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第二章 ダンジョン調査
診察と買い物
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次の日、仕事に向かうリリアさんを見送った後、私は病院に向かった。キティさんは、留守番をしている。今日も診察してくれるのは、アンジュさんだ。かかりつけ医だから当たり前だけどね。
「それで、今日はどうしたの? 見たところ、いつもと変わりないように思えるけど」
「はい。実は、悪夢についてのお話なんです」
「まさか、悪化した!?」
アンジュさんは、慌てて私に詰め寄った。そして、顔を両手で包んで覗きこんでくる。
「……少しだけ痩せた? 目の隈も退院した時より、少し濃くなっている。やっぱり、悪化したのね?」
「いえ、悪夢自体は、悪化していないんです。リリアさんとキティさんのおかげで、普通に寝ても悪夢に魘される事はなくなっていますから」
「そうなの? でも、前より、少しだけ状態が悪いけど……」
アンジュさんは、両頬に付けていた手を離して、私の額に当てた。アンジュさんの手に緑色の光が纏わり付き始める。いつもの魔力を使った触診だ。
「この前の調査で、発作が起きたんです」
「例の悪夢が蘇ってくるやつね。身体の硬直とかの付随効果もあるみたいだけど、確か不定期に起っていたんだっけ」
「はい。そうなんですが、その発作で見た内容が、今までと大違いなんです」
「なるほどね。詳しく話せる?」
アンジュさんは触診を続けながら、私の話を聞く。
「見た事が無い景色、悲鳴と怒号と恐怖の声ね。その見たことがない景色っていうのは、どんな感じなの?」
「取りあえず、スルーニアでないことは間違いないです。見たことのない材質の家があったり……かと思ったら、スルーニアにあるような家があったり、平原だったり、森の中だったり、共通することは、全体的に赤かったり黒かったりということです」
「赤いっていうのは、血で?」
「……それもそうですが、確か、炎もありました。黒焦げになった人の死体とかも……」
そこまで話して、ある事に気が付いた。
「そういえば、昨日の夜に、その景色を見ました」
「それは、悪夢じゃなくて?」
「はい。赤くも黒くもなかったです。本来あるべき姿みたいに思えました。沢山の人の笑い声も響いていて、久しぶりにいい夢を見られたと感じたくらいです」
「そう……」
アンジュさんは、少し考え込んだ。私のこれは病気じゃなくて、呪いが原因だから、やっぱりアンジュさんに言っても仕方ない事だったかな。
「その景色を絵に描ける?」
「絵ですか? 描けると思いますけど」
「じゃあ、描いてきてくれる? それが描けたら、また来て。後、きちんとバランスの取れた食事を取る事。気休めかもしれないけど、睡眠以外の場所で、健康を取り戻せるようにしないとね。目の隈自体は取れるか分からないけど、体調自体は少し改善すると思うから。それと、また発作が出てきたら、すぐに来て」
「分かりました。今日は、ありがとうございました」
「こっちも、あまり役に立てなくてごめんね」
アンジュさんにお礼を言った私は、診療室から出て行く。アンジュさんは、ああ言っていたけど、こっちの悩みに真剣に対応してくれるアンジュさんが、役に立っていないわけがない。こっちの気だって楽になるからね。この呪いが解けるまで、私は悩み続けないといけないから。
「さてと、病院も終わったし、防具をカラメルに持って行こう」
病院を出て行った私は、真っ直ぐカラメルに向けて歩いていった。昨日、家に帰ってから防具を脱いでみたら、自分で思っていたよりもボロボロだったので、カルメアさんの言うとおり、カラメルに持っていくことにしたのだ。
「マイラさん、いらっしゃいますか?」
カラメルの扉を開けた私は、中に向かってそう呼び掛けた。すると、店の奥からマイラさんが出て来た。
「いらっしゃいませ。あら、アイリスちゃん、今日はどうしたの?」
「実は、調査で防具が消耗してしまって、直して貰うために来たんです」
背負っていた鞄から防具を取り出して、マイラさんに手渡した。マイラさんは、私の防具を広げて全体を見ていった。
「あらら、結構くたくたになっちゃったね。強敵と戦った?」
「はい。でも、防具のおかげで、大怪我はしませんでした。ありがとうございます」
あのトレント・サハギンの最後の一撃を受けても、打撲とかで済んでいるので、本当にマイラさんの防具があって良かったと思う。
「どういたしまして。でも、大分、強化したつもりでいたんだけど、足りなかったみたいだね。直すついでに強化しておいてあげる」
「ありがとうございます。代金は、どのくらいですか?」
「う~ん、このくらい?」
マイラさんが、代金を計算して紙に書き出してくれた。そこに書かれた金額を見て、少しだけ苦笑いになってしまう。
「結構しますね。でも、ここでケチったら、取り返しの付かない事になりそうですし、お願いします」
「承りました。じゃあ……四日後に取りにきて。多分、そのくらいには終わると思うから」
「はい。分かりました。じゃあ、失礼します」
「うん、またね」
マイラさんに一礼してカラメルを出ていく。そしえ、今度は商店街に向かう。食料品が少なくなってきていたので、買い足さないといけないからだ。それと、もう一つ買わないといけないものが増えた。
(画材店に向かわないと。家にある画材じゃ、景色の絵とか描けないし)
アーニャさんに見せるための絵を描く画材を求めて、商店街の中にある画材店の中に入った。その中で、筆や絵の具などを買っていく。
悪夢の景色を書くだけなら、色は少なくても良かったんだけど、今日見た夢の絵も描くから、色々な色が必要になる。悪夢と違って、結構色彩豊かな夢だったから。それに、紙も必要になるので、それも買う。
「意外とするなぁ。でも、必要なものだし仕方ないよね。後は、絵が上手く描けるかだけど、そればかりはやってみないと分からないし、気にするだけ無駄かな」
取りあえず、買わないといけない画材を買ったところで、食料品の方に移る。
「何か、珍しいものとかあるかな?」
いつも通りの野菜、加工品、肉を買いながら、一風変わったものがないか見ていく。いつも同じものばかりだと、飽きが来てしまうので、なるべく何か新しいものを探しているのだ。
「今日は、特になさそうかな」
残念ながら、今日は珍しいものを見つける事は出来なかった。いつも珍しいものがあるわけじゃないから仕方ない。
「じゃあ、普通に果物買って帰ろう。リリアさんやキティさんも好きだし」
私は、いくつかの果物を買い足す。そうして、家に帰ってくると、キティさんがテントを物干し竿に掛けている途中だった。私は玄関先に荷物を置いて、すぐに手伝いに向かう。
「手伝います」
「ん、ありがとう。おかえり」
「ただいま。洗ってくれてありがとうございます」
「ん、そこまで汚れていなかったから、楽だった。それより、病院はどうだった?」
キティさんは、心配そうに私を見ていた。まぁ、病院に行ったとなったら、心配するのも当然かな。
「私の問題は呪いなので、本格的な治療は出来ないですが、少しだけ気が楽になりました。後、私が見た景色について絵に描いて欲しいと言われたので、それをやろうと思います」
「景色の謎が分かれば、解決する?」
「どうでしょう? ただ、解決とまではいかなくても、糸口は見つけられるかもしれませんね」
キティさんとそんな事を話しながら、テントを干し終えた。
「絵は得意なの?」
「う~ん、普通ですね。得意ってわけでもないですけど、苦手ってわけでもないです。なので、ちゃんと描けるかは、少し不安ですね」
「頑張って」
「はい!」
私達は運んできた荷物を持って家の中に入り、買ってきたものを仕舞った。そして、自分の部屋に戻った私は、早速、悪夢と夢で見た景色の絵を描き始める。
「それで、今日はどうしたの? 見たところ、いつもと変わりないように思えるけど」
「はい。実は、悪夢についてのお話なんです」
「まさか、悪化した!?」
アンジュさんは、慌てて私に詰め寄った。そして、顔を両手で包んで覗きこんでくる。
「……少しだけ痩せた? 目の隈も退院した時より、少し濃くなっている。やっぱり、悪化したのね?」
「いえ、悪夢自体は、悪化していないんです。リリアさんとキティさんのおかげで、普通に寝ても悪夢に魘される事はなくなっていますから」
「そうなの? でも、前より、少しだけ状態が悪いけど……」
アンジュさんは、両頬に付けていた手を離して、私の額に当てた。アンジュさんの手に緑色の光が纏わり付き始める。いつもの魔力を使った触診だ。
「この前の調査で、発作が起きたんです」
「例の悪夢が蘇ってくるやつね。身体の硬直とかの付随効果もあるみたいだけど、確か不定期に起っていたんだっけ」
「はい。そうなんですが、その発作で見た内容が、今までと大違いなんです」
「なるほどね。詳しく話せる?」
アンジュさんは触診を続けながら、私の話を聞く。
「見た事が無い景色、悲鳴と怒号と恐怖の声ね。その見たことがない景色っていうのは、どんな感じなの?」
「取りあえず、スルーニアでないことは間違いないです。見たことのない材質の家があったり……かと思ったら、スルーニアにあるような家があったり、平原だったり、森の中だったり、共通することは、全体的に赤かったり黒かったりということです」
「赤いっていうのは、血で?」
「……それもそうですが、確か、炎もありました。黒焦げになった人の死体とかも……」
そこまで話して、ある事に気が付いた。
「そういえば、昨日の夜に、その景色を見ました」
「それは、悪夢じゃなくて?」
「はい。赤くも黒くもなかったです。本来あるべき姿みたいに思えました。沢山の人の笑い声も響いていて、久しぶりにいい夢を見られたと感じたくらいです」
「そう……」
アンジュさんは、少し考え込んだ。私のこれは病気じゃなくて、呪いが原因だから、やっぱりアンジュさんに言っても仕方ない事だったかな。
「その景色を絵に描ける?」
「絵ですか? 描けると思いますけど」
「じゃあ、描いてきてくれる? それが描けたら、また来て。後、きちんとバランスの取れた食事を取る事。気休めかもしれないけど、睡眠以外の場所で、健康を取り戻せるようにしないとね。目の隈自体は取れるか分からないけど、体調自体は少し改善すると思うから。それと、また発作が出てきたら、すぐに来て」
「分かりました。今日は、ありがとうございました」
「こっちも、あまり役に立てなくてごめんね」
アンジュさんにお礼を言った私は、診療室から出て行く。アンジュさんは、ああ言っていたけど、こっちの悩みに真剣に対応してくれるアンジュさんが、役に立っていないわけがない。こっちの気だって楽になるからね。この呪いが解けるまで、私は悩み続けないといけないから。
「さてと、病院も終わったし、防具をカラメルに持って行こう」
病院を出て行った私は、真っ直ぐカラメルに向けて歩いていった。昨日、家に帰ってから防具を脱いでみたら、自分で思っていたよりもボロボロだったので、カルメアさんの言うとおり、カラメルに持っていくことにしたのだ。
「マイラさん、いらっしゃいますか?」
カラメルの扉を開けた私は、中に向かってそう呼び掛けた。すると、店の奥からマイラさんが出て来た。
「いらっしゃいませ。あら、アイリスちゃん、今日はどうしたの?」
「実は、調査で防具が消耗してしまって、直して貰うために来たんです」
背負っていた鞄から防具を取り出して、マイラさんに手渡した。マイラさんは、私の防具を広げて全体を見ていった。
「あらら、結構くたくたになっちゃったね。強敵と戦った?」
「はい。でも、防具のおかげで、大怪我はしませんでした。ありがとうございます」
あのトレント・サハギンの最後の一撃を受けても、打撲とかで済んでいるので、本当にマイラさんの防具があって良かったと思う。
「どういたしまして。でも、大分、強化したつもりでいたんだけど、足りなかったみたいだね。直すついでに強化しておいてあげる」
「ありがとうございます。代金は、どのくらいですか?」
「う~ん、このくらい?」
マイラさんが、代金を計算して紙に書き出してくれた。そこに書かれた金額を見て、少しだけ苦笑いになってしまう。
「結構しますね。でも、ここでケチったら、取り返しの付かない事になりそうですし、お願いします」
「承りました。じゃあ……四日後に取りにきて。多分、そのくらいには終わると思うから」
「はい。分かりました。じゃあ、失礼します」
「うん、またね」
マイラさんに一礼してカラメルを出ていく。そしえ、今度は商店街に向かう。食料品が少なくなってきていたので、買い足さないといけないからだ。それと、もう一つ買わないといけないものが増えた。
(画材店に向かわないと。家にある画材じゃ、景色の絵とか描けないし)
アーニャさんに見せるための絵を描く画材を求めて、商店街の中にある画材店の中に入った。その中で、筆や絵の具などを買っていく。
悪夢の景色を書くだけなら、色は少なくても良かったんだけど、今日見た夢の絵も描くから、色々な色が必要になる。悪夢と違って、結構色彩豊かな夢だったから。それに、紙も必要になるので、それも買う。
「意外とするなぁ。でも、必要なものだし仕方ないよね。後は、絵が上手く描けるかだけど、そればかりはやってみないと分からないし、気にするだけ無駄かな」
取りあえず、買わないといけない画材を買ったところで、食料品の方に移る。
「何か、珍しいものとかあるかな?」
いつも通りの野菜、加工品、肉を買いながら、一風変わったものがないか見ていく。いつも同じものばかりだと、飽きが来てしまうので、なるべく何か新しいものを探しているのだ。
「今日は、特になさそうかな」
残念ながら、今日は珍しいものを見つける事は出来なかった。いつも珍しいものがあるわけじゃないから仕方ない。
「じゃあ、普通に果物買って帰ろう。リリアさんやキティさんも好きだし」
私は、いくつかの果物を買い足す。そうして、家に帰ってくると、キティさんがテントを物干し竿に掛けている途中だった。私は玄関先に荷物を置いて、すぐに手伝いに向かう。
「手伝います」
「ん、ありがとう。おかえり」
「ただいま。洗ってくれてありがとうございます」
「ん、そこまで汚れていなかったから、楽だった。それより、病院はどうだった?」
キティさんは、心配そうに私を見ていた。まぁ、病院に行ったとなったら、心配するのも当然かな。
「私の問題は呪いなので、本格的な治療は出来ないですが、少しだけ気が楽になりました。後、私が見た景色について絵に描いて欲しいと言われたので、それをやろうと思います」
「景色の謎が分かれば、解決する?」
「どうでしょう? ただ、解決とまではいかなくても、糸口は見つけられるかもしれませんね」
キティさんとそんな事を話しながら、テントを干し終えた。
「絵は得意なの?」
「う~ん、普通ですね。得意ってわけでもないですけど、苦手ってわけでもないです。なので、ちゃんと描けるかは、少し不安ですね」
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