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#13 収穫祭
日が傾き始めて舞踏会が行われる講堂は明かりでキラキラと輝いていた。音楽が聞こえてくる。もう舞踏会は始まってしまっている。
遅れて中に入ると既にダンスが始まっていた。講堂の中央に目立つ二人組がいて、考えなくてもヒロイン(男)と皇女だと分かった。ペアが作れなかった生徒たちは取り囲むように輪になっていて、俺は紛れるようにそっと人込みに入るとドリンクを手に取った。
いかにも最初から居ました、みたいなそぶりをしているが、俺が最初からいなかったのはほとんどの人が分かっているだろう。中央の二人が入ってきたとき、俺の反応を見るために探したはずだ。
これまで皇女とは数えきれないほど踊ってきた。けれどそれは婚約者として義務のようなもので、互いに表情はなかったように思う。輝かしいほどの笑顔で踊っている皇女は幸せだと言うのが痛いほどに伝わってきた。そんな皇女に対しヒロイン(男)はと言うと、これまたびっくりするぐらい無表情だった。
昨日まで頑張って皇女を説得していたけれど聞く耳を持ってくれなかったのだろう。それなのに衣装を着てエスコートまでしているんだから偉いと思う。
曲が一番の盛り上がりを見せて、ぴたりと音が止む。ようやくダンスが終わった。さすがに立て続けに二人が躍り出すことはなかったが、皇女は名残惜しそうにヒロイン(男)を見つめ、他の生徒からダンスに誘われると渋々承諾していた。
ヒロイン(男)にもダンスの申し込みが殺到するかと思ったが、皇女から嫉妬されても敵わないと彼にダンスを申し込む女生徒はいなかった。ヒロイン(男)はこれ幸いとそそくさと抜け出して人込みに紛れていく。
「あの、シェラード公爵令息」
突然、背後から女の日との声が聞こえて飛び跳ねそうになる。振り返ると淡いピンク色のドレスを着た女生徒がもじもじとしながら俺を見上げている。見覚えもないので名前も分からない。
「よろしければご一緒しませんか?」
まさか誘われるとは思っていなかったので面食らう。黙り込んでいると「シェラード公爵令息……?」と不安そうに見つめられて「え、ええ」と頷き女生徒の手を取る。皇女との婚約が危ぶまれている今、ダンスに誘われるとは思わなかった。むしろ、危ぶまれているからこそ、ダンスに誘ってきたのか。公爵家の三男と言うのは帝国内の令嬢にとって美味しい存在なのだろう。女生徒と向かい合いにこりと微笑むと、気恥ずかしそうに女生徒が俯いた。
「ありがとうございました」
「こちらこそ」
深くお辞儀をすると「つ、次は私とよろしいですか!?」と女生徒が群がってきた。こんなこと人生で初めてだ。皇女というガードはかなり強かったようで、それが無くなった途端にこれだ。一瞬、殺意のようなものを感じて周囲を見渡すと、修羅のような顔でこちらを睨みつけている皇女を見つけてしまい、そっと目を逸らした。
俺がヒロイン(男)と踊っている皇女を見てあんな顔をするのは分かるが、俺を捨てる気満々のくせにあんな風に睨まれても困る。
それから次々と女生徒から誘われ、一時間以上も踊る羽目になった。
体力の限界を感じ待ち構えている女生徒に「少し外の空気を吸ってきます」と言って講堂から抜け出した。外はもう真っ暗になっていて、ふわりと吹く風は予想以上に冷たい。収穫祭が終わって程なくすれば冬がやってくる。このまま寮へ戻ろうかと思っていると、対面から体格のいい男がやってくる。あれはトリスタンだ。
「モッテモテだったな」
からかうように言われて「煩い」と吐き捨てる。
「まあ、皇女との婚約破棄も間近と噂されてるんだし、公爵家の一員になりたいと思う令嬢も少なくないわな」
「捨てられるのに?」
「少なくとも群がった女たちはお前に非はないって思ってるんじゃないか?」
そう思っている人がそれなりに居るということか。皇女に婚約破棄された男と結婚なんて考えられないと思う女性ばかりだと思っていた。
「それで、お前は本当にどうするつもりなんだよ」
いつになく真面目な顔でトリスタンが聞いてくる。心配してくれているのか。学校に入るまでは交流もなかったので、彼が何を考えているのか俺には分からない。
「どうするも何も……」
「このままだとお前が悪いって言われる――……」
トリスタンが突然口を噤んだ。首をかしげると「し」と鼻に指をあてる。
「お前さぁ、皇女殿下に気に入られてるからって調子に乗ってるだろ!?」
様子を見なくても相手が誰なのかすぐに分かった。いずれはこうやって面と向かって文句を言う奴が出てくるだろうと思っていたが思いの外早くやってきた。そこに俺が居合わせるのももう運命か?
こういうとき、これがゲームの中なのだなとつくづく思い知らされる。タイミングが良いのか、悪いのか。こういう時こそ皇子こと皇女が助けにやってくるんじゃないのか?
まあ、そんなことになれば、いじめている相手が俺になってしまいそうだが。
「シェラード公爵令息だってお前がそうやって出しゃばるから困ってるだろ? 身の程をわきまえろよ!」
ちらりとトリスタンを見上げると困ったように笑って俺を見る。
「おい、聞いているのか!?」
ビリ、と何かが破れる音が聞こえて、木陰から様子を覗き込んだ。ヒロイン(男)を取り囲む三人の男たち。全くもって誰なのか分からない。俺の名前を出されて黙っているわけにもいかず、わざと足元にある木を蹴りつけてがざりと音を立てた。
「だ、誰だ!?」
一人が振り返ってこちらを見る。俺はゆっくりと歩き出して四人の前に姿を現す。ヒロイン(男)を囲んでいる三人はぎょっとした顔をして「しぇ、シェラード公爵令息……」と気まずそうに目を逸らした。
「俺のことを話しているようだったから気になって来てみれば……」
立ち尽くしているヒロイン(男)をちらりと見る。引っ張られたのか上等な衣装は無惨にも破けてしまっている。折角、皇女が用意した特注の衣装だと言うのに、こいつらはその価値が分かっているのだろうか。
「俺の名前で随分なことをしているじゃないか」
「そ、それは、コイツが……!」
「そうです! 俺は令息が迷惑しているのではないかと思って」
まあ、俺の名前を出していじめているところを、よりによって当本人に見られてしまったのだからそんな言い訳しかできないだろう。
「俺がどう迷惑しているって?」
「そ、それは、コイツが皇女を誘惑して令息との婚約を破棄させようとしているからですよ!」
やはり周りからも俺と皇女の婚約は破棄される寸前だと思われているようだ。舞踏会のエスコートも断られ、生徒会からも除名されてるんだから当然だが。
それにヒロイン(男)は全く関係ないだろう。
「それは俺と皇女の問題であって、君にどう関係がある?」
「……え?」
「だから俺と皇女の問題に、君がわざわざ差し出がましく彼に文句を付けるのは、どういう意味なのか? と聞いているんだ」
ここまで言えば、余計なことをするなと遠回しに言っていると通じるだろうか。正面にいる男をじっと見つめると居た堪れなくなったようで「すみませんでした!」と言って走り出した。バタバタと足音を立てて走り去っていく三人を見つめて大きく息を吐いた。
「大丈夫か?」
立ち尽くしているヒロイン(男)に顔を向けると、ぽろぽろと涙を零しているではないか。芯の強い男だと思っていたが、こんなことが続けば心も折れてしまったのだろうか。
と言うかこんなところを他の奴に見られたら、確実に俺が泣かしていると勘違いされる!
「お、おい、どうしたんだよ」
ポケットの中からハンカチを取り出してヒロイン(男)の顔に押し付ける。
「おい――……」
大丈夫か、と声を掛けようとしたところで、ぐいと抱き寄せられた。
遅れて中に入ると既にダンスが始まっていた。講堂の中央に目立つ二人組がいて、考えなくてもヒロイン(男)と皇女だと分かった。ペアが作れなかった生徒たちは取り囲むように輪になっていて、俺は紛れるようにそっと人込みに入るとドリンクを手に取った。
いかにも最初から居ました、みたいなそぶりをしているが、俺が最初からいなかったのはほとんどの人が分かっているだろう。中央の二人が入ってきたとき、俺の反応を見るために探したはずだ。
これまで皇女とは数えきれないほど踊ってきた。けれどそれは婚約者として義務のようなもので、互いに表情はなかったように思う。輝かしいほどの笑顔で踊っている皇女は幸せだと言うのが痛いほどに伝わってきた。そんな皇女に対しヒロイン(男)はと言うと、これまたびっくりするぐらい無表情だった。
昨日まで頑張って皇女を説得していたけれど聞く耳を持ってくれなかったのだろう。それなのに衣装を着てエスコートまでしているんだから偉いと思う。
曲が一番の盛り上がりを見せて、ぴたりと音が止む。ようやくダンスが終わった。さすがに立て続けに二人が躍り出すことはなかったが、皇女は名残惜しそうにヒロイン(男)を見つめ、他の生徒からダンスに誘われると渋々承諾していた。
ヒロイン(男)にもダンスの申し込みが殺到するかと思ったが、皇女から嫉妬されても敵わないと彼にダンスを申し込む女生徒はいなかった。ヒロイン(男)はこれ幸いとそそくさと抜け出して人込みに紛れていく。
「あの、シェラード公爵令息」
突然、背後から女の日との声が聞こえて飛び跳ねそうになる。振り返ると淡いピンク色のドレスを着た女生徒がもじもじとしながら俺を見上げている。見覚えもないので名前も分からない。
「よろしければご一緒しませんか?」
まさか誘われるとは思っていなかったので面食らう。黙り込んでいると「シェラード公爵令息……?」と不安そうに見つめられて「え、ええ」と頷き女生徒の手を取る。皇女との婚約が危ぶまれている今、ダンスに誘われるとは思わなかった。むしろ、危ぶまれているからこそ、ダンスに誘ってきたのか。公爵家の三男と言うのは帝国内の令嬢にとって美味しい存在なのだろう。女生徒と向かい合いにこりと微笑むと、気恥ずかしそうに女生徒が俯いた。
「ありがとうございました」
「こちらこそ」
深くお辞儀をすると「つ、次は私とよろしいですか!?」と女生徒が群がってきた。こんなこと人生で初めてだ。皇女というガードはかなり強かったようで、それが無くなった途端にこれだ。一瞬、殺意のようなものを感じて周囲を見渡すと、修羅のような顔でこちらを睨みつけている皇女を見つけてしまい、そっと目を逸らした。
俺がヒロイン(男)と踊っている皇女を見てあんな顔をするのは分かるが、俺を捨てる気満々のくせにあんな風に睨まれても困る。
それから次々と女生徒から誘われ、一時間以上も踊る羽目になった。
体力の限界を感じ待ち構えている女生徒に「少し外の空気を吸ってきます」と言って講堂から抜け出した。外はもう真っ暗になっていて、ふわりと吹く風は予想以上に冷たい。収穫祭が終わって程なくすれば冬がやってくる。このまま寮へ戻ろうかと思っていると、対面から体格のいい男がやってくる。あれはトリスタンだ。
「モッテモテだったな」
からかうように言われて「煩い」と吐き捨てる。
「まあ、皇女との婚約破棄も間近と噂されてるんだし、公爵家の一員になりたいと思う令嬢も少なくないわな」
「捨てられるのに?」
「少なくとも群がった女たちはお前に非はないって思ってるんじゃないか?」
そう思っている人がそれなりに居るということか。皇女に婚約破棄された男と結婚なんて考えられないと思う女性ばかりだと思っていた。
「それで、お前は本当にどうするつもりなんだよ」
いつになく真面目な顔でトリスタンが聞いてくる。心配してくれているのか。学校に入るまでは交流もなかったので、彼が何を考えているのか俺には分からない。
「どうするも何も……」
「このままだとお前が悪いって言われる――……」
トリスタンが突然口を噤んだ。首をかしげると「し」と鼻に指をあてる。
「お前さぁ、皇女殿下に気に入られてるからって調子に乗ってるだろ!?」
様子を見なくても相手が誰なのかすぐに分かった。いずれはこうやって面と向かって文句を言う奴が出てくるだろうと思っていたが思いの外早くやってきた。そこに俺が居合わせるのももう運命か?
こういうとき、これがゲームの中なのだなとつくづく思い知らされる。タイミングが良いのか、悪いのか。こういう時こそ皇子こと皇女が助けにやってくるんじゃないのか?
まあ、そんなことになれば、いじめている相手が俺になってしまいそうだが。
「シェラード公爵令息だってお前がそうやって出しゃばるから困ってるだろ? 身の程をわきまえろよ!」
ちらりとトリスタンを見上げると困ったように笑って俺を見る。
「おい、聞いているのか!?」
ビリ、と何かが破れる音が聞こえて、木陰から様子を覗き込んだ。ヒロイン(男)を取り囲む三人の男たち。全くもって誰なのか分からない。俺の名前を出されて黙っているわけにもいかず、わざと足元にある木を蹴りつけてがざりと音を立てた。
「だ、誰だ!?」
一人が振り返ってこちらを見る。俺はゆっくりと歩き出して四人の前に姿を現す。ヒロイン(男)を囲んでいる三人はぎょっとした顔をして「しぇ、シェラード公爵令息……」と気まずそうに目を逸らした。
「俺のことを話しているようだったから気になって来てみれば……」
立ち尽くしているヒロイン(男)をちらりと見る。引っ張られたのか上等な衣装は無惨にも破けてしまっている。折角、皇女が用意した特注の衣装だと言うのに、こいつらはその価値が分かっているのだろうか。
「俺の名前で随分なことをしているじゃないか」
「そ、それは、コイツが……!」
「そうです! 俺は令息が迷惑しているのではないかと思って」
まあ、俺の名前を出していじめているところを、よりによって当本人に見られてしまったのだからそんな言い訳しかできないだろう。
「俺がどう迷惑しているって?」
「そ、それは、コイツが皇女を誘惑して令息との婚約を破棄させようとしているからですよ!」
やはり周りからも俺と皇女の婚約は破棄される寸前だと思われているようだ。舞踏会のエスコートも断られ、生徒会からも除名されてるんだから当然だが。
それにヒロイン(男)は全く関係ないだろう。
「それは俺と皇女の問題であって、君にどう関係がある?」
「……え?」
「だから俺と皇女の問題に、君がわざわざ差し出がましく彼に文句を付けるのは、どういう意味なのか? と聞いているんだ」
ここまで言えば、余計なことをするなと遠回しに言っていると通じるだろうか。正面にいる男をじっと見つめると居た堪れなくなったようで「すみませんでした!」と言って走り出した。バタバタと足音を立てて走り去っていく三人を見つめて大きく息を吐いた。
「大丈夫か?」
立ち尽くしているヒロイン(男)に顔を向けると、ぽろぽろと涙を零しているではないか。芯の強い男だと思っていたが、こんなことが続けば心も折れてしまったのだろうか。
と言うかこんなところを他の奴に見られたら、確実に俺が泣かしていると勘違いされる!
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