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狂い咲きの老桜
ひらり、ひらりと、白い雪の粒が風に舞っている。
積もったりする程ではない。まるで小さな綿帽子のように、風に乗って踊っているだけで、地面に落ちればすぐにただの水滴に変わった。
二月ももう終わろうとしている。今年最後の雪かも知れないと、泰明はその白い雪の儚さを目に焼き付けた。
昔は、カメラが趣味だった。
だが、最近はそういうのも億劫で、もっぱら風景を切り取って頭の中のアルバムにしまっておくのを、写真の代わりにしている。
「泰明さん」
不意に声をかけられ、振り返る。
そこに居たのは、泰明がいつも通う内科の先生だった。背の高い、優しい雰囲気の男だ。血圧が少し高めだからと、弱めの降圧剤を出して貰っている。
この小さな町では、散歩に出かけると必ず知り合いに出会うのだ。
今日は木曜日だから、休診の日だ。先生も雪を追いかけて散歩に出てきたのだろう。
「こんにちは。今日は冷えますね」
「ん」
口下手な泰明は、頷くだけの返事をした。齢六十を過ぎたが、未だに『特に親しくはないがよく会う顔見知り』との接し方がよくわからない。
特に、この40程の働き盛りの、柔和そうな医者は苦手だった。優しげなのだが、不思議な違和感を感じるのだ。
ふとした瞬間、目だけが笑っていないような……。
だがいつも、きっと勘違いだと思い直す。
「そうだ、泰明さん。先月急に発熱して倒れた時の……検査結果が出ました」
「ああ、そうか」
先月、泰明は突然職場で倒れてしまった。
泰明の仕事は、車掌だった。幸い、電車に乗る前に倒れたので乗客に迷惑はかからなかったが、それを機に早期退職をし今はこうして日がな一日ぶらぶらしている。
「で、先生。私はなんの病気だったんだ?」
そう問うてみると、高梨先生は複雑な顔をした。ずきりと、嫌な予感を感じる。
妻が癌で急逝した時のことを思い出した。
泰明の妻は、40代で癌になりこの世を去った。以降、ずっと男やもめだ。
お互い仕事仕事で忙しかったから、子もいない。思えば、寂しい人生だった。
だが、ついに妻の元に行く時が来たのかと、すうっと息を飲む。
「……ここでは、ちょっと」
「構わんから、言ってくれ先生」
「本当に……いいのですか?」
静かに頷くと、高梨先生は辺りを見回し、人気が無いのを確かめた。
「驚かれると思います、ですが、冷静に……泰明さん。貴方はベータ男性ですね」
突然おかしな事を聞かれ、泰明は首を傾げた。
この世には、6種類の性別がある。まず、男女。そして、更にそれぞれがアルファ、ベータ、オメガに分類される。
アルファは優秀でカリスマ性のある一部のエリート。ベータはごく普通の一般的な性。そして、オメガは子を産むために特化した性別だ。
世の中の殆んどがベータであり、泰明も当然、ベータだった。
目の前の先生は、確かアルファだったはず。
しかし、それがどうかしたのだろうか。
「泰明さん。……貴方は、オメガです」
「は……?」
言われた言葉の意味が理解できず、泰明は口をぽかんと開けて黙り込む。
そんなはずはない。
泰明はこの60年をベータとして生きて来た。オメガだというなら、そうは行かないはずだ。
「……IS……両生具有のようなもので、貴方はベータでありながら、身体の中にオメガの臓器と因子を持っていました。ただ、ホルモンバランスの問題で、オメガとしての特徴は現れなかったのです。こういうオメガ寄りのベータの方は千人に一人の割合で存在しているのですが、普通はベータとして一生を終えます。それが、貴方は何故か突然ホルモンバランスが変わって、オメガとして」
「せ、先生。待ってくれ」
頭が混乱して、泰明は額を抑えて頭を振る。
「オメガ、オメガだと」
泰明は今までオメガに会った事はない。ただ、知識として知っているオメガは、三か月に一度まるで獣のように発情しセックスに耽る。更にアルファに対して性欲を煽る匂いも出す。そうしてアルファを誘惑し、簡単に妊娠して何人も何人も子を産む。
その性質上、まともな職にも付けない。
そういう、存在だ。
差別するような気はないが、ただ……自分は違う。そうではない、そう信じたい。
「……先月倒れたのは、ホルモンバランスの乱れからです。あれが、予兆でした。多分、発情期も来るようになります」
「そ、んな。私はもう、60の爺さんだ。は、発情期なんて」
「その、泰明さん。セックスはどれくらいしていないのですか」
酷い質問に、泰明は高梨先生を睨みつけた。頬が熱い。歳下の若造に、シモの話をされるなんて、泰明には耐えられなかった。
「泰明さん。セクハラをしたいんじゃないんです。性欲が溜まっている状態や、長期間性行為をしていないと、発情期の間隔が早まるという研究結果があるのです。診察の一環です」
真剣な表情でそう言われ、泰明はつい目を逸らした。
医者にそう言われたら、従う他ない。
「……そう、か。……妻が亡くなってから無い」
「そうですか……なら、薬が必要かもしれません。今から、一緒に診療所に来てください」
まだ半信半疑だったが、泰明は素直に従う事にした。検査結果なども、直接見せてもらいたい。
レントゲンも撮って、オメガの臓器……子宮が本当にあるのか確かめて貰おう。
並んで診療所に向かう途中、小さな人工の川に掛かった橋を渡った。
まだちらほら雪がちらつく中、何気なく川面を見てみると、そこには何か薄桃色のものが流れて来ている。
目を凝らすと、それは花びらだった。
「……あれは、まさか桜でしょうか」
「川上に、狂い咲きの桜があるんだろう」
「狂い咲き?」
「先生は、物を知らんな」
狂い咲き、という言葉がある。
咲き乱れる様を表現する言葉だと思われがちだが、本来は季節外れに咲いてしまう花の事だ。
二月のこの雪のちらつく中、桜が咲いている姿を思い浮かべると、実に詩的で美しい。
「旬の時期を過ぎてから咲いたり、本来は咲くはずの無い季節に咲いてしまった花の事だ。春に咲くはずの花が、秋や冬に咲くような事を、狂い咲きと言うんだ」
「泰明さんは、物知りですね」
「いいや……」
少し照れくさくて、泰明は先生から目をそらす。流れていく桜の花びらを見ると、このまま川上を目指して歩きたくなる。
だが、そうは行かない。
高梨先生について、泰明は診療所を目指す。
それを、雪と桜の花びらだけが見守っていた。
※※※※※
ぬぽっ、ぬぽっと、汚い水音が診察室にこだましている。
「泰明さん。もっと足を開いてください。これは、触診なんです。ほら……」
「う、ぐっ……うぅ」
診察台の上に仰向けにされ、足を開いて秘部を晒した恥ずかしい格好で、泰明は高梨先生の指を尻に受け入れていた。
診察室に連れてこられてすぐ、調べるからとそうされたのだ。
「せ、んせい。い、いつまで触診っ、するんだ」
壁に掛かった時計を見ると、既に20分近くずっと指で中を探られ続けている。
はじめは違和感しかなかったのに、だんだんとそこは熱を帯び、じんじん痺れるような感覚を覚え始めていた。
「よく慣らさないと。……ほら、分かりますか?ここは前立腺です」
「っ!……ぅ、……くぅっ……」
「腫れたりは、無いですね」
そこを指で押されると、息がつまる程の快感を覚えた。
白髪が増えた陰毛から突き出した、泰明の性器は既に勃起し雫を零している。
「はい。触診は終わりです」
「はあっ……」
ぬぽんと指を抜かれ、泰明は安堵の溜息を吐いた。
20年振りに他人に触れられた快楽に、身体がじくじく疼いている。だが、それより羞恥と嫌悪が強かった。
「ほら、見てください。僕の指、透明の液体でどろどろでしょう。これは、貴方から分泌された愛液です。オメガは快楽を得ると女性のように濡れ」
「先生、もういい。止めてくれ、聞きたく無い」
「駄目ですよ。聞いてください」
泰明は首を振り下着を履こうとするが、いつの間にか高梨に取り上げられて、綺麗に畳まれ診察室の隅に片付けられていた。
「まだ、診察中ですよ」
「もう、触診は終わっただろう」
「はい。でも、まだ重要な治療が残っています」
「重要な……っ!?」
言い切る前に、高梨は突然前を寛げ性器を取り出した。
腹に付くほど反り返ったその逞しい勃起に、泰明は言葉を失う。
「今から、性行為をします。さっき言ったように、欲求不満だと」
「先生、先生!私は子供じゃない、そんな口車に騙される訳がないだろう!」
「……そうですか」
診察台から飛び降り逃げだそうとした泰明を、先生は易々と捕まえた。
暴れる泰明を診察台に引き戻し、うつ伏せにして台に押し付ける。
恐怖と羞恥に、泰明は診察台に爪を立て呻いた。
「は、なせっ!」
「……離しません。泰明さん、僕はアルファです。貴方から、僕を誘う匂いがしている。自制が、出来そうにない」
「待て、待ってく……うぅ!」
熱いものが、尻の割れ目をこじ開ける。亀頭が窄まりに触れると、とろりと濡れた感触があった。
今まで排泄の為にしか使わなかった場所が、男を受け入れようとしている。
「……ぐ、…うぅぅっ!」
「ああ、入る……泰明さん、貴方の中は熱いですよ」
「……っ……」
長いこと慣らされていたからか、オメガだからなのか。
こんなにも大きな性器で貫かれてても、痛みは少ない。
むしろ、一番奥まで挿れられて、内臓を押し上げられると、思わず声が出そうになった。
「っ、泰明さん……キツくて、最高です。貴方の処女を貰えて、嬉しい」
「は、ぐぅっ、う!ぅっ、ううっ!」
初めてだと理解していながら、高梨はいきなり無遠慮に腰を振り始めた。
パンパンと肉がぶつかり合う音に紛れ、くちゅくちゅと湿った音がする。どんどん濡れて来るのか、水音はより派手に淫らになっていった。
「感じているんですね。初めてなのに……泰明さんがこんなに淫乱だなんて」
「うっ、く!クソッ、あ!んぐ、ううっ!」
「声を我慢しないでください……もっとオメガの本能に従って……」
「ち、がう!ち、があっ!んあっ、ふぅ、うっ、ううっ」
「違わないでしょう。感じているから、こんなに濡れているんですよ。泰明さんの身体は、アルファに抱かれて喜んでいます」
身体の中を、汚い他人の性器が出入りしているのに、泰明は確かに激しい快楽を得ていた。
目の前が霞む。
あまりの快感に、涙まで出ていた。
つま先が勝手に丸まり、足がピンと伸びて来る。唇を噛んで、いまだかつて感じた事のない感覚に、必死に抗った。
それを嘲笑うように、高梨の責めはより激しさをます。診察台がギッギッと軋むくらい強く揺さぶれ、頭が真っ白になってきた。
「っ、んっ、んんー!」
「イキそうなんですね。僕も……このまま、出しますよ。泰明さんっ」
「うっ、んぐ!あ、ああっ……っうぁーッ!」
最後に一番奥まで貫かれ、体内深くを高梨に占領される。
その衝撃に、堪えきれず悲鳴をあげた。
触れてもいない泰明の性器からは白濁が漏れ、痙攣する体内は高梨を強く締め付ける。
初めて男に犯され、イッてしまった屈辱に、泰明は診察台に額を押し付け嗚咽した。
「ッ、ああ、泰明さん……すごい、吸い取られる……」
ぶるっと高梨の腰が震え、びゅくっびゅくっと熱い液体が噴き出した。
射精された。
中に、出されている。
「こんなに気持ちがいいのは、初めてです。貴方の膣は、最高ですよ。泰明さん……」
「ッち、……ちがう……そこは、あ……」
「膣ですよ。僕の性器を受け入れて、やがて子供が通る道なんですから」
子供……?
快楽の余韻に痺れていた身体から、血の気が引いていく。
クスクスと嗤う高梨は、怯える泰明の腰を優しく撫でた。
「オメガは、産む為の性です。低年齢、高年齢出産のリスクが非常に低く、また妊娠可能期間が長い。寿命のある間は、ずっと健康な赤ちゃんを産めるんです」
高梨が腰を揺らして腹の中をかき混ぜる。深い場所で出された精液が、中に塗り込まれていくのを感じた。
「いや、だ……いやだ!抜け、早く、抜け!わ、私は男だ、ベータだ!妊娠なんか!」
「大丈夫、ちゃんと責任は取りますよ。妊娠するまで、毎日、沢山子作りしましょう、泰明さん」
「いやだ、あ!あぅっ、抜け……もう、あ、あぐ……やめてくれ、頼むやめてくれ……」
ペロリと頸を舐められる。
涙を流して懇願するが、高梨は止めはしなかった。硬いものが、高梨の歯列が、頸に食い込む。
「う、うああっ」
焼けるような熱さと痛みに、身体を仰け反らせる。振り払おうと頭を振っても、高梨はビクともしなかった。
じわぁっと、噛まれた場所から身体が作り変えられる感覚。
もう取り返しはつかない。
番にされた。
「……泰明さん。ずっと、ずっと貴方が欲しかった……オメガになってくれてありがとうございます。ようやく、貴方を僕のものにできた」
愛おしげな囁きに、泰明は何も考えたくなくなった。
この年下の男に、所有物にされた。その現実から、逃げる事は出来ない。
再び高梨は、泰明を犯しはじめた。
桜の花びらが川に流されるように、泰明もされるがまま高梨に身を任せる。
もうそうする他ないと、理解していたからだ。
※※※※※※
もうすぐ、発情期だ。
それを自覚したのは、気が付けば自分が高梨の服をベッドに持ち込んで居たからだった。
オメガには、発情期に自分のアルファの匂いが付いたもので巣作りをする習性がある。
泰明も無意識のうちに洗濯かごをひっくり返し、服やタオルだけでなく、肌着や下着までベッドに運んで巣を作っていた。
その真ん中で丸まって、ため息を吐く。
泰明は初めて高梨に犯されたあの日から、高梨の家に連れ込まれそこで暮らして居る。
一か月と少し経った。雪のちらついていた二月の末の出来事だったのに、あっと言うまに、もう四月だ。
高梨の家は、診療所とは階段で繋がった、住居兼診療所になっている。
高梨は診療所で働き、暇があれば住居に戻ってきて泰明を抱き、また仕事に戻る。
夜も休診日も、ずっと繋がったまま過ごす。
高梨の性欲と、泰明への執着心は並々ならぬものがあった。
だが、まだ妊娠の兆しは無かった。
……今までは。
「発情期、か。まさか、この歳で……親になるなんて」
オメガは、発情期が特に妊娠しやすい。アルファもオメガのフェロモンでヒートという発情状態になり、より性欲が増し、繁殖力が強くなる。
そして、これは迷信かもしれないが、巣の中で子作りをすると余計に出来やすいらしい。
泰明は、覚悟を決めていた。
もう、この身には高梨が染みついている。頸には、高梨に所有された証。高梨の歯型の痕がある。
逃げられはしないのだ。
巣の中で、自分のアルファの匂いに包まれていると、むしろ早く孕みたくなってくる。これが、発情期なんだろう。
暖かい巣の中でうとうとしていると、階段を上る足音が聞こえた。
ボソボソと、話し声も聞こえる。電話でもしているのだろうか。
「はい……ようやく効きましたよ。未承認の薬でしたが、試して良かった。降圧剤と偽って処方していたのですが……ええ、少し血圧が高めだったので……十年前、彼が僕の病院に通い出した時から、オメガ寄りのベータだと分かっていましたから。何年も何年もかけて、例のオメガホルモン剤を飲ませました……はい。その甲斐があって、時間は掛かりましたけど、ちゃんとオメガになりましたよ。倒れたのは想定外でしたが……ははは、長年の片思いが実ったのですから、幸せに決まっています」
ぼんやりと、高梨の声を聞きながら、窓の外を見る。
風に乗って、薄桃色の花びらが一枚。ひらひらと宙を踊っていた。
もう、あの狂い咲きの桜は散っただろうか。
「……泰明さん?ああ、凄い。巣を作ってくれたんですね」
寝室に入ってきた高梨は、くしゃりと破顔した。頬を染めて照れ笑する表情には、期待と喜びに満ちている。
巣の中に入ってきた高梨の頬に、手を添えた。
「……発情期が終わったら、桜を見に行こう」
時季外れの桜は、もう咲いていない。
ただ、ここに狂い咲きのオメガが一人、実をつけるために自分の番に微笑みかけていた。
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