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楽しく賑わう吸血少女
黒いモノの核
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屋敷を出る前に、メアのスキルを確認しておく。
────────────────────
メア:【魔導】【暗黒魔法才能】【状態異常才能】【付加呪加才能】【支配(闇)】【無限闇】【闇精霊】【精霊体】【悪夢】
────────────────────
メアと一緒に屋敷を出ると、ライとスノウが戦闘をしているところだった。周囲に氷の壁が出来ていて、落雷が次々に落ちていた。
「ライ、スノウ、もう良いよ」
呼び掛けると、二人ともすぐに私の方に寄ってきた。頭を突き出すスノウとライを撫でてあげる。
「お疲れ様。この子は、新しい子のメアだよ。仲良くしてね」
『ガァ!』
『……』こくり
『よっろしくぅ!!』
メアは、二人の手を取って激しく握手した。ライもスノウも普通に受け入れているから、大丈夫だろうけど、ライがほぼ無表情でメアがニコニコの笑顔なので、テンションの差が凄い。
「それじゃあ、二人は先に帰っててね。【送還・ライ】【送還・スノウ】」
二人をギルドエリアに戻す。二人の力で抑えていたゾンビ達が集まってくる。
「本当に多いなぁ……メア、頼める?」
『まっかせてぇ!! おりゃ~!!』
メアは何か黒いものを出してゾンビに向かわせた。黒いものに命中した部分からゾンビが消えていった。
「えっ……闇の力って怖っ……」
『ふふん! 全てを無かった事にする闇の力だよ! 下のやつも同じような力なんじゃない?』
「確かに……じゃあ、あれは闇の集合体?」
『ううん! 似てるけど違うと思うよ。負の感情の塊ではあるけどね♪ もっと気持ちの良い負の感情だったら良いのにね♪』
「あはは……そうだねぇ」
気持ちの良い負の感情とは何なのだろうか。全く分からない感覚だ。
その事を考えながら、メアの力を見ていると一つ気付いた事があった。それは、ゾンビを消している速度が違う事だ。それが、闇の密度に関係している事にも気付いた。
「闇が濃ければ濃い程、消す速度が早いんだね?」
『うん! 大正解♪ 本当は全部同じ密度に出来れば良いんだけどね。闇って霧散したがるから維持するのも難しいんだよ? 私は、それをいくつも同時に出来るけどね!』
ドヤ顔をしているメアの頭を撫でてあげる。メアは嬉しそうに笑っている。
メアの話を聞く限り、闇の操作は難しそうだ。仮に操作系のスキルを手に入れても扱いきれるかどうか分からない。まぁ、そこは手に入れた後に考える事にする。
そして、メアの弱点も分かった。それは、多人数相手では闇の攻撃が効果的じゃないという事だ。多人数って言っても、普通のパーティーとかの人数なら、何も問題はない。数十とかそのくらいになったらの話だ。この規模になったら、エアリーが一番適任になる。ソイルやライでもある程度対応出来るとは思うけど。レインは、環境によるって感じかな。
「メア、私にしがみつける?」
『うん♪』
メアが正面から抱きついてくれるので、そのままメアを支える。そして、【大悪魔翼】を使って空から北東のマンホールまで移動する。殲滅して進むよりも、こっちの方が早く移動出来る。メアの力は大体分かったからね。
『ひゃっほ~!! はや~い♪』
メアが楽しそうで何よりだ。マンホールの場所に着いた途端、またマンホールからゾンビが這い出てきた。
『は~い! ゾンビ駆除♪ ゾンビ駆除♪ 悪霊退散♪』
ゾンビは悪霊ではないと思うのだけど。まぁ、それは置いておいて、ここでメアの強みの一つが分かった。それは狭い場所での攻撃だ。マンホールの大きさに闇を圧縮していくから、必然的に密度は濃くなる。その結果、這い出てこようとしたゾンビは瞬時に消え去っていた。
「なるほど。こういう場所では本領を発揮するって感じかぁ……ライも本来だったら、こういう形の方が強いもんね」
『ふんふ~ん♪ あっ、下まで駆除終わったよ。ここに入るんだよね?』
「そう。ありがとうね」
『ふふん!』
メアの闇に続いてマンホールの中に入ると、もの凄い悪臭が鼻腔を突き刺した。
「おえっ……そうか。前はエアリーがいたから……いや、これに耐えられるようになれば、一皮剥けるか……」
『何の皮?』
「う~ん……吸血鬼としての皮?」
『おぉ!! 目指せバンパイアハンター!』
「ハントしてどうする……」
この子はノリで話すというより、思い付いた言葉をそのまま口にしていそうだ。まぁ、賑やかになるし、メアが楽しそうだから良いけど。
「あっ、メアには下に集中して貰う必要があるか。【召喚・エアリー】」
この先にゾンビの無限湧きスポットがある事を思い出したので、エアリーに来てもらった。黒いあれに集中して貰って、上からゾンビが降ってきたら困るし。
「何度も行ったり来たりさせてごめんね」
『いえ、お気になさらず。臭いも飛ばしますね』
「ありがとう」
『えぇ~、皮は?』
「また今度。やることやらなきゃ」
『メア、私がゾンビを駆逐しますから、力を温存して下さい』
『あいよ~♪』
メアは私の肩に手を置いて身体を左右に揺らしていた。空中に浮いているから全く重くない。その間に、エアリーがゾンビを倒していく。やっぱり広域殲滅は、エアリーの十八番って感じかな。
そのまま簡単に中央まで移動出来た。その時点で、メアの動きが止まった。
『ああ、最悪』
これまでの元気なメアで無く、感情が何も乗っていない声がした。本当に冷たくて、一瞬本当にメアの声か疑ったくらいだ。
「メア?」
『近くに来て分かったけど、あれ精霊が核になってる』
「!?」
メアの言葉に驚きを隠せない。それは、エアリーも同じだった。
「エアリーは気付いた?」
『いえ、そのような感じはしませんでした』
『そりゃそうだよ。闇の力が濃いもん。他の力は、核の中心まで調べられないよ。道理で、闇だけに感じなかったわけだ。光の精霊だね。闇の中で完全に取り込まれず、闇を支配出来ない存在は、光の精霊だけだよ』
「そうなんだ。助けられる?」
『まっかせて!!』
元のメアが戻ってきた。わずか数十分の付き合いなのに、このメアが戻ってきた事に安心感があった。
「エアリーはゾンビをお願い。私はメアと一緒に行く」
『はい。邪魔はさせません』
『よっしゃあ!! いっくよ~!!』
メアが先行していくので、私も慌てて追い掛ける。先に穴に飛び込んだメアは、這い上がってくる黒い闇に手を伸ばした。
私は、なるべく邪魔にならないように、【白翼】を広げて一定距離を空けておく。メアに伸びていった黒い闇は、急に動きを止めて、どんどんと圧縮されていった。
『量が多い……食べるか』
そんな声が聞こえてきたと思ったら、メアが圧縮した闇を飲み始めた。さすがにヤバいかと思ったけど、普通に飲み込んでいるし、ダメージを受けている様子もないので大丈夫っぽい。もしかしたら、他の皆も同じような事が出来るのかな。今度訊いてみよう。
闇の量が減っていき、何かが見え始める。それは、仄かに黄色く光る球のようだった。その大きさは精霊一人分くらいだ。でも、その球に何か変な物が巻き付いている。黒いタコの触手みたいな感じだ。
『姉々! あれ!』
「了解!」
【浮遊】と【電光石火】で急接近して、黒い触手の塊を斬る。どのくらい斬れば良いのか分からないので、念には念を入れて、細切れになるまで斬り裂いた。その残滓をメアが圧縮して固めて食べた。
「えっ!? それも食べて大丈夫なの!?」
『ん? 全然大丈夫!! 美味しくないけど!!』
「ああ、美味しくないんだ」
『気持ち悪いアレンジをされている感じ。無理! もっと上質な負の感情が良いなぁ』
「私には分からない領域だなぁ」
そんな会話をしながら、光る球を掴んで抱える。まだ球のままだ。
「この子って、いつまでこのまま?」
『ん~……お~い! おっきろ~♪ 朝だぞ~♪』
唐突にメアが球を叩きながら大きな声で呼び掛け始めた。そんな部屋で寝ている子供を部屋の外から起こすみたいな感じで良いのかな。そんな事を思っていると球に罅が入り始めた。
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メア:【魔導】【暗黒魔法才能】【状態異常才能】【付加呪加才能】【支配(闇)】【無限闇】【闇精霊】【精霊体】【悪夢】
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メアと一緒に屋敷を出ると、ライとスノウが戦闘をしているところだった。周囲に氷の壁が出来ていて、落雷が次々に落ちていた。
「ライ、スノウ、もう良いよ」
呼び掛けると、二人ともすぐに私の方に寄ってきた。頭を突き出すスノウとライを撫でてあげる。
「お疲れ様。この子は、新しい子のメアだよ。仲良くしてね」
『ガァ!』
『……』こくり
『よっろしくぅ!!』
メアは、二人の手を取って激しく握手した。ライもスノウも普通に受け入れているから、大丈夫だろうけど、ライがほぼ無表情でメアがニコニコの笑顔なので、テンションの差が凄い。
「それじゃあ、二人は先に帰っててね。【送還・ライ】【送還・スノウ】」
二人をギルドエリアに戻す。二人の力で抑えていたゾンビ達が集まってくる。
「本当に多いなぁ……メア、頼める?」
『まっかせてぇ!! おりゃ~!!』
メアは何か黒いものを出してゾンビに向かわせた。黒いものに命中した部分からゾンビが消えていった。
「えっ……闇の力って怖っ……」
『ふふん! 全てを無かった事にする闇の力だよ! 下のやつも同じような力なんじゃない?』
「確かに……じゃあ、あれは闇の集合体?」
『ううん! 似てるけど違うと思うよ。負の感情の塊ではあるけどね♪ もっと気持ちの良い負の感情だったら良いのにね♪』
「あはは……そうだねぇ」
気持ちの良い負の感情とは何なのだろうか。全く分からない感覚だ。
その事を考えながら、メアの力を見ていると一つ気付いた事があった。それは、ゾンビを消している速度が違う事だ。それが、闇の密度に関係している事にも気付いた。
「闇が濃ければ濃い程、消す速度が早いんだね?」
『うん! 大正解♪ 本当は全部同じ密度に出来れば良いんだけどね。闇って霧散したがるから維持するのも難しいんだよ? 私は、それをいくつも同時に出来るけどね!』
ドヤ顔をしているメアの頭を撫でてあげる。メアは嬉しそうに笑っている。
メアの話を聞く限り、闇の操作は難しそうだ。仮に操作系のスキルを手に入れても扱いきれるかどうか分からない。まぁ、そこは手に入れた後に考える事にする。
そして、メアの弱点も分かった。それは、多人数相手では闇の攻撃が効果的じゃないという事だ。多人数って言っても、普通のパーティーとかの人数なら、何も問題はない。数十とかそのくらいになったらの話だ。この規模になったら、エアリーが一番適任になる。ソイルやライでもある程度対応出来るとは思うけど。レインは、環境によるって感じかな。
「メア、私にしがみつける?」
『うん♪』
メアが正面から抱きついてくれるので、そのままメアを支える。そして、【大悪魔翼】を使って空から北東のマンホールまで移動する。殲滅して進むよりも、こっちの方が早く移動出来る。メアの力は大体分かったからね。
『ひゃっほ~!! はや~い♪』
メアが楽しそうで何よりだ。マンホールの場所に着いた途端、またマンホールからゾンビが這い出てきた。
『は~い! ゾンビ駆除♪ ゾンビ駆除♪ 悪霊退散♪』
ゾンビは悪霊ではないと思うのだけど。まぁ、それは置いておいて、ここでメアの強みの一つが分かった。それは狭い場所での攻撃だ。マンホールの大きさに闇を圧縮していくから、必然的に密度は濃くなる。その結果、這い出てこようとしたゾンビは瞬時に消え去っていた。
「なるほど。こういう場所では本領を発揮するって感じかぁ……ライも本来だったら、こういう形の方が強いもんね」
『ふんふ~ん♪ あっ、下まで駆除終わったよ。ここに入るんだよね?』
「そう。ありがとうね」
『ふふん!』
メアの闇に続いてマンホールの中に入ると、もの凄い悪臭が鼻腔を突き刺した。
「おえっ……そうか。前はエアリーがいたから……いや、これに耐えられるようになれば、一皮剥けるか……」
『何の皮?』
「う~ん……吸血鬼としての皮?」
『おぉ!! 目指せバンパイアハンター!』
「ハントしてどうする……」
この子はノリで話すというより、思い付いた言葉をそのまま口にしていそうだ。まぁ、賑やかになるし、メアが楽しそうだから良いけど。
「あっ、メアには下に集中して貰う必要があるか。【召喚・エアリー】」
この先にゾンビの無限湧きスポットがある事を思い出したので、エアリーに来てもらった。黒いあれに集中して貰って、上からゾンビが降ってきたら困るし。
「何度も行ったり来たりさせてごめんね」
『いえ、お気になさらず。臭いも飛ばしますね』
「ありがとう」
『えぇ~、皮は?』
「また今度。やることやらなきゃ」
『メア、私がゾンビを駆逐しますから、力を温存して下さい』
『あいよ~♪』
メアは私の肩に手を置いて身体を左右に揺らしていた。空中に浮いているから全く重くない。その間に、エアリーがゾンビを倒していく。やっぱり広域殲滅は、エアリーの十八番って感じかな。
そのまま簡単に中央まで移動出来た。その時点で、メアの動きが止まった。
『ああ、最悪』
これまでの元気なメアで無く、感情が何も乗っていない声がした。本当に冷たくて、一瞬本当にメアの声か疑ったくらいだ。
「メア?」
『近くに来て分かったけど、あれ精霊が核になってる』
「!?」
メアの言葉に驚きを隠せない。それは、エアリーも同じだった。
「エアリーは気付いた?」
『いえ、そのような感じはしませんでした』
『そりゃそうだよ。闇の力が濃いもん。他の力は、核の中心まで調べられないよ。道理で、闇だけに感じなかったわけだ。光の精霊だね。闇の中で完全に取り込まれず、闇を支配出来ない存在は、光の精霊だけだよ』
「そうなんだ。助けられる?」
『まっかせて!!』
元のメアが戻ってきた。わずか数十分の付き合いなのに、このメアが戻ってきた事に安心感があった。
「エアリーはゾンビをお願い。私はメアと一緒に行く」
『はい。邪魔はさせません』
『よっしゃあ!! いっくよ~!!』
メアが先行していくので、私も慌てて追い掛ける。先に穴に飛び込んだメアは、這い上がってくる黒い闇に手を伸ばした。
私は、なるべく邪魔にならないように、【白翼】を広げて一定距離を空けておく。メアに伸びていった黒い闇は、急に動きを止めて、どんどんと圧縮されていった。
『量が多い……食べるか』
そんな声が聞こえてきたと思ったら、メアが圧縮した闇を飲み始めた。さすがにヤバいかと思ったけど、普通に飲み込んでいるし、ダメージを受けている様子もないので大丈夫っぽい。もしかしたら、他の皆も同じような事が出来るのかな。今度訊いてみよう。
闇の量が減っていき、何かが見え始める。それは、仄かに黄色く光る球のようだった。その大きさは精霊一人分くらいだ。でも、その球に何か変な物が巻き付いている。黒いタコの触手みたいな感じだ。
『姉々! あれ!』
「了解!」
【浮遊】と【電光石火】で急接近して、黒い触手の塊を斬る。どのくらい斬れば良いのか分からないので、念には念を入れて、細切れになるまで斬り裂いた。その残滓をメアが圧縮して固めて食べた。
「えっ!? それも食べて大丈夫なの!?」
『ん? 全然大丈夫!! 美味しくないけど!!』
「ああ、美味しくないんだ」
『気持ち悪いアレンジをされている感じ。無理! もっと上質な負の感情が良いなぁ』
「私には分からない領域だなぁ」
そんな会話をしながら、光る球を掴んで抱える。まだ球のままだ。
「この子って、いつまでこのまま?」
『ん~……お~い! おっきろ~♪ 朝だぞ~♪』
唐突にメアが球を叩きながら大きな声で呼び掛け始めた。そんな部屋で寝ている子供を部屋の外から起こすみたいな感じで良いのかな。そんな事を思っていると球に罅が入り始めた。
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