる同士だよね」
「いや~、ちょっと円花ちゃんの読書趣味を暴露しただけだよ。クレジットカードの履歴からちょちょいとね。クラスメイトにバレたくなかったのかな。隣町の書店にわざわざ行って購入してたみたいだけど、僕の目は欺けない。
彼女、相当な小説マニアだよ。美少年と美青年同士の恋愛に特化したね。
どの辺から染まったのかな~なんて履歴から探ってみると小学生高学年で栗本薫や三浦しおんを読んでる。中学生の時には何か勘違いしたのか『終わりのないラブソング』に手を出してる。あれは一般的に知られてる作家さんが書いたにしては強烈だからね。主人公の美少年が不良達に性的に扱われたあげく売春してた疑いで少年院にぶち込まれて、少年院でも男達に襲われる。主役を美少女にしたら凌辱エロゲでもなかなか無いくらいハードな内容だ。あんなの中学生で読んじゃったらイチコロだね。
その後は真っ逆さま、ホワイトハートからルビー、キャラ文庫にラバーズ文庫にリンクスロマンスまで毎月の様に買い込んでる」
「そーんな話をして見せたら、真っ青になっちゃってね~。フラフラと出てっちゃった」
メイドは脇を向いてブツブツ言ってる。
「お嬢様、恥ずかしがらなくても良いのに。
本棚の後ろ側に隠しているのをもちろん私は存じていました」
猫屋敷三毛寝子、ネコが言う。
「お嬢様が勝手に出て行ったと言うのか」
「何が有ったんだ」
「何も無いんだけどね。円花ちゃんがさ、しつこく僕と草薙先輩はどんな仲なのか尋ねるものだからね」
高天原宇宙、ウツはそんな風に答える。
その話を聞いて、円花は部屋を走って出て行ったらしい。
「円花は出て行ったのか。
逆はどうしたんだ」
「逆ちゃんも円花ちゃんに付いてったよ」
五古河逆、さからうは七鮎川円花の護衛を頼まれたと言っていた。
護衛として当然の行動。
「そうか、ならば屍人に関しては安心だな。
五古河が付いていれば襲われてもやり返す。
問題はお嬢様の精神状態だな。
宇宙お嬢様、失礼ですが円花様にどの様な話をされたのか。
教えていただけますか」
ネコ耳メイドがウツに訊く。
「うん、大した話じゃないよ。真悟くんは仲の良い女性が複数いるって話さ。担任教師とは継続的に逢ってるけれど、彼女は週一しか付き合ってくれない。怪しまれるからね。真悟くんとしては他にもう一人か二人は必要。そんな女性が卒業したり、逢わない様になると真悟くんは僕の所に来る。僕をティッシュの様に使ってくれる。体液を拭き取って捨てる、そんな風に扱ってくれるのさ。そして又仲の良い女性が出来ると僕を使わなくなる。
ここ最近二カ月ばかり、僕をチリ紙扱いしていない。その間を埋めたのは円花ちゃんじゃないのかな。ってそんな話さ」
ネコが俺をキツイ目で睨む。
「草薙、キサマどこまでケダモノなんだ。
円花お嬢様は純粋な方だ。そんな話を聞かされたら気分を害されるに決まってる」
「追うぞ、草薙キサマも来い。
ちょうどいい。
先ほどの話を実行しろ。
このタイミングで言えばお嬢様をキサマを見限るだろう」
「本当にそれだけか?」
俺はウツに尋ねる。
「あっ、草薙先輩には分かっちゃったかな。さすが僕のやる事はお見通しなんだね。僕らってお互いを分かりあってる同士だよね」
「いや~、ちょっと円花ちゃんの読書趣味を暴露しただけだよ。クレジットカードの履歴からちょちょいとね。クラスメイトにバレたくなかったのかな。隣町の書店にわざわざ行って購入してたみたいだけど、僕の目は欺けない。
彼女、相当な小説マニアだよ。美少年と美青年同士の恋愛に特化したね。
どの辺から染まったのかな~なんて履歴から探ってみると小学生高学年で栗本薫や三浦しおんを読んでる。中学生の時には何か勘違いしたのか『終わりのないラブソング』に手を出してる。あれは一般的に知られてる作家さんが書いたにしては強烈だからね。主人公の美少年が不良達に性的に扱われたあげく売春してた疑いで少年院にぶち込まれて、少年院でも男達に襲われる。主役を美少女にしたら凌辱エロゲでもなかなか無いくらいハードな内容だ。あんなの中学生で読んじゃったらイチコロだね。
その後は真っ逆さま、ホワイトハートからルビー、キャラ文庫にラバーズ文庫にリンクスロマンスまで毎月の様に買い込んでる」
「そーんな話をして見せたら、真っ青になっちゃってね~。フラフラと出てっちゃった」
メイドは脇を向いてブツブツ言ってる。
「お嬢様、恥ずかしがらなくても良いのに。
本棚の後ろ側に隠しているのをもちろん私は存じていました」
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