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不倫への道
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はじめて耕介と出会ったのは、外の空気が暖かくなってきた春先の時期だった。
彼の最初の印象は大人しそうで口数も少なくて。最初のデートも盛り上がらなくてすぐに帰ろうかと思ったくらいだった。それなのに。一日一緒に過ごしてみて、耕介がヒールを履いて歩く「麻紀」のスピードに合わせて歩いてくれたことに、彼女は気が付いた。
その日の夜、彼が車で自宅まで送り届けてくれた頃には二人はすっかり打ち解けていた。
また会いたい。麻紀は、耕介に恋をした。
あれから十年。麻紀と耕介は結婚し子供にも恵まれ何不自由なく暮らしていた。毎朝顔を合わせ、食事を取り、各々が仕事に出掛け、夜になればまた住み慣れたこの家に戻ってくる。家族全員が健康で、たわいない会話だけど心の底から笑い合えた。それだけでも幸せ。
そう思う。たった一つの不満を除いては。
「おやすみ。先に寝るよ」
子供達が寝た後、耕介は仕事が忙しいせいか、最近では食事を取るとすぐに寝室に入るようになっていた。風呂は決まって朝に入る人だった。一抹の寂しさを感じながら
「おやすみ」と、妻である麻紀は答えた。そう。麻紀は寂しかった。何故なら子供が産まれてから耕介と触れ合う機会が減ったからだ。減ったどころか、もう行為自体は全くなくなっていた。「セックスレス」。
何度かこの状況を打開しようと自分の正直な気持ちを打ち明けたことがある。だが、決まって返ってくる言葉や反応は謝罪の羅列だった。
私は、耕介に愛されているのか。中年というにはまだ早すぎる。まだ子供だって産める年齢だ。このまま一緒に居て幸せなのか。麻紀は、自問自答する日々が続いた。
(セックスするために一緒に居るわけじゃないけれど。でも・・・。このまま女としての自分を失っていくことには耐えられない!週末にでももう一度話をしてみよう)
麻紀の焦る気持ちは爆発寸前だった。
お互いの仕事休みは土日。仕事で張り詰めていた気持ちが緩むのは金曜日の夜。麻紀は耕介に「今日、話したいことがあるんだけど」とLINEした。「了解」とだけ返信がきた。元々口数は多くないが、この一言に、耕介が、麻紀が何を話したいのかを察知したかのように感じた。耕介も薄々このままではいけないと分かっているはずだ。帰宅した耕介の表情はいつもの金曜日に比べて固く、まるで話しかけてこないでくれと言わんばかりの表情だった。
「お疲れ様。今日も仕事忙しかった?」
「まぁまぁだよ。いつもと変わらない。」「そっか」
麻紀は耕介の表情を伺いながら、いつ話を切り出すか迷っていた。「あのね。」意を決して発した言葉の先が続かない。
「何?」「あの・・・。夕飯食べてからでいいわ」勇気が出なかった。耕介はなんと答えるのかが怖かった。
耕介はため息交じりに「おおよそ見当は付くけど。本当ごめん・・・。」
話をするまえに門前払いを食った。麻紀はカッとなり、泣きそうになった。
「なんで?なにがだめなの?この話するのに毎回どんなに勇気がいるか。大事なことだよ?耕介は、手すら繋いでくれないじゃない!」
だめだ。冷静になれない。耕介を責めたいわけではないのに。
「仕事で疲れてて・・・」
「そんなの毎回聞いてる!あとどのくらい待てば良いの?もう何年もしてないんだよ!私のパートナーはあなたしかいないんだよ!?」
「分かってるよ。ただ・・・そういう気分にはなれないんだ」
「どうして!?私の事好きじゃないの?」
「好きだよ。これは本当。でも、正直麻紀のことを家族として大事に思う気持ちが強くて。母親や妹と、その、出来ないように・・・。うん、そんな感じなんだ」
「じゃぁ、ずっとこのままなの?」
「努力はするよ。けど」「けど?」
「本当にごめん。この先については色々考えているけど、麻紀の人生は麻紀のものだから。
麻紀の好きなように生きてくれていいから」
「それってどういうこと?離婚するってこと?」
「違う。自分はもう、麻紀の気持ちに応えられないかもしれない。だから自分にばれないようにしてくれたら。妊娠さへ気を付けてくれたら外で恋人を作ってくれてもいいから」
麻紀は呆気にとられて何も言い返せなかった。そんなの優しさ?私に対する申し訳なさから、よそで性欲処理してこいってこと?
怒りのあまり、麻紀は部屋のドアを「バタン!」と叩き付け泣きながら寝室のベッドに倒れ込んだ。(私達はもうだめだ・・・。)
遠くの方で、子供達が「ママどうしたの?」と心配する声が聞こえたが、麻紀は耳を塞いで一晩中泣き続けた。
こんな悩み誰に相談したらいいか、分からない。まして夫から不倫の提案をされたなんて。
一度だけ、学生時代の親友に話してみようと思ったことがある。だが、彼女の口からは「定期的に愛されている側」であることが分かり、自分とは真逆の悩みに共感できなかった。ただ嫉妬し孤独感を膨らませるばかりだった。
(不倫を提案するなんてどうかしてるけど、子供はまだ小さいし、離婚なんて考えられない。)かといって、麻紀の「このまま女としての人生を終えたくない」その気持ちは日に日に加速している。
結果的には、(耕介の提案は一般的でないけれど、たった一度の人生後悔したくない。本人が認めているんだから・・・)麻紀の心は少しずつ自分を納得させるかのように変化していった。(そもそも異性とまともに話してない状況なんだから、まず出逢いを探さないと。でもどうやって?)
女子校育ちだった麻紀に異性の友達などおらず、社会人時代の繋がりも子供が産まれてからは疎遠になっている。今のパート先で見つけるわけにもいかない。
(あとは・・・)麻紀は、広告などでよく見かける出会い系サイトに興味を持った。そこからの麻紀の行動は早かった。元々、アクティブで思い立ったらすぐ行動する、そんな一面が麻紀にはあった。
興味本位で調べてみると、既婚者でも利用可能なサイトもあり趣味友達から不倫相手、暇つぶし相手など、サイト内で偽名を使って異性とやりとり出来るようだった。
(ちょっと怖い気もするけど・・・。合わなければすぐやめればいいし)
麻紀は妙に興奮する気持ちを制止ながら未知の世界へと足を踏み入れた。
踏み込んだ世界では新しい世界が待っていた。まず、指示通りプロフィール作成と顔の一部を隠した写真を載せた。もちろん、見バレしない程度に、だ。
続いて自己紹介文に、(初めてだし、とりあえずこんな感じで載せておこうかな)
あからさまな相手探しは気が引けたので「異性の友達を作りたい」旨の自己紹介文を作った。
あっという間に、麻紀宛てにたくさんの男性からのメッセージが届き、受信BOXはいっぱいになった。同年代から、一回り近い年下、逆に年上。様々な男性から送られてくるメッセージに、自分が必要とされている気がして、それだけで欲求が満たされたような気持ちになった。ただ、返信しないでいると相手男性から催促のメッセージが届いたり、「お前、何様のつもり?」といった誹謗中傷メールも飛んできた。麻紀の心は傷ついたが、それでも気になった何人かとメッセージのやりとりを始めた。
何日か試してみたが、そのやりとりのほとんどが途中で途絶えた。何故なら、男性は女性にメッセージを送る際に課金しなければメッセージを送れない仕組みで、サイト内ではなくリアルの出会いを求める彼らは、すぐに本当の連絡先を求めてきた。麻紀も最終的にはそれを望んではいたが、短いやりとりのなかで本当の顔も分からず人柄も分からず、すぐにリアルで繋がることに抵抗があった。入会直後には何十通も来ていたメールが次第に減っていった。自分からメッセージを送ってみたりもしたが、やはり長くは続かなかった。
数週間もすると初めの頃の高揚した気分は影をひそめ、メールの返信をすることによる気疲れの方が勝っていた。会ってみたい、と思えるような人物はなかなか現れなかった。
(なんだか疲れてきたな。やめようかな)そんな思いがよぎった頃、ある一つの機能に目が留まった。今までメッセージのやり取りしかしてこなかったが、日記をつけられる機能があった。麻紀も毎日ではないが、思い立ったときに日記を書くことがあったため、以後日記を投稿し続けることになる。それが、「彼」との出会いだった。
彼の最初の印象は大人しそうで口数も少なくて。最初のデートも盛り上がらなくてすぐに帰ろうかと思ったくらいだった。それなのに。一日一緒に過ごしてみて、耕介がヒールを履いて歩く「麻紀」のスピードに合わせて歩いてくれたことに、彼女は気が付いた。
その日の夜、彼が車で自宅まで送り届けてくれた頃には二人はすっかり打ち解けていた。
また会いたい。麻紀は、耕介に恋をした。
あれから十年。麻紀と耕介は結婚し子供にも恵まれ何不自由なく暮らしていた。毎朝顔を合わせ、食事を取り、各々が仕事に出掛け、夜になればまた住み慣れたこの家に戻ってくる。家族全員が健康で、たわいない会話だけど心の底から笑い合えた。それだけでも幸せ。
そう思う。たった一つの不満を除いては。
「おやすみ。先に寝るよ」
子供達が寝た後、耕介は仕事が忙しいせいか、最近では食事を取るとすぐに寝室に入るようになっていた。風呂は決まって朝に入る人だった。一抹の寂しさを感じながら
「おやすみ」と、妻である麻紀は答えた。そう。麻紀は寂しかった。何故なら子供が産まれてから耕介と触れ合う機会が減ったからだ。減ったどころか、もう行為自体は全くなくなっていた。「セックスレス」。
何度かこの状況を打開しようと自分の正直な気持ちを打ち明けたことがある。だが、決まって返ってくる言葉や反応は謝罪の羅列だった。
私は、耕介に愛されているのか。中年というにはまだ早すぎる。まだ子供だって産める年齢だ。このまま一緒に居て幸せなのか。麻紀は、自問自答する日々が続いた。
(セックスするために一緒に居るわけじゃないけれど。でも・・・。このまま女としての自分を失っていくことには耐えられない!週末にでももう一度話をしてみよう)
麻紀の焦る気持ちは爆発寸前だった。
お互いの仕事休みは土日。仕事で張り詰めていた気持ちが緩むのは金曜日の夜。麻紀は耕介に「今日、話したいことがあるんだけど」とLINEした。「了解」とだけ返信がきた。元々口数は多くないが、この一言に、耕介が、麻紀が何を話したいのかを察知したかのように感じた。耕介も薄々このままではいけないと分かっているはずだ。帰宅した耕介の表情はいつもの金曜日に比べて固く、まるで話しかけてこないでくれと言わんばかりの表情だった。
「お疲れ様。今日も仕事忙しかった?」
「まぁまぁだよ。いつもと変わらない。」「そっか」
麻紀は耕介の表情を伺いながら、いつ話を切り出すか迷っていた。「あのね。」意を決して発した言葉の先が続かない。
「何?」「あの・・・。夕飯食べてからでいいわ」勇気が出なかった。耕介はなんと答えるのかが怖かった。
耕介はため息交じりに「おおよそ見当は付くけど。本当ごめん・・・。」
話をするまえに門前払いを食った。麻紀はカッとなり、泣きそうになった。
「なんで?なにがだめなの?この話するのに毎回どんなに勇気がいるか。大事なことだよ?耕介は、手すら繋いでくれないじゃない!」
だめだ。冷静になれない。耕介を責めたいわけではないのに。
「仕事で疲れてて・・・」
「そんなの毎回聞いてる!あとどのくらい待てば良いの?もう何年もしてないんだよ!私のパートナーはあなたしかいないんだよ!?」
「分かってるよ。ただ・・・そういう気分にはなれないんだ」
「どうして!?私の事好きじゃないの?」
「好きだよ。これは本当。でも、正直麻紀のことを家族として大事に思う気持ちが強くて。母親や妹と、その、出来ないように・・・。うん、そんな感じなんだ」
「じゃぁ、ずっとこのままなの?」
「努力はするよ。けど」「けど?」
「本当にごめん。この先については色々考えているけど、麻紀の人生は麻紀のものだから。
麻紀の好きなように生きてくれていいから」
「それってどういうこと?離婚するってこと?」
「違う。自分はもう、麻紀の気持ちに応えられないかもしれない。だから自分にばれないようにしてくれたら。妊娠さへ気を付けてくれたら外で恋人を作ってくれてもいいから」
麻紀は呆気にとられて何も言い返せなかった。そんなの優しさ?私に対する申し訳なさから、よそで性欲処理してこいってこと?
怒りのあまり、麻紀は部屋のドアを「バタン!」と叩き付け泣きながら寝室のベッドに倒れ込んだ。(私達はもうだめだ・・・。)
遠くの方で、子供達が「ママどうしたの?」と心配する声が聞こえたが、麻紀は耳を塞いで一晩中泣き続けた。
こんな悩み誰に相談したらいいか、分からない。まして夫から不倫の提案をされたなんて。
一度だけ、学生時代の親友に話してみようと思ったことがある。だが、彼女の口からは「定期的に愛されている側」であることが分かり、自分とは真逆の悩みに共感できなかった。ただ嫉妬し孤独感を膨らませるばかりだった。
(不倫を提案するなんてどうかしてるけど、子供はまだ小さいし、離婚なんて考えられない。)かといって、麻紀の「このまま女としての人生を終えたくない」その気持ちは日に日に加速している。
結果的には、(耕介の提案は一般的でないけれど、たった一度の人生後悔したくない。本人が認めているんだから・・・)麻紀の心は少しずつ自分を納得させるかのように変化していった。(そもそも異性とまともに話してない状況なんだから、まず出逢いを探さないと。でもどうやって?)
女子校育ちだった麻紀に異性の友達などおらず、社会人時代の繋がりも子供が産まれてからは疎遠になっている。今のパート先で見つけるわけにもいかない。
(あとは・・・)麻紀は、広告などでよく見かける出会い系サイトに興味を持った。そこからの麻紀の行動は早かった。元々、アクティブで思い立ったらすぐ行動する、そんな一面が麻紀にはあった。
興味本位で調べてみると、既婚者でも利用可能なサイトもあり趣味友達から不倫相手、暇つぶし相手など、サイト内で偽名を使って異性とやりとり出来るようだった。
(ちょっと怖い気もするけど・・・。合わなければすぐやめればいいし)
麻紀は妙に興奮する気持ちを制止ながら未知の世界へと足を踏み入れた。
踏み込んだ世界では新しい世界が待っていた。まず、指示通りプロフィール作成と顔の一部を隠した写真を載せた。もちろん、見バレしない程度に、だ。
続いて自己紹介文に、(初めてだし、とりあえずこんな感じで載せておこうかな)
あからさまな相手探しは気が引けたので「異性の友達を作りたい」旨の自己紹介文を作った。
あっという間に、麻紀宛てにたくさんの男性からのメッセージが届き、受信BOXはいっぱいになった。同年代から、一回り近い年下、逆に年上。様々な男性から送られてくるメッセージに、自分が必要とされている気がして、それだけで欲求が満たされたような気持ちになった。ただ、返信しないでいると相手男性から催促のメッセージが届いたり、「お前、何様のつもり?」といった誹謗中傷メールも飛んできた。麻紀の心は傷ついたが、それでも気になった何人かとメッセージのやりとりを始めた。
何日か試してみたが、そのやりとりのほとんどが途中で途絶えた。何故なら、男性は女性にメッセージを送る際に課金しなければメッセージを送れない仕組みで、サイト内ではなくリアルの出会いを求める彼らは、すぐに本当の連絡先を求めてきた。麻紀も最終的にはそれを望んではいたが、短いやりとりのなかで本当の顔も分からず人柄も分からず、すぐにリアルで繋がることに抵抗があった。入会直後には何十通も来ていたメールが次第に減っていった。自分からメッセージを送ってみたりもしたが、やはり長くは続かなかった。
数週間もすると初めの頃の高揚した気分は影をひそめ、メールの返信をすることによる気疲れの方が勝っていた。会ってみたい、と思えるような人物はなかなか現れなかった。
(なんだか疲れてきたな。やめようかな)そんな思いがよぎった頃、ある一つの機能に目が留まった。今までメッセージのやり取りしかしてこなかったが、日記をつけられる機能があった。麻紀も毎日ではないが、思い立ったときに日記を書くことがあったため、以後日記を投稿し続けることになる。それが、「彼」との出会いだった。
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