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第2話 私の飼い主の彼女がビッチすぎるにゃ!
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一緒に暮らしている伸一君は、イケメンではないが優しい男の子。私はその笑顔も声も、優しく撫でてくれる手も、全部が大好き。
「大好きだよマリー」
毎日、私をお姫様抱っこして、いっぱいキスしてくれる伸一君。私がベットの中で、いろんな所を舐めると、「くすぐったいよ」と恥ずかしそうに悶える伸一君は超可愛い~!。
私の真っ白い毛並みとフサフサの尻尾を、幸せそうに撫でてくれる伸一君。毎日ちゅっちゅされると、『ああ、私、愛されているんだにゃ~』って実感できるの。
大好きすぎて興奮しすぎたみたい。指を舐めてたら、勢い余って齧っちゃったわ。でも、こんな風に伸一君を舐めていいのは私だけ。他の雌には、ひと齧りだってあげないにゃっ!
伸一君に今、一番愛されているのは私!。優しい飼い主と一匹ぐらし、私は二人きりの蜜月生活を満喫している。
◇◇◇
ところがあの女が帰ってきた…
浮気をして出て行った、伸一君の元彼女が戻ってきたのだ…。
「伸一の部屋、ちっとも変わってないね~」
大きなトランク一つ持ってマンションに来た元彼女は、部屋の中を確認するように見回した。そして、なんと私の目の前で、伸一君に復縁を迫りだしたのだ!?。
「香織、次はないから。今度浮気されたら、俺も許せる自信がない…」
伸一君は困ったような複雑な表情を浮かべる。
「ごめんね伸一…、私やっぱり伸一がいないとダメみたい!」
だが元彼女は話終わるよりも早く、伸一君の唇を塞ぐ。そして瞳をうるうるさせて伸一君に抱き着いたのだ!?。
抱きつかれている伸一君には、角度的に見えないだろう。だが私はバッチリと見てしまった。元彼女の口元が、ニヤリと弧を描くのを…。
◇◇◇
元彼女と初めて会って日のことは、鮮明に覚えているにゃ!
あの日、伸一君が部屋に、人間の雌を連れてきた。そして、「彼女が初めてできたんだ」と照れながら満面の笑顔で、私に紹介したのだ。
伸一君の彼女は、これまで見たこともないほど綺麗な人間の雌だった。でも彼女からは複数の人間の雄の臭いがして、私は何だが…とても嫌な予感がしたの…。
直ぐに嫌な予感は的中した。伸一君がバイトで忙しくなると、元彼女は『寂しくて我慢できなくて…』と浮気を繰り返したのだ。美しい外見とは違い、性格は最悪だった…。
◇◇◇
そんなわけで、 伸一君がこの元彼女の浮気を許すのは、今日で二度目。復縁はなんとしても阻止しなければならにゃい!
「にゃー!にゃー!にゃー!」
『この女はダメだよ! 気づいて伸一君! もう伸一君が泣くのをみたくないにゃ!』と私は大声で叫んだ。
「どうしたマリー? 腹が減ったのか?」
「にゃうー!にゃうー!にゃう~!? にゃにゃっ!」
私の頭を撫でてくれる伸一君。だがいくら『元サヤはダメ!』と声が枯れるほど叫んでも、伸一君は首を傾げるだけ。一向に気づいてくれない…。
私は悲しくなって耳をペタンとして項垂れた。すると、元彼女が話かけてきた。
「大事な話をしているから、邪魔しないでね猫ちゃん」
元彼女はそう言うと、私をウザそうに睨んだ。
バリッ!、邪魔なのはあんたのほうにゃ~!
「きゃあ!? この猫またストッキング破いた! コレ高かったのに~!」
私は腹が立ったので、ストッキングを破いてやった。すると元彼女はキンキン声で怒りだす。
始めて出会った日からずっと、私はこの女が家に来るたびに、ストッキングを破いてやっている。でも怪我はさせていないわよ、そんなことしたら、伸一君が悲しむからね。
怪我はさせずに、上手にストッキングだけを破く。そうすると、ちょっとだけ溜飲が下がるのだ。
◇◇◇
転がり込むように戻ってきた元彼女は、すっかり部屋に居ついてしまったにゃ…
伸一君は甲斐甲斐しく元彼女の世話を焼き、三食おやつ付きで、嬉しそうにお弁当まで作ってあげている。
大学というところに 伸一君は通っているが、どうやら元彼女も同じらしい。今朝も二人で仲良く出かけていった。
『伸一君が嬉しそうだし仕方ないにゃ…。この女も今度は伸一君だけを愛してくれるかもしれにゃいし…』
私は二人の復縁を渋々ながらも、認めてやることにした。
◇◇◇
その日は伸一君がバイトだった。かまって貰えなくて寂しい私は、家の中を散歩していた。すると、元彼女が誰かと話しているのが聞こえてきたのだ。
「え? 今、彼氏は家にいないよ、話してても大丈夫だよ~あはは」
自室の部屋のベットでゴロゴロしながら、スマホで話している元彼女。私は開いているドアの隙間から部屋へと入っていく。
「うん、そうそう、当面の住むところゲットできたから心配しないで。早く新居見つけてね、一緒にいれないの寂しいよ~」
元彼女はやはり二股しているようだ…。会話を聞いてしまった私はかなり頭にきていた。
『伸一君は寄港先の港じゃにゃいのよ! なんで何度も戻ってくるのよ!』
バリッ!バリッ!バリッ!、バリッー!
「きゃあ!? このクソ猫! このバック高かったのに~!」
私は腹が立ったので、元彼女のお気に入りのバックで爪を研いでやった。
◇◇◇
元彼女と私がそんな攻防を繰り広げる中。程なくして、浮気は伸一君にもバレた。
「香織! 今度浮気したら次はないって言ったよな?」
元彼女の三度目の浮気に、さすがに伸一君も腹が立ったのだろう。今は問い詰めている最中で、修羅場というやつだ。
『そうにゃ! ガツンと言ってやるのにゃっ!』私は伸一君に声援を送った。ところが元彼女は強かった。
「そうだね伸一、じゃ別れよっか…?」
反省するどころか、その美しい顔に余裕の笑顔を浮かべて、伸一君に別れを切り出してきたのだ。
伸一君の膝が折れ、力なく床にへたり込む。苦しいのと悲しいのと悔しいのが…混ぜこぜになったような顔になる伸一君。その瞳は潤んでいる。
「香織と別れたくないんだ、捨てないでくれ…」
目の前で仁王立ちし冷たく別れを告げた元彼女。その足に縋るように手を伸ばす伸一君。
そんな姿を見ていたら、私は心が痛くて堪らなくなった。
「ごめんね伸一、もう新しい彼氏いるんだぁ、彼と結婚するかもしれない」
幸せそうに惚気る元彼女の言葉に、物凄く傷ついた顔になる伸一君。ついに私に堪忍袋の緒が切れた。
バリッ!バリッ!バリッ!、バリッー!ビリッ!
「きゃあ! このクソ猫! これからデートなのに~!」
私は元彼女のストッキングをビリビリに破いてやった。本当はその綺麗な顔に思いっきり爪を立ててやりたいぐらいよ…。
伸一君の部屋を飛び出していく元彼女。しばらくすると廊下から、元彼女の怒り狂った悲鳴が聞こえてくる。
どうやら紐パンの紐が、無事に切れてパンツがずり落ちたようだ。さっき、ストッキングを破くついでに、こっそりとパンツの紐に爪を立ててやったのだ。ふふ、ざまぁ! ノーパンで帰るといいわ
◇◇◇
元彼女がいなくなった部屋で、伸一君はずっと泣き続けていた。
「にゃっ?にゃっ?」
私が大丈夫?と声をかけても、返事をする気力もないようだ…。だが、無言で伸びてきた手が、私の背中を撫でてくれた。こんなときでも伸一君は優しい…。
『泣かないで伸一君! 伸一君が好き! 私が傍にいるよ!』
私は声を大にして、伸一君への愛を叫ぶ。だが私の愛は伸一君には届かない…。それでもいいの、私は見返りが欲しいわけじゃないから…。
飼い猫はね、ご主人様が大好きなの! 見返りなんかなくったって、いつでもいつまでも全力で飼い主さんを愛してるのにゃ!
私は伸一君に寄り添うように、体を密着させて傍に丸くなった。元気になるまで、私が毎晩、猫まくらで癒してあげよう。
◇◇◇
―5年後。
伸一君に、笑顔の可愛い家庭的な彼女が出来た。
「なぁ琴子、マリーにストッキング破かれたことある?」
「え? ないよ。マリーがそんなことするわけないじゃん伸一君」
「そう…だよな」
伸一君は、彼女の琴子にそう訊ねる。すると琴子は可笑しそうに、弾けるような笑顔で笑い出した。
「ね~、マリー!」
「にゃぁ~ん!」
そう声をかけ、私を優しく抱き上げて頬ずりしてくれる琴子。私は大好きな琴子に甘えるように、声を上げて答える。
私と私を抱きしめる彼女の琴子を、愛おしそうに見つめる伸一君。
「マリー、ありがとな、俺に気づかせてくれて」
不意に小声で、伸一君が私にお礼を言ってきた。背後に回した片手には、プロポーズ用の指輪が入った箱を握りしめている。
「うにゃ~ん!」
私は応援を込めて、ひと鳴きした。
ここまで長かったね伸一君、今度は幸せになれるよ、さぁ勇気を出して!
あれから5年、私は伸一君の連れてきた彼女たちのストッキングを次々と破き続けた…。
でも、もう伸一君は大丈夫。私が伸一君の彼女のストッキングを破くことはもうにゃいんだから
「大好きだよマリー」
毎日、私をお姫様抱っこして、いっぱいキスしてくれる伸一君。私がベットの中で、いろんな所を舐めると、「くすぐったいよ」と恥ずかしそうに悶える伸一君は超可愛い~!。
私の真っ白い毛並みとフサフサの尻尾を、幸せそうに撫でてくれる伸一君。毎日ちゅっちゅされると、『ああ、私、愛されているんだにゃ~』って実感できるの。
大好きすぎて興奮しすぎたみたい。指を舐めてたら、勢い余って齧っちゃったわ。でも、こんな風に伸一君を舐めていいのは私だけ。他の雌には、ひと齧りだってあげないにゃっ!
伸一君に今、一番愛されているのは私!。優しい飼い主と一匹ぐらし、私は二人きりの蜜月生活を満喫している。
◇◇◇
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「伸一の部屋、ちっとも変わってないね~」
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「香織、次はないから。今度浮気されたら、俺も許せる自信がない…」
伸一君は困ったような複雑な表情を浮かべる。
「ごめんね伸一…、私やっぱり伸一がいないとダメみたい!」
だが元彼女は話終わるよりも早く、伸一君の唇を塞ぐ。そして瞳をうるうるさせて伸一君に抱き着いたのだ!?。
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あの日、伸一君が部屋に、人間の雌を連れてきた。そして、「彼女が初めてできたんだ」と照れながら満面の笑顔で、私に紹介したのだ。
伸一君の彼女は、これまで見たこともないほど綺麗な人間の雌だった。でも彼女からは複数の人間の雄の臭いがして、私は何だが…とても嫌な予感がしたの…。
直ぐに嫌な予感は的中した。伸一君がバイトで忙しくなると、元彼女は『寂しくて我慢できなくて…』と浮気を繰り返したのだ。美しい外見とは違い、性格は最悪だった…。
◇◇◇
そんなわけで、 伸一君がこの元彼女の浮気を許すのは、今日で二度目。復縁はなんとしても阻止しなければならにゃい!
「にゃー!にゃー!にゃー!」
『この女はダメだよ! 気づいて伸一君! もう伸一君が泣くのをみたくないにゃ!』と私は大声で叫んだ。
「どうしたマリー? 腹が減ったのか?」
「にゃうー!にゃうー!にゃう~!? にゃにゃっ!」
私の頭を撫でてくれる伸一君。だがいくら『元サヤはダメ!』と声が枯れるほど叫んでも、伸一君は首を傾げるだけ。一向に気づいてくれない…。
私は悲しくなって耳をペタンとして項垂れた。すると、元彼女が話かけてきた。
「大事な話をしているから、邪魔しないでね猫ちゃん」
元彼女はそう言うと、私をウザそうに睨んだ。
バリッ!、邪魔なのはあんたのほうにゃ~!
「きゃあ!? この猫またストッキング破いた! コレ高かったのに~!」
私は腹が立ったので、ストッキングを破いてやった。すると元彼女はキンキン声で怒りだす。
始めて出会った日からずっと、私はこの女が家に来るたびに、ストッキングを破いてやっている。でも怪我はさせていないわよ、そんなことしたら、伸一君が悲しむからね。
怪我はさせずに、上手にストッキングだけを破く。そうすると、ちょっとだけ溜飲が下がるのだ。
◇◇◇
転がり込むように戻ってきた元彼女は、すっかり部屋に居ついてしまったにゃ…
伸一君は甲斐甲斐しく元彼女の世話を焼き、三食おやつ付きで、嬉しそうにお弁当まで作ってあげている。
大学というところに 伸一君は通っているが、どうやら元彼女も同じらしい。今朝も二人で仲良く出かけていった。
『伸一君が嬉しそうだし仕方ないにゃ…。この女も今度は伸一君だけを愛してくれるかもしれにゃいし…』
私は二人の復縁を渋々ながらも、認めてやることにした。
◇◇◇
その日は伸一君がバイトだった。かまって貰えなくて寂しい私は、家の中を散歩していた。すると、元彼女が誰かと話しているのが聞こえてきたのだ。
「え? 今、彼氏は家にいないよ、話してても大丈夫だよ~あはは」
自室の部屋のベットでゴロゴロしながら、スマホで話している元彼女。私は開いているドアの隙間から部屋へと入っていく。
「うん、そうそう、当面の住むところゲットできたから心配しないで。早く新居見つけてね、一緒にいれないの寂しいよ~」
元彼女はやはり二股しているようだ…。会話を聞いてしまった私はかなり頭にきていた。
『伸一君は寄港先の港じゃにゃいのよ! なんで何度も戻ってくるのよ!』
バリッ!バリッ!バリッ!、バリッー!
「きゃあ!? このクソ猫! このバック高かったのに~!」
私は腹が立ったので、元彼女のお気に入りのバックで爪を研いでやった。
◇◇◇
元彼女と私がそんな攻防を繰り広げる中。程なくして、浮気は伸一君にもバレた。
「香織! 今度浮気したら次はないって言ったよな?」
元彼女の三度目の浮気に、さすがに伸一君も腹が立ったのだろう。今は問い詰めている最中で、修羅場というやつだ。
『そうにゃ! ガツンと言ってやるのにゃっ!』私は伸一君に声援を送った。ところが元彼女は強かった。
「そうだね伸一、じゃ別れよっか…?」
反省するどころか、その美しい顔に余裕の笑顔を浮かべて、伸一君に別れを切り出してきたのだ。
伸一君の膝が折れ、力なく床にへたり込む。苦しいのと悲しいのと悔しいのが…混ぜこぜになったような顔になる伸一君。その瞳は潤んでいる。
「香織と別れたくないんだ、捨てないでくれ…」
目の前で仁王立ちし冷たく別れを告げた元彼女。その足に縋るように手を伸ばす伸一君。
そんな姿を見ていたら、私は心が痛くて堪らなくなった。
「ごめんね伸一、もう新しい彼氏いるんだぁ、彼と結婚するかもしれない」
幸せそうに惚気る元彼女の言葉に、物凄く傷ついた顔になる伸一君。ついに私に堪忍袋の緒が切れた。
バリッ!バリッ!バリッ!、バリッー!ビリッ!
「きゃあ! このクソ猫! これからデートなのに~!」
私は元彼女のストッキングをビリビリに破いてやった。本当はその綺麗な顔に思いっきり爪を立ててやりたいぐらいよ…。
伸一君の部屋を飛び出していく元彼女。しばらくすると廊下から、元彼女の怒り狂った悲鳴が聞こえてくる。
どうやら紐パンの紐が、無事に切れてパンツがずり落ちたようだ。さっき、ストッキングを破くついでに、こっそりとパンツの紐に爪を立ててやったのだ。ふふ、ざまぁ! ノーパンで帰るといいわ
◇◇◇
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「にゃっ?にゃっ?」
私が大丈夫?と声をかけても、返事をする気力もないようだ…。だが、無言で伸びてきた手が、私の背中を撫でてくれた。こんなときでも伸一君は優しい…。
『泣かないで伸一君! 伸一君が好き! 私が傍にいるよ!』
私は声を大にして、伸一君への愛を叫ぶ。だが私の愛は伸一君には届かない…。それでもいいの、私は見返りが欲しいわけじゃないから…。
飼い猫はね、ご主人様が大好きなの! 見返りなんかなくったって、いつでもいつまでも全力で飼い主さんを愛してるのにゃ!
私は伸一君に寄り添うように、体を密着させて傍に丸くなった。元気になるまで、私が毎晩、猫まくらで癒してあげよう。
◇◇◇
―5年後。
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「なぁ琴子、マリーにストッキング破かれたことある?」
「え? ないよ。マリーがそんなことするわけないじゃん伸一君」
「そう…だよな」
伸一君は、彼女の琴子にそう訊ねる。すると琴子は可笑しそうに、弾けるような笑顔で笑い出した。
「ね~、マリー!」
「にゃぁ~ん!」
そう声をかけ、私を優しく抱き上げて頬ずりしてくれる琴子。私は大好きな琴子に甘えるように、声を上げて答える。
私と私を抱きしめる彼女の琴子を、愛おしそうに見つめる伸一君。
「マリー、ありがとな、俺に気づかせてくれて」
不意に小声で、伸一君が私にお礼を言ってきた。背後に回した片手には、プロポーズ用の指輪が入った箱を握りしめている。
「うにゃ~ん!」
私は応援を込めて、ひと鳴きした。
ここまで長かったね伸一君、今度は幸せになれるよ、さぁ勇気を出して!
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