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東方の守護者の吸血少女
スノータウンで【降霊術】
翌日。私は、雪原エリアのスノータウンに来ていた。今日はここで【降霊術】を使う。上手く家の裏側に隠れてから【降霊術】を使った。すると、これまでの人達よりも厚着をしたお姉さんが出て来た。まぁ、雪原だから当たり前かな。
いつも通りの説明と質問をする。
『う~ん……この辺りって、雪が積もっているでしょう?』
「はい」
『だから、何かを見つけたとしても、どこにあるかまでは分からなくなったりするの。私が見つけた事があるのは、雪の下にある氷で埋まった洞窟とかね』
「他には何かありますか? 珍しいものがあるみたいなのとか」
『無いかな』
「分かりました。ありがとうごいざます」
最初に得た情報は、刀刃の隠れ里への入口の話だった。そもそも見つけたとしても、あの氷を貫く熱量もしくはレインのようにあれだけの質量を操れる力が必要だし、刀刃の隠れ里へとすんなり行く事は出来ない。
今度はもこもこのお爺さんが出て来た。このお爺さんにも【降霊術】の説明をしておく。
『ふむ……それなら、この雪原のどこかに地下へと落ちる場所があるのう』
「氷で閉ざされた入口ですか?」
『うむ。硬い物で叩けば割れるような氷だった』
どうやら刀刃の隠れ里への入口の他にも地下へと入口があるらしい。それは調べてみないといけない。
「なるほど……何があるかとかは分かりますか?」
『儂も随分昔に落ちた事があるくらいだからのう……すぐに引き上げられた事もあって、何があるかは分からん』
「そうですか。分かりました。教えて頂きありがとうござました」
ここでお爺さんが消える。そして、もう一度【降霊術】を使う。すると、今度は別のお姉さんが出て来た。前に出て来たお姉さんよりも、ちょっと豪華な服を着ている気がする。同じように説明をしておく。
『この街の外周のどこかに街の地下に入る事が出来る場所があります』
「街の地下ですか? それって、気軽に入って良いものなんでしょうか?」
『街の施設じゃないから……』
そういうお姉さんの表情は、少しだけ憎しみが籠もっているように見えた。だからというわけじゃないけど、もしかしたら邪聖教が関係しているのではと思った。
「それって……邪聖教ですか?」
私がそう訊くと、お姉さんは驚いたような表情になった。私が邪聖教を知っている事が意外だったみたい。
『よく知っているのね。そう。邪聖教という酷い集団が根城にしていたの。街の地下で見つけたのは良いものの、そのまま捕まって殺されてしまったわ』
「そうでしたか……教えて頂きありがとうございます」
『行くつもり?』
お姉さんは心配そうにそう言う。その地下に入って邪聖教に殺されてしまったのなら、心配するのも無理は無い。好き好んで嵌めようだなんて事を普通の人は思わないだろうしね。
「はい。もう邪聖教は壊滅しているので、足跡を追いつつ生き残りが別組織を立ち上げていないか確認するつもりです」
『そう……それなら何もないと思うけど気を付けてね』
「はい。ありがとうございます」
お姉さんは儚げに微笑んでから消えていった。取り敢えずの情報収集は、これくらいでいいかな。まずは、お爺さんの言っていた地下を探す事にする。ある場所が分かっているから、邪聖教は後回しだ。
寒い場所という事もあり、フェンリルとレインを喚び出す。そして、レインと一緒にフェンリルの上に乗る。
「取り敢えず、適当に走り回ってくれる?」
『探し物か?』
「うん。氷で塞がれてる場所。私とレインで感知していくから」
『分かった』
フェンリルが猛スピードで走る。雪を巻き上げながら進んでいくので、雪の中を猛スピードで車が通っているような感じになっていた。まぁ、そんな事を車でやったらスリップして危ないと思うけど。さすがに、エレクに雪道を走って貰う訳にもいかないので、フェンリルがいて良かった。
『お姉さん。この先に氷で閉ざされる場所がある』
「前に見つけた場所じゃないよね?」
『うん。正反対だから、それはないと思うよ』
「オッケー。フェンリル」
『任せろ』
フェンリルが速度を上げて、目的地まですっ飛んでいってくれる。そうして着いた場所は、雪原の端っこの方だった。確かに刀刃の隠れ里への入口とは反対方向だ。そこの氷をレインが即座に割る。おかげで、入口が目で見えるようになった。
『小さくなれば入れない事はないな』
「無理しなくても大丈夫だよ?」
『戦力は多い方が良いだろう』
フェンリルは、私達が二人揃って乗れないくらい小さくなる。まぁ、それでも大型犬よりは大きい気がするけど。三人で中に入っていく。ここでは狼の眷属を出して、マッピングをして貰う。
『ふむ。この狭さでは、我の上に乗るのは無理だな』
「仕方ないよ。レイン、フェンリルに乗って」
『うん。何かあるか調べれば良いんだよね?』
「うん。よろしく。フェンリルは、私の速度に合わせて走って。一気に最奥まで行こう」
『分かるのか?』
「ある程度ならね。レイン達みたいに、一瞬で分かれば良いんだけど、こればかりは仕方ないよ。それじゃあ、行くよ」
私が駆け出すと、フェンリルはすぐに並ぶ。私よりも速いのだから当たり前だけど。
土と風で行き止まりを調べつつ、奥に続いていく道を選択していく。大分感知範囲などが広くなったとはいえ、神霊達には及ばない。頑張って集中しながら走らないといけないから、大分大変だった。
なんとか一番奥に着くことが出来たけど、途中に隠し部屋などはなかった。やっぱり隠し部屋はレアな存在みたい。そうじゃないと、何本も杖が手に入る事になるし仕方ないのかな。
一番奥には宝箱が置いてあった。まぁ、これもいつも通りだ。宝箱を開けると中には、水色の球が入っていた。名前は氷水晶というらしい。よく分からないから、アカリにあげよう。
「よし。じゃあ、他の行き止まりを見てから、街に戻ろう」
『分かった』
『うん』
行き止まりには採掘ポイントがあるくらいで、特に何かが隠されている事は無かった。まぁ、普通の洞窟だし、こんなものかな。念のため、採掘ポイントから鉱石などを採っておいたけど、特に新しい鉱石は無かった。
「氷水晶は宝箱からだけなのかな?」
『さすがに、石には詳しくないからな。我には分からん。だが、ハクは身体から石を出せただろう。そこに交ざるかもしれないな』
「ああ、確かに、そっちからは出せるかもね。今度試してみよう。沢山出せたら、アカリも使いやすいだろうし」
宝箱からしか出ないものが私の身体から出て来るようになったら、色々とヤバいかもしれない。絶対に流通させないようにはしておこう。まぁ、アカリが全部使うから流通する事はないと思うけど。
次に調べるのは、スノータウンの地下にあるという邪聖教のアジトだ。そういえば、アジトはあっても邪聖教の人間は出てこなかった気がする。あそこで死んだわけじゃないって事かな。
いつも通りの説明と質問をする。
『う~ん……この辺りって、雪が積もっているでしょう?』
「はい」
『だから、何かを見つけたとしても、どこにあるかまでは分からなくなったりするの。私が見つけた事があるのは、雪の下にある氷で埋まった洞窟とかね』
「他には何かありますか? 珍しいものがあるみたいなのとか」
『無いかな』
「分かりました。ありがとうごいざます」
最初に得た情報は、刀刃の隠れ里への入口の話だった。そもそも見つけたとしても、あの氷を貫く熱量もしくはレインのようにあれだけの質量を操れる力が必要だし、刀刃の隠れ里へとすんなり行く事は出来ない。
今度はもこもこのお爺さんが出て来た。このお爺さんにも【降霊術】の説明をしておく。
『ふむ……それなら、この雪原のどこかに地下へと落ちる場所があるのう』
「氷で閉ざされた入口ですか?」
『うむ。硬い物で叩けば割れるような氷だった』
どうやら刀刃の隠れ里への入口の他にも地下へと入口があるらしい。それは調べてみないといけない。
「なるほど……何があるかとかは分かりますか?」
『儂も随分昔に落ちた事があるくらいだからのう……すぐに引き上げられた事もあって、何があるかは分からん』
「そうですか。分かりました。教えて頂きありがとうござました」
ここでお爺さんが消える。そして、もう一度【降霊術】を使う。すると、今度は別のお姉さんが出て来た。前に出て来たお姉さんよりも、ちょっと豪華な服を着ている気がする。同じように説明をしておく。
『この街の外周のどこかに街の地下に入る事が出来る場所があります』
「街の地下ですか? それって、気軽に入って良いものなんでしょうか?」
『街の施設じゃないから……』
そういうお姉さんの表情は、少しだけ憎しみが籠もっているように見えた。だからというわけじゃないけど、もしかしたら邪聖教が関係しているのではと思った。
「それって……邪聖教ですか?」
私がそう訊くと、お姉さんは驚いたような表情になった。私が邪聖教を知っている事が意外だったみたい。
『よく知っているのね。そう。邪聖教という酷い集団が根城にしていたの。街の地下で見つけたのは良いものの、そのまま捕まって殺されてしまったわ』
「そうでしたか……教えて頂きありがとうございます」
『行くつもり?』
お姉さんは心配そうにそう言う。その地下に入って邪聖教に殺されてしまったのなら、心配するのも無理は無い。好き好んで嵌めようだなんて事を普通の人は思わないだろうしね。
「はい。もう邪聖教は壊滅しているので、足跡を追いつつ生き残りが別組織を立ち上げていないか確認するつもりです」
『そう……それなら何もないと思うけど気を付けてね』
「はい。ありがとうございます」
お姉さんは儚げに微笑んでから消えていった。取り敢えずの情報収集は、これくらいでいいかな。まずは、お爺さんの言っていた地下を探す事にする。ある場所が分かっているから、邪聖教は後回しだ。
寒い場所という事もあり、フェンリルとレインを喚び出す。そして、レインと一緒にフェンリルの上に乗る。
「取り敢えず、適当に走り回ってくれる?」
『探し物か?』
「うん。氷で塞がれてる場所。私とレインで感知していくから」
『分かった』
フェンリルが猛スピードで走る。雪を巻き上げながら進んでいくので、雪の中を猛スピードで車が通っているような感じになっていた。まぁ、そんな事を車でやったらスリップして危ないと思うけど。さすがに、エレクに雪道を走って貰う訳にもいかないので、フェンリルがいて良かった。
『お姉さん。この先に氷で閉ざされる場所がある』
「前に見つけた場所じゃないよね?」
『うん。正反対だから、それはないと思うよ』
「オッケー。フェンリル」
『任せろ』
フェンリルが速度を上げて、目的地まですっ飛んでいってくれる。そうして着いた場所は、雪原の端っこの方だった。確かに刀刃の隠れ里への入口とは反対方向だ。そこの氷をレインが即座に割る。おかげで、入口が目で見えるようになった。
『小さくなれば入れない事はないな』
「無理しなくても大丈夫だよ?」
『戦力は多い方が良いだろう』
フェンリルは、私達が二人揃って乗れないくらい小さくなる。まぁ、それでも大型犬よりは大きい気がするけど。三人で中に入っていく。ここでは狼の眷属を出して、マッピングをして貰う。
『ふむ。この狭さでは、我の上に乗るのは無理だな』
「仕方ないよ。レイン、フェンリルに乗って」
『うん。何かあるか調べれば良いんだよね?』
「うん。よろしく。フェンリルは、私の速度に合わせて走って。一気に最奥まで行こう」
『分かるのか?』
「ある程度ならね。レイン達みたいに、一瞬で分かれば良いんだけど、こればかりは仕方ないよ。それじゃあ、行くよ」
私が駆け出すと、フェンリルはすぐに並ぶ。私よりも速いのだから当たり前だけど。
土と風で行き止まりを調べつつ、奥に続いていく道を選択していく。大分感知範囲などが広くなったとはいえ、神霊達には及ばない。頑張って集中しながら走らないといけないから、大分大変だった。
なんとか一番奥に着くことが出来たけど、途中に隠し部屋などはなかった。やっぱり隠し部屋はレアな存在みたい。そうじゃないと、何本も杖が手に入る事になるし仕方ないのかな。
一番奥には宝箱が置いてあった。まぁ、これもいつも通りだ。宝箱を開けると中には、水色の球が入っていた。名前は氷水晶というらしい。よく分からないから、アカリにあげよう。
「よし。じゃあ、他の行き止まりを見てから、街に戻ろう」
『分かった』
『うん』
行き止まりには採掘ポイントがあるくらいで、特に何かが隠されている事は無かった。まぁ、普通の洞窟だし、こんなものかな。念のため、採掘ポイントから鉱石などを採っておいたけど、特に新しい鉱石は無かった。
「氷水晶は宝箱からだけなのかな?」
『さすがに、石には詳しくないからな。我には分からん。だが、ハクは身体から石を出せただろう。そこに交ざるかもしれないな』
「ああ、確かに、そっちからは出せるかもね。今度試してみよう。沢山出せたら、アカリも使いやすいだろうし」
宝箱からしか出ないものが私の身体から出て来るようになったら、色々とヤバいかもしれない。絶対に流通させないようにはしておこう。まぁ、アカリが全部使うから流通する事はないと思うけど。
次に調べるのは、スノータウンの地下にあるという邪聖教のアジトだ。そういえば、アジトはあっても邪聖教の人間は出てこなかった気がする。あそこで死んだわけじゃないって事かな。
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