364 / 809
クリスマスの吸血少女
【神力】収得イベント(?)とお近づきの印
しおりを挟む
湯に浸かっていると段々と身体の中に何かが入り込んでくるというのが分かってきた。ただやっぱり例えるなら、身体が温まっていく感じが近い。身体の外側から心臓の方に向かって力が浸透していく。それが段々と強くなっている。
「そこから少し辛くなっていきますが、我慢してください」
サクヤさんの言うとおり、少しだけ苦しい感覚に変わっていった。満腹まで食べたのに、まだ突っ込まれるような感じだ。身体が弾けそうな感じがする。
「呼吸は止めず、ゆっくりと続けてください」
深呼吸をしろという事かな。ゆっくりと息を吸って吐いてを繰り返す。すると、段々と身体の周囲に虹色の膜が出来始めた。同時に、内側から何かが溢れようとしてくる。
「んぐっ……」
額から角が生えてきて、【熾天使翼】ではなく【大悪魔翼】が生えてくる。鬼と悪魔の力が神の力に反応しているという事なのかな。この状態は良いのか悪いのか分からない。
「抑え込まず、そのまま解放し続けてください」
「それは……大丈夫……なんですか……?」
「はい。寧ろ、その方が良いです。貴方自身の力に神の力を浸透させましょう」
サクヤさんにそう言われたので、このまま力は抑え込まない。全ての力を解放したまま、神の力を受け入れ続ける。そのまま五分くらい経ったところで、角と羽が引っ込む。次いで、神の力も身体に入らなくなった。いや、その感覚が消えただけなのかな。
「上手くいったようですね」
そう言われたのと同時に、ウィンドウが現れる。
『【神力(封)】を強制収得しました』
上手くいったと言われたけど、スキルの文字に封とある。どう考えても封印状態だ。
「封印されているみたいなんですけど」
「満たしたのは宿す条件だけで、解放する条件は満たされていないという事でしょう。恐らくは経験でしょうか」
「経験?」
そう言われて【神力(封)】を調べてみると、解放条件にSP1000が必要みたい。経験というのが、SPという事かな。
「う~ん……一応、神の力は身体に宿ったって事ですよね?」
「そうですね。早く神の力を解放出来ると良いですね。解放したら神界に一緒に参りましょう。私の故郷を紹介しますよ」
「天上界の他に神界なんて場所があるんですか?」
「はい。天上界は天使以上でないと入れず、神界は神にならなければ入れません。今のハクさんは天使以上神未満ですので、まだ神界には入れませんね」
「そうなんですね」
SPを溜めないといけないから、いつになったら神界に行けるようになるか分からない。でも、サクヤさんの故郷は気になる。
「神界は、天上界と違うんですか?」
「そうですね。様々な世界が区画に分けられた世界というところでしょうか。私の故郷は、ここと同じで自然豊かで良い場所ですよ」
「へぇ~、ちょっと興味ありますね。サクヤさんは、いつでも帰る事が出来るんですか?」
「はい。地上に降りてきたとはいえ、追放された訳ではありませんので」
自分から降りてきたから、普通に帰る事も出来るみたい。この街に居付いて土地神みたいになっているだけって感じなのかな。
「そういえば、根源って神に近い力なんですよね?」
「そうですね」
「じゃあ、サクヤさんも根源を持っているんですか?」
私が【神力(封)】を得る条件が、根源を持っている事と言っていたので、サクヤさんも持っているのかなと気になって訊いてみた。
「はい。私は、火と土の根源を持っています」
「へぇ~、どうやって手に入れたんですか?」
「私は神ですから、生まれた時から持っていますね」
「あ、そうなんですね」
根源を手に入れるヒントを得られるかと思ったけど、全く参考にはならなかった。やっぱり地道に属性を育てるしかないみたいだ。セラフさんのところに通わないといけない。
「血の根源を持っていらっしゃるハクさんは珍しいですよ。少なくとも神の中にはいません」
「私が神になったら、初めての神になるって事ですか?」
「私がいない間に生まれていたら分かりませんけどね」
「地上に降りてどのくらいなんですか?」
「どのくらいでしょうか? 数百年という事は分かるのですが……」
「まぁ、長く生きてたら、あまり気にしないですよね」
「そうですね。年齢も忘れてしまいますから」
そう言いながら笑い合っていたけど、私は十五年しか生きていないので、サクヤさんの気持ちはあまり理解出来ていないかもしれない。
「そうだ。せっかくですから、ハクさんにお近づきの印に良いものをプレゼントさせてください」
「良いものですか?」
「はい。ハクさんにもお似合いになると思います。準備をして参りますので、後十分はゆっくり浸かっていてください」
「あ、はい」
サクヤさんは先に出てしまったので、一人でぼーっと湯船に浸かっていた。一人で長風呂はあまりしないので、若干退屈だったけど、サクヤさんが十分は浸かっているようにと言うくらいだから、その必要があると思って浸かり続けた。
いつもの服に着替えてから浴場を出ていくと、私を迎えに来たお世話係の女性がやって来た。
「こちらへ」
案内されて行った場所は、ちょっとした広間だった。そこには沢山の着物が掛けられていた。その中で、サクヤさんがタンスから着物を出している。
「う~ん……これも良いですね」
それを近くにいたお世話係の女性が受け取って、また衣桁に掛けていた。色や柄が全部違うし、見た事がないくらいに綺麗なので、目を奪われてしまう。
「あっ……これも良いですね」
また着物が増えていく。その度に衣桁も増えていくのでお世話係の人達が忙しなく動いている。
「あっ、ハクさんは、そちらに座っておいてください。少々時間が掛かりそうですので」
「あ、はい。分かりました」
私を案内してくれたお世話係さんが座布団を置いてくれたので、そこに座って待つ。十分間浸かっていてと言われたのは、この時間があったからなのかな。
そのまま五分間待つと、どんどん着物が増えていった。あの中の一枚を貰えるって感じなのかな。滅茶苦茶高そうだし、着物の良し悪しを知らない私でも良いものという事がよく分かる。
「面倒くさいから全部あげましょうか」
その一言でお世話係の人達がどんどんと着物を畳んでいき持ってきた大きな桐の箱に入れていく。
「えっ、本当に全部プレゼントになるんですか?」
「はい。せっかくですから」
「それでも、十枚以上は貰いすぎな気がするんですが……」
「沢山あるのでお気になさらず」
これは貰わないといけないパターンだ。こんないっぱいの着物をどうすればいいのだろうと思うけど、ちょっと着てみたい欲はあるので、ギルドエリアで着てみようかな。
「では、いただきます」
「はい。沢山着てあげて下さい」
「でも、どうしてこんなに沢山の着物を?」
「私の趣味です。色々と試しましたが、着物を織るのが一番楽しいですね」
どうやらアカリと同じ趣味らしい。ただアカリが洋服を作っているのに対して、サクヤさんは和服を専門に作っているみたいだ。アカリと気が合いそう。
「じゃあ、私はそろそろ失礼しますね」
「あ、はい。既にハクさんは、この街に入る権利をお持ちですから、次からは精霊の力を借りずとも入る事が出来るようになります。是非、またお越しください。歓迎します」
「ありがとうございます」
「城門までお送りします」
「お願いします」
さすがに城の構造を把握しているわけじゃないので、お世話係さんに城門まで案内して貰った。送って貰ったので、頭を下げてお礼を言ってから、街の中央に行って転移出来るようにする。これもサクヤさんに許可を貰わないと出来なくなっていたのかな。見つけるのも受け入れられるのも難しそうな街だった。
「そこから少し辛くなっていきますが、我慢してください」
サクヤさんの言うとおり、少しだけ苦しい感覚に変わっていった。満腹まで食べたのに、まだ突っ込まれるような感じだ。身体が弾けそうな感じがする。
「呼吸は止めず、ゆっくりと続けてください」
深呼吸をしろという事かな。ゆっくりと息を吸って吐いてを繰り返す。すると、段々と身体の周囲に虹色の膜が出来始めた。同時に、内側から何かが溢れようとしてくる。
「んぐっ……」
額から角が生えてきて、【熾天使翼】ではなく【大悪魔翼】が生えてくる。鬼と悪魔の力が神の力に反応しているという事なのかな。この状態は良いのか悪いのか分からない。
「抑え込まず、そのまま解放し続けてください」
「それは……大丈夫……なんですか……?」
「はい。寧ろ、その方が良いです。貴方自身の力に神の力を浸透させましょう」
サクヤさんにそう言われたので、このまま力は抑え込まない。全ての力を解放したまま、神の力を受け入れ続ける。そのまま五分くらい経ったところで、角と羽が引っ込む。次いで、神の力も身体に入らなくなった。いや、その感覚が消えただけなのかな。
「上手くいったようですね」
そう言われたのと同時に、ウィンドウが現れる。
『【神力(封)】を強制収得しました』
上手くいったと言われたけど、スキルの文字に封とある。どう考えても封印状態だ。
「封印されているみたいなんですけど」
「満たしたのは宿す条件だけで、解放する条件は満たされていないという事でしょう。恐らくは経験でしょうか」
「経験?」
そう言われて【神力(封)】を調べてみると、解放条件にSP1000が必要みたい。経験というのが、SPという事かな。
「う~ん……一応、神の力は身体に宿ったって事ですよね?」
「そうですね。早く神の力を解放出来ると良いですね。解放したら神界に一緒に参りましょう。私の故郷を紹介しますよ」
「天上界の他に神界なんて場所があるんですか?」
「はい。天上界は天使以上でないと入れず、神界は神にならなければ入れません。今のハクさんは天使以上神未満ですので、まだ神界には入れませんね」
「そうなんですね」
SPを溜めないといけないから、いつになったら神界に行けるようになるか分からない。でも、サクヤさんの故郷は気になる。
「神界は、天上界と違うんですか?」
「そうですね。様々な世界が区画に分けられた世界というところでしょうか。私の故郷は、ここと同じで自然豊かで良い場所ですよ」
「へぇ~、ちょっと興味ありますね。サクヤさんは、いつでも帰る事が出来るんですか?」
「はい。地上に降りてきたとはいえ、追放された訳ではありませんので」
自分から降りてきたから、普通に帰る事も出来るみたい。この街に居付いて土地神みたいになっているだけって感じなのかな。
「そういえば、根源って神に近い力なんですよね?」
「そうですね」
「じゃあ、サクヤさんも根源を持っているんですか?」
私が【神力(封)】を得る条件が、根源を持っている事と言っていたので、サクヤさんも持っているのかなと気になって訊いてみた。
「はい。私は、火と土の根源を持っています」
「へぇ~、どうやって手に入れたんですか?」
「私は神ですから、生まれた時から持っていますね」
「あ、そうなんですね」
根源を手に入れるヒントを得られるかと思ったけど、全く参考にはならなかった。やっぱり地道に属性を育てるしかないみたいだ。セラフさんのところに通わないといけない。
「血の根源を持っていらっしゃるハクさんは珍しいですよ。少なくとも神の中にはいません」
「私が神になったら、初めての神になるって事ですか?」
「私がいない間に生まれていたら分かりませんけどね」
「地上に降りてどのくらいなんですか?」
「どのくらいでしょうか? 数百年という事は分かるのですが……」
「まぁ、長く生きてたら、あまり気にしないですよね」
「そうですね。年齢も忘れてしまいますから」
そう言いながら笑い合っていたけど、私は十五年しか生きていないので、サクヤさんの気持ちはあまり理解出来ていないかもしれない。
「そうだ。せっかくですから、ハクさんにお近づきの印に良いものをプレゼントさせてください」
「良いものですか?」
「はい。ハクさんにもお似合いになると思います。準備をして参りますので、後十分はゆっくり浸かっていてください」
「あ、はい」
サクヤさんは先に出てしまったので、一人でぼーっと湯船に浸かっていた。一人で長風呂はあまりしないので、若干退屈だったけど、サクヤさんが十分は浸かっているようにと言うくらいだから、その必要があると思って浸かり続けた。
いつもの服に着替えてから浴場を出ていくと、私を迎えに来たお世話係の女性がやって来た。
「こちらへ」
案内されて行った場所は、ちょっとした広間だった。そこには沢山の着物が掛けられていた。その中で、サクヤさんがタンスから着物を出している。
「う~ん……これも良いですね」
それを近くにいたお世話係の女性が受け取って、また衣桁に掛けていた。色や柄が全部違うし、見た事がないくらいに綺麗なので、目を奪われてしまう。
「あっ……これも良いですね」
また着物が増えていく。その度に衣桁も増えていくのでお世話係の人達が忙しなく動いている。
「あっ、ハクさんは、そちらに座っておいてください。少々時間が掛かりそうですので」
「あ、はい。分かりました」
私を案内してくれたお世話係さんが座布団を置いてくれたので、そこに座って待つ。十分間浸かっていてと言われたのは、この時間があったからなのかな。
そのまま五分間待つと、どんどん着物が増えていった。あの中の一枚を貰えるって感じなのかな。滅茶苦茶高そうだし、着物の良し悪しを知らない私でも良いものという事がよく分かる。
「面倒くさいから全部あげましょうか」
その一言でお世話係の人達がどんどんと着物を畳んでいき持ってきた大きな桐の箱に入れていく。
「えっ、本当に全部プレゼントになるんですか?」
「はい。せっかくですから」
「それでも、十枚以上は貰いすぎな気がするんですが……」
「沢山あるのでお気になさらず」
これは貰わないといけないパターンだ。こんないっぱいの着物をどうすればいいのだろうと思うけど、ちょっと着てみたい欲はあるので、ギルドエリアで着てみようかな。
「では、いただきます」
「はい。沢山着てあげて下さい」
「でも、どうしてこんなに沢山の着物を?」
「私の趣味です。色々と試しましたが、着物を織るのが一番楽しいですね」
どうやらアカリと同じ趣味らしい。ただアカリが洋服を作っているのに対して、サクヤさんは和服を専門に作っているみたいだ。アカリと気が合いそう。
「じゃあ、私はそろそろ失礼しますね」
「あ、はい。既にハクさんは、この街に入る権利をお持ちですから、次からは精霊の力を借りずとも入る事が出来るようになります。是非、またお越しください。歓迎します」
「ありがとうございます」
「城門までお送りします」
「お願いします」
さすがに城の構造を把握しているわけじゃないので、お世話係さんに城門まで案内して貰った。送って貰ったので、頭を下げてお礼を言ってから、街の中央に行って転移出来るようにする。これもサクヤさんに許可を貰わないと出来なくなっていたのかな。見つけるのも受け入れられるのも難しそうな街だった。
50
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
【完結】え、別れましょう?
須木 水夏
恋愛
「実は他に好きな人が出来て」
「は?え?別れましょう?」
何言ってんだこいつ、とアリエットは目を瞬かせながらも。まあこちらも好きな訳では無いし都合がいいわ、と長年の婚約者(腐れ縁)だったディオルにお別れを申し出た。
ところがその出来事の裏側にはある双子が絡んでいて…?
だる絡みをしてくる美しい双子の兄妹(?)と、のんびりかつ冷静なアリエットのお話。
※毎度ですが空想であり、架空のお話です。史実に全く関係ありません。
ヨーロッパの雰囲気出してますが、別物です。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
ソング・バッファー・オンライン〜新人アイドルの日常〜
古森きり
BL
東雲学院芸能科に入学したミュージカル俳優志望の音無淳は、憧れの人がいた。
かつて東雲学院芸能科、星光騎士団第一騎士団というアイドルグループにいた神野栄治。
その人のようになりたいと高校も同じ場所を選び、今度歌の練習のために『ソング・バッファー・オンライン』を始めることにした。
ただし、どうせなら可愛い女の子のアバターがいいよね! と――。
BLoveさんに先行書き溜め。
なろう、アルファポリス、カクヨムにも掲載。
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる