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東方の守護者の吸血少女
祝福の力
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トウコツの二段目のHPを三割まで削ったところで、トールさんの祝福を発動し、雷で出来た鎚を叩き付けて地面に落とす。ゼウスさんの祝福により雷霆と同じくかなりの威力を持っていて、トウコツの三段目のHPの残り七割まで削った。
段毎に無敵時間が設けられて続けて削るのは無理だと思っていたので、ちょっと驚いた。その確認のためにも、雷霆での追い打ちを掛ける。
「祝福二連発は、MPの消費が凄いなぁ……余裕はあるけど、ここまで減ったのは久しぶりかも。そろそろ【貯蔵】も次の段階に進めるべきかな」
トールさんとゼウスさんの祝福による攻撃は、本当にMP消費が大きい。【貯蔵】の効果で、普通のプレイヤーよりも遙かに多いMPを持っていても目に見えて減っているので、普通のプレイヤーが使ったら一回でMPを全部使うと思う。
そんな祝福による二回攻撃を受けたトウコツは、三段目のHPを残り三割まで減らしていた。なので、そのまま祝福を連発してやろうかと思ったら、トウコツの様子が一変して、口の中に色の反転した光を溜めていた。
「げっ!?」
あれはどう見ても反転熱線だ。しかも、攻撃の対象が私では無く地上のプレイヤー達に向いていた。いや、正確に言えば、青龍に向いているのかもしれない。盾持ちが攻撃を防ごうと前に出るけど、反転熱線に対して、通常の防御は意味を持たない。もっと特殊な方法で防御しないと全員消し飛ぶだけだ。
私は、全員の前に【雷化】で着地する。今から【反転熱線】のチャージは間に合わない。だから、アテナさんを信じる事にする。半透明な円形の盾を生み出す。展開が終わるのと同時に、反転熱線が放たれた。熱線が盾とぶつかる。ここで全てが消される可能性もあったけど、アテナさんの盾は崩される事なく防いでいた。アテナさん様々過ぎる。この間に【反転熱線】のチャージをしつつ、他の手も模索する。
「魔法で攻撃して!」
相手の口さえ封じれば、この反転熱線は止まる。だから、魔法で適当に攻撃して変化をもたらせれば、盾が割られる事なく済むかもしれない。
「MPが足りない!」
虎の相手をし続けてMPを消費し過ぎたみたい。
「回復薬は!?」
「もう数がないよ!」
パーティーの状態なら【天照大神の威光】を使って回復させられるけど、今はパーティーではない。ヘベさんの祝福で回復薬は出せるけど、この場で出す程のものじゃない。私は必要ないから回復薬なんて持ち歩いていないし、ここは相手の反転熱線が途切れるまで防ぎ続けるか【反転熱線】で返すしかない。幸い、アテナさんの盾はまだまだ保ちそうなので、すぐに倒される事はない。
中々終わらないなと思い始めた直後、青龍の方が動き出す。身体を持ち上げて高く上げたと思うと、口から熱線を放った。その熱線は、トウコツを吹っ飛ばして、反転熱線を途切れさせる。そこに追い打ちを掛けるように、私も【反転熱線】を放つ。全てを消し飛ばす熱線が、トウコツの身体に命中した。これを受けた悪鬼との違いは、【反転熱線】で身体が消し飛んでいない事だ。どうやら【反転熱線】に耐性を持っているみたいだ。
余波が後ろに行っていていないか心配だったけど、青龍がいつの間にか尻尾で私と他で遮断していたので、少なくともプレイヤーへの被害は出ていない。取り敢えず、軽く手を振って青龍にお礼を伝えつつ、【雷化】でトウコツに突っ込む。
トウコツのHPも四段目に突入している。残りは後八割。最終変化として、目が赤く光り、牙が黒く染まっている。
この頃には、他の面々のMPも回復していた。どうやら、ここが使いどころと判断した回復薬を使用したらしい。トウコツの残りHPを考えれば当然だ。
皆は、トウコツへの攻撃よりも周りにいる虎へと攻撃している。トウコツのHPを減らすよりも、私に近づけない事を優先しているらしい。近接職達もこっちに向かっている。
トウコツは、まっすぐ私に向かってきて、爪を叩き付けようとしてくる。それに対して、神殺しを振い弾く。
「?」
何となくこれまでとは感触が違う気がする。試しに【竜神息吹】を使う。金色の光を纏った炎が吐き出される。それを、トウコツは爪で切り裂いた。文字通り、炎が爪によって切り裂かれている。そこから考えられる事は二つ。炎を無効化する能力か、空間を引き裂くような能力だ。
「どっちみち【不壊】があるから問題ないか」
神殺しには【不壊】があるので、空間を裂くような攻撃でも問題はないはず。私は、【雷化】で動き回りながら、雷を纏わせ続けた神殺しでトウコツへの攻撃を繰り返す。でも、トウコツはそれに反応して、牙や爪をぶつける事で防いでいた。雷の速度に合わせられる圧倒的な反射神経が疎ましい。
そこに槍使いが突っ込んでトウコツへと槍を突き出した。一見何も考えていないようにも見えるけど、この一撃が実は大きかった。トウコツの意識が、一瞬槍使いの槍へと割かれる。そこの隙を突いて、雷霆と雷槌を同時に放つ。
これに対して、トウコツは牙と爪を巧みに使い、槍、雷霆、雷槌を次々に消し去っていき、最低限のダメージで抑えていた。まぁ、最低限と言っても、残り三割まで削れたけど。このまま雷霆と雷槌で消し飛ばしてやろうと思ったけど、その前にトウコツの速度がさらに上昇して暴れ始めた。四方八方に攻撃を繰り出しているので、近づけないどころか、魔法などによる遠距離攻撃も消し去られる。
「おい。これどうすんだ?」
槍使いが訊いてくる。盾持ちの方は、後衛の護衛に回っている。いざという時に盾になる為だろう。
「さぁ? 私に訊かないで」
そう言いながら、【灰燼】【極雷】【絶対真空】【虚空】で攻撃し続けるけど、トウコツにダメージが入っていない。全方位完全防御って感じかな。祝福の連発は、さすがにMPが保たないから出来ない。確実に入る場面で使うべきだ。
「なら、お前の武器にやっていたエンチャントを俺もしてくれ。それで突く」
「槍がなくなるだけだけど」
「分からねえだろ! 実際、俺の槍はなくなってねぇ!」
「攻撃が当たる前に私が攻撃して怯んだからね」
「あぁ?」
滅茶苦茶凄んでくる。うざい。こいつからぶちのめすか。そんな野蛮な考えを抱き始めた時、背後から熱線が放たれてきた。当然放っているのは青龍だ。熱線は赤から青。青から白へと変色していき、さらに細くなっていく。一点集中で照射される熱線は、トウコツの防御を突き抜けて命中した。そこで動きが止まったのを見て、即座に雷霆を放つ。
「あっ、てめっ!」
槍使いが近づくよりも雷霆の方が遙かに速い。吸血でスキルを得ようと企んでいた槍使いは、私に文句を言ってくるけど、私の【神秘の吸血鬼】のダメージ量ならまだしも、【真祖】以下なら、HPを全て削るのに時間が掛かり過ぎる。遠距離からHPを削りきれる一撃という面で、ゼウスさんの祝福は打って付けだった。
実際、それでトウコツのHPは完全に削り切る事が出来た。これで、四凶戦は終わり。そうなるはずだった。
段毎に無敵時間が設けられて続けて削るのは無理だと思っていたので、ちょっと驚いた。その確認のためにも、雷霆での追い打ちを掛ける。
「祝福二連発は、MPの消費が凄いなぁ……余裕はあるけど、ここまで減ったのは久しぶりかも。そろそろ【貯蔵】も次の段階に進めるべきかな」
トールさんとゼウスさんの祝福による攻撃は、本当にMP消費が大きい。【貯蔵】の効果で、普通のプレイヤーよりも遙かに多いMPを持っていても目に見えて減っているので、普通のプレイヤーが使ったら一回でMPを全部使うと思う。
そんな祝福による二回攻撃を受けたトウコツは、三段目のHPを残り三割まで減らしていた。なので、そのまま祝福を連発してやろうかと思ったら、トウコツの様子が一変して、口の中に色の反転した光を溜めていた。
「げっ!?」
あれはどう見ても反転熱線だ。しかも、攻撃の対象が私では無く地上のプレイヤー達に向いていた。いや、正確に言えば、青龍に向いているのかもしれない。盾持ちが攻撃を防ごうと前に出るけど、反転熱線に対して、通常の防御は意味を持たない。もっと特殊な方法で防御しないと全員消し飛ぶだけだ。
私は、全員の前に【雷化】で着地する。今から【反転熱線】のチャージは間に合わない。だから、アテナさんを信じる事にする。半透明な円形の盾を生み出す。展開が終わるのと同時に、反転熱線が放たれた。熱線が盾とぶつかる。ここで全てが消される可能性もあったけど、アテナさんの盾は崩される事なく防いでいた。アテナさん様々過ぎる。この間に【反転熱線】のチャージをしつつ、他の手も模索する。
「魔法で攻撃して!」
相手の口さえ封じれば、この反転熱線は止まる。だから、魔法で適当に攻撃して変化をもたらせれば、盾が割られる事なく済むかもしれない。
「MPが足りない!」
虎の相手をし続けてMPを消費し過ぎたみたい。
「回復薬は!?」
「もう数がないよ!」
パーティーの状態なら【天照大神の威光】を使って回復させられるけど、今はパーティーではない。ヘベさんの祝福で回復薬は出せるけど、この場で出す程のものじゃない。私は必要ないから回復薬なんて持ち歩いていないし、ここは相手の反転熱線が途切れるまで防ぎ続けるか【反転熱線】で返すしかない。幸い、アテナさんの盾はまだまだ保ちそうなので、すぐに倒される事はない。
中々終わらないなと思い始めた直後、青龍の方が動き出す。身体を持ち上げて高く上げたと思うと、口から熱線を放った。その熱線は、トウコツを吹っ飛ばして、反転熱線を途切れさせる。そこに追い打ちを掛けるように、私も【反転熱線】を放つ。全てを消し飛ばす熱線が、トウコツの身体に命中した。これを受けた悪鬼との違いは、【反転熱線】で身体が消し飛んでいない事だ。どうやら【反転熱線】に耐性を持っているみたいだ。
余波が後ろに行っていていないか心配だったけど、青龍がいつの間にか尻尾で私と他で遮断していたので、少なくともプレイヤーへの被害は出ていない。取り敢えず、軽く手を振って青龍にお礼を伝えつつ、【雷化】でトウコツに突っ込む。
トウコツのHPも四段目に突入している。残りは後八割。最終変化として、目が赤く光り、牙が黒く染まっている。
この頃には、他の面々のMPも回復していた。どうやら、ここが使いどころと判断した回復薬を使用したらしい。トウコツの残りHPを考えれば当然だ。
皆は、トウコツへの攻撃よりも周りにいる虎へと攻撃している。トウコツのHPを減らすよりも、私に近づけない事を優先しているらしい。近接職達もこっちに向かっている。
トウコツは、まっすぐ私に向かってきて、爪を叩き付けようとしてくる。それに対して、神殺しを振い弾く。
「?」
何となくこれまでとは感触が違う気がする。試しに【竜神息吹】を使う。金色の光を纏った炎が吐き出される。それを、トウコツは爪で切り裂いた。文字通り、炎が爪によって切り裂かれている。そこから考えられる事は二つ。炎を無効化する能力か、空間を引き裂くような能力だ。
「どっちみち【不壊】があるから問題ないか」
神殺しには【不壊】があるので、空間を裂くような攻撃でも問題はないはず。私は、【雷化】で動き回りながら、雷を纏わせ続けた神殺しでトウコツへの攻撃を繰り返す。でも、トウコツはそれに反応して、牙や爪をぶつける事で防いでいた。雷の速度に合わせられる圧倒的な反射神経が疎ましい。
そこに槍使いが突っ込んでトウコツへと槍を突き出した。一見何も考えていないようにも見えるけど、この一撃が実は大きかった。トウコツの意識が、一瞬槍使いの槍へと割かれる。そこの隙を突いて、雷霆と雷槌を同時に放つ。
これに対して、トウコツは牙と爪を巧みに使い、槍、雷霆、雷槌を次々に消し去っていき、最低限のダメージで抑えていた。まぁ、最低限と言っても、残り三割まで削れたけど。このまま雷霆と雷槌で消し飛ばしてやろうと思ったけど、その前にトウコツの速度がさらに上昇して暴れ始めた。四方八方に攻撃を繰り出しているので、近づけないどころか、魔法などによる遠距離攻撃も消し去られる。
「おい。これどうすんだ?」
槍使いが訊いてくる。盾持ちの方は、後衛の護衛に回っている。いざという時に盾になる為だろう。
「さぁ? 私に訊かないで」
そう言いながら、【灰燼】【極雷】【絶対真空】【虚空】で攻撃し続けるけど、トウコツにダメージが入っていない。全方位完全防御って感じかな。祝福の連発は、さすがにMPが保たないから出来ない。確実に入る場面で使うべきだ。
「なら、お前の武器にやっていたエンチャントを俺もしてくれ。それで突く」
「槍がなくなるだけだけど」
「分からねえだろ! 実際、俺の槍はなくなってねぇ!」
「攻撃が当たる前に私が攻撃して怯んだからね」
「あぁ?」
滅茶苦茶凄んでくる。うざい。こいつからぶちのめすか。そんな野蛮な考えを抱き始めた時、背後から熱線が放たれてきた。当然放っているのは青龍だ。熱線は赤から青。青から白へと変色していき、さらに細くなっていく。一点集中で照射される熱線は、トウコツの防御を突き抜けて命中した。そこで動きが止まったのを見て、即座に雷霆を放つ。
「あっ、てめっ!」
槍使いが近づくよりも雷霆の方が遙かに速い。吸血でスキルを得ようと企んでいた槍使いは、私に文句を言ってくるけど、私の【神秘の吸血鬼】のダメージ量ならまだしも、【真祖】以下なら、HPを全て削るのに時間が掛かり過ぎる。遠距離からHPを削りきれる一撃という面で、ゼウスさんの祝福は打って付けだった。
実際、それでトウコツのHPは完全に削り切る事が出来た。これで、四凶戦は終わり。そうなるはずだった。
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