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Scene15 炎城寺由羅と俺の小学校
第87話
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「シスター・クリスティーナ。
俺と円花ともう一人、今日はここに泊めさせて貰えないか。
その替わりと言ってはなんだが、車に多少の食料がある。
それを提供しよう」
「円花、キミはここで学校を護るのに協力してあげてくれ」
俺は教会を出て、横須賀へ向かう。
炎城寺由羅や、この小学校の状況はだいたい聞いた。
由羅が魔法少女になったのは2,3カ月前。
教会でネックレスを授かったと言う。
「授かった?」
「ええ、そうよ。
急に由羅の首にかかっていたの。
マリア様からの贈り物かと思ってたんだけど、
今の話じゃ勇者様からの物みたいね」
佐緒里は平気な顔で言うが、由羅は後ろで俯いてる。
円花は神社に落ちていたのを拾ったと言っていたな。
教会に落ちてたのを自分達の物にしたとは言いにくい。
佐緒里が話を脚色したな。
それから同じようにマモノと戦っていたらしい。
そしてゾンビ騒ぎ。
だが、この辺の街ではゾンビはあまり増えてない。
替わりにブキミな男達が増えている。
小学校を襲っていた、蛙人間みたいなヤツら。
「インスマスって呼んでるの。
誰が言い出したか良く分からないけど、半魚人みたいなヤツら。
いつの間にか海辺の方に住んでるのはアイツらだけ。
この街、アイツらに乗っ取られつつあるのよ」
彼等は近くに有る、神社、寺を片っ端から壊している。
同じように教会も襲って来た。
由羅がいたので助かったらしい。
近所の人間や、小学生はヤツラが恐くて逃げてきているらしい。
学校に来れば、教会の力、そして魔法少女が護ってくれる。
そんな噂話が流れてる。
この状況では由羅だけ連れて行く、もしくは“炎のネックレス”を譲ってもらうのは無理だろう。
しばらくここで様子をみたい。
逆も連れてきて、この学校で夜明かしと行こう。
学校には人が増えている。
食料も心配な状況らしい。
どこかで食料調達も可能ならしたいところだ。
逆と待ち合わせ場所に車が辿り着く。
横須賀駅の見える公園。
逆と分かれたのはこの辺り。
俺は車をロックして降りる。
逆はまだ来ていないかな。
そこに逆はいた、
公園の繁みに倒れていた。
あからさまに分かる青痣が顔に出来ている。
身体もヒドイ。
シャツは破れ、女性の肌が覗く。
しかし、傷やアザだらけ。
魅惑の肉体を鑑賞とはいかない。
「逆、どうした?
お前がゾンビにやられるとは思えんが」
あの映像の怪獣にでもやられたのか。
「フフフ。
その通り、ゾンビ風情が五古河を傷つけられる訳が無い」
その言葉に振り返る俺。
そこには男が立っていた。
何時の間に。
気配を全く感じさせなかった。
逆と同じようなトレーニングウェアの男。
「五古河を傷つけられるのは同じ五古河。
逆を制裁したのは俺。
五古河凌だ」
俺と円花ともう一人、今日はここに泊めさせて貰えないか。
その替わりと言ってはなんだが、車に多少の食料がある。
それを提供しよう」
「円花、キミはここで学校を護るのに協力してあげてくれ」
俺は教会を出て、横須賀へ向かう。
炎城寺由羅や、この小学校の状況はだいたい聞いた。
由羅が魔法少女になったのは2,3カ月前。
教会でネックレスを授かったと言う。
「授かった?」
「ええ、そうよ。
急に由羅の首にかかっていたの。
マリア様からの贈り物かと思ってたんだけど、
今の話じゃ勇者様からの物みたいね」
佐緒里は平気な顔で言うが、由羅は後ろで俯いてる。
円花は神社に落ちていたのを拾ったと言っていたな。
教会に落ちてたのを自分達の物にしたとは言いにくい。
佐緒里が話を脚色したな。
それから同じようにマモノと戦っていたらしい。
そしてゾンビ騒ぎ。
だが、この辺の街ではゾンビはあまり増えてない。
替わりにブキミな男達が増えている。
小学校を襲っていた、蛙人間みたいなヤツら。
「インスマスって呼んでるの。
誰が言い出したか良く分からないけど、半魚人みたいなヤツら。
いつの間にか海辺の方に住んでるのはアイツらだけ。
この街、アイツらに乗っ取られつつあるのよ」
彼等は近くに有る、神社、寺を片っ端から壊している。
同じように教会も襲って来た。
由羅がいたので助かったらしい。
近所の人間や、小学生はヤツラが恐くて逃げてきているらしい。
学校に来れば、教会の力、そして魔法少女が護ってくれる。
そんな噂話が流れてる。
この状況では由羅だけ連れて行く、もしくは“炎のネックレス”を譲ってもらうのは無理だろう。
しばらくここで様子をみたい。
逆も連れてきて、この学校で夜明かしと行こう。
学校には人が増えている。
食料も心配な状況らしい。
どこかで食料調達も可能ならしたいところだ。
逆と待ち合わせ場所に車が辿り着く。
横須賀駅の見える公園。
逆と分かれたのはこの辺り。
俺は車をロックして降りる。
逆はまだ来ていないかな。
そこに逆はいた、
公園の繁みに倒れていた。
あからさまに分かる青痣が顔に出来ている。
身体もヒドイ。
シャツは破れ、女性の肌が覗く。
しかし、傷やアザだらけ。
魅惑の肉体を鑑賞とはいかない。
「逆、どうした?
お前がゾンビにやられるとは思えんが」
あの映像の怪獣にでもやられたのか。
「フフフ。
その通り、ゾンビ風情が五古河を傷つけられる訳が無い」
その言葉に振り返る俺。
そこには男が立っていた。
何時の間に。
気配を全く感じさせなかった。
逆と同じようなトレーニングウェアの男。
「五古河を傷つけられるのは同じ五古河。
逆を制裁したのは俺。
五古河凌だ」
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