本当の自分はいずこに!

向日葵の雫石

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悪魔の自分と天使の自分と理不尽な大人をぶっ飛ばす!

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第一章、理不尽…!

『絶対先生に言った方がいいわ!』
『いや!絶対先生に言わない方が面白い!』
『ねぇ!』
『おい!』
『『どっち?!』』
「え…えーっと…。」
 私は、木野川 陽菜乃(きのかわひなの)ごく普通の中学一年生!……に…!
「なりたいのにーーーーーー!!!」
 私には、自分の天使の声と悪魔の声が聞こえてしまう…。たまに…ね…。
『大丈夫?どうしたの?』
こっちが天使。《エル》って呼んでる。
とっても優しくて良い子なの!
『ついに狂ったか?!』
「!!!」
この、クソ生意気なのが悪魔の《レイブ》。
で、今、学校の私の机に手紙が入ってた。
で、エルとレイブが大騒ぎ…
朝っぱらから勘弁してくれ…。
『えー!ラブレター?!キャー!」
と言いながら手を頬っぺたに当ててキャー!と騒ぐエル。逆に、
『ギャハハ!果たし状じゃね?!』
と、エルと真逆に騒ぐレイブ。
ウルセー
「と!に!か!く!どうしよう…」
『『読む』』
あーそこは二人とも意気投合なのね…
「じゃ、じゃあ…」
本当に果たし状じゃないといいけど…
まさか…ね…
今どうしようもなくフラグを立てた気がする。
ペラッ
『『どう?!』』
《…死ね…》
「は…はいーーーー!?」
んー!見事なフラグ回収!
一行目から、死ね?!
オメーこそ死ね!
『あらら…まぁ、続きを読みましょう…』
《アンタのこと嫌いだワ。蓮に昨日1メートル
内に近づいたでしょ!許さないワ!ワタクシと決闘しましょう!今日の放課後、屋上にいらっしゃい!待ってて差し上げるワ!覚悟しなさい!》
「…め…」
『『め…』』
「『『めんどくせー!!!』』」
「…つーか!蓮って誰だよーーーー!」
「…俺だけど」
「うわ!べっ!べっくらこいた~!」
「うわ…田舎くさ…」
うわー毒舌ー…
「…べっ!別にいいじゃん!ア…アンタこそ
ガリ勉ぽいじゃん!」
「は?」
お、怒った?
で、でも私悪くないもん!
「ガリ勉?なにそれ?」
あ…案外バカだった~!
「ははっ!」
今どきガリ勉って言葉知らないなんて…
バカじゃん!!!
「んだよ、急に笑いだすなよ。
         気持ちわりぃな~」
「ハイハイ、《おバカさん》に言われても
ダメージ全く受けまっせーん!」
「バ…バカ?!…っ!バ、バカって言う方がバカなんだぞ!」
ガキかよ
「ガキかよ」
あ…思った事がついつい言葉に…
「が…ガキ?!なっなんてこった!俺は学年で二番目に、頭が良いんだぞ!こないだのテストなんてオール満点なんだぞ!」
「…だから?1位じゃないじゃん…?」
「はぁ?!とっ!とれるわけないだろ!そんなの!」
「…えーー…。」
「はぁ?!…っ!じゃあ!お前何位だよ!」
「うち?1位だけど?なにか」
「…」
あれ?何か黙りこんじゃった。
『お前それ自慢じゃね?』
とレイブが『やるね~オタクも!』
と言いながら、こっちにきた。
「え…そうなの?」
「…?なぁ…お前誰と喋ってんの?」
ああ、ひとつ言ってなかったけど、エル&レイブは、他人には見えない。だって自分の悪魔と天使だもん。
「え?ああ、別に…。それより!お前この手紙について知ってる?」
と言って手紙を見せると…
「…っ!」
な~んか知ってそう。
もう少し探ってみるか!
『はぁーい!ストーっプ!』
レイブがいきなり、後ろから目隠ししてきた。
「な…なに?急に…?」
『陽菜乃ってバカだね~」
「だっ!誰がバかだ!」
『だぁって~バカだろ?時計見ろ!』
「え?」
私はレイブが言う通りに時計を見た。
時計は、8時10分をさしていた。
『もう、みんながきちまう、ここいらでやめとけ♪なぁ?』
「う…うん…わかった…」
「だから誰と喋って…!」
「あーーーーもういい、まぁこれからよろしくな!」
「つーか!お前の名前は?」
「陽菜乃…木野川 陽菜乃…」
「お…俺も…よろ…しく…」
「おう!」
私達は…気付かなかった…忍び寄る影に…
「木野川…陽菜乃…絶対に許さないワ…」

第二章、見えるの!?

《キーンコーンカーンコーン》
あーだるっ!授業終わった~!
「さっ!か~えろっと!」
『おいおい…忘れてるわけねーよなぁ?』
「え?何が?」
レイブ…何言ってんだろ?
『果!た!し!状!』
「あぁー!あれね!」
『あれね!…じゃねーよ!!』
「…おい。木野川!ちょっといいか?」
「?いーよ?」
クラスメイトの神野 海星(かみの かいせい)
女子の間でイケメンと噂されているこいつだがどうしたんだろう…?
『あんだぁ?ま~た告白?』
「「それはない!!!」」
…え?今レイブの声が聞こえてた?う、嘘!
レイブもかなりびっくりしてるようだ…。
『マ…マジかよ?』
「マジだよ?」
『あら?じゃあ私の声も聞こえるのかしら?』
「ああ、ハッキリとね」
え?え?
どういうこと?
「どういうこと?」
「…」
「…」
『…』
『…』
「し…」
「し?」
『し?』
『し?』
「知らん」
「なぬー?ここまでのばしといて!!!知らん??!?!」
「知らんもんは知らん」
「な…!」
なんなの!こいつ!
「あっ!…そうっ!」
『ん~なんでだ?おい、わかるか?エル?』
『うーん…何ででしょうか?陽菜ちゃんはわかった?』
「わからん」
『ひとつ…』
「!」
「!」
『!』
『ひとつ可能性として…コイツに関係があるかだな…』
「なっ!何言って!お母さんにも見えない…の…に…お母さん…に…も…」
「どうした!木野川!木野川!!!」
『ヤバい!』
『大変!』
「お母さん?お母さん?」
「どうした!木野川!なんなんだよ!木野川ー!!!」

第三章、トラウマ
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