最強のギルド職員は平和に暮らしたい

月輪林檎

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最終章 最強のギルド職員は平和に暮らしたい

魔王との戦闘

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(遠くからガルシアさんが斬られるところとマインさんが殺されそうになっているのが見えて、無我夢中でアーツを使いまくって飛び込んできたけど、ちょっと扱いが難しいかも……)

 夢の中で、お母さんが使っていたやつを一応使えたけど、正直かなり難しいものだった。踏み込みに魔力を纏わせて、瞬時に移動する事が出来るけど、着地の際も同様に魔力を纏わせないと急制動する事が出来ない。まだ慣れていないから、失敗が怖いけど、魔王との戦いではこれを使いまくらないといけない気がする。因みに、後で調べて分かった事だけど、『輝跡きせき』と呼ばれているもので、【剣姫】などとは関係ないみたい。

「先程よりも強いな……手を抜いていたのか?」
「そんなわけないでしょ。状況と状態が違うだけだよ」

 こう言っているけど、魔王の剣を突破して攻撃を命中させる事は出来なかった。向こうの方が力が上……とは限らないみたい。魔王の持つ剣が若干だけど震えている。指輪と雪白の本来の力が合わさった結果かな。この二つが向こうに無かった要素だし。
 私と魔王は、同時に後ろに退く。その魔王に青白い剣を持った男の人が斬り掛かった。魔王の表情に苛立ちが浮かんでいた。あの人が相手をしている内に、ガルシアさん達の元に向かう。

「大丈夫ですか!?」
「いや……大丈夫では無いな……」

 ガルシアさんは、ライネルさんに肩を借りてなんとか立っていた。それくらい深い傷という事みたい。他の人達もかなりボロボロで、防具以外の武器や盾などを捨てていた。

「ちょっと魔王の力量を甘く見てました。皆さんは早く退いて、殿下達を合流してください。その後に後方へ避難を」
「ああ……そのつもりだ……アイリスは……」
「魔王を倒します。お母さんと同じ力を持っている私なら、それも可能かもしれないので」
「……あの男は、勇者の宗近だ。アイリスがあいつに合わせろ。あいつには無理だが、お前なら出来るだろう」

 ガルシアさんも無茶を言う。全く知らない人に合わせて戦えだなんて、逆に戦いにくいと思う。でも、勇者という事は魔王に特効の何かを持ち合わせているはず。私一人よりも勝機はあるかも。

「分かりました。キティさんも無理矢理連れて行ってくださいね」
「ああ。分かっている」

 キティさんの事だから、援護に来ようとするはず。だから、ガルシアさんに念を入れておいた。

「では」

 私は、ガルシアさん達に背を向けて、魔王と勇者の戦いに参加する。持つ武器は、雪白では無く星雲。

「『グリッター・レイ』」

 魔王と勇者が攻撃と攻撃の合間に生じた隙を突いて、魔王に攻撃する。魔王は、それを影を操って防いだ。

(夢の中では使われなかったけど、あの影を操る力は、かなり厄介だ。『グングニル』や『ミストルティン』での遠距離攻撃をしたいけど、勇者が巻き込まれる可能性が高いし……遠距離での援護よりは、近距離で共闘した方が良さそう)

 私は雪白に切り替えて、突撃する。それを見た魔王は、勇者の聖剣を弾いた後、勇者を無視して、私に向かって来た。このままだと正面衝突になる。さすがに、それだとこっちの分が悪いと思うので、『輝跡』を使い、魔王の背後に移動し斬り掛かる。
 魔王は、それを読んでいたのか振り返りざまに漆黒の剣を合わせてきた。

「貴様以外に来ないという事は、先程の二撃も貴様の攻撃というわけか。最上位スキルの複数持ちとは、驚かせてくれる」
「それでも余裕ぶっこいている奴がよく言う!」

 左手に天燐を持ち、魔王のお腹目掛けて突き出す。

「『ホーリー・スピア』!」

 剣は雪白を止めているので、天燐を止める事は出来ないだろう。そのため、使うとすれば影となる。実際、魔王は影で壁を作り出して止めた。これで剣と影の二つを封じた。つまり、もう一撃を止める術はないという事だ。

「『セイクリッド・スラッシュ』!」

 勇者が背後から斬り掛かる。ここで避けようとすれば、すぐに私が次の攻撃を繰り出す。どっちに対応しても負傷は免れないはず。私はそう思っていた。

「!?」

 魔王は、私に対応しながら後ろに向かって蹴りを放った。その蹴りは聖剣の鍔に命中し、聖剣の一撃を弾いた。その際、意識が向こうに集中しているのが見て取れた。
 私は、雪白と天燐をブレスレットに戻す。そうして身軽になった事を利用して、魔王の懐に潜り込み、再び雪白を取り出す。こっちに意識を戻した魔王は、自身の懐にいる私を見て、驚愕していた。

「『グロウ・ピアース』!」

 突き出された雪白を魔王は素手で掴んだ。手の内側が斬り裂かれていく。さすがに、無傷で受け止めるという事は出来ないみたいだ。雪白は、魔王の顔の前で止まった。そこからは押し続けても動かない。
 だから、雪白を戻して、天燐を手に取る。

「『ホーリー・クリープ』!」

 槍の穂先で斬るというよりも槍の柄でぶん殴る感じだ。唐突な武器の入れ替えに対応し切れていない。魔王の脇腹に命中した天燐を力任せに振り抜く。
 魔王は、大きく弧を描いて飛んでいく。そこに、走って追いついた勇者が飛びかかる。

「『セイクリッド・トレント』!」

 青白い奔流が、魔王を襲う。魔王はその攻撃を漆黒の剣で斬り裂く。勇者の攻撃で、視界は潰れているはず。
 私は、天燐を肩に担ぐ。すると、天燐に白い光が集まっていく。

「『グングニル』!」

 『ホーリー・ジャベリン』と同じ要領で投げているが、白い光の強さは『グングニル』の方が上だ。光輝く天燐は、勇者の攻撃を凌いでいる魔王の死角から迫っていく。その間に、雪白を取り出して走り出す。魔王が空中にいる内に攻められるだけ攻めておきたい。
 勇者のアーツが終わるのと同時に、『グングニル』が魔王に命中した。

「ぐっ……」

 初めて魔王に攻撃らしい攻撃を当てられた気がする。『グングニル』は、魔王の脇腹に突き刺さった。でも、貫通するまでいっていない。それどころか、穂先の一部が刺さった程度だった。私は、『輝跡』を使い、魔王の傍まで瞬時に移動する。そして、天燐の石突き目掛けて、雪白を突き出す。

「貴様……」

 魔王は、痛みに耐えているような表情をしている。だけど、私の狙いはただ天燐を更に突き刺す事じゃない。

「勇者! 離れて!」

 私がそう言うと、勇者は怪訝な表情をしながらも後ろに下がった。それを確認もせず、私は雪白に両手を添える。

「『グランドクロス』!」

 天燐を中心として、十字方向に光の壁が広がっていく。前に使用した時は、地面に突き刺すことで上方向に伸びる柱となっていたけど、今回は、斜め下から斜め上目掛けて使用している。そのため、光の柱は斜め上に駆け登るように伸びていた。
 天燐を引っこ抜けなかったため、魔王はもろに『グランドクロス』を食らっていた。十秒程続いた『グランドクロス』が消えると、天燐の先には誰もいなかった。天燐を回収して地面に着地する。

「魔王は!?」

 こちらに駆け寄ってきた勇者が周囲を見回しながらそう言った。

「分からない。私の出せるアーツの中で最大限の威力を持ったものを使ったけど……」

 私の『グランドクロス』は、かなりの威力を持っているけど、魔王を消し去る程のものではないと思う。雪白の本領が発揮されているとはいえ、そこまでの威力になるとは思えない。
 私は魔王を倒せていないと判断して、周囲を警戒する。すると、背筋がゾクッとする感覚がした。
 私は、その感覚を信じて雪白を後ろに振う。すると、背後から迫ってきていた魔王の漆黒の剣と打ち合った。魔王は、所々火傷しているような怪我をしていた。それが、『グランドクロス』で負わせる事が出来た傷だと思う。

「かなりの大技だが、母親の方が使いこしていたぞ」
「うるさい。お母さんとは年季が違うんだよ! 『グロウ』!」
「『ナイトメア・エンチャント』『シャドウ・アバター』」

 いつも通りの光を纏うアーツを使ったら、向こうはそれと合わせて影の分身を生み出した。影の分身の方は勇者に向かって行く。一対一なら倒せると踏んでいるんだと思う。互いの援護は期待出来ない。あっちがさっさと影を倒してくれば、どうにかなるかもしれない。

「さっさと影を倒して!」
「分かっている!」

 それだけ言葉を交わして、私は魔王と斬り結ぶ。一太刀一太刀ぶつかり合う度に、剣を振う速さが互いに上がっていく。さらに、私は『輝跡』を使い、相手の死角などに回り込んで斬る。それも魔王は即座に反応して防御し、反撃してくる。

「その技を使えるのは、自分だけだとでも思っていたのか?」
「!!」

 魔王が目の前から消える。私は、すぐに自分の左斜め後ろを天燐の石突きで突く。すると、魔王の剣と打ち合う。

「さすがに安直すぎたか。だが、ここからはこうはいかんぞ」

 私と魔王は、互いに高速で移動しながら、剣を打ち合う。本当に自分が速度型で良かった。魔王の速度よりも速く無かったら、この戦闘に付いていけなかっただろうから。
 全力で動き回る中で、勇者の傍も通過していった。その際に私達の戦闘の余波に巻き込まれて、魔王の影が吹き飛んでいた。それでも魔王は一切反応を示さなかった。もはやどうでも良いという感じだ。
 手空きになった勇者が参戦してくれると思ったけど、一切その感じが無いということは、この速度に付いてこられないみたいだ。ということは、魔王の動きを止めないといけないみたい。

「ふふふ……ふはははははははは!!」

 魔王は高速移動での戦闘を続けながら、突然大笑いし始めた。

「貴様の強さは、そこの勇者を超えているぞ! その強さの秘訣は、成長速度か! 戦闘を続けていく事に最適化をしている。貴様は、戦闘の才能がズバ抜けて高い! あの時に殺せなかったのは痛手だったな!」

 こんな事を言っている魔王は、やはり笑っている。

(痛手とか言っておいて、何でそんなに嬉しそうなわけ!?)

 さすがに口に出せる程の余裕は無い。でも、心の中でそう叫ばざるを得なかった。苛立ちを覚えているようだったのに、今は歓喜に打ち震えているようにも見える。

「もっと俺を楽しませてみせろ!!」

 魔王が、いつの間にか戦闘狂になっている。いや、夢の中でも割と戦闘狂だったか。本当に、サハギン・トレントと言い、私と戦う敵って戦闘大好きな奴が多過ぎだと思う。いい加減にして欲しい。

「こっちは、ただ平和に暮らしたいだけだっての!!」

 私の魂の叫びが口から出た。その言葉に、魔王はまたニヤリと笑う。

「なら、我を倒すしかないな!」
「張本人がやかましいわ!!」

 私達の戦闘はさらに加速していく。互いに相手の死角に回ったりして、相手の隙を突き攻撃する。だけど、互いにそれを読んでいるため、剣が打ち合う音だけが辺りに散っていく。

「貴様の母親も同じく速度型だったな! 速さではあちらが上だが、攻撃そのものを見切る目は貴様の方が上か! それは父親譲りだな!」

 魔王は相変わらず喋り続けている。こんな高速戦闘の中で喋り続けられるのは、それだけ余裕を持っているからだろう。

「速度型相手には、手数で稼がせて貰おう!」

 魔王の影が蠢きだし、複数の槍のようなものを形取った。速い動きだけでも厄介なのに、手数まで増やしてきた。

「これで終わりだ」

 魔王は、高速戦闘のまま影の槍を使ってくる。その全てを捌ききるのは無理がある。今のままでは……

「!!」

 魔王の眼が見開く。漆黒の剣と共に振った影の槍が、剣もろとも弾かれたからだ。私の手には、白く光輝く雪白の他に、これまた白く光輝く天燐が握られていた。
 私は、天燐で影の槍を全て弾き、雪白で魔王の剣を弾いたのだ。

「その槍を片手で扱いきれるのか?」

 魔王の指摘は的を射ている。天燐の柄は、そこそこ長い。片手で扱うには少し不便さがある。それでも、この状況では片手で扱うしか無い。そうじゃ無いと、こちらも手数が足りないからだ。
 私は、片手で天燐を振り回して、魔王の影の槍を弾き飛ばして、本命である漆黒の剣を雪白で弾き続けた。この間も『輝跡』を使った高速戦闘は続いていた。
 私達の戦いの余波により、地形が変わっていっていた。地面は剥き出しになり、近くに生えていた木々は軒並み薙ぎ倒されていた。その事が私達の戦いの激しさを物語っている。

 その攻防は、唐突に終わりを告げる。

 魔王の体勢が崩れたのだ。その原因は足元に転がっていた大盾だった。身軽にするためにドルトルさんが置いていったものだ。互いの動きなどに注視するあまり、私も魔王も足元はお留守になっていた。
 これは、皆からの最後の援護だ。

(降って湧いた好機をものにする!)

 私は、『輝跡』ですぐに魔王の上に移動する。

「『グローリアス・シャイン』!」

 体勢が崩れたところに上から高威力の攻撃を与える。その攻撃を漆黒の剣で防いだ魔王は、さらに体勢を崩して後ろに倒れる。

「『グングニル』!」

 倒れた魔王に必中超威力の技である『グングニル』を見舞う。魔王は、影を使って防ごうとしたけど、その前に『グングニル』が命中する。近距離での攻撃だったので、影の防御速度を上回れたのだ。
 その間に雪白から星雲に入れ替える。

「『ミストルティン』!」

 これは魔王の身体では無く、天燐の石突きに当てる。『ミストルティン』の威力で、天燐がさらに魔王の身体に沈んでいき、背中まで貫通して地面に縫い付けた。
 そして、さらに星雲から雪白に入れ替え、石突きを突く。

「『グランドクロス』!」

 光の柱が空に向かって伸びる。さっき使った時は、少し負傷させるだけだった。それでもこれを使う理由は、これが私の最大威力のアーツだからだ。

「はああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 私は、さらに力を込める。『グランドクロス』の輝きが増す。約三十秒続いた『グランドクロス』が止むと、そこには全身に火傷のような傷を負い、腹を天燐に貫かれた魔王の姿が残っていた。

「ごふっ……これでは、我を倒す事は出来ないぞ?」

 魔王は血を吐きながらも、平然としながらそう言った。この程度の負傷は、まだ軽傷と言わんばかりだ。実際そうなんだと思う。私の力では、魔王を殺す事は出来ない。まだまだ未熟で、攻撃力が不足しているからだ。
 だけど、未熟でも魔王を倒す力を持ち合わせている人がいる。

「あなたを倒すのは、私じゃない。分かっているでしょ?」
「!!」

 魔王の視線が動く。そこには、聖剣を携え魔王に向かって行く勇者の姿があった。ただ今までの勇者とは違う部分があった。それは聖剣の形だ。今までの両刃の剣じゃなく、片刃ものになっていた。あれは、どこかの文献で見たことがある。確か、刀と呼ばれるものだ。

「うおおおおおおおおおおおおおおお!! 食らえ! 『天叢雲』!!」

 勇者のアーツが、魔王に向かって振われる。魔王は、天燐によって地面に縫い付けられているので、回避する事が出来ない。
 勇者の斬撃が魔王の首に到達する直前、魔王は私の事を見て笑いながら口を動かした。声は聞こえなかったけど、私には「楽しかった」と言ったように見えた。直後、魔王の首が宙に舞った。
 魔王の身体と頭は、程なく塵になっていった。私達の視界内で復活する事はなかった。つまり、最低でもこの場を乗り越える事が出来たという事だ。

「ふぅ……」

 私は、息を吐いて天燐と雪白をブレスレットに戻す。取りあえず、魔王を倒した事をアルビオ殿下達に報告しないといけない。皆は、まだ私達が戦っていると思っているだろうから。
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