【全94話】魔力一般人以下、最強少女の秘密【完結】

プロローグ

ここは魔法が使える国ユートピア

悪魔全滅を目標にいつ攻めてくるかわからない悪魔を討伐する魔法師がいる

昔国が悪魔に襲われた時
悪魔から国を守ったと言われる魔法師がいた。その魔法師は名誉騎士と呼ばれのちに貴族と世間に広まった。
貴族と王族だけが家の名を持つ世界で他の人は自分の名のみ。
貴族はたった10の家しか存在しておらず、活躍した魔法師の子孫も沢山の手柄を上げ、国の象徴までになった。

国は優秀な魔法師を育てるため【対悪魔討伐魔法学校】という学校を作り魔法師を育てていた。

別名サドワール学園
サドワール学園は全部で3校
1校、2校、3校とそれぞれ呼ばれている。
1校と言えば皆サドワール学園だと認識するぐらいの名門校。
その学園に入学出来たことが魔法という実力を認められたと言うことに等しいほどの名門。
勉強が出来なくても実力が大きく評価され自分の魔法を磨くために入学を目指す。


時は春
生徒が入れ替わる時期。
今日1校に入学したリンという少女がいた。
リンは特別魔法力が高いわけではなく、しいて言えば学園に入れる魔法力がなかった。何故彼女は入学することが出来たのか？

彼女が学園に入学した事でのちの世界が大きく変わることになる。