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斜面の上を見上げると、颯大が心配そうに覗き込んでいる。
「僕は大丈夫だよ!ちょっと待ってっ。昊が…っ」
「えっ?青の兄ちゃんどうしたのっ?」
「昊っ、どっか痛い?」
僕は心臓をバクバクさせながら、身体を起こして昊に聞く。
昊は、僕を見て笑おうとしたみたいだけど、すぐに顔を歪ませて呻き出した。
「青…大丈…っ、あっ、いたっ!いた…い」
「どっ、どこっ?」
昊の身体を見ても、どこが痛いのかわからない。
ごろりと横向きになった昊の背中側を覗いて、僕の心臓が大きく跳ねた。
「こっ、こうっ!背中っ!いっ、痛い…っ?あ…あ…どうしよう…」
「あっ!青の兄ちゃんっ、背中から血が出てるっ!俺っ、大人呼んでくるからっ!待っててっ」
颯大がそう言うや否や、その場から急いで駆け出した。
僕は、どうしたらいいのかわからなくて、ただ昊の手を握りしめて震えていることしか出来ない。
「青…大丈夫だよ…。こんなの…薬を塗ればすぐ治るから…。青こそ、痛いとこない?どこか…怪我してない?」
「いっ、痛くないっ…!ひっ、ひぅっ、ごっ、ごめんねっ…僕のせいだ…っ」
「違うよ…。青を助けようとして…俺が足を滑らせたんだ…。なんか…かっこ悪いな」
「ううんっ…!かっこよかった!昊は、かっこよくて綺麗でっ、僕の大好きな昊だよ…っ!」
「ありがとう、青…。俺も、青が大好き。青が怪我しなくて…本当に良かった…」
ぽろぽろと僕の頬を流れ落ちる涙を、昊が細い指で拭う。
その指がふいにポトリと地面に落ちて、昊がぐったりと動かなくなった。
「こっ、こう…?昊っ!やだっ!動いてよっ!死んじゃやだっ!こうーーっっ!」
僕は、怖くて怖くて仕方なくて、昊の身体にしがみついて、颯大が大人を連れて戻って来るまで、ずっと泣き叫んでいた。
「僕は大丈夫だよ!ちょっと待ってっ。昊が…っ」
「えっ?青の兄ちゃんどうしたのっ?」
「昊っ、どっか痛い?」
僕は心臓をバクバクさせながら、身体を起こして昊に聞く。
昊は、僕を見て笑おうとしたみたいだけど、すぐに顔を歪ませて呻き出した。
「青…大丈…っ、あっ、いたっ!いた…い」
「どっ、どこっ?」
昊の身体を見ても、どこが痛いのかわからない。
ごろりと横向きになった昊の背中側を覗いて、僕の心臓が大きく跳ねた。
「こっ、こうっ!背中っ!いっ、痛い…っ?あ…あ…どうしよう…」
「あっ!青の兄ちゃんっ、背中から血が出てるっ!俺っ、大人呼んでくるからっ!待っててっ」
颯大がそう言うや否や、その場から急いで駆け出した。
僕は、どうしたらいいのかわからなくて、ただ昊の手を握りしめて震えていることしか出来ない。
「青…大丈夫だよ…。こんなの…薬を塗ればすぐ治るから…。青こそ、痛いとこない?どこか…怪我してない?」
「いっ、痛くないっ…!ひっ、ひぅっ、ごっ、ごめんねっ…僕のせいだ…っ」
「違うよ…。青を助けようとして…俺が足を滑らせたんだ…。なんか…かっこ悪いな」
「ううんっ…!かっこよかった!昊は、かっこよくて綺麗でっ、僕の大好きな昊だよ…っ!」
「ありがとう、青…。俺も、青が大好き。青が怪我しなくて…本当に良かった…」
ぽろぽろと僕の頬を流れ落ちる涙を、昊が細い指で拭う。
その指がふいにポトリと地面に落ちて、昊がぐったりと動かなくなった。
「こっ、こう…?昊っ!やだっ!動いてよっ!死んじゃやだっ!こうーーっっ!」
僕は、怖くて怖くて仕方なくて、昊の身体にしがみついて、颯大が大人を連れて戻って来るまで、ずっと泣き叫んでいた。
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