乙女ゲーの悪役に転生したらハーレム作り上げてしまった

プロローグ

「ありがとうございましたー！」
元気な店員さんの声を後ろに俺は店を出る。
上を見上げると空は紫色に染まっている。もう夜だ。
コンビニで買ったビールを手に引っ提げ歩道を歩く。
二十歳になって3ヶ月、8月の夜はやはり暑さも厳しい。

（帰ったら大学のレポート終わらせないとな…）

憂鬱な気分を胸に抱えながら歩く。
家まであと数百メートル、信号機が青になるのを確認し横断歩道を渡ったその時。

自分の体が宙に舞うのを感じた。

（あれ？俺…）

何故か薄れゆく意識の中見えたのは大きなトラック。

轢かれてしまったんだ

そんなことが判るよりも先に、俺の意識は消えていった。



消えて…消えて…消えて…



「元気な男の子ですよー！」



（…………、うん？）



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初投稿になります！かえでです！
語彙力皆無の阿呆人間ですが、何とか皆様にこの物語をお届け出来るよう頑張りたいと思います！
宜しくお願いいたしますm(._.)m




2021年5月3日22時58分
信号機の部分修正いたしました。
赤→青