17 / 24
第十七話 王子の苦悩
しおりを挟む
ドワーフは、人間の間ではめったに見ない幻の種族として有名だ。
昔人間と諍いを起こし、住む場所を明確に区別し、おたがい不可侵の約束まで取り付けて、今に至る。
人間の方はその諍いの理由は歴史書に数行載る程度だが、人間の3倍の寿命をもつドワーフにとってはまだ忘れることができない苦い記憶として濃厚に残っている。同じ理由で姿を見せなくなった別種族のエルフは、完全に存在を隠蔽し、この300年は人間の前に姿を現したことはない。ともかく、ひどい争いだった。
ゆえに、このたびの勇者召喚、それに伴う武器の制作には、鍛冶に長けたドワーフでもあまり乗り気ではない。
それでも、この王宮に一集団が招かれ、日々着々と勇者の武具は作られている。
古の盟約があった。それを違えるほど世界が嫌いなわけではないらしい。
王宮に招かれ、ドワーフの秘術で武器の製作に当たるのは、最も気難しいと言われる部族の長とその一族、それに同調する他種族の代表――あわせて100人の鍛冶師たち。
「……では、日程は調節し、再度お知らせします。くれぐれも……」
「ああ、わかっとるよ」
長い髭をたくわえ、いかつい輪郭と、鋭い目付き。背丈は低いが恰幅が良く、全体的に四角い。種族的特徴がよく出た族長のベニシテは、王太子にも最初から怯むことなく……むしろ、挑発的な態度だった。
人間の、他国の王太子など敬うには値しないとはっきり言われた。だが、もとよりそんなことはどうでもよかった。
聖武具を作れるか否か、問題はたったそれだけだ。
その機微をばっさり取り払ってくれたのはやはり聖女イシスだった。彼女はシンプルに、ハイかイイエで答えてくれと、族長ベニシテにせまり、見事に協力を勝ち取った。
今は人間の王宮に留まって鍛冶を勤しむドワーフたちは、最初の疑心暗鬼が若干薄れてきたらしく、少なくとも刺々しい態度は取らなくなった。
「のう、王子」
……とはいえ、こうやってあちらから話しかけてくるのは珍しい。
「はい、いかがしました?」
計画についての質問かと、驚きは隠して答えると、妙にかしこまった族長がソファーの上で身じろぎする。
「うむ……」
「何か気がかりでも?」
「そうだな……」
いよいよベアフレートはびっくりする。せっかちなドワーフは、いつも会話はぶっきらぼうかつ端的だ。言い淀む族長など初めて見た。
「……いや、何でもねえ」
数瞬迷って、ベニシテは言葉を、飲み込んだ。
ベアフレートは一人がけの椅子の上で固まった。
(なんだ?なにかとんでもない事件でも?)
様子が明らかにおかしいドワーフへ、いろいろと考えを巡らせる。
事件を隠蔽……という器用なことをする人ではない。とある理由からどうしても王宮へと来てくれと招き、離宮を一つまるまる鍛冶場に整えたときも、やれ炉がだめだ、この壁が邪魔だと、文句を言いながら自ら壊して……宮を半壊させたが言い訳の一つもしなかった。人間にたいして気を払うということはいっさいしない。傲慢ではあるもののある意味わかりやすく、単純だった。
その一族の長が、言い淀むとは。
無理にでも聞き出すべきか。
ベアフレートが密かに焦りながら、言葉を繰り出そうとしたとき。
部屋のドアのノックの音。
「殿下。イシス様がお目見えになりました」
「……ああ、どうぞ」
外の近衛に許可を伝えると、すぐにイシスが部屋に入ってきた。ドワーフの族長にだろう、礼を取りながら、
「失礼します。こちらにベニシテ様がいらっしゃると……」
「――お前さんまた予言でもしたのか」
盛大なため息をついて、不穏な事を言ったのはベニシテだった。
「なんのことです?」
キョトンと首を傾げたイシスに、ふと違和感を覚えた。
「どうしたんだい、イシス」
彼女自身のことを聞いたつもりだったが、この部屋を訪ねた用事についてだと思われたらしい。
「ええ、少し鍛冶場で変化があったものですから……族長に判断をと」
「お前さんじゃなく、人をやればよかっただろう、まったく」
ベニシテの言葉はつっけんどんだが、態度はむしろベアフレートへのものより親しげだ。
離宮を改造した鍛冶場には、最初からイシスも入っていた。
これは、ドワーフの秘術と合わせて聖女の祝福も行い、聖武具をより強いものにするためだと計画されていたからだ。
人間の、しかも若い女性となるとドワーフたちは仕事場に立ち入ることに反発した。
しかし、イシスや国王が頑なな態度で祝福は必ずだといい、イシスが半ば強引に鍛冶場へ入っていくこと数日――あっさりと、彼女はドワーフたちに受け入れられた。
理由を聞いても、よく分からないと彼女自身も首をひねっていたが。
「じゃあ、儂は戻る。邪魔したな」
「いえ、引き続きどうぞよろしくお願いいたします」
ベアフレートが立って頭を下げると、そういうのはいい、とぞんざいな手振りで断られた。
イシスも合わせて鍛冶場へ戻るらしい。
「イシス、何かあったらすぐに言うんだよ」
たまに、自分だけで問題を解決しようとするクセがある。
勇者召喚の儀の時がそうだ。神託を黙って、勇者召喚は結果的には失敗した。
失敗したことはどうしようもなかった。けれど、ちゃんと説明をしてくれたら、ベアフレートもイシスを否定せず、彼女の罪悪感を減らすことができたはずだ。
イシスに能力がないというわけではない、むしろ誰よりも有能で、そして自負の念が強い。それが悪いことではないのだが、周りは時に不安になるのだ。
聖女ばかりに頼って、彼女の負担をむやみに増やしたくはない。
やはり、イシスは物わかりがいいように、もちろんです、と笑って部屋を出ていく。
ふと。
ベニシテがこちらをじっと見ていた。
口を出す前に、扉が閉まってしまったけれども。
夕方。
ベアフレートが執務室で仕事をしていると、来訪者があった。
勇者イズル。
同年代の青年で、不思議な雰囲気を持っている。
所作も美しく堂々としていて、少し頑ななところはあるようだが、すっきりとしている。
そのまま、勇者であってもおかしくないような人物だが――勇者の証である黄金の眼を持ち合わせていない。
黒目黒髪の、やや小柄なイズルは、ベアフレートが部屋に招き入れるなり不機嫌そうに切り出した。
「あれのあれ、君は気づいてないの?それとも放置してる?」
「……なんのお話で?」
「気づいてないほうか」
どうしたことか、出会った頃と近い機嫌の悪さだ。あの頃は強引な召喚に腹を立てられていたとか。けれど、今となっては彼にできる限りの対応をして、何よりこちらの意を汲んでくれたため不満はなかったように見えたのだが。
イズルはソファーの背もたれに体を預け、腕を組んだ。
「イシスだよ。あの聖女様のことさ」
「彼女が何か」
「ずっと体調悪いみたいだけど?」
イズルのその言葉に、ざっと腹の中が冷えた。
イシスが、体調を崩している?
いつから?ずっと?
「どういうことですか!?」
「え、本気?」
「ええ、毎日会っていますが、そんな素振りは……」
「ふぅん、完全に隠蔽してたってのか」
呆れたようにイズルがため息をつくが、それどころではない。
ベアフレートが知らなかったことを、彼は知っている。
「なぜあなたはお知りに?」
「言ってる場合か?」
「ええ」
じろりと睨まれるが、ここで手を間違えれば、また、イシスは、さらに頑なになり……
首を振って、ベアフレートはもう一度尋ねた。
「彼女は、あなたが思う以上に意固地です。私が知らないということは、彼女は完全に隠し通すつもりです。そして、何を言っても聞かない」
「ええ……?」
「お願いします、ご協力を。おそらくあなたの助言も聞かなかったのでしょうイシスは。そして、婚約者である私に何をしていたとお叱りに来たのでは?」
「読まれてるし」
やれやれ、と、イズルは肩をすくめて苦笑した。
「分かった。俺だってそこまで知ってるわけじゃないけど……」
イズルの語る事情を聞くと、ベアフレートはまっさきに父王のところへ駆け込んだ。
昔人間と諍いを起こし、住む場所を明確に区別し、おたがい不可侵の約束まで取り付けて、今に至る。
人間の方はその諍いの理由は歴史書に数行載る程度だが、人間の3倍の寿命をもつドワーフにとってはまだ忘れることができない苦い記憶として濃厚に残っている。同じ理由で姿を見せなくなった別種族のエルフは、完全に存在を隠蔽し、この300年は人間の前に姿を現したことはない。ともかく、ひどい争いだった。
ゆえに、このたびの勇者召喚、それに伴う武器の制作には、鍛冶に長けたドワーフでもあまり乗り気ではない。
それでも、この王宮に一集団が招かれ、日々着々と勇者の武具は作られている。
古の盟約があった。それを違えるほど世界が嫌いなわけではないらしい。
王宮に招かれ、ドワーフの秘術で武器の製作に当たるのは、最も気難しいと言われる部族の長とその一族、それに同調する他種族の代表――あわせて100人の鍛冶師たち。
「……では、日程は調節し、再度お知らせします。くれぐれも……」
「ああ、わかっとるよ」
長い髭をたくわえ、いかつい輪郭と、鋭い目付き。背丈は低いが恰幅が良く、全体的に四角い。種族的特徴がよく出た族長のベニシテは、王太子にも最初から怯むことなく……むしろ、挑発的な態度だった。
人間の、他国の王太子など敬うには値しないとはっきり言われた。だが、もとよりそんなことはどうでもよかった。
聖武具を作れるか否か、問題はたったそれだけだ。
その機微をばっさり取り払ってくれたのはやはり聖女イシスだった。彼女はシンプルに、ハイかイイエで答えてくれと、族長ベニシテにせまり、見事に協力を勝ち取った。
今は人間の王宮に留まって鍛冶を勤しむドワーフたちは、最初の疑心暗鬼が若干薄れてきたらしく、少なくとも刺々しい態度は取らなくなった。
「のう、王子」
……とはいえ、こうやってあちらから話しかけてくるのは珍しい。
「はい、いかがしました?」
計画についての質問かと、驚きは隠して答えると、妙にかしこまった族長がソファーの上で身じろぎする。
「うむ……」
「何か気がかりでも?」
「そうだな……」
いよいよベアフレートはびっくりする。せっかちなドワーフは、いつも会話はぶっきらぼうかつ端的だ。言い淀む族長など初めて見た。
「……いや、何でもねえ」
数瞬迷って、ベニシテは言葉を、飲み込んだ。
ベアフレートは一人がけの椅子の上で固まった。
(なんだ?なにかとんでもない事件でも?)
様子が明らかにおかしいドワーフへ、いろいろと考えを巡らせる。
事件を隠蔽……という器用なことをする人ではない。とある理由からどうしても王宮へと来てくれと招き、離宮を一つまるまる鍛冶場に整えたときも、やれ炉がだめだ、この壁が邪魔だと、文句を言いながら自ら壊して……宮を半壊させたが言い訳の一つもしなかった。人間にたいして気を払うということはいっさいしない。傲慢ではあるもののある意味わかりやすく、単純だった。
その一族の長が、言い淀むとは。
無理にでも聞き出すべきか。
ベアフレートが密かに焦りながら、言葉を繰り出そうとしたとき。
部屋のドアのノックの音。
「殿下。イシス様がお目見えになりました」
「……ああ、どうぞ」
外の近衛に許可を伝えると、すぐにイシスが部屋に入ってきた。ドワーフの族長にだろう、礼を取りながら、
「失礼します。こちらにベニシテ様がいらっしゃると……」
「――お前さんまた予言でもしたのか」
盛大なため息をついて、不穏な事を言ったのはベニシテだった。
「なんのことです?」
キョトンと首を傾げたイシスに、ふと違和感を覚えた。
「どうしたんだい、イシス」
彼女自身のことを聞いたつもりだったが、この部屋を訪ねた用事についてだと思われたらしい。
「ええ、少し鍛冶場で変化があったものですから……族長に判断をと」
「お前さんじゃなく、人をやればよかっただろう、まったく」
ベニシテの言葉はつっけんどんだが、態度はむしろベアフレートへのものより親しげだ。
離宮を改造した鍛冶場には、最初からイシスも入っていた。
これは、ドワーフの秘術と合わせて聖女の祝福も行い、聖武具をより強いものにするためだと計画されていたからだ。
人間の、しかも若い女性となるとドワーフたちは仕事場に立ち入ることに反発した。
しかし、イシスや国王が頑なな態度で祝福は必ずだといい、イシスが半ば強引に鍛冶場へ入っていくこと数日――あっさりと、彼女はドワーフたちに受け入れられた。
理由を聞いても、よく分からないと彼女自身も首をひねっていたが。
「じゃあ、儂は戻る。邪魔したな」
「いえ、引き続きどうぞよろしくお願いいたします」
ベアフレートが立って頭を下げると、そういうのはいい、とぞんざいな手振りで断られた。
イシスも合わせて鍛冶場へ戻るらしい。
「イシス、何かあったらすぐに言うんだよ」
たまに、自分だけで問題を解決しようとするクセがある。
勇者召喚の儀の時がそうだ。神託を黙って、勇者召喚は結果的には失敗した。
失敗したことはどうしようもなかった。けれど、ちゃんと説明をしてくれたら、ベアフレートもイシスを否定せず、彼女の罪悪感を減らすことができたはずだ。
イシスに能力がないというわけではない、むしろ誰よりも有能で、そして自負の念が強い。それが悪いことではないのだが、周りは時に不安になるのだ。
聖女ばかりに頼って、彼女の負担をむやみに増やしたくはない。
やはり、イシスは物わかりがいいように、もちろんです、と笑って部屋を出ていく。
ふと。
ベニシテがこちらをじっと見ていた。
口を出す前に、扉が閉まってしまったけれども。
夕方。
ベアフレートが執務室で仕事をしていると、来訪者があった。
勇者イズル。
同年代の青年で、不思議な雰囲気を持っている。
所作も美しく堂々としていて、少し頑ななところはあるようだが、すっきりとしている。
そのまま、勇者であってもおかしくないような人物だが――勇者の証である黄金の眼を持ち合わせていない。
黒目黒髪の、やや小柄なイズルは、ベアフレートが部屋に招き入れるなり不機嫌そうに切り出した。
「あれのあれ、君は気づいてないの?それとも放置してる?」
「……なんのお話で?」
「気づいてないほうか」
どうしたことか、出会った頃と近い機嫌の悪さだ。あの頃は強引な召喚に腹を立てられていたとか。けれど、今となっては彼にできる限りの対応をして、何よりこちらの意を汲んでくれたため不満はなかったように見えたのだが。
イズルはソファーの背もたれに体を預け、腕を組んだ。
「イシスだよ。あの聖女様のことさ」
「彼女が何か」
「ずっと体調悪いみたいだけど?」
イズルのその言葉に、ざっと腹の中が冷えた。
イシスが、体調を崩している?
いつから?ずっと?
「どういうことですか!?」
「え、本気?」
「ええ、毎日会っていますが、そんな素振りは……」
「ふぅん、完全に隠蔽してたってのか」
呆れたようにイズルがため息をつくが、それどころではない。
ベアフレートが知らなかったことを、彼は知っている。
「なぜあなたはお知りに?」
「言ってる場合か?」
「ええ」
じろりと睨まれるが、ここで手を間違えれば、また、イシスは、さらに頑なになり……
首を振って、ベアフレートはもう一度尋ねた。
「彼女は、あなたが思う以上に意固地です。私が知らないということは、彼女は完全に隠し通すつもりです。そして、何を言っても聞かない」
「ええ……?」
「お願いします、ご協力を。おそらくあなたの助言も聞かなかったのでしょうイシスは。そして、婚約者である私に何をしていたとお叱りに来たのでは?」
「読まれてるし」
やれやれ、と、イズルは肩をすくめて苦笑した。
「分かった。俺だってそこまで知ってるわけじゃないけど……」
イズルの語る事情を聞くと、ベアフレートはまっさきに父王のところへ駆け込んだ。
0
あなたにおすすめの小説
美化係の聖女様
しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。
ゴメン、五月蝿かった?
掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。
気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。
地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。
何コレ、どうすればいい?
一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。
召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。
もしかして召喚先を間違えた?
魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。
それでも魔王復活は待ってはくれない。
それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。
「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」
「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」
「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」
「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」
「「「・・・・・・・・。」」」
何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。
ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか?
そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!?
魔王はどこに?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不定期更新になります。
主人公は自分が聖女だとは気づいていません。
恋愛要素薄めです。
なんちゃって異世界の独自設定になります。
誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。
R指定は無しの予定です。
【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!
胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。
主に5大国家から成り立つ大陸である。
この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。
この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。
かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。
※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!)
※1話当たり、1200~2000文字前後です。
底無しポーターは端倪すべからざる
さいわ りゅう
ファンタジー
運び屋(ポーター)のルカ・ブライオンは、冒険者パーティーを追放された。ーーが、正直痛くも痒くもなかった。何故なら仕方なく同行していただけだから。
ルカの魔法適正は、運び屋(ポーター)に適した収納系魔法のみ。
攻撃系魔法の適正は皆無だけれど、なんなら独りで魔窟(ダンジョン)にだって潜れる、ちょっと底無しで少し底知れない運び屋(ポーター)。
そんなルカの日常と、ときどき魔窟(ダンジョン)と周囲の人達のお話。
※タグの「恋愛要素あり」は年の差恋愛です。
※ごくまれに残酷描写を含みます。
※【小説家になろう】様にも掲載しています。
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
華都のローズマリー
みるくてぃー
ファンタジー
ひょんな事から前世の記憶が蘇った私、アリス・デュランタン。意地悪な義兄に『超』貧乏騎士爵家を追い出され、無一文の状態で妹と一緒に王都へ向かうが、そこは若い女性には厳しすぎる世界。一時は妹の為に身売りの覚悟をするも、気づけば何故か王都で人気のスィーツショップを経営することに。えっ、私この世界のお金の単位って全然わからないんですけど!?これは初めて見たお金が金貨の山だったという金銭感覚ゼロ、ハチャメチャ少女のラブ?コメディな物語。
新たなお仕事シリーズ第一弾、不定期掲載にて始めます!
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
平民に転落した元令嬢、拾ってくれた騎士がまさかの王族でした
タマ マコト
ファンタジー
没落した公爵令嬢アメリアは、婚約者の裏切りによって家も名も失い、雨の夜に倒れたところを一人の騎士カイルに救われる。
身分を隠し「ミリア」と名乗る彼女は、静かな村で小さな幸せを見つけ、少しずつ心を取り戻していく。
だが、優しくも謎めいたカイルには、王族にしか持ちえない気品と秘密があり――
それが、二人の運命を大きく動かす始まりとなるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる