【本編完結】思い通りにならないもんだ。【続編投稿中〜】

アキノナツ

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思い通りにならないもんだ。

【7】 ※

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 ぱちゅんぱちゅんと腰が上下して尻が打ち付けられてる。
 自分で気持ち良さそうに動いてるよ。

 蕩けた顔を下から鑑賞だ。いいねぇ~。

 プリケツが降りてくるのに合わせて、迎い打ち合わせにいく。

「あふぅん…ふぅ…うふぅん…あぅ…」

 弾む身体。項垂れた陰茎が動きに合わせて揺れて振り回されてる。

 タチの面影が薄くなって、雄臭はいい感じに残った。俺好みの仕上がり。

 あとは、俺が欲しいと言わせるまでさ。

 んー、なんかズレた気がするが、着地点は一緒な気がするから気にしないで突き進む。

 出会った頃はそうでもなかったんだけどさ、時々、不意に可愛く見えてきてさ。惚れたねって自覚したら、どうにか手に入れたくてさ。でも、タチだってブイブイ言わしてるからなぁって思ってたら、借金だよッ。乗ったね~。

「はぅ…ッ」

 ちょい角度を変えたら悶えて、ピュッと先っぽから汁を飛ばしてやがる。

 ん? なんか、メス化してないか?
 メスネコかぁ~。いいねぇ~。
 猫は飼うに限る。飼われなさい。

 俺の肉棒を深く咥え込むようにケツ穴を擦り付けて身体を揺すってる。
 奥の精液がグチュグチュと音を立てそうな腰つきでグラインド。蕩けた顔がエロいなぁ。やっぱ俺のネコちゃんだね。
 奥が好きになったな。
 クネクネとエロい腰つきで俺を誘ってくる。
 ナカの肉棒はガチガチだ。
 当て擦りに都合がいいんだろう。クネクネと探るように身体を揺らしてやがる。

 オレの上で、乾く唇を舐めながら、ゆっくり俺の肉棒を引き出して、ゆっくり押し込んで、美味しそうに咥え込んで堪能してやがる。

 肢体は適度にダラけてゆらゆら…。

 乳首もリングが無くても勃起したままになりそうな状態だ。
 胸を反らせて、勃起乳首を見せつけてくる。

 そっと摘んでやった。

「ぁはぁぁぁあん…」

 ため息のような熱い吐息が漏れる。肢体がふるる…と震え快感を堪えてますなぁ。ナカの煽動がエグい。

「…このちんぽ、お前が自由にしていいから、俺のになろうよ。ずっと抱き枕になってやるぜ?」

 ぼやっとこちらを見遣るが、理解出来てないようだ。腰をゆらゆらとして、快感だけを追ってる。

 んー、どうやったら伝わるんだかなぁ。

 やっぱ身体じゃない方で話をしないとなのか…。

 身体を起こし、彼をぽすんとベッドに倒して片脚を抱える。捩じ込むように激しくパンパンと打ち付けた。
 そんじゃ、一旦終わらせよう。

 より深く亀頭が嵌ったのが気に入ったのか、激しい喘ぎ声で、腰がカクカク揺れる。制御できないようだな。
 乳首もカリカリ引っ掻き、キュッキュッと摘み捻っていじめてやる。

 口を開くが声が出てない。
 舌がだらしなく出て、何かを求めてる。

 舌で舐めてやれば、舐め返してきた。
 舌同士をベロベロと合わせて舐め合う。
 大きく開いた股を裂くような突き上げで、奥の奥にブツ込み白濁を放出した。

 舐め合っていた舌を突き出し、動きを止め、震え、身体の力が抜けた。

 肉筒はエグい蠕動と痙攣で俺をマッサージしてくれる。復活しそうだ…やべぇな…。

 気を失いかけてる身体から肉棒を抜く。
 孔から白いモノが噴き出るように漏れてきた。身体が快感の余韻に揺れる度に漏れ出てくる。エロい景色だが、勿体無いなぁ…。

 ヘッドボードから、さっき思い出した電動のプラグを取り出し、突っ込んだ。
 凸凹した形状が前立腺周辺まで伸びた割と太めのディルドのようなプラグ。
 俺のよりは随分短いが太さはそこそこな感じ。
 いい買い物をした。抜けないようにくびれがきゅっと締まってるところがいいね。

 ほら、しっかり窄まってそれを内側に美味そうに抱き込んでる。
 眉間に皺を寄せて、悶え震えてやがる。気に入って貰えて嬉しいね。

 ちょっと休憩。
 水でも取ってくるか。
 ベッドを降りた。

 戻ってくると、意識が戻ってきたのか、じっとこちらを見てる。

 えーと、睨みつけてる?

「話をしようか」

「散々好きなようにして…」

「好きなように腰振ってましたが?」

 真っ赤な顔をシーツに押し付けてる。
 自覚はあったようです。今、自覚したのかも知れないが。

「お前は人肌が欲しい。俺はお前が欲しい。欲しいものを互いに差し出せばウィンウィン…だろ?」

 ペットボトルを渡そうとして、困った。拘束していたのを忘れてた。

「ぉふッ」
 抱き起こす。色っぽい声を出してくれる。あっ、ケツのか…。
 口元につけて飲むのを助ける。

 口端から顎に胸元に飲み切れない液体が伝い流れる。
 舐めて拭ってやった。

 泣きそうな声で「やめろ」と身体をよじって言ってきたが無視。エロい乳首が誘ってくるなぁ…。

「なぁ、人肌欲しくなったら俺を呼べよ」

 身体を支え、返事を待つ。喘ぐような呼吸が少し落ち着いてきた。

「ーーーーー条件がある」

 凛とした空気が流れた。

 俺は口角が上がってくるのを感じていた。
 コイツが『条件』とかの話になるのは、十中八九要求を飲んだ時だ。

「なんだ?」
 弾みそうになる声を抑えて促す。

「こういう激しいセックスはナシでお願いしたい」

 ん?
 ・
 ・
 ・
 ほへ?

「激しい…」

「そう。激しいのはオレが保たないというか、おかしくなる…」
 真っ赤でございます。

 そうか! 激しくなければOKって事ですね!
 オッケー、分かった。

「分かった。激しいのはしない。それでいいか?」

「こういうのもナシで」

「こういうの?」

「ケツに挿れてるヤツだよ。あと拘束もやめて欲しいんだよ。なんて言うか、特殊なのはやめてくれ」

 真っ赤になって捲し立ててきた。

「えー、こういうの好きだと思ったんだけどな」
 惚けながら、リモコンを手にした。

「はぁあ?」

 ハイ、いい『はぁあ?』ですね。俺、結構好き。
 スイッチON。

「うぐぅぅうう…はぁ? へ? な? それかぁあ……あ、あ、あ、ハァ、あぅ…」

 ん?
 プラグが振動とウネウネ動いてるだけなのに、グチュグチュと水音がする。
 おお、コレは俺の置き土産か!

「これ好きじゃない? 正直に認めちゃえよ」
 小さな黒いリモコンを目の前でぷらぷらさせる。

「うぅ、ぐゔ…」
 口が利けないようですが、お気に召したようです。腰がヘコへコと揺れてます。

「それ好きだよね? 認めたら、もっと奥の方に刺激あげれるよ。俺の挿れてあげるよ?」

 ほら、欲しいっていてごらん。

「いりゃんッ! 激しぃの、りゃめぇッ!」

 要らないの?
 おかしいな。
 怒ってる?
 なんでぇ~?
 ハァ、思い通りになんないねぇ…。

 発情臭振り撒いてる男を眺めながら思案してる俺。
 リモコンを手の中で捏ねる。

 どうしたもんかねぇ…。




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