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Scene17 水着女性と俺の冬の海辺
第103話
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俺が小学校に戻ってみると円花と由羅はいなかった。
昨夜、不気味な男達がまた攻めて来た。
ウツはインスマス人と言っていたな。
それを二人とも追って行ったと言う。
「逆、まだ体が完全じゃ無いだろう。
ここに残っていざという時の護りをしてくれ。
俺は彼女たちを探しに行く」
「分かった。
しかし草薙の。
円花を追うにしても手掛かりはあんのか?」
魔力を感知して探すか。
現在の俺には難しいな。
「海岸沿いの神社!」
速見佐緒里が言う。
円花と由羅が男達を追って行ったと教えてくれたのは彼女だ。
利発な小学生の少女。
「海岸沿いに神社が有ったんだ。
そこがあの男達に壊されたの。
後には建物が建てられてるみたい。
そこがヤツらのアジトになってるんじゃないかってウワサなの」
「分かった。
行って見よう」
「それとシスター・クリスティーナが行方不明なの」
「シスターが?」
なかなか魅力的だった女性。
炎城寺由羅の育ての母親。
どうしたんだ。
「奴らに攫われたのかも知れない。
昨夜、襲ってきたのは人数が多かったのよ。
いつの間にかシスターの姿が無くなってたの。
普段なら由羅が無茶しようとしてもシスターが止めるんだけど」
夜、騒動の中だ。
攫われたのに気付かなかったという事か。
「分かった、彼女も探そう」
俺は後部トランクから食料を降ろす。
佐緒里が感心する。
「良く手に入れられたわね」
「ああ、運よくデパートの倉庫に入れた。
神様がキミらの味方をしてるんだろう」
「海岸に付いたら左方向よ。
砂浜が終わった辺りに在るわ。
由羅とシスターを頼んだわよ。
本当に助けてあげてね」
俺は車を走らせる。
まだ朝だ。
人気の無い街を注意しながら運転する。
右側に見えていた砂浜が終わる。
海岸から海へと突き出た地形。
そこに壊された建物らしき残骸が有る。
佐緒里は神社が壊されたと言っていたな。
元々神社の駐車場だったのだろうか。
空き地に車を止めロックする。
打ち壊された建物の跡。
木造だったのだろう。
木の破片も散らばる。
そこには女がいた。
水着の女性。
横にはサングラスを掛けた青年。
当りを調べている風情の二人。
俺は二人を、主に女性を観察する。
明るい色のビキニ。
上からパーカーを羽織ってる。
ショートカット、俺よりは少し年上だろうか。
大学生か社会人一年生位の雰囲気。
離れていて顔までは良く分からないが。
生足は見えている。
健康そうな良い足だ。
しかし今は冬、海岸沿いの場所。
おそらく相当に寒いハズだが、よく平気だな。
会話が聞こえる。
「お前、寒く無いのか?」
「バカバカ、寒いに決まってるでしょ」
「仕方ないじゃない。
ちゃんと調べたの。
この地域ではこの服装が一番、一般的なのよ。
人通りが無いから確認できないけど、
他の人達も同じような服装をしてるハズなのよ」
「ホントウか~?」
男の方はなかなか逞しい体つき。
だが、俺には男を観察するシュミは無い。
あの不気味なインスマスの仲間では無いだろう。
それだけ分かれば充分。
「失礼、ここは神社の有った場所でしょうか」
俺は問いかける。
男は俺の存在に驚いた様子。
「神社?!
神社って何だ?」
「バカバカ。
この地域の宗教の為の場所よ。
その位調べておきなさいよ」
この女の声と会話の調子。
どこかで聞き覚えが有る気がする。
昨夜、不気味な男達がまた攻めて来た。
ウツはインスマス人と言っていたな。
それを二人とも追って行ったと言う。
「逆、まだ体が完全じゃ無いだろう。
ここに残っていざという時の護りをしてくれ。
俺は彼女たちを探しに行く」
「分かった。
しかし草薙の。
円花を追うにしても手掛かりはあんのか?」
魔力を感知して探すか。
現在の俺には難しいな。
「海岸沿いの神社!」
速見佐緒里が言う。
円花と由羅が男達を追って行ったと教えてくれたのは彼女だ。
利発な小学生の少女。
「海岸沿いに神社が有ったんだ。
そこがあの男達に壊されたの。
後には建物が建てられてるみたい。
そこがヤツらのアジトになってるんじゃないかってウワサなの」
「分かった。
行って見よう」
「それとシスター・クリスティーナが行方不明なの」
「シスターが?」
なかなか魅力的だった女性。
炎城寺由羅の育ての母親。
どうしたんだ。
「奴らに攫われたのかも知れない。
昨夜、襲ってきたのは人数が多かったのよ。
いつの間にかシスターの姿が無くなってたの。
普段なら由羅が無茶しようとしてもシスターが止めるんだけど」
夜、騒動の中だ。
攫われたのに気付かなかったという事か。
「分かった、彼女も探そう」
俺は後部トランクから食料を降ろす。
佐緒里が感心する。
「良く手に入れられたわね」
「ああ、運よくデパートの倉庫に入れた。
神様がキミらの味方をしてるんだろう」
「海岸に付いたら左方向よ。
砂浜が終わった辺りに在るわ。
由羅とシスターを頼んだわよ。
本当に助けてあげてね」
俺は車を走らせる。
まだ朝だ。
人気の無い街を注意しながら運転する。
右側に見えていた砂浜が終わる。
海岸から海へと突き出た地形。
そこに壊された建物らしき残骸が有る。
佐緒里は神社が壊されたと言っていたな。
元々神社の駐車場だったのだろうか。
空き地に車を止めロックする。
打ち壊された建物の跡。
木造だったのだろう。
木の破片も散らばる。
そこには女がいた。
水着の女性。
横にはサングラスを掛けた青年。
当りを調べている風情の二人。
俺は二人を、主に女性を観察する。
明るい色のビキニ。
上からパーカーを羽織ってる。
ショートカット、俺よりは少し年上だろうか。
大学生か社会人一年生位の雰囲気。
離れていて顔までは良く分からないが。
生足は見えている。
健康そうな良い足だ。
しかし今は冬、海岸沿いの場所。
おそらく相当に寒いハズだが、よく平気だな。
会話が聞こえる。
「お前、寒く無いのか?」
「バカバカ、寒いに決まってるでしょ」
「仕方ないじゃない。
ちゃんと調べたの。
この地域ではこの服装が一番、一般的なのよ。
人通りが無いから確認できないけど、
他の人達も同じような服装をしてるハズなのよ」
「ホントウか~?」
男の方はなかなか逞しい体つき。
だが、俺には男を観察するシュミは無い。
あの不気味なインスマスの仲間では無いだろう。
それだけ分かれば充分。
「失礼、ここは神社の有った場所でしょうか」
俺は問いかける。
男は俺の存在に驚いた様子。
「神社?!
神社って何だ?」
「バカバカ。
この地域の宗教の為の場所よ。
その位調べておきなさいよ」
この女の声と会話の調子。
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