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第二章 ダンジョン調査
生き残ったのは……
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ダンジョン内を歩いていたキティ達は、地面の下から、激しい轟音が鳴り響き続けている事に気が付いた。それが、アイリスの戦闘音であると判断した一行は、駆け出していた。
「急ぐぞ! 段々と音に近づいて来ている!」
クロウを先頭にして、どんどんと進んで行く。ここで落とし穴に引っかかれば、アイリスとの合流が出来なくなる可能性が高くなる。だから、クロウは急ぎながらも、罠の確認をして行っている。
「アイリス……」
キティは、アイリスの安否を心配していた。音がする限り、アイリスが生きているという事になる。つまり、この音が途絶えたとき、アイリスの安否が不明になる。キティが焦燥するのも無理はなかった。
「キティ、落ち着け。この戦闘音から、アイリスが戦っているのは、生半可な相手ではない。だが、それでも、アイリスが負ける可能性は低い」
「ん。アイリスは、強い。でも、万が一がある。まだ、アイリスのいる階層にいけないの?」
「こっちも急いでる! 罠に引っかかって、アイリスのいる階層を過ぎるよりもマシだろ!?」
先頭を行くクロウも焦っていた。罠の確認も少し雑になっているが、それでも落とし穴を見極めて、誘発させている。
「見つけた! 下り階段だ!」
クロウが階段を見つけたと同時に、今までで一番の轟音がダンジョン内に響き渡り、ダンジョン全体が大きく揺れた。それは、下り階段の奥から響いたように聞こえる。
「アイリス!」
キティ達は、全速力で下り階段を降りていった。階段の下は、これまでのダンジョンの階層と全く違った。まず、ほとんどの壁が穴だらけになっていて、他の通路に繋がっている。さらに、地面の一部が消え去っている場所と天井の一部が消え去っている場所がある。
「ダンジョンが、こんな事になったことなんてあった?」
「いや、俺の記憶では、一切ないぞ。マインの魔法でだって、ここまでの威力はなかっただろ?」
見たことのない状況に、ドルトルとクロウは呆然としてしまっていた。
「ボスが暴れたわけじゃなそうよね?」
「ボスが暴れても、こんな事にならないと思います。ということは、ボス以上の強さを持つ魔物がいたということになるかと」
マインとミリーは、周りを見回して驚きつつも分析していた。
「特殊個体か……早くアイリスを見つけた方がいいな」
ライネル達がそんな話をしている中、キティは眼を閉じて耳に入ってくる音に集中した。
『ううっ……』
「聞こえた! アイリス!」
アイリスの声が聞こえたキティは、いても立ってもいられずに駆け出す。ライネル達もすぐに後を追う。途中、大きく床が抜けている場所もあったが、キティは獣人族特有の身体能力で、壁を蹴って先に進んで行く。鎧を着ているライネル達は、飛び越えることが出来ない広さだったので、回り込むことになった。
キティは、一人で走り続ける。所々開いている穴は、壁などを蹴って抜けていく。そして、アイリスと特殊個体の最後の一撃が放たれた場所まで辿りついた。
「ここで何が……」
そこは、ある場所を中間地点として、二種類の跡が刻まれていた。片方には、天井と床に一本の深い溝が刻まれ、その一部が熱によって溶けていた。もう片方には、太い蛇が暴れたかのような溝があちこちに付いており、その溝は濡れていた。
「確か……こっち!」
キティは、アイリスの声が聞こえた方向を思い出して、水で濡れている方に向かう。
「ここら辺だったはずなんだけど……」
アイリスの声が聞こえた場所は、今キティがいる場所付近だ。正確な居場所を知るには、もう一度、アイリスが声を発してくれないといけないかった。
「アイリス!! どこ!?」
キティが呼び掛けても返事がない。さっきの声は、アイリスのうめき声だったのかもしれない。そうだとしたら、アイリスは今気絶している可能性が高くなる。キティは、アイリスに呼び掛けながら、道を進んで行く。すると、段々と溝の深さが浅くってなっていった。その先に瓦礫埋もれた手が見えた。
「アイリス!!」
キティはすぐに駆け寄って、瓦礫をどかしていく。瓦礫の下には、気絶しているアイリスの姿があった。頭や手などの肌が露出している部分から、血が流れ出ている。
「アイリス!!」
キティの呼び掛けに返事をする事もない。呼吸はしているので、まだ大丈夫だと思われるが、キティはかなり心配していた。下手に動かすことも出来ないので、周囲の瓦礫を全て取り除き、離れた場所に転がっていた雪白も回収する。
「キティさん!」
回り道をしてきたライネル達が走ってくる。その中で、ミリーが突出してきた。
「容態は!?」
「気絶。肌が露出している部分からは出血。息はしているし、心臓も動いてる」
「前よりも軽傷ですね。これなら、通常の治療で事足ります」
ミリーは、鞄から薬とガーゼ、包帯を取り出す。軟膏をガーゼに塗り、傷口に被せて、包帯を巻いていく。
「骨折もないみたいですね。前よりも戦い方が上手くなったんでしょう。見える限りの傷は対処しましたので、後は、安全地帯に行って服を脱がしてから治療しましょう」
服の下にも傷がないとは限らないので、移動してからそこら辺の治療もするみたいだ。
「ん。じゃあ、背負って行く」
運んでも問題ないと判断されたので、キティがアイリスを背負う。
「なら、上の安全地帯に行くと良いだろう。クロウ、俺と一緒に、この階層を探索するぞ。アイリスと戦っていた魔物が、まだ潜んでいる可能性もあるからな」
「うす」
ライネルとクロウは、別行動し、キティ、ミリー、マイン、ドルトルは、上層の安全地帯を目指していった。
────────────────────────
ライネルとクロウは、アイリスの『グローリアス・シャイン』が放たれた方に向かって歩いていった。そこは、底が見えない溝が、ずっと続いていた。
「何があったら、こんなになるんだ?」
「アイリスが持っているスキルは、恐らく最上位に位置するものなんだろう。スタンピードの時も、俺達の知らない技を使っていたしな」
クロウは、自分とは桁違いの強さに戸惑っていた。
「だが、一番の問題は、ここにアイリスがここまでの技を使わざるを得なかった敵がいたということだ。仮に特殊個体だったとして、その出現頻度によっては、ダンジョンの難易度が上がることになるぞ」
「ライネルさん!」
少し先行していたクロウが、大声を上げる。そこには、アイリスが戦っていた特殊個体のサハギンが壁に立てかかっていた。右肩口から左の脇腹に掛けて傷が入り、そこから下が消え失せている。その傍らには、今までのサハギンが持っていたものとは全く違う槍が落ちていた。いや、正確に言えば、特殊個体が持っていた槍とも違う。三つ叉の槍だったのが、一本の素槍のようになっている。そして装飾は、三つ叉の時の比では無い。さらに、その色は眩いばかりの白になっていた。
「これは……恐らく、アイリスのものだろうな」
「!? もしかして、魔物の武器を自分のものにしたって事か!?」
「ああ、偶に起こる現象だ。一説には、持ち主である魔物に認められる事で起こると言われている。アイリスは、この戦闘でこの魔物から認められるだけの強さか何かを示したんだろう」
「じゃあ、持って帰んねぇとだなっ!」
クロウは、落ちている槍を拾い上げて肩に担ぐ。
「こいつの魔石も回収しておこう」
特殊個体の魔石も回収して、ライネル達は上層へと移動する。
────────────────────────
アイリスを背負ったキティ達は、一層上にある安全地帯に辿り着いた。マインとドルトルが手早くテントを用意して、その中にアイリスを寝かせ、キティとミリーで服を脱がしていく。
「切り傷はないですが、打ち身が多いですね。こちらの治療もしていきましょう」
アイリスの全身を治療していき、また服を着させる。
「では、私は、外にいるマイン達を安心させてきますね」
「ん。ありがとう」
「いいえ、やるべき事をしただけですので」
ミリーはそう言って微笑むと、テントの外に出た。
『ちょっと! アイリスは大丈夫なの!?』
そんなミリーに、詰め寄って色々と訊きに来ているマインの声がする。キティはそんな声を聞きながら、アイリスの手を握る。アイリスが、魘されることがないようにするためだ。
「ごめん。アイリスを守るつもりだったのに、一人にしちゃった……」
キティの眼から涙がにじんでいる。自分の不甲斐なさを恥じているのだった。
「そんな事……ないですよ……」
「!!」
アイリスの声が聞こえ、キティは顔を上げる。アイリスが目を開けて、微笑んでいた。キティが手を握った時に、意識を取り戻したのだ。
「キティさん達が探してくれると思っていたから頑張れたんです。ちゃんと心の支えになってくれていましたよ」
「ん。生きてて良かった。おかえり、アイリス」
「ただいま、キティさん」
そう言って、アイリスは再び眠りについた。アイリスの四日ぶりの睡眠だ。
「急ぐぞ! 段々と音に近づいて来ている!」
クロウを先頭にして、どんどんと進んで行く。ここで落とし穴に引っかかれば、アイリスとの合流が出来なくなる可能性が高くなる。だから、クロウは急ぎながらも、罠の確認をして行っている。
「アイリス……」
キティは、アイリスの安否を心配していた。音がする限り、アイリスが生きているという事になる。つまり、この音が途絶えたとき、アイリスの安否が不明になる。キティが焦燥するのも無理はなかった。
「キティ、落ち着け。この戦闘音から、アイリスが戦っているのは、生半可な相手ではない。だが、それでも、アイリスが負ける可能性は低い」
「ん。アイリスは、強い。でも、万が一がある。まだ、アイリスのいる階層にいけないの?」
「こっちも急いでる! 罠に引っかかって、アイリスのいる階層を過ぎるよりもマシだろ!?」
先頭を行くクロウも焦っていた。罠の確認も少し雑になっているが、それでも落とし穴を見極めて、誘発させている。
「見つけた! 下り階段だ!」
クロウが階段を見つけたと同時に、今までで一番の轟音がダンジョン内に響き渡り、ダンジョン全体が大きく揺れた。それは、下り階段の奥から響いたように聞こえる。
「アイリス!」
キティ達は、全速力で下り階段を降りていった。階段の下は、これまでのダンジョンの階層と全く違った。まず、ほとんどの壁が穴だらけになっていて、他の通路に繋がっている。さらに、地面の一部が消え去っている場所と天井の一部が消え去っている場所がある。
「ダンジョンが、こんな事になったことなんてあった?」
「いや、俺の記憶では、一切ないぞ。マインの魔法でだって、ここまでの威力はなかっただろ?」
見たことのない状況に、ドルトルとクロウは呆然としてしまっていた。
「ボスが暴れたわけじゃなそうよね?」
「ボスが暴れても、こんな事にならないと思います。ということは、ボス以上の強さを持つ魔物がいたということになるかと」
マインとミリーは、周りを見回して驚きつつも分析していた。
「特殊個体か……早くアイリスを見つけた方がいいな」
ライネル達がそんな話をしている中、キティは眼を閉じて耳に入ってくる音に集中した。
『ううっ……』
「聞こえた! アイリス!」
アイリスの声が聞こえたキティは、いても立ってもいられずに駆け出す。ライネル達もすぐに後を追う。途中、大きく床が抜けている場所もあったが、キティは獣人族特有の身体能力で、壁を蹴って先に進んで行く。鎧を着ているライネル達は、飛び越えることが出来ない広さだったので、回り込むことになった。
キティは、一人で走り続ける。所々開いている穴は、壁などを蹴って抜けていく。そして、アイリスと特殊個体の最後の一撃が放たれた場所まで辿りついた。
「ここで何が……」
そこは、ある場所を中間地点として、二種類の跡が刻まれていた。片方には、天井と床に一本の深い溝が刻まれ、その一部が熱によって溶けていた。もう片方には、太い蛇が暴れたかのような溝があちこちに付いており、その溝は濡れていた。
「確か……こっち!」
キティは、アイリスの声が聞こえた方向を思い出して、水で濡れている方に向かう。
「ここら辺だったはずなんだけど……」
アイリスの声が聞こえた場所は、今キティがいる場所付近だ。正確な居場所を知るには、もう一度、アイリスが声を発してくれないといけないかった。
「アイリス!! どこ!?」
キティが呼び掛けても返事がない。さっきの声は、アイリスのうめき声だったのかもしれない。そうだとしたら、アイリスは今気絶している可能性が高くなる。キティは、アイリスに呼び掛けながら、道を進んで行く。すると、段々と溝の深さが浅くってなっていった。その先に瓦礫埋もれた手が見えた。
「アイリス!!」
キティはすぐに駆け寄って、瓦礫をどかしていく。瓦礫の下には、気絶しているアイリスの姿があった。頭や手などの肌が露出している部分から、血が流れ出ている。
「アイリス!!」
キティの呼び掛けに返事をする事もない。呼吸はしているので、まだ大丈夫だと思われるが、キティはかなり心配していた。下手に動かすことも出来ないので、周囲の瓦礫を全て取り除き、離れた場所に転がっていた雪白も回収する。
「キティさん!」
回り道をしてきたライネル達が走ってくる。その中で、ミリーが突出してきた。
「容態は!?」
「気絶。肌が露出している部分からは出血。息はしているし、心臓も動いてる」
「前よりも軽傷ですね。これなら、通常の治療で事足ります」
ミリーは、鞄から薬とガーゼ、包帯を取り出す。軟膏をガーゼに塗り、傷口に被せて、包帯を巻いていく。
「骨折もないみたいですね。前よりも戦い方が上手くなったんでしょう。見える限りの傷は対処しましたので、後は、安全地帯に行って服を脱がしてから治療しましょう」
服の下にも傷がないとは限らないので、移動してからそこら辺の治療もするみたいだ。
「ん。じゃあ、背負って行く」
運んでも問題ないと判断されたので、キティがアイリスを背負う。
「なら、上の安全地帯に行くと良いだろう。クロウ、俺と一緒に、この階層を探索するぞ。アイリスと戦っていた魔物が、まだ潜んでいる可能性もあるからな」
「うす」
ライネルとクロウは、別行動し、キティ、ミリー、マイン、ドルトルは、上層の安全地帯を目指していった。
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ライネルとクロウは、アイリスの『グローリアス・シャイン』が放たれた方に向かって歩いていった。そこは、底が見えない溝が、ずっと続いていた。
「何があったら、こんなになるんだ?」
「アイリスが持っているスキルは、恐らく最上位に位置するものなんだろう。スタンピードの時も、俺達の知らない技を使っていたしな」
クロウは、自分とは桁違いの強さに戸惑っていた。
「だが、一番の問題は、ここにアイリスがここまでの技を使わざるを得なかった敵がいたということだ。仮に特殊個体だったとして、その出現頻度によっては、ダンジョンの難易度が上がることになるぞ」
「ライネルさん!」
少し先行していたクロウが、大声を上げる。そこには、アイリスが戦っていた特殊個体のサハギンが壁に立てかかっていた。右肩口から左の脇腹に掛けて傷が入り、そこから下が消え失せている。その傍らには、今までのサハギンが持っていたものとは全く違う槍が落ちていた。いや、正確に言えば、特殊個体が持っていた槍とも違う。三つ叉の槍だったのが、一本の素槍のようになっている。そして装飾は、三つ叉の時の比では無い。さらに、その色は眩いばかりの白になっていた。
「これは……恐らく、アイリスのものだろうな」
「!? もしかして、魔物の武器を自分のものにしたって事か!?」
「ああ、偶に起こる現象だ。一説には、持ち主である魔物に認められる事で起こると言われている。アイリスは、この戦闘でこの魔物から認められるだけの強さか何かを示したんだろう」
「じゃあ、持って帰んねぇとだなっ!」
クロウは、落ちている槍を拾い上げて肩に担ぐ。
「こいつの魔石も回収しておこう」
特殊個体の魔石も回収して、ライネル達は上層へと移動する。
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アイリスを背負ったキティ達は、一層上にある安全地帯に辿り着いた。マインとドルトルが手早くテントを用意して、その中にアイリスを寝かせ、キティとミリーで服を脱がしていく。
「切り傷はないですが、打ち身が多いですね。こちらの治療もしていきましょう」
アイリスの全身を治療していき、また服を着させる。
「では、私は、外にいるマイン達を安心させてきますね」
「ん。ありがとう」
「いいえ、やるべき事をしただけですので」
ミリーはそう言って微笑むと、テントの外に出た。
『ちょっと! アイリスは大丈夫なの!?』
そんなミリーに、詰め寄って色々と訊きに来ているマインの声がする。キティはそんな声を聞きながら、アイリスの手を握る。アイリスが、魘されることがないようにするためだ。
「ごめん。アイリスを守るつもりだったのに、一人にしちゃった……」
キティの眼から涙がにじんでいる。自分の不甲斐なさを恥じているのだった。
「そんな事……ないですよ……」
「!!」
アイリスの声が聞こえ、キティは顔を上げる。アイリスが目を開けて、微笑んでいた。キティが手を握った時に、意識を取り戻したのだ。
「キティさん達が探してくれると思っていたから頑張れたんです。ちゃんと心の支えになってくれていましたよ」
「ん。生きてて良かった。おかえり、アイリス」
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