627 / 809
出会いを楽しむ吸血少女
闇霧の始祖の救出と新しい悪魔
しおりを挟む
色々と準備が必要になるから、そこら辺をアカリと相談する事にする。その前にフレ姉からの話はまだ続きがあった。
「ああ、それと闇霧の始祖のところには行くなよ?」
「え? 何で?」
闇霧の始祖に害はない。だから、フレ姉が警戒するような事はないはずなのだけど。まぁ、私を実験台や研究対象にしているという点で言えば、害なのかな。
「プレイヤーに見つかっているからな。最近では、どんどんとプレイヤーが押し寄せているらしい。中には闇霧の始祖を倒せば何かしらのアイテムやスキルを貰えると思って襲っている者もいるらしい」
「でも、あそこは……もしかして、壁を破壊した?」
「正解だ。この件があって、闇霧の始祖は怒り心頭らしい。それでもゲーマーは挑み続けるだろうな」
「えぇ~……でも、それなら様子を見たいな……バエルに頼んだから行けないかな? 私の不可視に出来るはずだし」
「不可視か……バエルだけを連れて行くのなら可能かもしれないな。用事だけを済ませて、すぐに帰れ」
「うん。分かった」
バエルの不可視で自分を隠して、秘密裏に闇霧の始祖と話に行く事にした。不可視でどのくらい隠れられるか分からないし、下手するとプレイヤーに見つかって面倒くさい事になるけど、今の話を聞いて放っておく事は出来ない。まぁ、闇霧の始祖からすれば余計なお節介だと思うけど、それでも確認はしておかないといけない。
フレ姉達と一緒に屋敷から出る。
「バエル」
「お呼びか?」
バエルはすぐに私の元に来た。
「私の姿を消しながら付いてきてくれる? バエルの姿も消えていると良いかな」
「了解した」
バエルはすぐに頷いた。
「それじゃあ、行ってきます」
「気を付けろよ」
「危ないと思ったら、すぐに帰ってきてね」
「うん」
私は、バエルと一緒に古城エリアへと転移する。久しぶりの通常エリアだけど、今日はそそくさと移動していく。フレ姉が言っていた通りプレイヤーが多い。夏休みというだけではないというのが、装備している武具から窺える。
身体が見えないだけで、声は聞こえてしまう。なので、バエルとは会話をせずに移動していき、闇霧の始祖の部屋に入った後、その出入口を血と氷で固めて塞いだ。
『また気持ち悪くなったな。それに悪魔を従えているのか。詳しく聞きたいところだが、しばらくは近づかない方が良い』
「他の人達が押し寄せてるからでしょ? 分かってる。だから、様子見と前に提案したあれをもう一度考えないかなと思って来たの」
『お前の世界に来ないかという話か。前までなら一蹴しているところだが、正直その申し出を受けようと思う。うざい事この上ないからな。ところで、俺の力を得ているようだが?』
闇霧の始祖は、自分の力が私に取り入れられている事に気付いていた。恐らく、それが気持ち悪くなったという要素の一つに入っているのだろう。
「うん。吸血鬼の神様になったから」
『ああ、なるほど。だから、この感覚があるのかな。前のお前を知らなければ、ここで膝でも突いていただろうな』
「へぇ~、だから変わらなかったんだ。まぁ、その方が有り難いけどね。バエルも、そんなに睨み付けないの」
闇霧の始祖は普通に私と接しているだけだけど、バエルにとっては失礼な態度という風に思ったらしい。だから、気にしないで良いという意味も込めてそう言っておく。
「それもあるが……いや、今はいい」
「?」
バエルが気になる事を言っているけど、取り敢えず置いておく。
「それじゃあ、うちに招待するね。向こうには研究棟があるから、そこのドロシーさんに挨拶してね。どうせ研究がしたいんでしょ?」
『ああ』
闇霧の始祖は不満げにそう返事をした……私の世界に来る事とかが不満という事ではなく、私が分かったような事を言っているのが不満なのだと思う。基本的にそういう見透かされているという事が嫌いっぽいし。
闇霧の始祖はため息をつきながらギルドエリアへと転移していった。
「良かったのか?」
「ん? 闇霧の始祖の事? うん。色々と吸血鬼に関してお世話になったしね。放っておいて、色々な問題に巻き込まれるよりは良いでしょ。バエルが心配だと思うのなら、しばらく監視していて。問題ないと思うけど」
「了解した」
バエルからすれば、信用ならない相手という感じになっているので、バエルにしばらく監視をさせて大丈夫という事を知ってもらう事にした。バエルが大丈夫だと判断すれば、他の悪魔達も納得するだろうし。
「それで、さっきは何が気になってたの? 闇霧の始祖だけじゃないんでしょ?」
闇霧の始祖を送り出したところで、さっきバエルが気になっていた事を聞く事にした。闇霧の始祖だけではないと言っていたので、少し気になっていたのだ。
「ああ。悪魔の気配がしてな」
「あれ? でも、悪魔の魔法陣はないでしょ?」
「ああ。私達とは違う悪魔だ。だが、この気配はな……」
「あらあら、バエルじゃない」
頭の中に響いてきそうな甘く蠱惑的な声が上から聞こえる。そこには、際どい格好をした女悪魔という印象が強い見た目の悪魔だ。赤い髪のツインテールで、妖艶な笑みを浮かべていた。
「リリス。何故ここにいる?」
「何故って? 私がどこにいようと自由でしょう? まぁ、良いわ。答えてあげる。その子の面白い気配を感じたからよ。私と同じ魅了を支配する力。そんな気配を感じて気にならないと思う? 態々サキュバスの身体を通して出て来た甲斐があったわ」
そう言ってリリスは、私の頬に手を添えてくる。その目が怪しく光って私を見るけど、特に何も起きない。恐らく、魅了しようとしていたのかな。私には効かないから意味はない。
「本当に効かないのね。ふふっ、アスタロトの気配もするし。本当に面白い子」
「リリスは、バエル達とは違う悪魔なの?」
「そうね。悪魔である事に変わりは無いけれど、バエル達とは別種ね。でも、そのゴエティアで縛る事は出来るわよ」
「そうなの?」
「ええ。出してみて」
ブックホルダーからゴエティアを取り出す。
リリスはゴエティアの表紙に手を添える。すると、リリスの手から魔法陣が浮き上がってきて、ゴエティアの中に吸い込まれていった。
「はい。これで契約完了」
「へぇ~、リリスの魔法陣は、他の子達と違うんだね……って! えっ!? 良かったの!?」
流れるように契約したので、困惑が強かった。興味を抱かれているのは分かったけど、そんな契約をする程なのかと思ったからだ。
「ええ。その代わり、ご主人様の事をもっと教えてね」
リリスは妖艶な笑みをしてから、私の頬にキスをしてくる。そんな直後、私が塞いだ壁の方が騒がしくなってきた。
「うるさいわね」
「げっ、集まってきたか……バエル」
「分かった」
バエルによって私が不可視状態になったのを見て、リリスは微笑んだ。
「見つかりたくないのね。任せて」
そう言ってウィンクすると、壁をすり抜けていった。そして、壁の奥で何かが起こる。
「もう良いわよ。早く抜けていって」
「うん」
壁を塞いでいる血と氷を解除して外に出ると、地面に倒れてニヤけているプレイヤーの山があった。魅了と睡眠状態みたいだから、意識を失っている状態だ。ここに誰かがいたという記憶すらあるか怪しい。
そんな山の隣を通り過ぎて、私はバエルとリリスを連れて、ギルドエリアへと戻っていった。
「ああ、それと闇霧の始祖のところには行くなよ?」
「え? 何で?」
闇霧の始祖に害はない。だから、フレ姉が警戒するような事はないはずなのだけど。まぁ、私を実験台や研究対象にしているという点で言えば、害なのかな。
「プレイヤーに見つかっているからな。最近では、どんどんとプレイヤーが押し寄せているらしい。中には闇霧の始祖を倒せば何かしらのアイテムやスキルを貰えると思って襲っている者もいるらしい」
「でも、あそこは……もしかして、壁を破壊した?」
「正解だ。この件があって、闇霧の始祖は怒り心頭らしい。それでもゲーマーは挑み続けるだろうな」
「えぇ~……でも、それなら様子を見たいな……バエルに頼んだから行けないかな? 私の不可視に出来るはずだし」
「不可視か……バエルだけを連れて行くのなら可能かもしれないな。用事だけを済ませて、すぐに帰れ」
「うん。分かった」
バエルの不可視で自分を隠して、秘密裏に闇霧の始祖と話に行く事にした。不可視でどのくらい隠れられるか分からないし、下手するとプレイヤーに見つかって面倒くさい事になるけど、今の話を聞いて放っておく事は出来ない。まぁ、闇霧の始祖からすれば余計なお節介だと思うけど、それでも確認はしておかないといけない。
フレ姉達と一緒に屋敷から出る。
「バエル」
「お呼びか?」
バエルはすぐに私の元に来た。
「私の姿を消しながら付いてきてくれる? バエルの姿も消えていると良いかな」
「了解した」
バエルはすぐに頷いた。
「それじゃあ、行ってきます」
「気を付けろよ」
「危ないと思ったら、すぐに帰ってきてね」
「うん」
私は、バエルと一緒に古城エリアへと転移する。久しぶりの通常エリアだけど、今日はそそくさと移動していく。フレ姉が言っていた通りプレイヤーが多い。夏休みというだけではないというのが、装備している武具から窺える。
身体が見えないだけで、声は聞こえてしまう。なので、バエルとは会話をせずに移動していき、闇霧の始祖の部屋に入った後、その出入口を血と氷で固めて塞いだ。
『また気持ち悪くなったな。それに悪魔を従えているのか。詳しく聞きたいところだが、しばらくは近づかない方が良い』
「他の人達が押し寄せてるからでしょ? 分かってる。だから、様子見と前に提案したあれをもう一度考えないかなと思って来たの」
『お前の世界に来ないかという話か。前までなら一蹴しているところだが、正直その申し出を受けようと思う。うざい事この上ないからな。ところで、俺の力を得ているようだが?』
闇霧の始祖は、自分の力が私に取り入れられている事に気付いていた。恐らく、それが気持ち悪くなったという要素の一つに入っているのだろう。
「うん。吸血鬼の神様になったから」
『ああ、なるほど。だから、この感覚があるのかな。前のお前を知らなければ、ここで膝でも突いていただろうな』
「へぇ~、だから変わらなかったんだ。まぁ、その方が有り難いけどね。バエルも、そんなに睨み付けないの」
闇霧の始祖は普通に私と接しているだけだけど、バエルにとっては失礼な態度という風に思ったらしい。だから、気にしないで良いという意味も込めてそう言っておく。
「それもあるが……いや、今はいい」
「?」
バエルが気になる事を言っているけど、取り敢えず置いておく。
「それじゃあ、うちに招待するね。向こうには研究棟があるから、そこのドロシーさんに挨拶してね。どうせ研究がしたいんでしょ?」
『ああ』
闇霧の始祖は不満げにそう返事をした……私の世界に来る事とかが不満という事ではなく、私が分かったような事を言っているのが不満なのだと思う。基本的にそういう見透かされているという事が嫌いっぽいし。
闇霧の始祖はため息をつきながらギルドエリアへと転移していった。
「良かったのか?」
「ん? 闇霧の始祖の事? うん。色々と吸血鬼に関してお世話になったしね。放っておいて、色々な問題に巻き込まれるよりは良いでしょ。バエルが心配だと思うのなら、しばらく監視していて。問題ないと思うけど」
「了解した」
バエルからすれば、信用ならない相手という感じになっているので、バエルにしばらく監視をさせて大丈夫という事を知ってもらう事にした。バエルが大丈夫だと判断すれば、他の悪魔達も納得するだろうし。
「それで、さっきは何が気になってたの? 闇霧の始祖だけじゃないんでしょ?」
闇霧の始祖を送り出したところで、さっきバエルが気になっていた事を聞く事にした。闇霧の始祖だけではないと言っていたので、少し気になっていたのだ。
「ああ。悪魔の気配がしてな」
「あれ? でも、悪魔の魔法陣はないでしょ?」
「ああ。私達とは違う悪魔だ。だが、この気配はな……」
「あらあら、バエルじゃない」
頭の中に響いてきそうな甘く蠱惑的な声が上から聞こえる。そこには、際どい格好をした女悪魔という印象が強い見た目の悪魔だ。赤い髪のツインテールで、妖艶な笑みを浮かべていた。
「リリス。何故ここにいる?」
「何故って? 私がどこにいようと自由でしょう? まぁ、良いわ。答えてあげる。その子の面白い気配を感じたからよ。私と同じ魅了を支配する力。そんな気配を感じて気にならないと思う? 態々サキュバスの身体を通して出て来た甲斐があったわ」
そう言ってリリスは、私の頬に手を添えてくる。その目が怪しく光って私を見るけど、特に何も起きない。恐らく、魅了しようとしていたのかな。私には効かないから意味はない。
「本当に効かないのね。ふふっ、アスタロトの気配もするし。本当に面白い子」
「リリスは、バエル達とは違う悪魔なの?」
「そうね。悪魔である事に変わりは無いけれど、バエル達とは別種ね。でも、そのゴエティアで縛る事は出来るわよ」
「そうなの?」
「ええ。出してみて」
ブックホルダーからゴエティアを取り出す。
リリスはゴエティアの表紙に手を添える。すると、リリスの手から魔法陣が浮き上がってきて、ゴエティアの中に吸い込まれていった。
「はい。これで契約完了」
「へぇ~、リリスの魔法陣は、他の子達と違うんだね……って! えっ!? 良かったの!?」
流れるように契約したので、困惑が強かった。興味を抱かれているのは分かったけど、そんな契約をする程なのかと思ったからだ。
「ええ。その代わり、ご主人様の事をもっと教えてね」
リリスは妖艶な笑みをしてから、私の頬にキスをしてくる。そんな直後、私が塞いだ壁の方が騒がしくなってきた。
「うるさいわね」
「げっ、集まってきたか……バエル」
「分かった」
バエルによって私が不可視状態になったのを見て、リリスは微笑んだ。
「見つかりたくないのね。任せて」
そう言ってウィンクすると、壁をすり抜けていった。そして、壁の奥で何かが起こる。
「もう良いわよ。早く抜けていって」
「うん」
壁を塞いでいる血と氷を解除して外に出ると、地面に倒れてニヤけているプレイヤーの山があった。魅了と睡眠状態みたいだから、意識を失っている状態だ。ここに誰かがいたという記憶すらあるか怪しい。
そんな山の隣を通り過ぎて、私はバエルとリリスを連れて、ギルドエリアへと戻っていった。
40
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
【完結】え、別れましょう?
須木 水夏
恋愛
「実は他に好きな人が出来て」
「は?え?別れましょう?」
何言ってんだこいつ、とアリエットは目を瞬かせながらも。まあこちらも好きな訳では無いし都合がいいわ、と長年の婚約者(腐れ縁)だったディオルにお別れを申し出た。
ところがその出来事の裏側にはある双子が絡んでいて…?
だる絡みをしてくる美しい双子の兄妹(?)と、のんびりかつ冷静なアリエットのお話。
※毎度ですが空想であり、架空のお話です。史実に全く関係ありません。
ヨーロッパの雰囲気出してますが、別物です。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ソング・バッファー・オンライン〜新人アイドルの日常〜
古森きり
BL
東雲学院芸能科に入学したミュージカル俳優志望の音無淳は、憧れの人がいた。
かつて東雲学院芸能科、星光騎士団第一騎士団というアイドルグループにいた神野栄治。
その人のようになりたいと高校も同じ場所を選び、今度歌の練習のために『ソング・バッファー・オンライン』を始めることにした。
ただし、どうせなら可愛い女の子のアバターがいいよね! と――。
BLoveさんに先行書き溜め。
なろう、アルファポリス、カクヨムにも掲載。
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる