転生した先は魔界でした!?

わかば

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俺はなんだ?

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向こうから走ってくる人が
急に俺の目の前で止まった
そしてこう言ったんだ

『王子 どこに行ってらっしゃったのですか』

と...俺はそんな高貴な身分じゃ無いはずだ
俺は一般人だったんだ そんなことあるはずない
そして次に

『姿を戻しください 民衆を恐がらせてしまいます』

姿?それはこの龍の特徴がある身体から
人間の身体へと戻せと言うことか?
そんなの知らない と首を傾げていたら
そいつは鏡を俺に向けてきた
そして俺はそれを見て 目をむいた

俺の姿が
真っ黒の龍そのものであったことに
さっきの特徴だけの人の姿ではなく
もう化物の姿だということに....
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