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ケース0:目撃者
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うだるような夏の昼下がり。セミの鳴き声が忙しなく頭の上から降ってくる――。
「舐めても良いよ……」
試すように少女が呟く――。
今日は夏休みの間の登校日だった。いつも一緒に帰っている幼馴染みと別れた後、借りていたCDを返すのを忘れたことに気付いた少女は、何度も訪れたことのある友の家へ向かった――。
「……っ」
無言の駆け引きの後、降参したかのように男は少女の白い肌にむしゃぶりついた。靴下を脱いだばかりの指先に舌を絡ませ、夢中で吸い付いた――。
(あれ……?)
玄関チャイムを鳴らせば、誰か必ず出て来る屋敷を不審に思った少女は、勝手知ったる邸宅の庭先に忍び込んだ。そして後悔した。そこからリビングの光景が丸見えだったからだ。同じ様にこちらに気付いた友が慌ててソファから腰を上げ、突然行為を中断された男は彼女の視線を追って緩慢な動作でこちらに振り返る。その男の顔は少女も良く知る、友の父の顔だった。だがその表情は情欲に蕩け、口からだらしなく涎を垂らしている。
「…………」
酷く傷付いた表情の幼馴染みに居たたまれなくなって、そこから少女は逃げ出した――。
「舐めても良いよ……」
試すように少女が呟く――。
今日は夏休みの間の登校日だった。いつも一緒に帰っている幼馴染みと別れた後、借りていたCDを返すのを忘れたことに気付いた少女は、何度も訪れたことのある友の家へ向かった――。
「……っ」
無言の駆け引きの後、降参したかのように男は少女の白い肌にむしゃぶりついた。靴下を脱いだばかりの指先に舌を絡ませ、夢中で吸い付いた――。
(あれ……?)
玄関チャイムを鳴らせば、誰か必ず出て来る屋敷を不審に思った少女は、勝手知ったる邸宅の庭先に忍び込んだ。そして後悔した。そこからリビングの光景が丸見えだったからだ。同じ様にこちらに気付いた友が慌ててソファから腰を上げ、突然行為を中断された男は彼女の視線を追って緩慢な動作でこちらに振り返る。その男の顔は少女も良く知る、友の父の顔だった。だがその表情は情欲に蕩け、口からだらしなく涎を垂らしている。
「…………」
酷く傷付いた表情の幼馴染みに居たたまれなくなって、そこから少女は逃げ出した――。
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