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出会いを楽しむ吸血少女
待機時間に衝撃の話
全員の挨拶が終わったところで、次々にスキルが手に入っていった。【エキドナの加護】【ケルベロスの加護】【オルトロスの加護】【ハルピュイアの加護】【セイレーンの歌声】【ヒュドラーの加護】【デルピュネーの加護】【スピンクスの加護】【パイアの加護】【キマイラの加護】【ニーズヘッグの加護】【フレースヴェルグの加護】【ラタトスクの加護】【ファフニールの加護】【アンフィスバエナの加護】【ハティとの契約】【スコルとの契約】【天馬の忠誠】【夜刀神の祝福】【怪物の主】だ。
────────────────────
【エキドナの加護】:全てのテイムモンスターと怪物のステータスを大幅に強化する。ありとあらゆる怪物から、友好的な存在と認識される。控えでも効果を発揮する。
【ケルベロスの加護】:冥界、地獄、死、魂、死者に関するスキルの効果が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【オルトロスの加護】:悪意を敏感に感じ取る。控えでも効果を発揮する。
【ヒュドラーの加護】:常時HP継続回復状態になる。部位欠損の再生速度が大幅に上昇する。毒系統のスキルが大幅に強化される。自身の血液に猛毒が混ざる。控えでも効果を発揮する。
【デルピュネーの加護】:悪意を敏感に感じ取る。控えでも効果を発揮する。
【スピンクスの加護】:死系統のスキルが強化される。控えでも効果を発揮する。
【パイアの加護】:突進力が大幅に強化される。控えでも効果を発揮する。
【キマイラの加護】:風、暴風系統のスキルの効果が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【ハルピュイアの加護】:風、暴風系統のスキルが大幅に強化される。空を飛ぶ速度が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【セイレーンの歌声】:歌声によって、対象の操作権を低確率で得る事が出来る。控えでも効果を発揮する。
【ニーズヘッグの加護】:死者を導く事が出来るようになる。木を食べる事で回復出来るようになる。控えでも効果を発揮する。
【フレースヴェルグの加護】:風、暴風系統のスキルが大幅に強化される。空を飛ぶ速度が大幅に上昇する。魂を引き裂く事が出来るようになる。控えでも効果を発揮する。
【ラタトスクの加護】:怒り状態になりににくくなり、怒り状態にさせやすくなる。控えでも効果を発揮する。
【ファフニールの加護】:防御力が大幅に強化される。毒系統のスキルが大幅に強化される。控えでも効果を発揮する。
【アンフィスバエナの加護】:寒さの影響を受けなくなる。毒系統のスキルが大幅に強化される。控えでも効果を発揮する。
【巨狼の怪物達との契約】:フェンリル、ハティ、スコルとの契約。フェンリル、ハティ、スコルを自由に喚び出す事が出来る。この際、フェンリル、ハティ、スコルは、パーティーメンバーとして扱われない。控えでも効果を発揮する。(【巨狼の怪物との契約】進化)
【天馬の忠誠】:ペガサスの忠誠の証。ペガサスを自由に喚び出す事が出来る。雷、雷霆系統のスキルの効果が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【夜刀神の祝福】:自分を見た敵対者のステータスを下げる。控えでも効果を発揮する。
【怪物の主】:あらゆる怪物の主となる。テイムモンスター及び怪物達のステータスが大きく上昇する。ギルドエリアにて、『派遣』の対象に怪物が加わる。全ての怪物が自身の周囲に顕現出来るようになる。控えでも効果を発揮する。
────────────────────
割と凄い事になった。フェンリルがパーティーメンバー扱いにならなくなったのは有り難い。どんな状況でも喚びやすいし。
「それじゃあ、皆は先に世界に戻っていても良いからね」
そう言ったのだけど、誰もギルドエリアに行こうとはしなかった。そこは自由だから良いのだけどね。探索しようにもまだアスタロト達が戻って来ていないので、少し待機する事にした。まだ半日くらいしか経っていないから、イベントとしてはまだまだ序盤だ。半日で濃い経験をし過ぎという感じだけど。
適当にのんびりしようかと思ったら、後ろから柔らかい感触が襲ってきた。正面にはもふもふがやってきて包み込む。こんな事が出来る人は一人だけだ。
「玉藻ちゃん?」
『うむ。久しぶりじゃのう。色々と準備をしておってあまり会いに来られなかったのじゃ』
「準備?」
玉藻ちゃんが草原に座るので、私は玉藻ちゃんの足の間に入って寄り掛かる形になる。尻尾と胸で包み込まれている状態なので、かなり安心感があり甘えてしまう。
『ん? いつもよりも甘えん坊じゃな?』
「いや……まぁ、ちょっと母性を強く感じやすくなっちゃって……」
『ふむ。良い良い。子供は甘えるのが仕事じゃ。いつものハクも可愛いが、こういうハクも良いのう』
玉藻ちゃんはいつもよりも強く抱きしめてくれるので、嬉しさが倍増していく。
「ところで、何の準備をしてたの?」
『うむ! 妖怪大引っ越しじゃ!』
「え? 妖都から引っ越すの?」
衝撃的な事態に驚いて玉藻ちゃんを見る。玉藻ちゃんの綺麗な顔が視界いっぱいに広がる。
『うむ。最近非常識者共が住人を傷付ける事件が発生してのう』
「え? 街中でですか?」
『うむ。妖怪だから攻撃して良い対象だと思い込んでおる者が増えているようなのじゃ。清や紅葉などが対処してくれ、胡蝶も蜘蛛を総動員して警戒しておる。正直、このまま街に住むのは危険だと思ってのう。ハクの世界に引っ越す事にしたのじゃ』
「えっ……妖都を移すって事ですか?」
これまで何度も街を移してきたけど、妖都は規模が違いすぎる。エリア丸ごと一つが消え去る事になるかもしれないと思うと、安易に頷けない。てか、妖都エリアの住人をモンスターと認識して倒しに行くって、夏休みだから浅慮な子供プレイヤーが増えたみたいな感じなのかな。
このゲームが未だにただのゲームだと思っているプレイヤーが多いという事だ。一部プレイヤーの行動が、ゲーム全体に大きな影響を与えるのは、土地神の件で理解出来ると思うのだけど。まぁ、私みたいに掲示板を見ないプレイヤーが多いのかな。
『妖都そのものはそのままじゃ。あれを移動させるのは厳しいからのう。そちらで一から始めるという感じじゃな。それと酒呑がハクの元に来たがっておったぞ?』
「えぇ~……まぁ、考えとく。玉藻ちゃん達が来るなら、どこにしようか。向こうの街の発展を手伝って貰う形にしようかな」
『ふむ。仕事があるのは助かるのう。では、受け入れてくれるのじゃな?』
「うん。大丈夫だよ」
『うむ! ハクは良い子じゃなぁ!』
玉藻ちゃんは私の頭を撫でながら尻尾でしっかりと包み込んでくれる。幸せ空間の誕生だ。
まぁ、それは置いておいて、妖怪達をギルドエリアに招待した後、妖都がどうなるのかが気になってしまう。
「玉藻ちゃん達がいなくなった後、妖都はどうなるの?」
『無人の街になるのう。どうせ賎しい人間共が自分達のものにすると思うのじゃ。問題は何もないのじゃ』
「そっか」
妖都全体がプレイヤーによって作られる街に変わるだけで、特に問題はなさそう。妖怪への被害もなくなる事だし。
『これからもよろしく頼むのじゃ』
「うん」
玉藻ちゃん達を改めて受け入れると、ウィンドウが出て来る。
『条件を満たしました。【妖怪の主】【神格・妖怪】【白面金毛九尾狐の寵愛】を獲得』
────────────────────
【妖怪の主】:あらゆる妖怪の主となる。ギルドエリアに住む妖怪達のステータスが大きく上昇する。ギルドエリアにて、『派遣』の対象に妖怪が加わる。控えでも効果を発揮する。
【神格・妖怪】:神の名の下、ありとあらゆる妖怪に神として認知される。全ての妖怪を統べる事が出来るようになり、その力を倍増させる。控えでも効果を発揮する。
【白面金毛九尾狐の寵愛】:玉藻前から寵愛を受けた証。自分の周囲に玉藻前が顕現する事が出来るようになる。玉藻前からの愛を一身に受ける。玉藻前の愛が深まれば深まる程全ステータスが大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
────────────────────
まぁ大体予想通りなスキルの効果だけど、玉藻ちゃんの寵愛は予想外だった。だって、もうテイム関係にあるからほぼほぼ自由に顕現出来る。なのに、それが改めて明記されているからだ。
玉藻ちゃんとの関係が変化したって事なのかな。ここら辺はあまり気にしないで良さそう。正直、これまでと変わらない気がするし。
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【エキドナの加護】:全てのテイムモンスターと怪物のステータスを大幅に強化する。ありとあらゆる怪物から、友好的な存在と認識される。控えでも効果を発揮する。
【ケルベロスの加護】:冥界、地獄、死、魂、死者に関するスキルの効果が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【オルトロスの加護】:悪意を敏感に感じ取る。控えでも効果を発揮する。
【ヒュドラーの加護】:常時HP継続回復状態になる。部位欠損の再生速度が大幅に上昇する。毒系統のスキルが大幅に強化される。自身の血液に猛毒が混ざる。控えでも効果を発揮する。
【デルピュネーの加護】:悪意を敏感に感じ取る。控えでも効果を発揮する。
【スピンクスの加護】:死系統のスキルが強化される。控えでも効果を発揮する。
【パイアの加護】:突進力が大幅に強化される。控えでも効果を発揮する。
【キマイラの加護】:風、暴風系統のスキルの効果が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【ハルピュイアの加護】:風、暴風系統のスキルが大幅に強化される。空を飛ぶ速度が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【セイレーンの歌声】:歌声によって、対象の操作権を低確率で得る事が出来る。控えでも効果を発揮する。
【ニーズヘッグの加護】:死者を導く事が出来るようになる。木を食べる事で回復出来るようになる。控えでも効果を発揮する。
【フレースヴェルグの加護】:風、暴風系統のスキルが大幅に強化される。空を飛ぶ速度が大幅に上昇する。魂を引き裂く事が出来るようになる。控えでも効果を発揮する。
【ラタトスクの加護】:怒り状態になりににくくなり、怒り状態にさせやすくなる。控えでも効果を発揮する。
【ファフニールの加護】:防御力が大幅に強化される。毒系統のスキルが大幅に強化される。控えでも効果を発揮する。
【アンフィスバエナの加護】:寒さの影響を受けなくなる。毒系統のスキルが大幅に強化される。控えでも効果を発揮する。
【巨狼の怪物達との契約】:フェンリル、ハティ、スコルとの契約。フェンリル、ハティ、スコルを自由に喚び出す事が出来る。この際、フェンリル、ハティ、スコルは、パーティーメンバーとして扱われない。控えでも効果を発揮する。(【巨狼の怪物との契約】進化)
【天馬の忠誠】:ペガサスの忠誠の証。ペガサスを自由に喚び出す事が出来る。雷、雷霆系統のスキルの効果が大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
【夜刀神の祝福】:自分を見た敵対者のステータスを下げる。控えでも効果を発揮する。
【怪物の主】:あらゆる怪物の主となる。テイムモンスター及び怪物達のステータスが大きく上昇する。ギルドエリアにて、『派遣』の対象に怪物が加わる。全ての怪物が自身の周囲に顕現出来るようになる。控えでも効果を発揮する。
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割と凄い事になった。フェンリルがパーティーメンバー扱いにならなくなったのは有り難い。どんな状況でも喚びやすいし。
「それじゃあ、皆は先に世界に戻っていても良いからね」
そう言ったのだけど、誰もギルドエリアに行こうとはしなかった。そこは自由だから良いのだけどね。探索しようにもまだアスタロト達が戻って来ていないので、少し待機する事にした。まだ半日くらいしか経っていないから、イベントとしてはまだまだ序盤だ。半日で濃い経験をし過ぎという感じだけど。
適当にのんびりしようかと思ったら、後ろから柔らかい感触が襲ってきた。正面にはもふもふがやってきて包み込む。こんな事が出来る人は一人だけだ。
「玉藻ちゃん?」
『うむ。久しぶりじゃのう。色々と準備をしておってあまり会いに来られなかったのじゃ』
「準備?」
玉藻ちゃんが草原に座るので、私は玉藻ちゃんの足の間に入って寄り掛かる形になる。尻尾と胸で包み込まれている状態なので、かなり安心感があり甘えてしまう。
『ん? いつもよりも甘えん坊じゃな?』
「いや……まぁ、ちょっと母性を強く感じやすくなっちゃって……」
『ふむ。良い良い。子供は甘えるのが仕事じゃ。いつものハクも可愛いが、こういうハクも良いのう』
玉藻ちゃんはいつもよりも強く抱きしめてくれるので、嬉しさが倍増していく。
「ところで、何の準備をしてたの?」
『うむ! 妖怪大引っ越しじゃ!』
「え? 妖都から引っ越すの?」
衝撃的な事態に驚いて玉藻ちゃんを見る。玉藻ちゃんの綺麗な顔が視界いっぱいに広がる。
『うむ。最近非常識者共が住人を傷付ける事件が発生してのう』
「え? 街中でですか?」
『うむ。妖怪だから攻撃して良い対象だと思い込んでおる者が増えているようなのじゃ。清や紅葉などが対処してくれ、胡蝶も蜘蛛を総動員して警戒しておる。正直、このまま街に住むのは危険だと思ってのう。ハクの世界に引っ越す事にしたのじゃ』
「えっ……妖都を移すって事ですか?」
これまで何度も街を移してきたけど、妖都は規模が違いすぎる。エリア丸ごと一つが消え去る事になるかもしれないと思うと、安易に頷けない。てか、妖都エリアの住人をモンスターと認識して倒しに行くって、夏休みだから浅慮な子供プレイヤーが増えたみたいな感じなのかな。
このゲームが未だにただのゲームだと思っているプレイヤーが多いという事だ。一部プレイヤーの行動が、ゲーム全体に大きな影響を与えるのは、土地神の件で理解出来ると思うのだけど。まぁ、私みたいに掲示板を見ないプレイヤーが多いのかな。
『妖都そのものはそのままじゃ。あれを移動させるのは厳しいからのう。そちらで一から始めるという感じじゃな。それと酒呑がハクの元に来たがっておったぞ?』
「えぇ~……まぁ、考えとく。玉藻ちゃん達が来るなら、どこにしようか。向こうの街の発展を手伝って貰う形にしようかな」
『ふむ。仕事があるのは助かるのう。では、受け入れてくれるのじゃな?』
「うん。大丈夫だよ」
『うむ! ハクは良い子じゃなぁ!』
玉藻ちゃんは私の頭を撫でながら尻尾でしっかりと包み込んでくれる。幸せ空間の誕生だ。
まぁ、それは置いておいて、妖怪達をギルドエリアに招待した後、妖都がどうなるのかが気になってしまう。
「玉藻ちゃん達がいなくなった後、妖都はどうなるの?」
『無人の街になるのう。どうせ賎しい人間共が自分達のものにすると思うのじゃ。問題は何もないのじゃ』
「そっか」
妖都全体がプレイヤーによって作られる街に変わるだけで、特に問題はなさそう。妖怪への被害もなくなる事だし。
『これからもよろしく頼むのじゃ』
「うん」
玉藻ちゃん達を改めて受け入れると、ウィンドウが出て来る。
『条件を満たしました。【妖怪の主】【神格・妖怪】【白面金毛九尾狐の寵愛】を獲得』
────────────────────
【妖怪の主】:あらゆる妖怪の主となる。ギルドエリアに住む妖怪達のステータスが大きく上昇する。ギルドエリアにて、『派遣』の対象に妖怪が加わる。控えでも効果を発揮する。
【神格・妖怪】:神の名の下、ありとあらゆる妖怪に神として認知される。全ての妖怪を統べる事が出来るようになり、その力を倍増させる。控えでも効果を発揮する。
【白面金毛九尾狐の寵愛】:玉藻前から寵愛を受けた証。自分の周囲に玉藻前が顕現する事が出来るようになる。玉藻前からの愛を一身に受ける。玉藻前の愛が深まれば深まる程全ステータスが大幅に上昇する。控えでも効果を発揮する。
────────────────────
まぁ大体予想通りなスキルの効果だけど、玉藻ちゃんの寵愛は予想外だった。だって、もうテイム関係にあるからほぼほぼ自由に顕現出来る。なのに、それが改めて明記されているからだ。
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